カテゴリ:今日の出来事

終業式・離任式

今日は生徒にとって今年度最後の登校日。生徒たちは朝から来年度自分たちが使う教室に椅子と机をセットして、さらに大掃除。 それが終わったらいよいよ今年度の総納め、「終業式」そして「離任式」でした。

終業式での私の挨拶は、つい、演台の前にまで出て。 「今年度一年を振り返ってみてください。」「今、ここでです」・・「自分が成長したと感じる人っ」・・・・・ 高校時代、なかなか自分を認めることが難しいです。周りの人にあわせることばかりに気を遣いすぎることはない。自分らしく頑張ればいいのだ!

離任式では今年度で本校を離れて他校に異動する8名の先生方と定年退職の私がご挨拶。そして、生徒会から花束をいただきました。

退場~   「みぃ~やこぉすぅ~いさん え~いよぉあれぇ~ みぃ~やこぉすぅ~いさん え~いよぉあれぇ~」 BGMは応援歌「捲いた錨よ」だったのに、口ずさむのはなぜか校歌! 

校長室に戻ると、卒業した3年生たちが入れ替わり立ち替わり挨拶に来てくれました。 新天地でも頑張るのだぞ。応援してますぞ。

岩手に来て31年間、ずっと水産高校で生徒と共に過ごしてきました。 これからも、水産高校は頑張り続けます。 本ブログをご覧くださいました皆さん。 本当にありがとうございました。 これからも宮古水産をどうぞよろしくお願いいたします!  (次の校長先生がお越しになったら、リニューアルして再出発の予定です)

 

天井プロジェクター設置完了!

新年度に向けて着々と学習環境の整備が進んでいます。 今回、各ホームルームに天井プロジェクターを設置しました。

各教室にしっかり取り付けられているのを見て感心しながら歩いていると、海洋生産科1年生の教室にちょうど担任の先生がいました。(私)「どうやって使うんですか?」(S先生)「電源スイッチがここで、あとはタッチペンでここをこうやると・・・・・」

スイスイ使いこなしていきます。ペン書きした文字や図もスイッチ一つで瞬時に消えます。見ている私は「ほ~」「へぇ~」「お~っ」の連続。

パソコンにつなげて、図や表もすぐ出せるし(消せるし)、それを各生徒が持っているタブレットに送ることも出来るし、Wi-Fiからインターネットにつなげて「世界の漁業風景」や「一流シェフの料理風景」なんかの動画も映し出せます。 プリント配布はもはや昔の光景・・・

生徒が生きる、私たちが生きるこれからの時代「Society5.0」はこれが当たり前の時代です。どんな授業が展開されて、生徒がどう反応していくのか、楽しみです。

ピッカピカにワックスがかけられた教室の外にはこんな風景も。

明後日は終業式と離任式。 元気な生徒が勢揃いします。 今年度お世話になった教室を使うのも明日でおしまい。 春休みが明けたら新学年での生活が始まります。 今年度の自分自身をしっかりと振り返り、来年度もみなさん頑張りましょう!!

宮古市長選挙?

本日、午前中に「宮古市選挙管理事務局」と「明るい選挙推進協議会」の皆さんにより2年生を対象として選挙に関する出前授業が開催されました。

2年生は来年度18歳を迎えて選挙権を手にします。学校が会場とはいえ、本物の投票箱を使用して、本物と同じ手順で模擬「宮古市長選」の体験です。ドキドキしながらもいい体験になりました。

市長選立候補者は本校教員です。「子育て支援」や「エネルギーの地産地消」など、選挙演説で力強く公約を宣言します。

生徒たち、心に決めた立候補者は誰なのか? 演説会場と投票所は別の教室です。受付で名簿対照を済ませたら投票用紙を受け取ります。「では、この用紙に立候補者の氏名を記入したら、投票箱に入れてください」・・・「はいっ」 やりとりは全部生徒です。

記入所で候補者名を記入。

そして、投票箱へ。

まさに、本物の選挙と同じ流れです。私が20歳で初めて選挙に行ったとき、すごく緊張したのを思い出しますが、この様に学校で1回経験しておくと本当の選挙の時にすごく気が楽だと思います。

来年度は、2年生も有権者。 住みよい宮古、住みよい岩手、住みよい日本を考えて政治(選挙)に参加しましょう!!

 

 

 

 

 

りあす丸 凪ぎよく順調に焼津向け中

りあす丸、「今日も凪ぎよく順調に焼津に向けて航行中」との報告受け。

北緯29度45分 東経150度59分 針路286度 速力11.5ノット

そして気温は20.3度 水温19.0度 日に日に気温が下がってきました。

りあす丸便りはまだ来ませんが、今日は以前の帰り航海の様子をご紹介します。

ハワイ入港前にも大掃除をしましたが、日本入港前にあらためて化粧直しです。帰り航海はサビ落としまで徹底的に行います。

さびを落としたら、次はペンキ塗りです。

ストーンウォッシュ。砥石のような石で、ウッドデッキを磨き上げます。

航行中のエンジンコントロールルームでは計器類の読み取りとログブックへの記入を練習。

真っ青な太平洋を着々と日本に向けて航行中!

だんだんと、家族のことが(彼女のことが?)恋しくなり始める頃です。待ってますぞ、実習生の皆さん。

 

明日は高校入試!

明日はいよいよ岩手の県立学校の入試(学力検査)です。本校でも準備万端整いました。 明日、県内外から来る中学生の皆さん。 楽しみにお待ちしています。

受検生の皆さんが実力を出し切って、来年度、宮古水産の生徒になることを心から願っています! がんばれ受検生!!

卒業証書・修了証書授与式

本校は毎年3月1日に本科卒業証書・専攻科修了証書の授与式を行います。今年は、3年ぶりに在校生(1,2年生)も参加、来賓の皆様もご招待して静かに、かつ、盛大に執り行うことが出来ました。

今年度の卒業生は、入学したときからマスク生活。コロナと共に高校生活を送ってきました。 1,2年次はコロナ感染症対策で先輩の卒業式にも参加できませんでした。 でも、今回は後輩たちもご来賓も保護者の皆さんも一緒に居ます。大勢の関係者で卒業を祝福しました!!

海洋生産科 おめでとう

食物科 おめでとう

専攻科漁業科 おめでとう

卒業生代表「答辞」 「ここまで頑張れたのは、家族の応援と、先生方のおかげです、ありがとうございました。後輩の皆さん頑張ってください」・・・・ じ~ん 目頭が熱くなりました。

専攻科漁業科は船舶職員と共に玄関でパチリ。 専攻科生は全員がまぐろ漁船や内航貨物船の乗組員として就職します。 皆さん海技免許を持って、未来の船長めざして巣立っていきます。

本科も専攻科も全員が最高の笑顔でした。 ご臨席くださいました皆様、ありがとうございました。

卒業生の未来に幸多かれ!! 

 

 

 

生徒から同窓生へ

3年生は明日の卒業式を前にして、本日、同窓会入会式を行いました。本校同窓会は「岩水会(がんすいかい)」といって水産学校の時代から120年を超えて活動し、日本全国から世界各国から本校の生徒たちを応援してくださっています。

「生徒から同窓生になる皆さん。同窓の良いところは、10年後20年後でも、どこの街で出会っても”宮古水産高校出身”ってわかればすぐに友達になれることです。私も、伊豆大島で、北海道厚岸港で、宮古の街の様々な場所で「私も宮古水産出身です」と言ってくださる人たちと出会い、いつも気持ちがうちとけて、うれしい気持ちになりました。新生活を頑張ってください。」By私

「皆さんは新生活で困難が立ちはだかることもあるでしょう。そんなときは遠慮無く私たち、同窓を頼ってください。必ず皆さんの力になります。」と力強い岩水会副会長による歓迎の挨拶でした。

「私たちを暖かく迎えてくださって有り難うございます。新生活に不安もありますが、精一杯頑張ります。」前生徒会長が3年生を代表して岩水会副会長にご挨拶。

 歴史が長い分、同窓の皆さんが全国の様々な街にいらっしゃいます。関東方面に就職や進学で行く人たちは「東京岩水会」でも大歓迎されます。

 先輩・後輩の温かな関係は(昔は怖かったんだぁ、などと言いながら)、働く中心世代でも、還暦をとっくに過ぎた大先輩でも、固い絆でつながっています。

 卒業生の皆さん。副会長のお話にあったように、「先輩を頼って」そして「先輩方とつながりを持って」「先輩の友人ともつながって」新生活を満喫し、社会で活躍してくださいね。

トルコ・シリア大地震の被災者支援募金

コンコンコン  入ってきたのは生徒会執行部とお手伝いの生徒有志

「トルコシリア被災者支援募金をおねがいしまーす」

朝の登校時には生徒昇降口で活動し、放課後には職員室と校長室と事務室にも訪れたのでした。

「がんばってね」なかには連日募金する先生も。

集まった募金は日本ユニセフ協会をとおして被災地に届けます。頑張る生徒会、そして、手伝う有志がいるというのはとても頼もしいです。 一人はみんなのために、みんなは一人のために。 優しくたくましい心が育っています。

制服(ブレザー)を卒業。いよいよスーツへ!

3年生、今日は「スーツ着こなし講座」を受講しました。 高校3年間、ずっと宮古水産高校の制服で過ごしてきましたが、卒業後はそれぞれの進路先で入学式や入社式、通勤に通学、さらにはパーティーや冠婚葬祭の場面でも、男子も女子もスーツを着る場面が断然多くなります。 卒業を前にして「着用シーンごとのスーツの違い」を知ったり「自分自身のスーツ着用イメージをつかむ」練習をしました。

いつものクラスメートが今日はスーツにドレスアップ。「いつもよりかっこいい」って声が飛び交いました。

「肩幅で選ぶことが一番大切ってわかりました」「軽くていい感じです」「スーツとネクタイの組み合わせで印象が変わることがわかりました」「ネクタイは3本あればまずは十分なんですね」(By生徒)

「気持ちがシャキッとします」「他のも着てみたいです」「きれいに着られてテンション上がりました」「パンツもスカートもありですね」(By生徒)

様々なタイプのコートを着たり、ベストの色を変えてみたり、ドレスアップによってガラリと雰囲気が変わります。フォーマルだとこんな感じで、仲間内のパーティーだとこんな感じがいいですね・・・ 新鮮な情報が次から次へと出てきます。

 肌・瞳・髪などの色具合による自分のパーソナルカラーを意識して「自分に似合う色」を選ぶと「より明るく、生き生きして見える」着こなしができるそうです。(知らなかった・・・私のパーソナルカラーは何色??)

現代を生きる生徒の皆さんはおしゃれにも興味津々です。 新生活にドキドキは当たり前、地元に残る人も、県外で暮らす人も、スーツをしっかり着こなして、「明るく・生き生きと」新しいこれからの毎日を存分に楽しむのだ!!

こどもおさかな教室

海洋生産科食品資源コースでは、養殖の勉強のために自分たちでふ化させて育てている金魚たちを市内のこども園にプレゼントしています。 生徒たちがこども園に出向いて、まずは「金魚の一生」紙芝居を披露して、手作り絵本のプレゼント。そして、水槽をセットして金魚をプレゼントします。このあとは園児たちが一生懸命お世話します。

子どもたちはキラキラした目で紙芝居に集中。 高校生のおにいさん(生徒)は得意になってお芝居します。

水槽セットは手慣れたもの。

金魚の養殖は魚類養殖の基本。食品資源コースでは毎年5月頃に産卵した卵をふ化させ、金魚すくいサイズから産卵サイズの成魚まで丁寧に育てています。

ここ数年、コロナの関係で水高祭での金魚すくいは実施できていませんが、こども園へのプレゼントは続いています。 生命誕生の不思議さや、育てていく愛情を子どもたち伝えることで子どもたちが喜び、学び、さらに高校生たちの意識も高まっています。 

 

1年生の教室にて

1年生、今日の国語は「和歌に親しむ」。 鎌倉時代の歌集、といえば「小倉百人一首」。 優れた歌をじっくり味わうことも大切ですが、きょうは、百人一首を楽しみながらたくさんの歌になじんだのでした。

歌の説明、「あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり~」 「一緒になった今から思えば、こんな風になるとは昔は思わなかったな~」って歌ですよ、鎌倉時代の恋愛の一コマをシビアに表現してるんですよね。 堅く考えずに読み解いていくと、それぞれの歌が人間味があって面白いんですよ。 先生の説明に、生徒納得。

食物科1年生 真剣   

海洋生産科1年生も真剣

生徒の半分くらいは小学生の時に百人一首を体験しているようです。初体験の人も交えて盛り上がりました。

おのおいしい「竜田揚げ」の名前の由来が万葉の古都奈良の「竜田川」の紅葉の色を由来にしているなんて私も知りませんでした。

「ちはやぶる~ 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは~」 私も今度じっくり体験したいと感じた授業でした。  

 

ひとりだちに必要な金融知識

卒業が迫ってきた3年生。今日は最後のキャリアアップガイダンス。東北財務局から講師をお招きして「ひとりだちに必要な金融知識」について学びました。

まずは新生活での「収入」と「支出」をワークシートを使って計算です。

収入は○○円、支出は「住居費」と「食費」と「水道光熱費」と・・・・ 今まで具体的な金額を考えたことがありません。

(生徒)「わたしは家から通うから住居費0円、食費も光熱費も0円だ!やったあ」・・・(私)いえいえ、働いて給料をもらい始めたらいくらかはお母さんに渡すんですよ

初任給だけはわかっていましたが、ひかれる税金や、生活のために必要な様々な出費を知り、みなさん気持ちを引き締めました。

クレジットカードも18歳からつくれます。「一括払い」「分割払い」「リボ払い」で合計返済額が大きく変わりますよ・・・・「え~っ」

お試し価格初回500円って広告につられて購入したら、自動的に2回目以降が送られてきて6000円とか取られることもあるから気を付けないとだめですよ。

今の時代、○○Pay とか クレジットカード が様々あるので使いこなすとすごく便利です。 でも、現金払いで生活していた昔よりもお金の管理はとても難しくなっていると一緒に聞いている私も気を引き締めました。

騙されず、臆病になりすぎず、しっかり自分で金銭管理して新生活を充実させるのだぞ!

今日のしおかぜ図書室

しおかぜ図書室は今日と明日で蔵書点検です。 図書委員がせっせと蔵書点検しています。

作業の前にしっかりミーティング

各本のバーコードを読み取りやすいように本を裏返し。

棚の本は、引き出しては「ピッ」のバーコード読み取り。 登録情報をパソコンでチェック。

登録状況の確認をしながら次々と整理整頓が進んでいきます。

このような図書委員の活動があって、いつもきれいで日頃から生徒の皆さんが本を借りやすい環境が維持されています。

図書委員ごくろうさま。 生徒のみんな、ますます図書室を利用しよう!!

 

 

 

やったあ、終わった!

3年生の学年末考査が本日で終了。高校生活3年間の最後のテストの終了です。どんな顔をしているのか、ちょっとのぞきに行きました。

終わった直後はわやわやわや~ 特に反応はありません。

昨日は朝から早く出勤した先生方が、生徒が滑って転ばないように、靴下を濡らしてテストに影響しないようにと校門から昇降口まで雪かきしてくれました。

教室から廊下に出てきたところで「気分はどうですか?」って聞いてみると。「ばんざ~い」って。そりゃそうですよね。わかります。

こちらは、ちょっと疲れたガッツポーズ。 4日間のテストで「やったあ」よりは「ほっとした」が本音かな。

「私はやりきったよ」のガッツポーズ。

誰に声をかけても「やったあ」と「ほっとした」が返ってきます。 お疲れさんでございました。

明日からは登校日を除いて「自宅学習期間」。自動車学校もありますが、進学先や就職先でやっていけるように勉強も欠かせません。

新型コロナ感染症は未だ猛威を振るっています。「テストが終わったからって羽を伸ばしすぎないように」とテストの後の学年集会で十分注意された後、それぞれ帰宅していきました。

卒業が間近に迫ってきました。くれぐれも事故や病気に気をつけて、笑顔で元気な皆さんを本校から送り出したいです。

 

 

 

 

生徒会長が座談会を開催

放課後、生徒会長が今年度で定年退職する教員3名の座談会を催してくれました。会場は校長室。3月発刊の本校生徒会誌「錨」の記事にするそうです。

(私)「生配信するわけじゃないんだから気楽に話そうね」 (会長)「ハイッ」・・・緊張

(会長)「では、最初に本校に来て授業や実習で印象に残っていることを話してください」(緊張)

ひょんなことから会長が「父も母も水産高校出身です。今、○歳です」「あと、おじいちゃんも水高です」としゃべったところから

(T先生)「なにっ、じゃあ父さんは私の授業受けてるね」 同窓会名簿で確認。(会長緊張解ける)

「会長は、挨拶の時にメモとか原稿見ないでしゃべるよね。あれいいよね。」

(私)「今の皆さんは、いろんなこと考えて、いろんなことに興味を持っている。」「でも、やっていいのかどうかとか、失敗したらどうしようとか考えすぎてる気がする」「一歩ふみだせ、やってまえ!」

(A先生)「自分が宮水に来たときは、1学年7クラスですごい人数だった。」「元気印の生徒がたくさんいてすごかった(大変だった・・・?)」「今年はボクシングで結果を出してくれたことがすごくうれしかった」

「環境変化で宮古でも獲れる魚がどんどん変わっているけれど、食品製造の工夫や販売のアイデアで切り拓いて欲しい。」「会長のイラスト描きの特技も水産物の販売のときに活かせるよね」

(T先生)「長らく、実習船の専属指導教官をやってたんだ。海洋系のクラスをずっと持ってきたおかげで、何回も(実習船で)ハワイに行けた。」「大震災の時は、いろんな人が支援してくれたんですよ」「円谷プロのウルトラマンも学校に来たんだよね」

「本校のみんなは食糧産業に関わるすごく大切なことを学んでいるんだから、自信を持ってこれからもがんばって欲しいな」

時がたつのも忘れて1時間近く話しましたが、まだまだ足りません。

生徒会がんばれ! 水高のみんながんばれ!! が、今年度定年退職する3人の想いです。

 

 

宮古真鱈まつり 水高ブース大盛況!

本日、宮古市魚市場を会場に宮古真鱈まつりが開催されています(10:00-14:00)。朝から覗きに行ってみると会場は大賑わい。本校のブースは実習製品の各種缶詰を販売しています。お客様の行列が絶えず生徒たちはてんてこ舞い。コロナ前の水高祭を彷彿させる大盛況でした。

10時のオープンとともに広い魚市場が大賑わい。

10時前の行列です。昨年も並びましたが、今年はその3倍くらいに感じました。

海洋生産科2年生食品資源コースの5名が大奮闘。

注文受け係、袋詰め係、釣銭係、商品補充係、声をかけるのもはばかられるほどの忙しさ。

自分たちで作った製品が飛ぶように売れていくことを実感して、忙しいながらも楽しそうな生徒たちでした。

 

 

 

お知らせ 星星(せいせい)のベラベラENGLISH 

日本テレビ朝の番組ZIPで人気の英語パンダ星星が今週本校に来てくれました。生徒たちがワンフレースENGLISHのレッスンを受けながら、本校の実習や授業、部活動、下宿生活などの様子が紹介されます。

1月23日(月)24日(火)26日(木)30日(月)31日(火)2月2日(木)3日(金)6日(月)7日(火)9日(木)10日(金) 朝07時30分頃の放送予定です。

水卜アナの「一緒に朝ごはん」コーナーでも本校の実習製品を食べてくださるそうです(日にち未定)

どんな放映になるのか今からワクワクです。 このブログをご覧の皆様も是非ご視聴ください!

 

各県から水産校長集合

今週は月曜日から水曜日まで水産高校の校長会に参加してきました。

文部科学省からは「コロナ対応の変化をふまえて、令和5年度の遠洋航海実習」について国の見解説明がありました。着々と制限のない実習にむけて進んでいます。

また、「研究発表会」や「各種検定」「コンテスト」などについて日程や場所の確認を行いました。めざせ検定合格、コンテスト全国大会出場!です。

初日は横浜、2日目からは東京海洋大学が会場。海洋大学も昨年度までは外部の人は入れず会議もリモートでしたが、今年は顔を合わせての会議です。各県の水産教育活動の状況や新しい時代を切り拓く生徒育成に向けた情報交換をしました。

県は違っても、生徒が活躍する舞台の海は1つです。全国の学校同士のつながりが強いのが水産高校の強みです。

(もちろん、コロナ対策を万全にし、健康確認してから宮古水産高校に復帰です!)

始業式そして りあす丸遠洋航海壮行式

冬休みが明け、元気に生徒たちが登校してきました。そして、先ほど「始業式」に引き続き「りあす丸遠洋航海壮行式」を行いました。

新型コロナ感染症対策で常にマスクをして、大きな声も出せない日が続きますが、「笑いは活力の源」です。家でのひとときマスクを取って時々大きな声で笑いましょう! 「笑う門には福来たる」生徒の皆さんと先生方、ご家族に笑いが絶えない1年になりますことを願っています。 と新年のごあいさつ。

引き続き壮行式。「2ヶ月間家を離れての洋上生活です。陸の基準で言えば不便なことが多いかもしれません。でも皆さんが目指す船乗りは沖での生活を基準に楽しさを感じます。陸では絶対に見られないほどあふれんばかりの星空や透明度30mの透きとおった海から現れる巨大な魚たちとの遭遇など、船ならではの楽しみを満喫し、大自然の偉大さと人間のちっぽけさを認識して、一回りも二回りも大きくなって帰ってきてください!」

生徒会長あいさつ。「2ヶ月間もの長期にわたる実習でつらいこともあるかと思いますががんばってください。行ってらっしゃい!」

船長は、本船Dock工事の関係で壮行式はビデオ参加。「みなさんにとって初めての長期航海ですが乗組員一同、安全航海を心がけます。安心して乗船し、がんばってください!」

実習生代表挨拶「不安もたくさんありますが、がんばります。本日は有り難うございます」

花束贈呈。「先輩、がんばってください!」

1月16日(月)乗船。1月21日(土)出航。そして、宮古に帰ってくるのは3月17日(金)。

写真に見える国際信号旗(2枚の旗)「U」「W」は「貴船の安航を祈る」という意味があります。

りあす丸の安全航海と生徒・乗組員の健康、更にまぐろが一杯獲れますように大漁を祈念しています!!

 

 

 

情報セキュリティー研修会

今日は情報システム会社の方を講師として学校にお迎えし、職員対象の情報セキュリティー研修会が開催されました。

ランサムウェアー攻撃、パスワード乗っ取り・・・・・近年、世の中では様々なトラブルが続発しています。 私たち学校では、生徒や保護者の皆さんの個人情報をたくさん取り扱っています。 岩手県の情報セキュリティー方針に則り、データの取り扱いには細心の注意を図っているところですが、研修を重ねて最新の情報を知ると共に危機感を継続しなくてはなりません。 研修をとおして一同身を引き締めました。

生徒たちにとっても、パスワード乗っ取りやゲームの課金やアカウント売買トラブルなどの危険が身の回りにたくさん潜んでいます。

まずは、教員が意識を高め、生徒たちが自分ごととして情報管理を徹底できるように努めます!!

「知る」「備える」「行動する」は防災対策と同じ というお話で研修会が締めくくられました。

 

今年もよろしくお願いします

新年、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

校舎側から東を見るとグラウンドの向こうに太陽が燦々と昇るところ。おもわず「今年も良い年でありますように」と願いました。

机上のPCを開いてみると「しおかぜ図書室リニューアル」のお知らせが。 早速のぞきに行きました。

新規購入本が平積みされて、興味をそそられる表紙が一目で見られるようになっています。壁側の本は立てかけて表紙が見えるように。 タイトルがわかればPCで検索も出来ますが、「何か面白そうな本はないかな?」って探すときには表紙が見えた方がいいですもんね。

さらに、室内スペースをうまく利用して別室で使わなくなったソファが移設されてくつろぎ空間が出来ています。

読書は心を豊かにします。まずは気軽に手に取ってみて、ゆったり本を読むも良し、友人同士で語り合うも良し。登校してきた生徒の皆さんが大いに使ってくれるのを楽しみにしています。

まもなく仕事納めの校舎にて

2022年、学校でのお仕事はまもなく終了。校舎をぐるっと歩いてみると、灯りが付いている教室が1つ。

先日、大掃除を終えた教室ですが、更に最新の掃除グッズを使って担任が磨きをかけていました。

「1月から生徒たちがりあす丸に乗船しますから、教室は完璧にきれいにしていきます。」

すばらしい!のひとこと。 乗船する生徒の皆さん。担任の思いを受け取ってがんばるのだぞ!

今年も一年、本ブログをご覧くださいました皆様、有り難うございました。新年も生徒たちの様子をできる限り発信していきたいと思います。 それでは、良いお年を。

 

遮光カーテン

先日、大掃除も終え、終業式も済んで、学校は静かです。授業がない間に校舎内の様々な補修や整備も行います。

今回各教室に「遮光カーテン」を取り付けました。パソコンとプロジェクターをつないで授業をするとき各教室が南に面しているので普通のカーテンでは天気の良い日には画像が見にくかったのですが、きっと、これでバッチリ見られるはず。 タブレットも同様。 

タブレットやパソコンを使用しての授業はこれからどんどん増えていきます。古い校舎の本校ですが、できる限りの努力をしながら環境を整備していきます。

あとは、生徒の皆さん、がんばって勉強するのだぞ!!

表彰式そして終業式

年内の授業は今日の午前中で終了しました。午後からは大掃除、表彰式そして終業式を行いました。

太鼓部で活躍!

ボクシング部で活躍。

写真部も読書感想文最優秀賞も、みんな本当によく頑張りました。

今年もたくさんの授業や実習、部活動などを見学させていただきました。それぞれの場面で生徒たちがいつもがんばっている姿を見てきました。 表彰状はもらわなかったけれど表彰したい生徒がたくさんいます。

今年1年を振り返り、2023年をさらにパワーアップして学校生活を満喫しましょう!

 

 

 

はたらく現場の見学会

2年生は本日事業所見学会を行いました。1年生で様々な産業を知り、2年生で自分の適性を再確認し、事業所の細部を調べ、3年生で進路を確定する。高校3年間はあわただしく過ぎていきます。その時その時の出来事が自分の糧になっていきます。

岩泉の木材会社。広葉樹の丸太が山積みです。

広々とした貯木場に大量の丸太が。

広葉樹はチップに加工されていました。こんなに身近でチップのにおいをかぎ、手に取ってみるのも初めてです。

このチップは、紙に加工され、みんなもよく知っている「ティッシュペーパー」になっていくそうです。

さらに、SDGsの時代、昔は捨てていた剥いた樹皮も「バイオ燃料」や「キノコの菌床」として加工されているそうです。

2社目は鉄道会社。豪華お座敷列車で会社説明を聞きました。

運転席で説明を聞き。

なんと、実際にドアの開閉を体験させていただきました。

様々な事業所で様々な人たちが様々な業務をしています。ビデオでも見ることはできますが「匂い」や「触感」「人とのふれあい」があってこそ深くその仕事を感じることができます。

「働く」ことを「自分ごと」としてとらえ始めた2年生でした。

 

 

りあす丸はドックへ

本日、りあす丸は塩釜のドック(造船所)に入渠しました。洋上を走り続けて痛んだところや調子の悪くなったところの修理を行います。沖では限られたことしか修理ができないので、このドック修理は船にとってとても大切な作業です。

タグボートに押されながらドライドックに入渠。

右舷、左舷にもやいロープを取って船体を定位置にとどめながら、だんだんと船渠内の海水が排出されていきます。

すっかり海水が抜けた状態です。船底を確認しソナーや魚群探知機の発信機も点検。船体外回りから機関室内まで。不具合はすべてチェック。

このようにして、船の性能を確保しながら安全な実習航海を実現しています。

次の航海は、本科2年生を乗せてのハワイ沖遠洋航海です。お色直しもして、ピッカピカになって年明け宮古に帰ってくるのを待っています。

 

高校生が宮古の未来を盛り上げる発表会!

今日は市役所2階の市民交流センターに宮古下閉伊地区5校の高校が集まって第14回宮古地区学生研究・意見発表会が開催されました。

本校からは海洋生産科船舶運航コースから「宮古の海でダイビング」、食品資源コースから「宮古のマダラでにぎわい創出」の2本を発表しました。

宮古には素晴らしい海がある。釣りやキャンプは人気になっているけれど、観光資源としてのダイビングが浸透していない。入門用冊子を作成し、ダイビングをとおして宮古を活気づけようという発表です。

「もっと、地元の海のきれいな写真などを入れて案内冊子を完成させてダイビングをみんなに紹介してください。」とご講評をいただきました。

マダラは宮古を代表する魚だけれど、いまだ缶詰はない! 缶詰にしたら、「臭い」「身がばらける」という弱点を逆転の発想で「ばらけるならばらしてしまえ」とスモークフレーバーフレーク缶詰の開発に。岩手うまいもんグランプリ優秀賞!もゲット。

「食べてみたい。マダラ祭りでのお客様の反応を見て、パッケージなども充実させて手に取ってもらえる、売れる缶詰に発展させてほしい」とのご講評をいただきました。

発表は5校12本。

1 宮古の海でダイビング(宮古水産高校) 2 植物の発芽と周波数の関係について(宮古高校) 3 日本の伝統文化の魅力を伝える(宮古北高校) 4 山口川と閉伊川の水質調査(宮古高校) 5 Do it your self  電気システム科 先生からの要望(宮古商工工業校舎) 6 「碑の記憶」震災の歴史を後世につなぐ(山田高校) 7 炭素を用いたマグネシウム電池の作成(宮古高校) 8 林業を次の世代へ伝える(宮古北高校) 9 災害に強い住みやすい都市をつくるために(宮古高校) 10 「宮古のマダラ」でにぎわいの創出(宮古水産高校) 11 3Dプリンタ 3D作品の製作(宮古商工工業校舎) 12 宮古市創生 宮古市長が高校生の提案に未来を託したお話(宮古商工商業校舎) ※毎年参加する岩泉高校は発表者が修学旅行と重なって参加できませんでした。

 みなさん、身近な課題を見つけ出し、いろんな人とかかわりあって研究し、自分の言葉で素晴らしい発表をしました。

「高校生の想いにブレーキをかけてはいけない。やりたいことをやらしてあげることが自分の役目と考えている。まず、やってみて、失敗してもいい、そこから次を考えていくことが大切なんだ。みんなが住みたい街に、大学で出て行っても帰ってきたくなる街にしていきましょう」と山本市長が締めくくりました。

 まさにその通り、高校生は尻込みせずにやりたいことを考えて行動し、発信するのだ!そうすれば仲間が集まり、応援者が集まる。 高校生も大人もつながりあって魅力ある未来を切り拓きましょう!!!

 

 

 

1年生進路ガイダンス

6校時、1年生は集会室で今年2回めの進路ガイダンス。入学して学校生活にも慣れた6月に最初のガイダンスを受け、卒業後の自分を意識し始めました。そして半年たった12月、専門の学習を通してだったり、先輩の進路を見たりして、だんだんと自分の将来を具体的にイメージできるようになってきたようです。

進路担当の先生から、今の3年生の進路状況や求人動向が説明されます。

進路の手引きに半年前に記入した自分の進路イメージを確認して「う~ん。迷うなあ」進学するべきか、就職するべきか、地元か関東・関西か・・・・。

先生から「希望は変わっていいんです。いろんな情報を集めて、真剣に考えて、これから納得のいく進路を見つけ出してください」とのアドバイス。

さあ、これからの学校生活で自分に磨きをかけ、自分らしさを発揮できる生きがいを感じられる進路を考えていきましょう。

外は暗くなってきましたが

最近、すっかり日が短くなって来ました。本州最東端の町、ここ宮古市は朝の日の出が早い分夕方の日の入りも早いです。ほとんどの教室が暗くなっている中、3年食物科の教室は明るく電灯がともっています。

のぞきに行ってみると、声をかけるのもはばかられるほど真剣に資料を作成している人たちが。

(私、静かに)「何をやっているんですか?」 (生徒)「1級検定の献立作りです」「今日、提出締め切りなんです」  1級食物調理技術検定受検のための献立作りをしているのでした。 

スマホで調べて、友人と相談して。 ちょっと前までは専門書や教科書で調べていたことが、今は各教室にwifiが整っているのでインターネットでも調べられます。

「私は自動車学校の勉強です!」 献立づくりが終わったら実技練習もあるのですが、自動車学校の勉強もしなくては。本校では10月以降進路が決定した人から希望者は自動車学校に通い始めます。就職したら自動車通勤が当たり前の時代、年度末になるほど自動車学校も激混みになるので生徒たちも今から大変です。

学校の勉強も、検定も、自動車免許も・・・大忙しです。

こちらは、調理実習準備室。献立を決めた人たちがお皿を選んでいるところでした。(ちょっとゆとり)

1級調理検定では彩りや栄養バランス、カロリーまで考えてメニューを決定し、本番では制限時間内に調理と片付けまで行います。そしてお皿も含めて盛り付けのきれいさまでが審査されます。

本番は今月23日。がんばれ、調理師の卵たち。

 

海遊館 戎橋 宮古

あっという間に修学旅行も最終日。今日は朝から日本を代表する大型水族館「海遊館」を見学し、そのあとはTHE大阪「道頓堀」界隈を散策、お昼の飛行機に乗って夜には宮古に帰ってきました。

海遊館の大型水槽は日本最大級、アクリルパネルの厚さは40センチもあるのだとか。まるで水中世界です。

あれも欲しい、これも欲しい、お土産選びも真剣です。

道頓堀にかかる戎橋でのショット。コロナ前にはこんなにすいていることはありません。グリコっ!!

宮古着は夜。まだ、旅行の余韻はまだなくなりません。

お土産をどっさり手にしてピース。おかえりなさい。

関西の文化はどうでしたか?関西に生まれた人はそれが当たり前、岩手・宮古に生まれた人はそれが当たり前。同じ日本の中、それぞれの土地でみんな当たり前に生きています。宮古の良さを認識し、日本の良さを受け入れて、明日からの毎日を広い視野で生きていきましょう!

 

清水寺そしてUSJ

修学旅行3日目。午前中に清水寺を参拝。そして午後からはユニバーサルスタジオジャパンUSJへ。今日も一日元気に過ごしました。

晴天に恵まれた清水の舞台。

参道のお土産屋さんは昔も今も変わりません。

京都のお面はキツネ。妙にマスクがマッチ!!

出発前に「清水に行ったら是非 岩手の英雄 アテルイとモレ の石碑を探してください」と言って送り出しました。 平安時代に大和朝廷が送り込んだ坂上田村麻呂と戦い、ふるさと岩手の先住民族である蝦夷(えみし)の仲間と平和を守るために命を懸けた2人です。 決して山賊なんかではない、岩手プライドを見つけて歴史を実感し、誇りを高めてほしいです。

明日はいよいよ最終日。よい一日でありますように。

 

 

 

 

座禅体験

修学旅行2日目。今日は朝から京都高台寺での座禅体験でスタートです。お坊様の説明を聞いたあと緊張の体験が始まりました。

座禅は自分と向き合うことを目的としているそうです。姿勢を整え(調身)、呼吸を整え(調息)、心を整える(調心)の3つを目指します。 

学校だと柔道や剣道・弓道で正座しているときと少し似ているのかな。 生徒の皆さん、どうだったでしょうか。

このあと、今日は1日京都の町を自主研修しました。各班それぞれ下調べした見学コースを満喫し、夕食もお風呂も済ませて今日も全員元気に過ごしているそうです。 明日もいい一日が過ごせますように。

奈良めぐり

修学旅行団は大阪伊丹空港から奈良公園、薬師寺、そして京都のホテルへ。みんな元気に楽しんだそうです。

若草山のふもとの食事処でランチを済ませたら、鹿にもランチを。やっぱり奈良公園に行ったら鹿せんべいですよね。

大仏殿をバックに記念撮影。柱の穴は誰かくぐったでしょうか?

奈良公園を出た後は薬師寺名物、お坊様のご説法。楽しく聞ける仏の心。お坊様たちは「仏の心、人の心、ご縁の大切さ」をわかりやすく聞いてもらえるように日ごろからお坊様同士で研修を重ねています。日々修行。居眠りする生徒が多いと「修業がまだまだ足りない」と深く反省してまた修行に励むそうです。う~ん、私も「修行」が足りません。日々努力いたします。

明日は、朝の座禅を組んだ後は京都の自主研修。ちゃんと今夜は眠るのだぞ。

関西に出発!

本日0600、2学年生徒は関西方面への修学旅行に出発しました。

まだ暗い中、参加者全員元気に集合。バスに乗って花巻空港へ。

ほとんどの人は初めての飛行機。ワクワクの搭乗です。

さあ、降りたら関西(大阪伊丹空港)。どんな旅が待っているのか。

本BLGで修学旅行団からのお便りを随時お知らせいたします。

 

しおかぜ図書室POP審査会

ポップPOP。販売促進パネルとでも言いましょうか、商品の魅力を多くの人に伝えて興味を引き販売促進につなげるパネルとかカードのことです。今日は、生徒たちが読んで「他の人にもお勧めしたい本」について作成したPOPをみんなで見て審査するというのでのぞきに行ってみました。

う~ん どれどれ 面白そうなPOPが並んでいます

レトロ好き必読の純喫茶コレクションって、私は読んでみたいなあ。

そうそう、ときどきほっこりしたくなるのですよ。

「この冬君は死ぬ」って言われた後、未来を変える勇気に涙するって?

10年後の自分から来た手紙。大切な人を救えるのか? 気になる。

楽しい学校生活から、恐怖の生活へって、怖い。

いつの時代もスポーツカーはティーンエイジャー永遠の憧れ。トヨタ86、かっこいい。

高校生のうちから、命の大切さ、毎日平和に過ごせるありがたさを考えて欲しい。

新海監督、話題の映画。 お返し申すって?

ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが、生徒たちの感性と表現力に感心しました。

どれから借りて読もうかな。

 

 

 

交流学習で新巻作り

今日は、宮古恵風支援学校の皆さんが交流学習に来校しました。 実習の内容は「新巻作り」です。昨年度はコロナのため中止しましたが、今年はがんばって実施できました。 指導するのは海洋生産科の2年生。

「校長先生、皆さんうますぎて自分たち手伝うことないです」などと言いながら、しっかり先生役をして満足げな2年生でした。

本校生徒から教えられる支援学校の皆さんも満足げ、教える本校生徒も満足げ。共にわかり合い、学び合える貴重な時間が繰り広げられました。

 

 

校長先生、出身はどちらですか?

今日の昼休み、トントントンとノックに続き「失礼します、食文化のインタビューをお願いします」と入ってきたのは食物科1年生。最初の質問は「校長先生のご出身はどちらですか?」

(私)「小さい頃は大阪で、中高は奈良です。」(生徒)「じゃ、大阪の郷土料理は何ですか?」・・・

大人になって、いろんな料理を食べたことはすぐに言えるのですが、子どもの頃の大阪らしい料理となると・・・

「う~ん」・・・「きつねうどん」「たこやき」「お好み焼き」あとは「バッテラ」かな、母に「今日の晩ご飯はたこ焼きにしよか」などと言われた日には、大喜びしたのを思い出しました。

 後から考えると「うどんすき」とか「てっちり」とか有名料理がたくさんあるのですが、庶民の郷土料理は「たこ焼き」でした。

 いろんな先生たちにインタビューしているようです。どんな風に考えをまとめてどんな授業が展開されるのか興味津々です。 

 インタビューしてくれたこの二人も私くらいの年になったとき「岩手県宮古市の郷土料理はね」ってどこの町で話すのかなあ。 今のうちから、しっかりと故郷宮古を味わってくださいね。

産業教育の発表会

岩手県には様々な産業に関係する専門を学習する高校があります。「工業」「商業」「農業」「家庭」「看護・福祉」そして「水産」です。

岩手県の産業発展のためにこれらの高校を応援・支援(研究費の補助や備品資材の購入資金援助など)する組織として「岩手県産業教育振興会」という会があり、たくさんの企業や事業所の皆さんが会員になっています。

今日は、年に一度の「産業教育フォーラム」が盛岡で開かれました。応援・支援してくださっている皆さんを前にして、各部会の代表生徒が研究発表や実習製品の販売・展示などを行いました。

今回、本校は実習製品の販売で参加。開発した各種缶詰を関係の皆さんにアピールし、そして販売しました。

農業高校がリンゴや鉢植えのシクラメンを販売したり、工業高校がエコラン電気自動車を展示したり、看護の学科は血圧測定や手洗い体験をしていたり。会場は大いににぎわいました。

振興会会員企業の皆さんに各分野で頑張る生徒たちの熱意が十分伝わったと思います。

生徒たちにとっても、「こんなに自分たちを応援してくれている企業や事業所の人たちがいるんだ」ということが伝わったと思います。

振興会会員の皆様に感謝。そして、明日からも頑張ろう。生徒のみんな。

 

しおかぜ図書室開館中

誰でも気軽に入れるしおかぜ図書室。お昼休みにふらりと入ってみると生徒たちで静かに賑わっていました。

この本おもしろそうだね。

どれ読もうかな。話題の新刊本も次々と入っています。

私も1冊借りました。今晩と、明日の休日で読もうかな、と。 借りたのは「蒼太の包丁」。知ってる人は知っている、主人公蒼太が板前修行で繰り広げる料理の世界を題材にした人気の「マ」「ン」「ガ」です。

 本校図書室には、漫画であっても「いい物はいい」と置いています。 漫画にも感動だ!

 

 

2年生進路ガイダンス

つい先日、3期末考査が終わったところの2年生。もうすぐ修学旅行の2年生。 脱力してのんびりしたい時期かもしれませんが今日は進路ガイダンス。

みんなが知っているイソップ物語の「うさぎとカメ」、コツコツとゴールを目指したカメが油断して居眠りしているウサギより早くゴールしたというあのお話です。

(先生)「さあ、みなさん。ウサギとカメの最大の違いは何だったのでしょう?」「答えはいく通りもあります。話し合ってみてください」

(生徒)「コツコツ努力することが大切で、油断をしたらダメってこと」先生「それも正解」

「それぞれの目線・意識はどう違うでしょう」「カメは常にゴール(目標)をまっすぐ見ていました。」「でも、ウサギはゴールよりもカメに意識がとられていたんじゃないでしょうか」「進路を考えるとき、何が大切なんでしょうか?」

 さあ、2年生、目ざすところはどこなんでしょうか? 考えなければ始まりません。 今ははっきりしない人もいるかもしれません。 でも、考え始めた時があなたの進路活動がスタートするときです。 焦らずとも動き出せ!2年生。応援します!

 

 

今日から3期末考査

今日から3期末考査が始まりました。 考査期間中の廊下は直前勉強の生徒たちで賑わいます。 開始数分前には全員着席。 そして問題用紙と解答用紙が配布されたあと緊張感のある静寂の50分間が展開します。

一心にノートとプリントを確認中!

オレはガッチリですぜ! と 僕はダメェ

試験前でもイェイです。

さあ、出来具合に皆さん納得できたでしょうか。 普段の楽しい賑やかさとは違う緊張感のある賑やかさが火曜日まで続きます。 がんばれ、みんな!! 

 

 

 

新人外国語先生の研修会

今年、岩手県では6人の外国語の先生が採用されて県内各校で頑張っておられます。 昨日から2日間、6人の先生方が本校を訪れて「水産高校(専門高校)での英語の勉強」について研修しました。

まずは私、「水産の目から見て新人外国語先生に期待すること!」を話しました。本校では海洋生産科の生徒も食物科の生徒も、卒業後に専門性を活かした職場で英語を使う機会はたくさんあります。 本校では「生きた英語、活かせる英語」を身につけています。受験指導は手段であってその先のことを考えて教えてねって。

参加した6名は皆さん現在は内陸の高校にお勤めです。英語の専門家が5人、1人はフランス語。 水産高校に来るのは全員が初めて。 食物科の3年生がテキパキと調理を進める姿にまずは驚きました。

航海計器実習室では舵機やコンパスを見てびっくり。

食品製造実習場で缶詰をテキパキと作っている姿にも驚き。

海洋生産科の英語の授業を見学。

そして食物科の英語の授業を見学。

実習でも、授業でも、頑張っている本校生徒の姿をみて、皆さんとても感動していました。

本校で目にしたこと、体験したことを自分の勤める学校で是非活かしていきたいと目を輝かせていました。

何年か後には、転勤で本校に帰って来てくれることを待っています!!

 

料理の楽しさを中学生にも

今日は河南中学校の3年生18名が本校食物科主催の「クッキング教室」に参加しました。 夏休みに行う中学生一日体験入学とはまた違う体験です。

本校食物科1年生が指導係です。 いつもは女子が多いクラスでの実習ですが、今日は男子生徒がたくさん参加しています。 「わぁ~ 大きいひとたちがいっぱいだ~」 からのスタートでした。

まずは中学生を前にしてお手本作り。 手早く、作業を進めます。

スノーボールクッキーです。 「クッキーの生地が出来たら1つ10g位の大きさに整えてください」「10gってこのくらいの大きさですよぉ」 

準備している最中にも中学生が「クッキングペーパーってどれですか?」などと来てそっちにも対応。

「キャ~ッ 5分やり過ぎちゃった」 バタバタしてプリンの湯煎は10分の予定だったのに15分しちゃいました。

(泡が出ちゃいましたが、大丈夫そのくらい。 ちょっとだけ失敗のお手本だ。)

中学生の皆さんは終始楽しそうにお料理に取り組みました。

高校生のお姉さんに教えてもらいながら作った「スノーボールクッキー」と「プリン」はどうだったでしょうか。 これをきっかけに、これからもどんどん料理づくりを楽しんでくださいね。

 

 

みやこ未来議会

今日はみやこ未来議会が開催されました。宮古市役所5階 宮古市議会議場 傍聴席で高校生議員による代表質問そして市長をはじめとする担当部署からの答弁を聞いてきました。

この議会は7月から準備を始めてきた高校生議員による宮古市の未来を考えるための会です。きょうはその本番。 議論を戦わせる前の記念撮影で市長や教育長と一緒にパチリです。

本校質問団の番です(超キンチョー)。質問団は商工高校・水産高校・宮古高校(2チーム)の4チーム、それぞれ未来のために調べ上げてきたこと、疑問を市の幹部にぶつけます。

本校質問団は「若者流出対策」と「高校生が市の政策に対して意見を言える場の創出について」の2本。

学校でアンケートした結果などを基に若者が住みたくなる街づくりについて意見しました。

「イオンやラウンドワンなど若者が楽しめる施設の誘致」「駅前の再開発」など思いのたけをぶつけます。

代表質問に対して市長の答弁、それに対して再質問、再質問に対して担当部署の部課長からの答弁。

高校生も質問で食い下がります。

高校生からは「市の方は、やってみもしないでできないといっている気がします」などと辛らつな意見も飛び出しました。

市長がそれを受けて「市に対しての叱咤激励と受け止める。昨年、一昨年と高校生の意見を真摯に受け止めてきたという自負がある。これからも意見をどんどんぶつけてほしい、そして、チーム宮古としてこれからの宮古をどうしていくか一緒に考えてもらいたい」と締めくくりました。

実際のところ、本校質問団による意見で一昨年は「下宿生への補助金制度」昨年は「駅前駐輪場の整備」が実現しました。

自分たちも、宮古の未来を切り拓く一員であることを認識し、変えていくことができる、と自信をつける貴重な経験となりました。

 

 

りあす丸は安全に航行中

今朝から、北朝鮮の弾道ミサイル発射について報道が続いています。 すでに太平洋上に着水したということですが関係の皆様には大変ご心配をおかけしているところでございます。 8時30分現在、りあす丸に電話確認(衛星電話)したところ異常なく順調に航行中ということを確認いたしましたのでご安心ください。

取り急ぎ、安心情報のお知らせです。

授業中に緊急地震速報が鳴ったら

今日は「全国瞬時警報システム(Jアラート)」の訓練放送が「防災行政無線」と「みやこハーバーラジオ」で行われました。 本校でも自主参加型防災訓練として1時間目の途中に「訓練・訓練」と前ふりのあと警告音に続いて「緊急地震速報、大地震です、大地震です、」と全校放送を行いました。

 

事前に知らせなかった突然の放送にもかかわらず、生徒の皆さんはしっかりと身を守り、机の下に潜り込んでいます。

放送を聞いてほんの数秒。 廊下でひっそりと見ていた私も驚くほどの迅速な対応でした。

もう少し、ざわついたり、行動に戸惑う人が出るのかと想定していましたが安心しました。 このあと、もしも「通学途中でアラートが鳴ったらどうするか。」「津波警報が出て、到達までに時間があったらどうするか。」など、状況に応じて自分で判断するという行動確認を行いました。

誰かの指示を待つのではなく、その場で自分で判断してすぐに行動する。 先の大震災の時にはこども園や小学校低学年だった生徒たちですが、しっかりと避難の基本は身についています。 自分と自分の大切な人を守る。 この気持ちをぜひ持ち続けてほしいと思います。 

 

 

水産・海洋高校生徒研究発表東北大会その2

先日、速報で本校の発表が第3位を獲得したことを紹介しましたが、きょうは他校の情報も含めて報告第2弾です。

加茂水産高校生徒会長の挨拶でいよいよ発表スタート。 審査員席(私)からの風景ですが、写っているのは発表生徒。この後ろでは加茂水産高校の全校生徒が視聴しています。

本校は7番目の発表でしたが、最初に紹介します!

先輩から代々続く「マダラで街に賑わいを」のシリーズです。

白身魚の缶詰は難しい、身がばらける、臭みの対応・・・・ 市販品はほとんどありません。

魚の身をスモークするんじゃなくてスープに香味油(スモーク)を使うことで魅力的なテイストを実現しました。

これでマダラを時期に関係なく、いつでも楽しめます。 食べ方も様々、広がる可能性を紹介しました。

帰りには「クラゲ水族館」こと加茂水族館を見学しました。

水族館は加茂水産高校から海沿いを歩いて5分程度、日本海に面した小さな港町なのですが、クラゲ展示に関しては世界のトップクラスです。  

発表で結果を出し、幻想的なクラゲをたくさん見て、ガッツな面々でした。

さて、他校の発表紹介です。 福島県の小名浜海星高校は原発事故による放射線を意識した「マスやエビの完全陸上養殖」について発表。

八戸水産高校は階上町の魚「アブラメ」で町おこし。町と学校がタイアップし、8年間も継続する研究です。

気仙沼向洋高校は「産業廃棄物になっているホヤ殼に含まれるタンパク質に着目して養殖魚のエサにする研究」

久慈東高校は子どもたちへの魚食普及活動。見た目もかわいいカラフルで様々な味の団子にして、販売ルートまで考えました。

男鹿海洋高校は「波力発電システムの開発」 様々なタイプの波力発電システムがある中で「ジャイロ効果を利用した発電機の作成」により小型発電機を実現しました。

宮城水産高校は食物類型の生徒発表でした。「うまいもん甲子園」出品作品であるコウナゴをふんだんに使ったおいなりの紹介です。

秋田県の男鹿海洋高校は秋田県で夏場に大量に水揚げされる割に市場にほとんど流通していない「シイラ」の有効活用で町の活性化です。

最後、9校目の発表は久慈東高校。 増えすぎて磯焼けの原因にもなっているウニを「野菜くずの給餌養殖(餌を与える養殖)」により海の環境を改善しながら安くウニを流通させるという研究です。餌は農業の系列が育てている野菜の廃棄部分、流通は商業の系列が・・・と総合学科の強みを活かして学校全体で浜を活性化させる取り組みです。

最優秀賞(1位)八戸水産高校 優秀賞(2位)気仙沼向洋高校 優秀賞(3位)宮古水産高校 

大会なので順位がつけられるのですが、本当に各校とも地域の課題をしっかりと捉えて、地元を活性化させることを真剣に考えています。 生徒にとっては自分の町しか普段は見られないですが、研究発表会をとおして東北各県で自分たちと同じように頑張っている他校の状況を理解できた素晴らしい体験でした。 大人になっても、水産高校で勉強した者同士のつながりを大切にして日本各地の浜を元気づけられる若者に育って欲しいと思っています。

 

 

生徒会新執行部

10月から発足した生徒会新執行部。2年生と1年生で組織しています。遅ればせながら今日は校長室で認証式を行いました。

「学校をますます活気づけたい」「コロナのなかでもいろんなイベントを実行したい」、「掃除も楽しい学校にしたい」なんてのも。

みんな、目がキラキラしています。 このメンバーがいるかぎり、うちの学校はどんどん活気づいていくと元気づけられた認証式と懇談でした。 がんばろーみんな!!

放課後ぶらり

土曜日に水高祭が終わって、昨日は代休、そして今日からまた日常の生活が戻ってきました。朝から時間割どおりの各種実習や授業が展開しました。 今日は久々に放課後の校舎内の紹介です。

しおかぜ図書室開館中。新しい本も増えてほのぼののんびりした空気が漂っていました。

こちらは「漢字検定合格対策」 11月の検定に向けて特訓です。 家で勉強は当たり前ですが、学校でみんなでやると頑張る気持ちも倍増。30分集中してそれを2セット。毎日1時間の特訓です。

自由参加だそうですが今日はちょっと参加者が少なかったようです。明日以降の生徒の参加者増に期待しています。 先生も、さらに上級を目指して一緒に頑張っています。

水高祭開催

「コロナ禍で最大限出来ること」を意識しながら今年も水高祭を開催できました。 家族限定ながら来客を迎えて、3年ぶりに開設した大食堂も賑やかでした。

「さあ、みなさん、今日明日の2日間頑張りましょう!」生徒会長の挨拶で水高祭開幕。

開祭式ステージ発表の第一弾は生徒会の活動報告。内陸の西和賀高校との交流活動を全校生徒に紹介しました。

続いては英語スピーチ。テーマは「持続可能な社会の実現のための郷土料理」 1年生ながら立派な発表でした。(視聴者が下を向いているように見えるのは、和訳プリントをつい見てしまうから・・・)

そして、太鼓部演奏。 お腹に響き渡る演奏です。

昨日放課後には生徒自主の中夜祭。 カラオケ「あなたがいることで」でスタート。

ダンスダンスダンス。 ダンスが止まらない。

観客もうっとりしたり盛り上がったり。

何と、「新体操(男子)」の披露も。リングを使っての演技ですが、高いジャンプや連続回転も。 観客は思わず「ウォ~ッ」。

さて、2日目、本日の展示です。 海洋生産科おなじみビン玉。 今でこそ漁具のフロートは合成樹脂ですが昔はビン玉。 そのネットを作るのは漁業科の必修でした。

点描スケッチも昔も今も続いています。 鰭のとげの本数なども数えて正確に書きます。

使わなくなった「海図」を使って作成したブックカバー。 カッコイイ。 欲しい。

缶詰は限定販売。 好きだなあ。 この手作り感満載の案内表示。

「いらっしゃいませ~」

校舎に入って、まずは華道部。

普段の活動をなかなか見学できませんでしたが。きょうはじっくり拝見しました。

製作途中も授業を見学したハーフパンツ。 人それぞれの色合いでしっかり完成していました。

授業で作った「食育カルタ」 ずっと続けよう減塩クッキング・・・・ ハイ わかりました

がんばろう、運動をして健康作り。 いん酒を減らして楽しく過ごそう。・・・・ ハイ わかりました

って、生徒たち、大人の様子をよく見ていますね。

写真部の作品。 かわいいのも芸術的なのも。

毎度おなじみ、国語科の短歌。 生徒全員分が展示されました。

独断と偏見の私お気に入り2作品を紹介。 「3年ぶり 山田の祭り開催だ さんま大漁 するめ大漁」「彼氏なし スポーツ勉強なんもできん でもだいじょうぶ まだ16歳」   いいなあ。

飾り寿司 和風

飾り寿司 とら    練習の成果があって素晴らしい仕上がりになりました。

3年生が作る、おもてなし料理「洋食」

中華冷菜 ピヌパヌ 

大根でできた「鯉の滝登り」

手まり寿司

おせち料理

野菜とかまぼこを使った祝切り

課題研究の発表展示も。

2年生 バラン切り

手の込んだ作品です。

1年生 私の朝食  軽めの洋食  でも 私もこれで十分かな

和食派は数少なかったです。 が しっかり健康そうな組み合わせですね。

大食堂 食券売り場もテキパキと。(客)「おすすめは?」 (生徒3年)「私たち3年生が作った水高弁当です!!」 (客)「じゃ それを」

賑わう大食堂。200名以上のお客様を迎えました。

クッキー販売。販売しているクッキーは課題研究で考えたアレルギー対策原料をとり入れています。

料理手芸部は箸袋手作り体験を開設 私も1枚作りました。

体育館のステージは本日2回。 生徒会活動報告・英語スピーチとともに保護者の前でご披露しました。

最後の締めは、茶道部で。

結構なお点前でございました。 飲み干すとお茶碗の底に日本列島が。 形もハートの形です。

大震災後にご支援でいただいた「絆」というお茶碗だそうです。

生徒の皆さん、昨日は遅くまで、今日は早くから、張り切って頑張りました。 コロナ禍で出来る最高の水高祭だったと思います。

来校された保護者の皆様、ありがとうございました。

 

生徒食堂

水高祭をまじかに控えて食物科は大食堂「幸富堂(しいふうどう)」前のリハーサル。1年生から3年生まで役割分担しながら大量給食の実践練習です。 今日のお客様は全校生徒と職員。 限られた時間の中で同じ品質のお料理を大人数に提供する。 戸惑いながらも一生懸命頑張りました。

「いらっしゃいませぇ〜」「こちらで食券をお求めくださいませぇ〜」

食堂に入る前に食券購入。 食券係も張り切っています。

入ってみるとほぼ満席。海洋生産科の皆さんから「うんめぇ〜」の声が続々。

ウェイター、ウェイトレスは以前から1年生の仕事。 先輩たちの動きをしっかりと見て覚えます。

「いらっしゃいませぇ〜。」「お水はセルフになっています。あちらでどうぞ。」・・・・・・「あっ、食券をいただくんでしたぁ。」「あれっ、(半分にちぎって)どっちをもっていくんだったっけ?」 これも1年生のご愛嬌。

じゃ〜ん。「水高ラーメン・ミニカレーセット」 美味しくいただきました。

明後日の水高祭はコロナ対応で生徒の保護者のみご招待。それでも普段の集団給食の5倍くらいの人数のお客様が来校する予定です。 食物科の皆さん。 美味しい料理と心のこもったおもてなしで食堂に笑顔を広めてくださいね!

 

全国産業教育フェアー青森大会

今、青森市で全国産業教育フェアーが開催されています。農業・工業・商業・水産・家庭・看護・福祉・情報・総合 の専門を学習する学校の代表が日本中から青森市の会場に集まって「学校活動の紹介」「実習製品の販売」「実習体験」を行いました。 去年、おととしとコロナで中止となり3年ぶりの開催です。 各校の代表生徒達は各企画で生き生きと活躍していました。

青森県総合運動公園マエダアリーナメイン会場は各ブースで賑わいました。

本校は、「水産」の展示部門に参加。今年の水産は北海道から宮崎まで10校が参加。各校の準備した缶詰や加工品はほとんど昨日で完売。今日はパネル紹介や体験がメインになっていました。

ステージでは、生徒スタッフによる青森県の紹介、そしてご当地アイドルりんご娘もかけつけて生徒達は大盛り上がり。

本校生徒会海洋生産科メンバー、来場者さんに岩手県3水産系高校の説明をしています。そしてりあす丸や海翔のことも。 農業高校も工業、看護、商業などの生徒さん達もそれぞれ自分たちのやっていることを本当に熱心に紹介してくれました。 校内で実習製品を売る売店があったり、酒米を育てて高校ブランドの日本酒を企業連携で造っていたり。 

賑わうメインアリーナの横、サブアリーナでは生徒研究発表・意見体験発表の各地区代表校が発表します。こっちは、緊張が伝わる張り詰めた空気が。

水産の今年の東北地区代表は八戸水産高校「アブラメを使った食べるラー油の研究開発」、福祉部門の東北代表は久慈東高校「子育て迷子をなくそう」です。 兵庫県や千葉県からの生徒達と一緒に発表です。

岸壁では青森県実習船「青森丸」の公開がありました。

漁業科専攻科の生徒さんが案内・説明してくれました。

ブリッジからエンジンルームまで見学。メインエンジンのきれいさに驚きです。平成15年に竣工した青森丸(りあす丸は平成13年)とは思えない。エンジンルームを見たら乗組員の技術の高さがわかるといいますが、まさに大切に乗ってきたことが一目でわかる手の入れようでした。 

付録です。初めての土地に来たらまずは市場に。 朝6時半に出かけました。

青森周辺で水揚げされる近海の魚たちが様々、刺身用イワシはキラキラ透き通ったおめめの30センチ近いサイズ。

生のホッケも北国ならではですね。 深海性の縞ボッケと区別して、地物は赤ボッケとして販売されていました。

ホッキ貝も巨大サイズ。

本校生徒の頑張りと共に、水産や食物とはまた違う各県各校の生徒達の話を聞けた良い体験でした。

もちろん、参加生徒も他校ブースをしっかり見て回りました。 他校を見て参考になったことがたくさんあったと思います。 宮古に帰ってきてから学校活動の魅力化に遠慮することなく活かしてください。 自分たちがやりたいことはきっとみんながやりたいことだ。絶対に応援します。

 

 

富山湾 岩瀬漁港

全国実習船会議では各県の水産系高校の実習船による魅力的な活動について熱心な話し合いがもたれました。今日は会議が終わった後、せっかくなので近くの漁港(魚市場)に見学に行ってきました。

富山駅から路面電車に乗って20分、着いたのは岩瀬漁港。北前船の時代から続く歴史ある港です。漁協の職員さんにお話を聞いてみると今は富山名物「白エビ」の時期だとか。 午後だったので残念ながら水揚げ風景は見られませんでしたがエビ漁船を見学してきました。

会議風景です。大きな実習船も小さな実習船も、日本中の水産系高校で「海好き・船好き・魚好き」の元気な若者を乗せて活躍しています。

富山県の名物「白エビ」は小型底引き船の「かけ回し漁」で漁獲します。岩瀬漁港の岸壁には早朝に出漁したエビ船が6隻、のんびり休んでいます。 このエビは日本国内でもここ富山湾のみでしか獲れない貴重なエビです。 「あいがめ」と呼ばれている水深150-300mの海底の谷すれすれに網を引く熟練の漁法だそうです。 水揚げされるのもここ「岩瀬漁港」ともうひとつ「新湊漁港」の2カ所のみ。厳格に漁獲制限して資源を守りながらおいしいエビを持続的に市場に揚げてくださっています。

神通川河口に栄えた天然の港。北前船の時には何百隻もの500石船で賑わったとか。(港の展望台で勉強しました)

港の横には日本海に面したなが~い砂浜。 対馬暖流の影響もあってやっぱり太平洋側より暖かい気がしました。魚介の宝庫富山湾。 もっとじっくり味わいたいと思いながら今日は富山を後にして岩手に向かいました。

 

富山にて

実習船の全国会議で富山市に来ました。太平洋の宮古港の地元まち宮古に住んでいると、日本海の富山港は正に異文化です。会議の合間に北前船の資料館に足を運びました。

京、大坂と北海道を結び、巨万の富を得た北前船。太平洋側の菱垣回船、樽廻船と併せて江戸、明治の海運業の花形です。 岩手では広田港や宮古港も重要な寄港地でした。

船の強みは、大量の荷物を運べること。当時の船乗りは本当に命がけ、天文航法も使わず、沿岸を走りながら丘の目印を記憶にとどめて船頭以下、乗組員の技術と信念で積荷を運んだ歴史です。

資料館は、富山の豪商「森家」の邸宅。世界の状況を見渡し、地域の人材がフルに活躍し、地方が最大限に栄える。

知恵こそが最大の財産。都市集中の現代で伸びゆく可能性を秘めているのは地方であると私は思います。そして、地方を盛り上げるのは地方を愛する若者です。

 

水産研究発表会

県内の3水産系高校の研究発表会が本校を会場として今日開催されました。昭和34年に始まった当時は久慈農林水産高校・宮古水産高校・広田水産高校による研究発表会でしたが63年たった今、その流れをくむ久慈東高校・宮古水産高校・高田高校の生徒による発表大会です。

近年温暖化が進み、岩手県沿海で獲れる魚にも変化が見られていますが、変化していく環境の中でも岩手の海は宝の海です。変化を受け入れながらも大切な資源を有効に、持続的に活用することが求められています。各校代表が水産を取り巻く課題を選定し、大変興味ある研究結果を発表しました。

3年ぶりの参集型の開催。歴史的には63年続く大会でも、生徒にとっては全員が初めての大会です。

今年度の出場は 久慈東「廃野菜でウニをでっかく」 高田「釣り人を救うYJK開発」「STOP魚離れ かまぼこ3兄弟」 宮古水産「宮古の海でダイビング」「宮古の真鱈でにぎわいの創出」 という5つの研究班です。

高田高校「YJK(やすくて、じゃまにならない、救命具)」ペットボトルを活用した救命具の開発。

本校、宮古の真鱈で街の活性化  先輩から引き継ぐ大きなテーマです。今年の研究は例の「マダラフレークスモークフレーバーオリーブオイル漬け」です。

久慈東高校 「廃野菜でウニをでっかく」総合学科高校ならでは。環境緑化系列から野菜くずをもらってウニをでっかくしました。さらに、食物系列や福祉系列とコラボして調理や介護職にまで夢は広がります。

最優秀賞「久慈東高校 廃野菜でウニをでっかく」 優秀賞「宮古水産高校 宮古の真鱈でにぎわい創出」「高田高校 STOP魚離れ かまぼこ3兄弟」

それぞれ、着目点が鋭く、水産や街の活性化につながる大変素晴らしい発表でした。

 

英語スピーチコンテスト

昨日、岩手県民会館を会場として岩手県高等学校英語スピーチコンテストが開催されました。

本校代表の1年生。緊張の中、立派にスピーチやり切りました。

本校体育館でリハーサルをしたものの、県民会館はやっぱり緊張MAXです。

終わってすっきり、記念写真。

グローカルな視点で食糧問題を考える。思いを英語で聴衆に伝える。1年生ながら本当によく頑張りました。

 

健康長生きは歯の健康から

今日は歯科指導の日。学校歯科医のK先生はもう20年以上も本校で歯科指導をしてくださっています。

「食べるは生きる」は食物科にとっても海洋生産科にとっても基本理念。 しっかり「食べる」ためには健康な歯と歯茎が必要です。 歯の健康はすべての健康につながっています。そして長生きにつながります。 歯と歯茎を健康に保つため、今日は正しいブラッシングとフロスの使い方の講習を行いました。 

まずはスクリーンを見ながら「歯周病」について勉強です。 

気軽に臨んだ生徒たちも、歯周病の進んだ写真を見るほどに怖さを実感しています。歯周病を防ぐためには日ごろからの歯の手入れが大切。みなさん熱心に先生の話に聞き入りました。

場所を移動して、染色による磨き残しチェック。 そしてブラッシングとフロス。

「1本ずつ磨くんですよ」「そこは歯ブラシを盾に使ってください」 先生から次々とご指導をいただきます。

(私)「どう、磨き残しはあった?」  (生徒)「えっ、ダメです」・・・マスクをあげちゃいました。

デリカシーのないタイミングでした。ごめんなさい。

しっかり磨いているつもりでも、磨き残しのまったくない生徒はほとんどいません。(きっと私も)

健康維持のための貴重な講習でした。 K先生毎年ありがとうございます。 

 

英語スピーチリハーサル

いよいよ明日は「岩手県高等学校英語スピーチコンテスト」本番です。昨日の放課後、広い会場に慣れるために体育館でリハーサルをしました。

今年の本校代表は1年生の女子。今回のテーマは「持続可能な社会の実現のための郷土料理」。世界各地に郷土料理はあり、グローバルな視点とローカルな視点を併せ持って地域食材を大切に活かしましょう、という内容です。泣きそうになるくらい緊張しながら笑顔を絶やさず聴衆に向けてしっかり英語でスピーチしました。

スピーチの前には昨年度出場の先輩3年生からアドバイス。

さあ、明日の本番は結果なんて気にせず、最高の笑顔で思いっきり自分らしく聴衆にアピールしてください!!

先生たちの厚生福利事業

先生たちには年に一度「厚生福利事業」というものがあります。 学校を離れて心身共にリフレッシュし、これからの教育活動をさらに充実させようという事業です。本校では班に分かれて活動しました。

わたくしは、初めて「うみねこ丸」に乗船し、その後「県立水産科学館」と「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」の見学を行いました。

乗船前のパチリ

ウミネコの餌付けは以前の「観光船陸中丸」の時代から変わりません。ウミネコパンも売っていました。

団体客のみなさんも入って船内は賑わっていました。陸中丸時代からのベテランガイドのKさんの軽やかで楽しい解説も健在です。

船内のトイレに入ってみると「立ちトイレ禁止」 その上には「船が揺れますのでご注意ください」という貼り紙が。

台風うねりが残って大きく揺れる今日のコンディション。 立ちトイレしようなんて考える人はきっといない! 陸中丸の頃より船が小さくなった分揺れは大きくなった気がします。 小型船らしく、自然をダイレクトに感じられます。波のまにまにぃ~

有名な「ローソク岩」もこんな機会にしか見られません。

県立水産科学館では「トド」や「アザラシ」も待ち構えています(剥製)

昔は、重茂半島にまでトドやアザラシが来たそうです。 だからトドヶ崎って地名なんですね。

最後は「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」

宮古界隈は、縄文時代の昔からいくつもの集落がありました。 豊富な獣や木の実、豊かな海、昔も今も宮古の魅力と思います。

マスコミではとかく都会のおしゃれな話題が多いですが、宮古には都会にはないすごい魅力があります。宮古の魅力を私たち住んでいる者がもっともっと自信を持って全国に発信したいです。

さあ リフレッシュ完了。来週もがんばるぞ。

台風14号 休校の学校

今日は台風14号の影響でJRも三陸鉄道もストップ。列車通学生が少なくない本校も休校としました。生徒のいない学校は・・・。

授業のない教室は、昨日掃除をした状態のまんま。きれいな黒板が明日みんなが来るのを待っています。

どの教室も暗かったのですが、被服室には灯りが。行ってみると担当の先生が1年生の家庭基礎の準備をしていました。

ミシン掛け実習をするための模範サンプル作りです。こんな下準備があって生徒の皆さんの実習がスムーズに進んでいます。

あるクラスの教室の後ろの掲示物をよくよく見ると。年度当初にみんなで作った「成長の木」が。葉っぱの一枚一枚に一人ひとりの今年の目標が書かれています。「調理検定合格する」「部活頑張る」なかには「寝ない」なんてのも。成功と失敗を繰り返してみんな成長しています。クラスの団結でたくましい木が育っていきます。生徒も頑張り、先生も頑張っています。

教室をあとにして空を見上げると真っ赤な夕焼けが。台風一過、自然のエネルギーを感じる夕焼けで締めくくりました。

さて、明日からはまた元気な学校が戻ります。

そして、りあす丸は出港に向けて外国往来船に資格変更したあと燃料油や食料などの積み込み。あさって22日(木)14:00に宮古を出港します。

あわただしい毎日の中で、台風に備えながら時間が少し停まった1日でした。

 

東京岩水会

本校の同窓会は岩水会といいます。同窓生は宮古での活躍はもちろん、東京でも多くの皆様が活躍しています。今日は、3年ぶりに開催した東京岩水会の総会に参加させていただき、多くの同窓の皆様と交流させていただきました。

コロナ禍での開催で参加人数は少なくなりましたが、宮古水産高校同窓の熱い思いが伝わる集いでした。

台風14号の影響で土砂降りの東京。雨なんて何のその。「一本足の下駄で通ったんだ」とか「俺の時は100人近く東京に来たんだ」とか、先輩方は今もエネルギッシュ。力強い応援団。いつまでも話は尽きませんでした。

東京同窓会長のごあいさつ。そして会場にはたくさんの本校同窓生と共に盛岡農業高校東京同窓会、宮古商工高校東京同窓会、宮古高校東京同窓会、久慈地区東京同窓会、田野畑ふるさと会などなど 岩手をふるさとにして東京で活躍する皆様が勢揃いです。

岩手を愛し東京で頑張る皆様方が一堂に会する機会に参加できたことはとても貴重な時間になりました。 LOVEいわて LOVE宮水! 本校同窓の皆様にありがたく感謝します。 

岩手を離れて活躍する皆様の思いを受けとめて、ますます頑張らねばと思いを強くした一日でした。

 

学校を盛り上げたい!

今日は、生徒会役員選挙が行われました。

「活気のある学校にしたい」「コロナでもいろんな行事をします」「掃除も楽しく出来るような学校」「学校を盛り上げたい」・・・

各立候補者の公約は力強いものばかり。 すばらしい面々が演説しました。

全校生徒の視線を一身に集め、堂々とした話しっぷり。心から力強く思いました。

私も思いは同じ。楽しく、活気のある学校をみんなで作りましょう。頑張るぞ!!

 

いわてやまなし収穫!食物科創作料理へ

宮沢賢治の童話のタイトルにもなっている「いわてやまなし」、なしの原種で昔は北東北にたくさん自生していたそうですが今では絶滅危惧種に指定されている貴重な木。大震災後、神戸大学の研究家が本校に寄贈してくださった「いわてやまなし」の苗木は大きく成長し、たくさんの実をつけました。

今日は待ちに待った収穫、初めての収穫です。そして早速、食物科で調理してくれました。

完熟すると自然と実が落ちてきます。正に今が食べ頃。

色具合を見ながら、木になっている実も収穫しました。

みんな、やまなしを収穫するのは初めて、もちろん食べたことはありません。

リンゴのようなフルーティーな香り。香りが強いのもやまなしの特徴です。

食べてみると、甘みと共に強い酸味も。濃い味です。園芸品目のなしというよりどちらかというと洋梨やリンゴに近いかも。でも、どちらとも違います。

食物科の手にかかると、まずは「やまなしのベーコン巻き」。なしの酸味がベーコンの強い味と混じり合ってどっしりとした食べ応えのある最高の一品でした。

たっぷりのやまなしをベーコンでくるんでいます。

やまなしパイと中央には焼きやまなし。 焼きやまなしは焼きリンゴのようでうまみが凝縮してデザートにぴったり。

パイの中にも、たっぷりのやまなしが。

やまなし in ブルーハワイゼリー  やまなしは完熟の生です。 宮沢賢治にならって、カニのクラムボンを添えてくれました。 

お昼休みに収穫した「いわてやまなし」が夕方には各種創作料理に変身。

そもそも、一般的になかなかない木なので、実も貴重です。 他では絶対に味わえない最高の味でした。

木がもっと成長して、収穫量が増えたら是非水高祭大食堂の名物料理にしたいです。 食物科の行動力に脱帽。ごちそうさまでした。 神戸大学にも感謝。

 

浜の皆さんの研究発表大会

今日は盛岡で開催された「漁村活動実績発表大会」を参観しました。県内各地で活躍する漁師と浜の活性化や環境保全に取り組む女性部の皆さんの実績発表会です。

高齢化する漁師にやさしい漁業種目の研究、小学生の漁業体験、磯焼け改善、藻場回復、女性部活動の活性化等々

洋野町漁協、宮古漁協、田野畑村漁協、釜石東部漁協、越喜来漁協、広田湾漁協の青壮年部と女性部の皆さんが各地での取り組みを発表しました。

水産高校の生徒研究発表と着目点は共通している部分が多いですが、さすがに現場で課題に直面しているだけあって、発言の一つひとつに説得力があります。

漁場環境の改善は海洋生産科の取り組みに、また、女性部の皆さんが行う「浜に根付いた食文化の伝承」は食物科の勉強に直結します。

困難に立ち向かう姿勢は現場も学校も一緒です。水産高校にできること、学校はもっともっと地域の皆さんと一緒に活動できることがたくさんあると多くの発見がありました。

 

弘前にて

家庭科の会議で青森県弘前市に来ています。東北6県から校長先生方が集まり、岩手県からは花北青雲・平舘・紫波総合・大船渡東と本校が代表して参加しました。成年年齢引き下げにともなう消費者・金融教育、家庭クラブ、新学習指導要領、ICT活用などの各県状況が話し合われました。

会場は弘前城も間近なパークホテル。周辺には古い街並みが残ります。

ファッション甲子園での入賞作品がずらりと展示されました。「わだば機械さなる」「わだば縄文人さなる」などという津軽弁タイトルの作品も斬新で本格的でした。

調理や服飾手芸はもちろんですが、改めて家庭の平和は地域の平和、そして世界の平和とつながっている。家庭科教育の広さと深さを実感しました。そして、県によって様々な異なる状況の中で各校が頑張っていることを勉強できました。

水産も大好きですが、家庭科も知れば知るほど面白い学問です。

 

 

 

 

 

自動車学校説明会

昨日、今日と2日に分けて自動車学校説明会を開きました。今の世の中、地下鉄やバスなどの公共交通網が発達している都市部を除くと自動車は必需品になっています。 卒業後車の運転を必要として希望する生徒たちは高校での学業を最優先しながら、放課後や夜の時間を利用して自動車学校に通います。 自動車学校の教習内容やお金のこと、学校での約束ごとなどを熱心に聞いた生徒と保護者さんでした。

学科試験は50問、○×式だから簡単なようですがこれが意外に難しい。90点以上が合格ラインです。よーく勉強しないと受かりませんよ。などという説明。

入学手続きは・・・・ 実技教習当日キャンセルはキャンセル料がかかります。前日までに言ってくださいね・・・ 普通免許なら教習料金30万円・・・  聞いている私もフムフムお金がかかりますなあ。

さあ、手続きや内容は分かったと思います。 でも、通いだすのは就職や進学がしっかり決まってからですよ。

 

 

うみマチギャラリー2022開催中

うみマチひろば「宮古市地域創生センター(旧宮古警察署)」で市民の創作作品の展示イベントが開催されています。

お昼休みにちょっと覗いてきました。

水高祭でも展示する「大漁旗で作った服」華やかで活気があります。

鯛のポシェットも秀逸。 売っていたら私ならすぐ買う!

料理を引き立てる「葉蘭」も生徒たちがナイフを使って緻密に作り上げたものです。

平日なので、会場はすごーく空いていました。

本校生徒作品はもちろん、商工高校の書道や市民の皆さんの短歌・川柳、絵画、絵手紙、手芸品などなど素晴らしい作品がたくさんです。 

ギャラリーは11日(日)まで、午前9時から午後9時までやっています。入場無料。ぜひ、見に行ってみてください。

作品を多くの皆さんにご覧いただくことは生徒にとっても励みになります。

 

PTA全国大会2日目

PTA全国大会2日目、今日も午前中リモート参加。記念講演ではファミリーマート澤田顧問のお話を拝聴しました。

若くして事故で父親を亡くし、喪主を務めた氏は田舎の1教員であった父親がものすごく多くの人から感謝されていたことを知り、人生の転機になりました。 「死んだときに人間の価値がわかる」「人のために尽くす」「現場を最重視して理解する」「強い者・賢い者が生き残るのではなく、変化する者が生き残る(ダーウィン)」等々、生徒に伝えたいこと、親にわかって欲しいこと、教師として見習いたいことがとてもたくさんありました。

コロナ禍でも参集とリモート併用で開催した石川県PTA連合会の皆様、ありがとうございました。来年は宮城県仙台市で開催です。

終わってみて、早速今日から、さらに頑張る気持ちになりました。自分の利益のためでなく、少しでも人に感謝される人になれますように。

宮古トラウトサーモンでした

昨日、おいしいおいしいと食べた「鮭のムニエル」  脂がすごくのっていて、もちろん昔の養殖魚のような独特の臭みなんか全く無く、皮はパリッと身はほくほくした食感。

はは~んと頭に浮かんだのは「ノルウェーサーモン」 昨日のブログでも「ノルウェーサーモン?(間違ってたらごめんなさい)」などと書いたものの、帰りの車を運転中「待てよ、もしかしたら高級な宮古トラウトサーモンかも!」と気になり始め、今日担当の先生に確認しました。 結果、何と宮古が全国に誇る「宮古トラウトサーモン」でした。宮古にいながら、宮古が力を入れているのを知っていながら、水産高校にいながら、間違えた自分にショック。

チリよりもノルウェーよりも、サーモンは宮古!  今度から間違えないように、もっとどんどん宮古トラウトサーモンを食べまくることを宣言します!! 

PTA全国大会はリモートで

今年のPTA全国大会は今日と明日、石川県金沢市で開催。 コロナでなければPTA会長と一緒に会場参加して全国のお話を聞いて、金沢の街を見学するのですが、残念ながら今年はリモートでの参加になりました。

PC画面ではじまりはじまり。

会場の「いしかわ総合スポーツセンター」から中継です。

手話通訳もついて、開会行事。

見てのとおり、会場は2階席まで埋まっています。 相当数の人がリモート参加になっていてもこの人数が参集。

本来ならすごく大きなイベントです。

今日の基調講演は「新時代の進路選択(正解のない時代に、どう未来を選択していくか)」です。今の高校生がこれから生きていく社会は私たちが生きてきた社会とは明らかに違ってきています。

私たちは、自分の通ってきた道を「正解」とするのではなく、今の世界、これからの世界を理解して子どもと関わり合っていかなくてはなりません。

考えて決断するのは生徒です。私たち親と教員はアシストです。精一杯状況を理解して、子どもたちを信じて成長を応援しましょう。

 

 

今日からまた頑張ってます

今日は始業式。久しぶりに全校生徒がそろいました。朝から賑やかな声が飛び交い、いつもの活気が戻った学校はやっぱりいいなとうれしくなりました。職員室も課題の提出や進路書類を持ってくる生徒で賑わっていました。

始業式「夏休み中も、中学生体験入学でのお世話、ウクライナの平和を祈るコンサート、みやこ未来議会、各部活動、社会体験アルバイト、そして進路活動、みんなよく頑張りました。今日からまた気持ちを切り替えて頑張りましょう!」

そして放課後は、部活動。

昨年度の始業式はコロナ対策で「放送による始業式」、そして部活動の大会もほぼ中止という状況でした。

今年の夏休みは、7月に始まったコロナ第7波で感染急拡大という厳しい状況でしたが「しっかりと対策をとって、できる限りの活動をする」という方針で部活動も各種大会も実施されました。

そして、今日からの学校生活も万全の対策をとりながらできる限り通常の形に戻して行っていきます。

高校生活は3年間のみ。「WITHコロナ」の時代をしっかりと生き抜くために頑張りましょう。

 

 

 

いわてやまなし

東日本大震災の後、神戸大学イワテヤマナシ研究会からいただいた「いわてやまなし」はすくすく元気に育っています。

普段は校地内の当たり前の景色になってしまっているのですがよくよく見ると小さな実がたくさんぶら下がっていました。

いかにも野生の木の実です。

たくさんの実が成りました。

神戸大学からいただいたときは胸くらいの高さのひょろっとした2本の苗。校舎の横ですくすく元気に育っています。10年でこの高さ、まだまだ大きくなるようです。

春の様子。毎年、満開の花を咲かせます。

津波被害を受けたときには、本校校庭は一面ヘドロだらけ。ヘドロを除去したあとに2本のヤマナシを植えました。

小さくて堅い実は消しゴムくらいの大きさです。

この梨は古くから北上山系に自生し、飢饉の際には食糧として命をつなぐ貴重な果物だったそうです。ところが今では品種改良でおいしい梨が出回るため、多くは伐採されてしまい2007年には環境省絶滅危惧種ⅠAに指定されるほどに貴重なものになっています。宮沢賢治の作品「やまなし」にも出ているように昔はどこにでもある一般的だったこのヤマナシを絶滅しないように守ろうと立ち上がったのが神戸大学。本校に貴重な苗をくださいました。

 味見してみると、ジューシーで酸味とやや渋みがある野性的な味。なるほど、宮沢賢治の「やまなし」でも子どものカニが川に落ちてきたいい香りのするヤマナシの実をすぐに食べようとしたときにお父さんカニが引き留めて「あと2日もすると川底に沈んでお酒になる」って言ってます。 待たない私が悪かった? 今度はもっと熟したのを食べてみます。

 大切にしています。いわてやまなし。神戸大学さんありがとう。

 

 

ウクライナの平和を祈って

今日は宮古市民文化会館で「ピースコンサートinみやこ〜ウクライナの平和を祈って〜」が開催されました。

大震災の復興支援で始まった青山学院大学の皆さんとの交流。コロナによる2年間の中止を乗り越えて今年は3年ぶりに開催されました。今回は、ウクライナの平和を祈ってのチャリティージャズコンサートです。

山本市長のごあいさつに続いて最初の演奏は本校太鼓部! 開幕を見事に演じました。

文化会館大ホールでの演奏を終えてニッコリの太鼓部メンバー。

1曲目は「翔洋」

そして「潮騒」迫力の音色が会場中に響きます。

「みんなでドラムサークル」 

舞台には本校太鼓部と青山学院大学の皆さん。会場の観客にも様々な打楽器が手渡されて、みんなが一体になって打楽器を楽しみました。

飯田さつき&保坂修平オンステージ  プロの ジャズシンガーとジャズピアニスト

のびやかで迫力のあるボーカルと引き込まれるピアノ演奏。 文字に表せない、こころから感動したコンサートでした。

入場料は無料。チャリティーバザー収益金と募金はYMCAをとおしてウクライナ避難者を支援します。

平和な日本にいながら私たちにできること。会場の皆さんの思いはみんな一緒だったと思います。

コンサートを企画運営されたチーム青山、宮古市・宮古市教育委員会のみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

ようこそ水産高校へ!

今日は中学生1日体験入学。この日のために準備してきた本校生徒と先生方、朝からたくさんの初々しい中学生をお迎えしました。

受付を済ませたら第1体育館で生徒会執行部による学校案内、スクリーンには海洋生産科・食物科の実習風景などが映し出されました。

生徒会の学校紹介の後は希望の科に分かれて実習体験です。

海洋生産科資源増殖実習の体験ではホタテ貝の解剖をしました。「ホタテ貝のここら辺には必ず隙間があります、ここにへらを突き刺して・・・・」まずは貝を開くところから悪戦苦闘です。生きている貝を開くのは簡単なようで難しいのです。

食品製造実習体験は人気の「サバ缶詰」作りです。ヘッドカットの後は内臓を取り出し、血合いを洗って・・・・・

まさに、本校生徒が行うのと同じ内容を体験です。

内臓除去、洗浄、輪切り、缶入れ、調味液、真空巻き締め機、洗缶機、殺菌釜準備  ここまでの流れをすべて体験しました。

資源増殖、食品製造の体験が終わったら学校バスで藤原ふ頭に移動して実習船「海翔」に乗船です。

食物科でのバラン切り体験。今日は基本的な「せきしょ」つくりに挑戦しました。

バランはお弁当やお寿司の食材を仕切ったり、食材の上の乗せて飾りに使うものです。仕切り用のバランを「せきしょ」と呼びます。

調理体験はキュウリの半月切りです。食物科の先輩が優しく指導しました。

卵焼きのデモンストレーション。先輩もいつになく緊張でした。このほかに果物の飾り切りもデモしました。

さあ、参加した中学生の皆さん。水産高校はいかがでしたか?

この楽しさをしっかり感じてもらって、来春、水高で一緒に勉強することを心から待ってます!!

 

 

 

 

豪華客船飛鳥Ⅱ宮古入港

今朝は6時過ぎから普段は聞き慣れない迫力のある霧笛が宮古の街中に響いていました。 豪華客船飛鳥Ⅱが宮古湾付近を航行している証拠です。

出勤前のひととき、藤原ふ頭に見学に行きました。

タグボート2隻に付き添われて藤原ふ頭防波堤をかわしました。

超スローで岸壁に接近します。岸壁では舫いロープをとる港湾作業の方が待っています。

 

かっこいい正面顔

歓迎の音楽が鳴り響き、大漁旗が振られています。

いよいよ近づいてきました。

が、時は07:30 ここでわたくしタイムアップ。岸壁を離れて学校に向かいました。

日本郵船所有の豪華客船飛鳥Ⅱ 全長241m 総トン数50441トン  カッコイイです。

子どもの頃に飛行機を見てカッコイイと思うとパイロットに憧れます。同じように、子どもの頃にこんな豪華客船を見ると船長に憧れます。

 この船を見た宮古の子どもたちが海の世界、船の世界に興味を持って水産の町宮古を盛り上げる力になることを夢見ます。

 見るだけじゃなく、乗客としてクルーズに参加できたらもっと最高なんですよね!

 

 

 

 

明日から夏休み

今日は夏季休業前終業式でした。

「3年生は高校3年間、2年生は中3から、1年生は中2から、ずっとコロナ禍での夏休みです。第7波が猛威を振るう中ではありますが、万全の対策をして中身の濃い充実した夏休みを過ごしてください。

世界に目を向けるとウクライナでは戦争が続き毎日何百人もの人が、また、コロナ感染症や持病の悪化で命を落とす人、生きたくても生きられなかった人がたくさんいます。

私たちは今生きていることに感謝し、自分の周りにいる人を大切にして明日からの休みを充実したものにしてください。」などと話しました。

真剣な面持ちで、しっかりと私を見て皆さん聞いてくれました。一人ひとりが自分を大切に、家族や友人のことを大切に考えてくれていると感じ、気持ちが熱くなりました。

事故無く、怪我無く、コロナ無く、大切な夏休みをしっかり元気に過ごすのだぞ。

みやこの高校生 議員になる

今日は「みやこ未来議会2022第1回オリエンテーション」におじゃましました。

宮古管内各高校の有志が集まって高校生議員として宮古の課題を洗い出し、未来について考えます。宮古青年会議所の皆さんのアシストを受けながら4回のオリエンテーションをとおして皆で話しあいを進め、11月には市議会議場で市長はじめ宮古市各部課の皆さんに提言し、質問をぶつけます。単なる体験ではなく、宮古市が高校生を議員として本当の市議会をひらいてくださるという企画です。さあ、今日が第1回オリエンテーション、これからどんな未来を高校生たちは主張するのか!

陸中宮古青年会議所、宮古市長、宮古市議会議長からの委嘱をうけ、議員バッジを受け取りました。本校からは4名の新人議員が誕生! 宮古高校、宮古商工、の皆さんも一緒です。

「言葉を使わずに、ここにいるみんなが誕生日順に並んでみましょう」・・・緊張する高校生議員たち、このゲームで少し打ちとけました。

まずは、班に分かれてチーム名決めから。

青年会議所のお兄さんが中に入って最初は進めてくれました。チーム名が決まったらだんだんと、宮古の課題や夢について話を進めていきます。

宮古市長の講話「宮古創生~持続可能なまちの実現へ、共に~」高校生による取組、宮古市の紹介、エネルギー対策、震災復興の現状、子育て支援等々1時間以上にわたりすごく近い距離感で市長から高校生たちに熱く語られました。

集合写真! 今日からこのメンバーでがんばります。

この議会は今年で3回目(3年目)、先輩水産高校議員は、第1回で「内陸から水産を勉強に来る下宿生に支援を」第2回では「駅前駐輪場が暗くて見通しが悪いので改善を」と提言、 宮古市はすぐに対応してくださり「下宿生に月1万5千円の補助金を給付」、「街路樹を剪定して明るさを確保」が実現しました。

今年の水高議員さん、そして各校議員さん、どんな提言が飛び出すか。高校生の若くて柔軟な発想に期待です。いまから11月の本議会がとても楽しみです。

高校生に負けないように私たち大人もがんばらねば。

 

 

学校・地域魅力化推進委員会開催

「学校を元気にして地域を魅力化!」「地域を魅力化して学校を元気に!」水産高校は地域とともに発展することを目指しています。 これからの時代にどんな生徒を育てていくべきなのか? これからの時代を切り拓いていく子どもたちにはどんな力が必要なのか。 立場も年齢も異なる15名の魅力化推進委員の皆様と本校職員で昨日熱い話しあいがもたれました。

「これまでは学校が計画を作成し、地域にお願いしてたくさんの連携事業を進めてきました」「これからは、計画の段階から皆様の意見を聞いて一緒になって生徒を育てていきたいんです!」By私

「公開授業とかで大人と関わるってことが大切だと思います」「1年生のうちから探求活動をぜひ」By委員

「現在の連携事業としては・・・・」By海洋生産科長

「原点に返ることを大切に」「宮古市からももっと発信を」「水産・食物にこだわらない専門外の連携も大切」「水高は持ちネタが多い。受験英語じゃないフランクな英語力で友人を広げる能力をつけるべきだ。」「大学進学も大切だ」「調理士だけじゃない製菓衛生士の免許なども魅力になる」「インターンシップに来た生徒たちが素晴らしかった。あんな子をたくさん育てよう」・・・・・

発言はとどまることなく、終了予定の時間を簡単に迎えてしまいました。本当に皆さんの熱い思いが伝わり、力づけられました。

今回の集まりは第1回。引き続き皆様のご意見をいただきながら地域と共に「生徒良し」「保護者先生良し」「地域良し」の「おもろい(=魅力的な)学校」づくりに全力を尽くします!!

 

カッターレース大会

今日は待ちに待った宮古港カッターレース大会本番です。この日のために放課後も練習してきた1年生チーム。持てる力を存分に発揮しました。

出艇まえのアトラクションは本校太鼓部、盛大に盛り上がりました。洋上では消防艇からの放水も!

ガスのかかった宮古港に太鼓の音が響き渡ります。

さあ、いよいよ第4レース、1年生チーム出艇準備!!

あれっ、これどうすんだっけ。ライジャケ着用もやや緊張。

乗船終了。補助艇にひかれてスタートブイへ。

各艇、スタート地点につきました。一緒にレースするのはアームストロング(合同庁舎チーム)、おなごぶり(市民チーム)です。

よーい、バンッ!! 一斉にスタートします。 スタートダッシュ「いちっ、にっ、さんっ」「いちっ、にっ、さんっ」

320mの折り返し地点で回頭、トップは水高かおなごぶりか?接戦です。

ごお〜るっ。1年生4分50秒、おなごぶり4分53秒、アームストロング5分22秒  

なんと、初出場の1年生 第4レースを1位でゴール!! 素晴らしい漕ぎっぷりでした。

今年は14チームの出場でした。各チーム予選で2レース漕いでタイムレース。決勝進出は3チームのみ。

本校一年生チームは第7レースで本日2回目の出艇。タイムは4分43秒。疲れを微塵も見せず1レース目よりもタイムを縮めたものの残念ながら決勝には残れませんでした。決勝に残ったのは「宮古消防署」「オール鍬ケ崎」「市役所」、どこもさすがの強豪チーム。

そして優勝は「宮古消防署」チーム、4分07秒。昨年に続き2連覇!! 1秒差で2位は「オール鍬ケ崎」 3位は「市役所」。

本校1年生チーム、2レースを終えた後本部席に来て「校長先生、僕たち絶対来年も出たいっす」「決勝タイムは何秒ですか?」・・・「うぇー、早いっ」「でも、負けないっす」

本気で優勝を目指して練習してきた1年生。初めての挑戦で5分の壁を悠々破ったあなたたちは本物だ!

来年の優勝を心から応援します!!   打倒、消防署チーム!!  来年は水高2年生チームが優勝だ。

 

 

みやこハーバーラジオから参りました

みやこハーバーラジオから参りました○○と申します。本日は取材のお願いに参りました。

校長室にやってきたのは本校2年生の2人。インターンシップで昨日と今日の2日間ハーバーラジオさんで番組制作の勉強をしていたのです。

番組内容や時間配分を自分たちで考えて番組を作りました。

作った番組は「宮古水産高校紹介(13分番組)」 今日は、本校生徒会担当の先生にインタビューに来ました。

担当の先生にインタビューする前に、校長に挨拶をする。業界人としてのマナーも学んでいます。

なんと、ハーバーラジオさんにインターンシップ生としての名刺まで作っていただき、名刺交換の作法まで教わっていました。

私とのお話はほどほどに、次は応接室でのインタビューが待っています。

「水高祭の特色を教えてください。」「コロナが収まったらどんな水高祭がしたいですか?」録音マイクを向けてインタビューが繰り広げられました。インタビューをしたのがお昼前、そして、17:15から放送本番。

 本当のエフエム放送で話させていただきました。「ただいまから宮古水産高校を紹介します。私、宮古水産高校2年の・・・・」

始まりと終わりは「校歌」、学校紹介やインタビューの様子を流すときのBGMには静かに応援歌「捲いた錨よ(私、この曲大好きです)」。

きっと、たくさんの人がほっこりした気分で番組を聞いてくださったと思います。

 インターンシップは2年生全員が体験しました。ハーバーラジオさん以外にも「宮古ひかりこども園」「浄土ヶ浜パークホテル」「丸友しまか」「市立図書館」「県立水産科学館」「ホーマック」「共和水産」「肉の横沢」「産直いちば」「丼の店おいかわ」、それぞれすべての事業所で素晴らしい体験をさせていただきました。

ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

今日から3者面談

今日から3者面談がスタートしました。生徒・保護者・担任で話し合いをします。1期末テストの出来具合、学校での生活の様子、将来のこと、などについて各学年ごとの重みづけで話が進みます。

3年生はもちろん進路の話が中心です。就職希望者にとってはまさに決断の時。昨年度(R3年度)の求人票はこれまでにチェックを済ませました。それを参考にして自分の志望先を概ね絞ったうえで7月1日に解禁された今年度の求人票を待ち構えています。今年度の求人が出たらすかさず職場見学にGo!です。そして、9月16日が就職試験解禁。

進学希望者は、まさに、受験日に向けて努力あるのみ。志望校の試験日に向けて学科試験や小論文、面接試験の対策が進みます。

今回の面談で本人・保護者の意思確認ができたらあとは本番に向けて早め早めの準備あるのみです。

自分の順番が来るまではいつも通りの部活動。面談時間が近づいたら教室にGo!

面談で抜けるのでフルメンバーはそろいません。でも、元気な音はいつもどおりの太鼓部です。

熱中症対策も万全でした。

卒業後すぐに社会人になる人、専門学校や大学を経由して社会人になる人、歩む道順は異なりますが「自分の人生を切り拓くのは自分」という点は同じです。昭和や平成とは明らかに違う、SNSを当たり前に使い、AI(ロボット)が仕事の中にふんだんに入り込んでくるであろう令和の時代を今の生徒たちは生きていきます。

形どおりのことを覚えるだけでなく、それをどう使いこなして自分の道を切り拓いていくのかが求められます。

むつかしく考えすぎる必要はないけれど、新しいことに挑戦する気持ちだけはぜひとも身に着けてほしいと願っています。

 

 

盛岡にて

今日は盛岡に全県の高等学校長が集まりました。高校生が自ら命を絶つという出来事を二度と起こさないこと、また、教員による暴言や体罰を絶対に起こさないための厳重な注意喚起のためです。

人生100年といわれる時代においても高校生活はたったの3年間だけです。たったの3年間ですが、成年の一歩手前の多感な3年間は人生の中ではとてもとても大切な3年間です。

私たちは、生徒一人ひとりと真摯に向き合い、保護者の一人ひとりとわかりあいながらともに子供の成長を支援するという責任の重大さを再認識し、明日からの学校生活を過ごさなくてはと気持ちをひきしめた一日でした。近日中に学校では全職員参加の研修会を行います。

今日は、学校では専門のカウンセラーが来校する日でした。カウンセラー以外にも常日頃から生徒と寄り添い悩みを聞くのは担任であったり、部活動顧問であったり、教科や実習の先生だったりです。生徒とかかわるすべての先生が生徒の表情や話しぶりやしぐさを見守りながら接しています。

それは、ご家庭のお父さんやお母さんがお子さんを見守るのと同じものだと考えています。生徒の笑顔が私たちの一番のエネルギーです。

盛岡バスセンターが大分出来上がっていました。昭和から平成の盛岡の経済発展を支えてきたバスターミナルが生まれ変わろうとしている姿を見て、本校生徒たちが宮古での高校生活を心の糧にしてこれから日本中へ飛び立ち、自分の未来を切り拓いていく姿を想像しました。生徒の皆さんの無限の可能性を力一杯応援します。

 

 

海翔 函館から帰港

中型実習船「海翔」171トン 本日09:00宮古港藤原ふ頭に入港着岸しました。

生徒会執行部の生徒を乗せて28日(火)に宮古港を出港。29日(水)30日(木)を函館で過ごし、7月1日(金)本日ここ宮古港に帰港しました。

出発前のイェ~ッ

曇天模様の宮古港を出港! アッパーブリッジデッキで意気揚々。

乗ったらまずは救命胴衣の着方、そして避難訓練。何かあったとき、命を守るのは自分です。

海翔の食事のおいしさはお墨付き。生徒も食事当番で入ります。

日頃の調理実習室と違って狭いし揺れるし、でもそれもいい経験。

じゃーん。船のご飯にみんな大満足。

到着した日の函館は梅雨前線の影響で雨風強く船内活動のみ。生徒会の活動についてみんなで話し合いました。

翌30日には天気も回復、函館の歴史的な建物等を自主研修しました。

梅雨前線の北上が予想外に早く、陸サイドでは船の揺れ等を心配していたのですが帰ってきた生徒たちはみな「楽しかったです」と大満足。多少酔ったようですが、それよりも乗船体験と函館への旅の喜びが断然勝った生徒会研修乗船でした。

 

 

わぁーい冷房!イェ~ッ

熱中症対策として、本校では昨年度にエアコンを整備し、今年度から使用できるようになりました。

土曜日、日曜日にはここ沿岸宮古でも34℃を記録。今日も気温がぐんぐん上がり、お昼休みには31℃に。

本校初のエアコンスイッチが事務室で操作されました。

すかさず、教室に行ってみると。

「最高で~す」「もう死にそうでした」の声が。

既に、中学校ではエアコンが整備されていて、中学時代からエアコンのある環境で育ってきた生徒たち。

水産高校126年の歴史の中、エアコンの効いた教室で授業を受けるのはあなたたちが初めてなのですぞ!!(パソコン室除く)

扇風機を併用し、コロナ対策で換気も行い、涼しい環境で勉学に励む生徒たちでありました。

家庭クラブ総会

本校家庭クラブは ①明るく民主的な家庭生活の実現 ②家庭での自己存在を認識し、家庭や社会に奉仕する ③他校と親睦を図り、国際的視野を広める という3つの目標の下、食物科の生徒全員が加入して活動しています。

今日の総会では、昨年度の活動を振り返り、今年度の計画を確認しました。

まずは今年度の家庭クラブ役員の紹介から。

1年生のために、役員が「家庭クラブとは何か」をレクチャー。

決算報告、活動計画・・・総会はスムーズに進行。

最後は、研究発表です。

3年生が活動中のSDGs資源循環型農業(コンポスト利用で生ゴミを減らそう)を発表しました。

家庭科で解決すべき(探求すべき)課題の対象には3つの段階があります。

1つ 「身近な家庭内の食生活や住環境問題など」 2つ 「地域コミュニティーとしての課題」 3つ 「国や地球レベルの環境問題や戦争を含む社会問題など」

私たち人間が生きていくための基本単位は「家庭」です。ミクロの視点、マクロの視点で人間生活の諸課題について探求するのが家庭クラブです。

ちなみに、研究発表はグループ単位で活動し、会員個人は「プロジェクト学習」として個人単位でも課題を設定して探求します。こちらの発表も生徒の視点(課題の設定)が新鮮で発表会が今からとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

東北地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会2日目

昨日、意見体験発表を終えた生徒たちは夕食時に交流会を開き、今日は朝から「GAO(水族館)」と「なまはげ館」の見学に出かけました。東北6県の各水産系高校から集まった生徒たちははじめこそ緊張感がありましたがすぐに打ち解けて見学を楽しみました。帰ってきたときに感想を聞くと「チョー楽しかったです!」

水産を学ぶ仲間としてこれからもこの出会いを大切に友情を深めて欲しいです。

会場である大潟村は八郎潟の干拓地に位置します。わたくし、会議終了後「八郎潟干拓資料館」に立ち寄って干拓の歴史を学びました。水産屋の視点で見た干拓は、有明海の諫早湾干拓と被るところがありました。食料増産(コメ作り)という国策があったにせよ日本で第3番目の広さを誇った水産資源豊富な湖を埋め立ててしまったことを残念に思いました。

先生たちは昨日今日と水産教育研究会が続きました。「カリキュラムマネジメントの推進」「Society5.0に向けた水産教育」などを話し合いました。

見学会から帰ってきた生徒たちは、昨日の発表会の表彰式。最優秀賞は気仙沼向洋高校の「水産高校で学んだことを生かしてパティシエになる夢を実現する」という発表でした。原稿を見ることもなく堂々とした気持ちのこもった発表で素晴らしかったです。

水産系高校はほとんどの県で1県1校です。数が少ない分、県を超えた交流は生徒も先生も密接に行っています。水産物の安定供給は不易の理念。各県の水産、日本の水産を支えます。

 

 

東北地区水産・海洋系高等学校産業教育意見体験発表会

秋田県大潟村のホテルサンルーラル大潟を会場として東北地区の水産高校生の意見体験発表会が開催されました。

東北地区の水産高校生がが水産を勉強してこんな気づきがあった、自分にとってこんなに満足な体験をした。ということを発表する場です。

本校からは、I君が「好きを追い求めて」と題して発表しました。

八郎潟の中にある会場ホテル

東北地区各水産高校の代表生徒たち。先生方を前にして発表しました。

自分が感じた水産の面白みを報告し、将来の夢を語ります。

ちなみに、各校は 

男鹿海洋高校「ハタハタ定置網実習の体験を元に大学進学し、水産教員を目指す」

加茂水産高校「東京出身、父は漁師に、自分は航海士に」

宮古水産高校「水産が好き、水族館でこの気持ちをみんなに広げる」

高田高校「水産実習を通して将来は内航船の船長に」 

久慈東高校「魚の魅力を多くの人に、水族館員を目指して」

小名浜海星「長期航海を通して得たもの」

八戸水産高校「町を盛り上げる。深浦町の組合長になる!」

気仙沼向洋「水産の学びでパティシエに」

宮城水産高校「遠洋航海での体験を元に船乗りを目指す」

という内容です。

みなさん、特色ある水産各校で本当に頑張っていることが伝わりました。

緊張しながらも、自分の思いを皆さんにアピールしました!!


 

キャリアアップガイダンス

3年生、今日の5,6校時はキャリアアップガイダンスでした。ワイワイがやがやと集会室に集まってきた皆さんもガイダンスが始まるとシーン。真剣に先生の説明に食い入ります。

今日のテーマは「自己PR」、進学する人も就職する人も、いよいよ進路活動本番です。

「自身を知る」自分が身に着けてきたキャリア(積み重ね)を確認し、「相手にアピールする」練習です。

卒業までも、卒業してからも、キャリアを重ね続けて自分の未来を切り拓く力が求められます。

指示されたことだけを出来るようになるのではなく、自分の力で未来に向かって突き進む。その考え方を学びました。

 

 

家庭・福祉部会総会研究大会

先日の水産部会総会に続いて、今日は岩手県高等学校教育研究会家庭・福祉部会総会研究大会がリモートで開催されました。

岩手県内の70数名の家庭科の先生方がパソコンでつながって話し合いをしました。

総会では昨年度の活動報告と今年度の計画の協議。そして、研究大会では「新学習指導要領をふまえた新しい家庭科教育」という演題で講演が行われました。

激しく変化するこれからの時代に合わせて家庭科教育も変化していきます。

環境問題や消費者問題、男女共同参画社会など社会の中の生活問題解決に向けて主体的に考えて解決していく力がこれからの時代にはますます必要になっていきます。

本校食物科が課題研究で実践している「SDGs循環型農業(食品廃棄物削減)」や「食育」「アレルギー対応食」などが正にこれからの時代に必要とされる力を育成します。生徒一人ひとりが卒業後にそれぞれの生活の場で力を発揮していけるように先生たちは精一杯応援しています。

 

 

 

 

 

 

水産先生の集まり

今日は本校で岩手県高等学校教育研究会水産部会総会・研究大会が開かれました。

日本全国で水産の高校は46校だけです。そのうちの3校が岩手県にあります。久慈東高校、高田高校、そして本校、宮古水産高校です。

「新しい時代をリードする、創造的な水産・海洋教育はどのようにあればよいか」というテーマで研究発表と話し合いを持ちました。

「ICT機器を用いた授業改善」久慈東T先生

「カリキュラムマネジメント」宮古水産S先生

「Society5.0 脱炭素社会の水産」久慈東U先生

「Cromebookの活用」宮古水産K先生

「コミュニティー型、デバイス型授業展開」高田高校K先生

「さあ、みんなでがんばろー」のわたくし

世の中の変化は激しいです。更に、インターネットやロボット、水中ドローン、バーチャルリアリティーの活用など電子機器の進化も目覚ましいものがあります。

スマート農業、スマート水産業などと、かつての1次産業もこれからは電子機器を活用した近代的な産業に変化していきます。

魅力ある水産業に向けて、生徒に夢と希望を与える教育が展開できるように先生たちの研修は続きます。

 

 

InBodyをやってみた

InBody測定とは「体を構成する基本成分である体水分、たんぱく質、ミネラル、体脂肪を定量的に分析し、栄養評価に問題がないか、身体はバランスよく発達しているか、体脂肪が多い部位はどこかなど、人体成分の過不足を評価する検査」です。

食物科の授業でしばらく前から全生徒を対象にこの機械で自分の体成分を測定しています。自分の数値を確認して、食事バランスや運動不足でないかなどを振り返ります。食物科では「料理をつくるということはおいしさを追求するだけでなく、栄養バランスを考え、健全な体を作ることまで考える」ということまで実践していることがよくわかりました。すばらしい。

1分程度で骨格筋量や体脂肪量、体水分、ミネラルなどさまざまな数値が測定出来る驚きの機械。私の結果は秘密。今日は、先生たちが体験しました。

考査1週間前の静けさ

用事があって午前中に学校に行きました。普段の土曜日と違って1期末考査1週間前なので部活動もしていない学校はまるで静かです。

週明け月曜日に宮古管内のすべての高校と中学校の校長先生さらに関係の皆様が一堂に会する会議室を覗いてみるとすっかり会場準備が整っていました。

当日は来校した先生方に本校生徒たちのすべての授業を参観していただきます。そして、中学校と高校との情報交換をして連携を図ります。

どの先生も、本校に入ってがんばっている生徒の姿に期待しています。

久しぶりに中学校の先生と会う生徒の様子が今から楽しみです。

PTA

今日は盛岡で開催されたPTA総会に参加しました。岩手県内のすべての高校からParent代表-Teacher代表が集まって昨年度の活動報告と今年度の計画を確認しました。そして、研修が2本。「成年年齢引き下げに伴う消費生活上の危険について」と「昭和世代のためのSDGs教室」です。

わたくしが生きてきた昭和の時代の常識の多くは令和の時代にはそのままでは通じない。激しく変化し続ける世の中で、それを受け入れながら生徒たちは毎日を生きて成長しています。わたくしたちが困難に向かっていったのとは違う困難と今の生徒たちは戦っています。

当然、それを応援する私たちも昭和の常識に固執せず、この変化を受け入れながら変化していかなければいけないということを再認識しました。

そんな中でも、語り合う、わかりあうというという基本は昔も今も変わらないということも認識を強くしました。

明確な答えのない予測困難な時代を自分らしく生き抜くために、一緒に頑張ろう。明日からも。

 

 

最高の写りにしてくださいね!!

今日は3年生の進路用写真撮影が行われました。撮影してくださる写真屋さんはもう何十年も本校の生徒たちを写し続けてくださっている超ベテランです。「私を採用してくださいって最高の気持ちを込めた表情をするんですよ」という写真屋さんのアドバイスに生徒たちも俄然気合いが入りました。

うん、いいですね。バッチリ。撮影前の点検も念入りです。

前の人の撮影を見て、自分の番に備えます。

廊下では少しリラックス。でもドキドキしています。気持ちの中では「写真屋さん、最高の写りにしてくださいね」って。

さあ、あしたから6月。しっかりと将来の自分の姿を思い描いて、進路実現にむけてがんばりましょう。

 

 

知ってる人は得をする

今日の1学年のLHR(ロングホームルーム)は宮古市産業教育アドバイザーのクロイワ様をお招きして進路講話を行いました。

「情報の大切さ」「自分を知ること」「学びの大切さ」「自分の興味確認」「興味に沿った学びの勧め」を学びました。

「あ~知らなかったぁ、損しちゃった」という経験は誰もが持っていると思います。この逆が「知っていると得をする」ということです。

進路を考えるにあたっても、「自分をよく知り」「様々な情報を知る(学ぶ)」ことが自分の最適進路をできるだけ間違いなく選択するためにとても大切です。

身振り手振りや楽しい表現で1年生の皆さんは講話に引き込まれていました。そして、人とは違う自分を発見し、目標に向かって人生を切り拓いていくことにスイッチが入ったに違いありません。

写真が暗くてすみません・・・

気持ちはみんな未来にむけて明るかったんですよ。ほんと。

地域とともに

今日は学校評議員会が開催されました。学校は、先生だけで作っているものではありません。本校を応援してくださる地域の皆様のご意見をいただきながら常に変化していかなくてはなりません。地域応援団代表として本校では5名の方々に評議員をお願いしています。評議員の皆様と本校の先生方でよりよい学校作りにむけて熱心な話しあいが繰り広げられました。

大きな魚をきれいにさばく技術はこれからも教えて欲しい。宮古市の下宿代補助に対する中学校の反応は?

今の部活動は?外部コーチは? 中学生が高校の実習体験をもっとできるといいですね。 幼児クッキングいいね。・・・・・ 話は尽きません。 

目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!」

生徒の満足は、地域の満足につながると信じています。

 

 

 

スポーツ医科学講座~運動機能チェック

今日の6校時 1学年は外部講師をお招きして「スポーツ医科学講座」を実施しました。

一流のスポーツ選手だけではなく、発達段階の高校生は皆、自分の体を知り、正しく体を成長させることが必要です。

運動機能チェックをしながら、ゲーム感覚の運動神経チェックなどが展開し、盛り上がった1時間でした。

神妙に説明を聞いて始まりです。

腰痛チェック。前屈み、上体そらし。 一緒にやってる私は、この時点でイタタタタッ。

片足立ち、膝を持ち上げ静止30秒。ふらつく私を横目に、生徒たちはビタッ。

前屈、柔らかくするストレッチも体験。

正しい姿勢のチェック。かかと、お尻、両肘、後頭部を壁につけて、「ハイ、一歩前に。それがあなたの正しい姿勢です。」

ボール取りゲーム、いえいえ、反射神経チェックです。素晴らしい反応でした。

今の時代、若くても生活習慣病や腰痛に悩む若者が増えています。今日の講座では、常日頃から体を正しく鍛えて一生涯健康を維持することが大切と学びました。貴重な体験でした。わたくしにとっても。

 

 

 

高校魅力化フォーラム

高校魅力化フォーラムが盛岡で開催されました。

島根県隠岐の島の高校の取り組みや、SNSを使っての情報発信など、講演や事例発表がありました。学校の魅力化に向けて本校にもできること、見習うことがたくさんあります。すごく勉強になりました。

産学連携分科会で本校は「宮古トラウトサーモン 知る・作る・食べる」と題してN先生が発表しました。コーディネーターさんから「いい視点の取り組み」と評価していただくとともにN先生はじめ本校の今後の活躍にエールが送られました。

地域とともに、本校も盛り上がります。

目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!!」

みんなで力を合わせてがんばりましょう。ファイト!!

 

しおかぜ図書室開館中

昨年度からの図書の整理も終了し、今年度のしおかぜ図書室が開館しました。

昼休みは毎日、放課後は火曜日木曜日に開館しています。

当番の図書委員に「初日の利用者はどんなもんですか?」と聞いてみたら・・・

「・・・まだ、一人です」の答え。

みなさ~ん 面白い本がいっぱいありますよぉ~

さあ、図書委員の腕の見せ所、読書の楽しさをみんなに広げてください!!ね。

 

 

ワタシノショウライ

1年生と2年生、今日のロングホームルームは「職業適性検査」でした。

本校に入学してきた時点で、海洋生産科と食物科という専門を学習する学科に所属するわけですがまだまだ15歳と16歳、自分がどんな職業に向いているのかは不安もあります。今なりたい自分とまだまだ気づいていない自分。

職業適性検査では自分では考えたこともない職業ジャンルも含めて自分の能力を発揮できる職業分野を発見できます。

これをきっかけに、自分ごととして将来の自分像を作り上げ、それに向かって自分に磨きをかけます。

さあ、検査の結果が楽しみです。

「将来、どんな仕事をしたいと思ってるの?」と数人に聞いてみると。

「調理師です」「家の電気屋を継ぎます」「日本一の漁師です」「声優です」「美容師です」「プロのeスポーツプレイヤーです」・・・

まあまあ、いろんな答えが出ること出ること。

水産と家庭科の専門学習を通してその分野を目指すも良し。専門を自分の糧としながら異なるジャンルで活躍するもよし。

大切なのは自分を信じて、自分を鍛えて、自分の未来を切り拓いていく力を身に着けること。

これからの成長が楽しみです。