海運・水産会社関係者との情報交換会

 東北地区の水産高校や漁業会社関係者が仙台に集まる情報交換会に参加してきました。

 今、漁船乗組員の高齢化・後継者不足が深刻です。どうすれば、若者が漁船漁業に魅力を感じるのか?

 漁業会社が変わらなくてはならないのはどのようなことか。水産高校が努力すべきところはどのようなことか。

 イカ釣り漁業協議会・遠洋漁業協同組合・船主協会・底引き網漁業協同組合・漁業会社各社・全国漁業就業者確保育成センター と青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島各県の水産高校 約50名が話し合い、日本の漁船漁業の維持発展について情報を交換しました。

 会社は操業形態や居住空間の環境向上など漁業現場を魅力的にし、若者が行きたくなる環境づくり。学校は活力があり漁業現場をこれから変えていく意欲ある人間作り。お互いが信頼感を持って協力することが求められています。

 学校では、生徒たちに「努力している漁業会社の姿」を映像で、または講演会などで情報提供します。夢と希望をもって「自分たちが日本の漁業を切り開く」という生徒がどんどん出てきてくれることを期待し、努力します。