焼津港外着

おかえりなさい。りあす丸いよいよ焼津に到着。みんな元気に帰ってきました。本日お昼過ぎに船長と乗船指導教官から「ただいま」の連絡が来ました。

 民間マグロ船との水揚げ順番があるので、今日明日は陸地を目前にしながら錨泊(岸壁につけずにアンカーを入れてお泊り)です。でも、沖とは違って揺れもほとんどないので今日はゆっくり眠れますね。一息入れてください。

焼津の街を目の前にして、錨を投入。アンカーチェーンの伸びる方向と角度を確認!

電子海図と目視で錨泊中も24時間体制で周囲の状況を常に注意します。

この球状の網カゴは形象物といって船舶が自船の状況を表すものです。国際ルールの海上衝突予防法で日中に掲げるように定められています(夜間は灯火)。黒球1つは「本船は錨泊中」を意味します。

ちなみに 黒球2つ連掲なら「運転不自由船(故障中)」3つ連掲なら「座礁中」  

海洋生産科の生徒たちにとって教科書で勉強してきたことを実際に体験(準備して、あげておろしてかたずけて・・・)し、ぐっと深く自然に理解していくのです。単なる暗記よりよっぽど楽しいですよね。