西和賀高校生徒会来校 復興学習交流会

 今日、明日と生徒会執行部交流研修が行われています。復興学習として大震災津波の教訓を確認しました。

 本校と西和賀高校との交流は平成12年にスタートしました。当時は「スノーバスターズ」と銘打って、本校生徒会チームが雪深い西和賀で西和賀高校生徒会とともに雪かきボランティアを行うというものでした。

 それから、21年目の今日、大震災で中断した年もありましたが、これまでずっと続けている行事です。

 大震災津波を経験してからは、本校が行くだけではなく、年に2回交流し、西和賀高校を本校に迎える際は震災復興学習を行っています。

 今日は、「私たちが当たり前に勉強している学校がいかに海から近いのか、海面からの高さがどのくらいあるのか」を自分たちで測量して確かめる体験をしました。

 お互い、はじめての体験ながら、真剣に事前学習し、協力し合って海岸から本校までを測量して確かめました。

 見ている私も、大震災当時を思い出しながら、震災の教訓を伝え続けなければいけないとの思いを強くしました。

 久しぶりに、大震災当時の学校付近の写真を見直したのでUPしました。

ここからは、大震災当時の学校付近の様子です。

そして、今日の学校付近

 平成23年3月11日、 生徒と一緒に学校前道路を高台に駆け上り、河南中学校の体育館に避難しました。

 寒い寒い夜を数日過ごし、それからのエピソードはまさに経験した人すべてが様々だと思います。

 この教訓は是非ともこれからの若者に伝え続けなくてはならないと思っています。