焼きビーフン!
食物科2年生、今日の調理実習は「焼きビーフン」。昨日ほどではありませんが暑い暑い調理室で熱心に調理が進んでいました。
ビーフンとの相性を考慮して、にんじんはほそーいスライスです。しいたけはほどよい薄切りで。
一見、肉と見間違えました。グレープフルーツの果肉を丁寧に取り出しています。
話しかけるのも気が引ける「炒め」。 でも、しっかり油がにじんだ中華鍋と強火力で、炒め作業も慌てることなく進みました。
調理室にはまだエアコンがないため、扇風機で暑さしのぎです。
「焼きビーフン」「うずら卵と小松菜のスープ」「グレープフルーツかん」のできあがり。
今日はどこが一番難しかったですか? と聞いてみると 「穴の空いたグレープフルーツの容器に寒天を流し込むときにこぼれ出ないようにするのが一番緊張しました」との返事。
安定感を出すため、グレープフルーツの底は切り取られていました。そこに、最初静かに寒天を流し込んで薄い膜を作った後、徐々に果肉入り寒天を流し込んだそうです。聞かなければわからないこの苦労。技に感心!
ちなみに、「校長先生1ついかがですか」の一声をいただき、ありがたく試食を。これでもかというほどに果肉たっぷり、そしてほどよい甘さとグレープフルーツ独特の酸っぱさが口に広がり最上の仕上がりでした。夏に最高のデザートですね。
2年生が調理している立ち居振る舞いがだんだんと落ち着きを増してきた気がした実習風景でした。