寒くても元気
今日も宮古は寒いです。栽培漁業実習室の室温はなんと1℃。でも食品資源コースの生徒と先生たちが日ごろかわいがっている水槽内の魚たちは元気いっぱい。金魚たちは、私が近づいただけでも「エサちょうだ~い」とうようよ集まってきました。
今、飼育しているのは金魚、イワナ、メバル、メジナ。春が来て「地引網実習」をしたらもっと仲間が増えます。
サケやサンマ、スルメイカの不漁が続く中、岩手県では「トラウトサーモン」や「ホシガレイ」など魚類養殖への期待が高まっています。魚類養殖の基本は「金魚」です。栽培漁業実習室では「金魚」の産卵・種苗生産から親魚育成まで行います。さらに、地元で捕まえた魚たちを飼育・観察しています(かわいがっています)。
魚を愛し、健康に育てる。実習室の魚たちも生徒が早く来るのを待っています。
メジナはすばしっこく逃げて、今回は私に写真を撮らせてくれませんでした。
夏にはクロダイやフグ、カワハギ、アジ、イトマキヒトデ、ウミウシたちも、めずらしところでは山田湾で採取する「オジサン」や「カシパン」も仲間入り。
みんな、じっくり観察して餌付けするとすごくかわいいんですよ。時期が来たらまた紹介します。お楽しみに。