2023年2月の記事一覧

やってミソ~、つくってミソ~

今日の食物科2年生、味噌を仕込みました。

「味噌って、保存が利くから被災時の非常食にも向いているんですよ。米と味噌と梅干しがあればやっていけるって思って、私も地元の方に教えていただいて9年前から味噌づくりを始めました。」 今日の講師のお話を生徒たち、メモをとりながら真剣に聞き入ります。

県内産大豆。昨夜からしっかり水を吸わせています。 つやつやとして、もはやこの段階でおいしそう。

県内産米麹と、本にがり入り粗塩 素材にこだわります。

蒸した大豆を人肌温度にまで冷ましている間に、麹と塩を均等に混ぜ合わせます。

(私)「器用にやってるね。家でも作るの?」 (生徒)「いえ、私は作りませんが、いつもおばあちゃんが作るのを見ています。」  なるほど、味噌造りは身近なんですね。

ほどよい温度に冷ましたら、フードプロセッサーで細かくした大豆と米麹・塩を混ぜ合わせ。

水分調整が微妙です。 もうちょっとかな。 少しずつ、水を加えてよく練りました。

ここはおいらに任せとけ。・・・だいじょうぶ?

各班で混ぜ合わせた味噌の素(って言うのかな?)は大きな樽へ貯蔵

あとは、1年待つのだぞ。 おいしい味噌が出来るの間違いなしの仕上がりです。

3年生になったら食べましょう。 職員の集団給食実習でも使って欲しいなあ。 水高祭の大食堂でも食べてもらいたいなあ。

 

はえ縄実習終了!本船、ホノルルへ向かいます。

りあす丸船長から、漁場切り上げ、ホノルルに向けるとの報告が入りました。

最後の縄上げは、メバチマグロ、キハダマグロの大型中心に400kgの漁獲でした。

生徒たちは皆元気で「成長しました」との報告です。

さあ、遠洋航海実習も後半に突入。 ハワイで水と燃油とステーキ肉(食糧)を積み込んだら目指すは日本。

気を抜くこと無く、実習は続きます。

 

制服(ブレザー)を卒業。いよいよスーツへ!

3年生、今日は「スーツ着こなし講座」を受講しました。 高校3年間、ずっと宮古水産高校の制服で過ごしてきましたが、卒業後はそれぞれの進路先で入学式や入社式、通勤に通学、さらにはパーティーや冠婚葬祭の場面でも、男子も女子もスーツを着る場面が断然多くなります。 卒業を前にして「着用シーンごとのスーツの違い」を知ったり「自分自身のスーツ着用イメージをつかむ」練習をしました。

いつものクラスメートが今日はスーツにドレスアップ。「いつもよりかっこいい」って声が飛び交いました。

「肩幅で選ぶことが一番大切ってわかりました」「軽くていい感じです」「スーツとネクタイの組み合わせで印象が変わることがわかりました」「ネクタイは3本あればまずは十分なんですね」(By生徒)

「気持ちがシャキッとします」「他のも着てみたいです」「きれいに着られてテンション上がりました」「パンツもスカートもありですね」(By生徒)

様々なタイプのコートを着たり、ベストの色を変えてみたり、ドレスアップによってガラリと雰囲気が変わります。フォーマルだとこんな感じで、仲間内のパーティーだとこんな感じがいいですね・・・ 新鮮な情報が次から次へと出てきます。

 肌・瞳・髪などの色具合による自分のパーソナルカラーを意識して「自分に似合う色」を選ぶと「より明るく、生き生きして見える」着こなしができるそうです。(知らなかった・・・私のパーソナルカラーは何色??)

現代を生きる生徒の皆さんはおしゃれにも興味津々です。 新生活にドキドキは当たり前、地元に残る人も、県外で暮らす人も、スーツをしっかり着こなして、「明るく・生き生きと」新しいこれからの毎日を存分に楽しむのだ!!

今日もりあす丸は東へ進む

今日のりあす丸 北緯16度09分 西経164度59分 気温25.0度 水温26.0度 針路74度(ENE) 速力10.3ノット

うーん 今日も適水(移動中)。 船はだんだんとハワイ諸島に近づいています。 船長、どこの海域を狙っているの? 次の縄入れが待ち遠しいです。

ハワイに入ればステーキ肉を積み込んで・・・ってなことが、きっと船内で話題になっている頃です。

 

 

こどもおさかな教室

海洋生産科食品資源コースでは、養殖の勉強のために自分たちでふ化させて育てている金魚たちを市内のこども園にプレゼントしています。 生徒たちがこども園に出向いて、まずは「金魚の一生」紙芝居を披露して、手作り絵本のプレゼント。そして、水槽をセットして金魚をプレゼントします。このあとは園児たちが一生懸命お世話します。

子どもたちはキラキラした目で紙芝居に集中。 高校生のおにいさん(生徒)は得意になってお芝居します。

水槽セットは手慣れたもの。

金魚の養殖は魚類養殖の基本。食品資源コースでは毎年5月頃に産卵した卵をふ化させ、金魚すくいサイズから産卵サイズの成魚まで丁寧に育てています。

ここ数年、コロナの関係で水高祭での金魚すくいは実施できていませんが、こども園へのプレゼントは続いています。 生命誕生の不思議さや、育てていく愛情を子どもたち伝えることで子どもたちが喜び、学び、さらに高校生たちの意識も高まっています。