りあす丸あっという間にハワイを後に

補給のためにハワイオアフ島ホノルル港に入港したりあす丸。 土曜日に「無事、入港しました」の連絡を受けたその日のうちに「出港しました」そして「焼津に向けて航行中」の連絡が。08:15入港そして16:00出港。 コロナ禍で無ければ「補給(食糧・水・燃油)」とあわせて「ハワイ観光」がセットなのですが、今回はまだ我慢です。先ほど届いた「りあす丸便りVol4」で生徒たちの様子が伝わってきました。

学校近くで魚釣りをしていると30センチのクロソイでも大満足なのですが、りあす丸から自分の竿で魚を釣っていると、メートルクラスのシイラやら、謎の魚やら、さまざま獲物をゲットできます。今回は「クロタチカマス」が獲物な様です。 お店には並ばないような魚たちと遭遇できるのも遠洋航海実習の楽しみです。

 

パイラー(パイロット=水先案内人)は港ごとにいる係官です。 パイラーが本船に乗り込めば、船長も操船の指示は出せません。パイラーの指示で船を操船して港内の岸壁に着岸させます。 (パイラーは、大型船などで長らく船長をした方しかなれない権威のある役職です)

生徒の緊張が目に見えるようですが、ハワイのパイラーは気さくな方が多いようで、お土産(ペン)までもらったのですね。

船は快調に走っています。焼津入港予定は3月13日(月)。帰り航海でも海洋調査や天測計算実習が続きます。生徒たちが元気に帰ってくるのを楽しみにして待っています。