りあす丸帰港
11月20日(日)から小笠原諸島父島でのダイビング実習航海に出ていたりあす丸が本日宮古に帰ってきました。
出港時は雨模様。そして今日の帰港は曇り空。 出て行くときは時化模様を心配しましたが、みんな元気に船内生活を過ごしたそうです。
小笠原では天気に恵まれて、父島ではボートからのダイビングを体験しました。気温は約25度。
潜水用に作られたデッキから入水。宮古での練習とちょっと勝手が違いますが、南の海への期待が高まります。
ひとりずつ、注意しながら「ジャイアントストライドエントリー」
ゆっくり潜降。まずは浮かず、沈まずの中性浮力の調整です。日頃の練習成果が試されます。
そして、いよいよ水中散歩。 現地ガイドが案内してくれます。
足下はすべて珊瑚。 壊さないように注意しながら移動します。
色とりどりの魚たちがうようよいます。
普段潜っている北の海とはまるで違う景色を満喫した生徒たち。
あっという間の父島滞在を終えて、本日、宮古に帰港。
ともにスクーバダイビングを楽しんだ久慈東高校、高田高校の皆さんともここでお別れ。各校お迎えの学校バスで帰っていきました。
職業としての潜水士を選ぶ道、スポーツレジャーとして潜水を楽しむ道。生徒それぞれの選択です。でも、学校で潜水を勉強できるのは岩手県内では3つの水産系高校と種市高校だけです。
海を(水圧や塩味や流れを)身体で感じ、魚たちと水中で戯れる。人生の中での1つの体験としてすごく魅力的だと思います。水産高校人気の実習です。