カテゴリ:授業風景

ディベート

昨日の授業の紹介です。

食物科3年生、国語表現の授業は「ディベート(討論)」でした。

私の年代にはまるで聞き慣れないことば「ディベート」なのですが、今の高校では教科書にこの項目が入っていて授業でディベート練習を行います。これからの社会を自分の力で切り拓いて生きていくためには「相手の話を聞きながらも、自分の考えをしっかり正しく相手に伝える」技術が必要です。英語力をつけて国際性を身につけるとともに、ディベートにより思いを他人に伝える練習を生徒たちはやっています。

司会者を挟んで、一つのテーマについて「肯定派」と「否定派」にわかれて討論します。

今日の授業で選んだテーマは「週休3日制導入について」でした。

まずは、賛成派と反対派がそれぞれ主張します。

相手の話を聞いてから、再び自分がしゃべります。反論です。

最終的に公聴している第3者がどちらの意見に賛成かジャッジしました。

私の世代は、日々の生活の中で体験的に自分を主張するすべを身につけてきた気がします。論理的に説明できず、感情的になってしまって失敗することも度々・・・

生徒の皆さん、この手法を忘れずに、実社会で磨きをかけていくのだぞ。

相手を打ち負かすのみのディベートでなく、相手を理解し、わかり合う結論を導き出すディベートを目指してください。