カテゴリ:授業風景
体育館ではドッジボール、被服室では
快晴ながら冷たい風が吹き荒れ、寒さが続く1日でした。最高気温はは0℃。
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体育館では食物科の1年生が授業中。入念なストレッチの後、暖まるには「ドッジボールが一番!」と男女混合チームで盛り上がりました。
男子が女子を狙うときに、球速にちょっと紳士的な配慮を感じたのは気のせい? 生徒の熱気と日射しとで暖まった体育館でした。
被服室では食物科3年生が最後の手芸作品作り
ベース作り班
軸巻きテープ作り班
リボン作り班
桜の花まとめ班
各班のパーツをまとめると、きれいな桜のコサージュができあがり。
試しに胸につけました。 今度つけるのは、3月1日(水)の卒業式です。
海洋生産科と専攻科の人の分まで今日はみんなで作りました。 3年生は明日から学年末考査。 それが終わると数回の登校日を経て、いよいよ3月1日(水)は卒業式です。 今日で高校の通常授業はおしまい。 皆さんたいへんよく頑張りました。
海技士養成講習会
年が明けて、講習会は今日から再開。海技士資格・専攻科合格を目指して初日から熱が入りました。
がんばれ、3年生!
放課後学習会
すっかり暗くなった第3校舎の中で、煌々と灯りが付いている部屋が一つ。「船尾からぁ大波を受けるとぉ」・・・廊下まで学習内容が聞こえてきます。
本校専攻科進学志望の3名が放課後学習をしているところでした。就職や推薦入試での進学のクラスメイトが次々と進路を内定していく中、専攻科入試はまだ先の年明け1月20日(金)。本科3年間で学んだ海技知識を専攻科の2年間で更に高めて「3級海技士」「2級海技士」を取得して船長を目指します。そのためにもまずは合格しなくては。
目標を共にする3人の気合いの入った学習会でした。これから、1月の入試本番まで続きます。
今日の授業見学会
今日の授業見学は2年生を紹介します。
食物科の「数学」。因数分解などの復習に続いて今日は「メビウスの輪」を作ってみました。
えっ、なんでつながるの?数学的に証明するのは今は置いといて、「理屈の前に実体験」。不思議と感動を体験してこそ、深みを知りたい興味がわいてくる。
難しいのもいっぱいあるけど、今日も面白いこと体験しました!
海洋生産科の「コミュニケーション英語」
「良いプレゼンテーションと、悪いプレゼンテーション」がテーマ。スクリーンに映るアメリカン高校生のプレゼンを見て聞いて、何が良くて何が悪かったのか、みんなで考えました。
「目線(原稿じゃなくて聴衆を見る)」「笑顔」「自分ごととして話す」アメリカでも、日本でもプレゼンテーションの際の大切なポイントは一緒です。
英語で聞いて、英語で考える。そして英語でも日本語でも役に立つ知識をゲットしました!
食物科と海洋生産科、専門科目はまるで分野が違いますが、英語や数学はすべての基本。両方の学科で勉強しています。今日も一日頑張りました。
今週は互見授業週間!
今週は、先生たちがお互いの授業を自由に見学し合う週間です。授業によって、先生によって生徒の皆さんの反応や盛り上がりは様々です。他の先生のいいところを見習い、自分の弱点を見直す。生徒が楽しくわかりやすければ、先生も楽しくうれしくなる。そして、お父さんもお母さんもうれしくなる。そんな授業を目指しています。
私は、今日は1年生にお邪魔しました。
1年海洋生産科「小型船舶」は灯浮標の勉強です。(先生)「この前、教習艇で港に入るとき、左側の防波堤の先に見えた標識は何色ですか?」 (生徒)「う~ん」「赤!」 (先生)「残念。緑です」「赤は右側に見えていました」 「左側の緑の標識を左舷標識」「右側の赤の標識を右舷標識と言います」(生徒)「え~、そうでしたっけぇ。」
自分が船長になったとき、標識を覚えていないと大変です。1年生はまだまだ覚えることだらけ。がんばってます。
お隣の食物科の教室では「保健」の授業が。様々な事故と要因についての学習でした。(先生)「一口に事故と言っても様々な事故があります。」「すべての事故には要因があります。今日はそれを考えてみましょう」
食後の睡魔が襲い来る5校時、海洋生産科も食物科もみんなしっかり元気に盛り上がっていました。
キャッチボール
このところ寒い日が続きましたが、寒さが緩んでぽかぽか日差しの2校時、グラウンドに目をやると女子たちがキャッチボールとソフトボールをしています。今日の3年生の体育は外での活動だったようです。
私の世代と比較すると、今の世代はあんまり野球やソフトボールの経験がありません。ぎこちないキャッチボールについ注目。応援したくなります。
キャ~ッ。 投げた本人の思惑とは大分違う方向にボールが飛んでいき、それを一生懸命追っかけます!
なんだか見ているこっちも楽しくなるひとときでした。
生きる数学、活かす数学
2次方程式や棒ひげ図の読み取り・・・ 先生、こんなの勉強しても何にも使わないから必要ないんじゃないですか!!
昔から、生徒がよく発する言葉です。
今日の2年生の数学は、私たちが生きている生活の中で「自分に興味のある分野のことをとにかく様々調べて、グラフや数値を活用してみんなに説明しよう」というものでした。
テーマは自分の興味のある分野なら何でもあり。「サメの漁獲量」「クロスバイクのメーカー別売り上げ」「A社とB社のリールの売り上げ」「バナナの消費量」「そばの消費量」「NBA選手の身長と体重」「ビルボードランキング2022」「漢字の偏の画数」「コンビニスイーツの値段とカロリー」「アジア圏の平均寿命」・・・・・・ 全員分が書き切れませんが、まあとにかく「そうくるか」と感心させられる調査がずらり。
「え~ バナナの生産地は・・・」 タブレットと、作成資料を使いながら班員に説明します。
「サメの漁獲は宮城県が第一位です。その理由としては・・・」
「お笑い芸人って、イケメンがいない様なイメージがありますが、調べてみると意外と・・・」
「A社のシュークリームは値段が安い割においしくて大きくてカロリーが高くてお得です。」「え~、だからつい買っちゃって太るんだ」
「当用漢字の中で木偏の漢字が最も多く、相関係数を調べてみると・・・」
事前にタブレットを使用して膨大なデータの中から必要な情報を整理して、自分のテーマに沿った数字を表に並べて折れ線グラフや棒ひげ図など適切なグラフを作成して説明する。
どんなグラフを使うのかはその人次第。どうすれば自分の興味分野をみんなにわかってもらえるのかを考えながら資料を作ります。
担当の先生からの一声、「皆さんの持ち時間は5分間です。短かすぎず、長すぎず、しっかりと5分間を使い切ってください」 「予定していた説明をもし早く終わってしまったら、その後は、アドリブで何でもいいから説明を補足するとか、自分をPRしてもいいです!」
大人でも、5分きっかり使うというのは難しいのですが、生徒たち「えっ、まだ2分もある・・・ じゃ、バナナの豆知識を・・」と始めたり。 「じゃ、皆さんの質問を受け付けます」と始めたり。
授業の知識を、これからの生活にしっかりと活かしていける楽しい授業がくり広げられました。
進路先での防災対策
3年生、今日のロングホームルームは「防災学習」。来年の4月から住むであろう進路先地域について、「過去にどんな災害が起こったのか」「生きるために何が必要か」「周りの人とどんなかかわりが必要か」「備えるべきことは何か」を調べ、そして考えました。
今、学校ではWi-Fiが完備していて、教室でタブレットを使用して簡単にインターネット検索ができます。
本校では卒業生の約半数が宮古を離れて初めての地で生活します。調べては書き留めながら親に頼らないで生きていく意識を強くしました。
(私)どこについて調べているの?「宮古です」「盛岡です」「仙台です」「大阪です」「埼玉です」・・・・
内定が決まった人も、これからの人も、皆さん真剣に調べて、真剣にこの先のことを考える時間になりました。
住む土地が違っても、基本的な対応は一緒です。「生きる」「かかわる」「備える」です。今のうちからしっかりとした対応を知っていればいざというとき自分と自分の大切な人を守れます。大震災の教訓を生かして、世界中のどこにいても命を大切にしてください。
元気に3日目考査
土日を挟んで、今日は考査3日目。開始前の生徒の様子を覗きに行ってみると、元気元気。
カメラを向けると自然とピース。土日の勉強は相当はかどりましたな。
さあ、考査は今日と明日のみ。 その調子で頑張るのだぞ!
今日から考査です
今日は考査の初日です。生徒と先生がかけあういつもの元気な声はなく、どの教室も鉛筆が走る音だけのシーンとした1日でした。
廊下から静かにパチリ。
努力の結果を出せるよう全力で頑張るのだぞ。