2022年6月の記事一覧

家庭クラブ総会

本校家庭クラブは ①明るく民主的な家庭生活の実現 ②家庭での自己存在を認識し、家庭や社会に奉仕する ③他校と親睦を図り、国際的視野を広める という3つの目標の下、食物科の生徒全員が加入して活動しています。

今日の総会では、昨年度の活動を振り返り、今年度の計画を確認しました。

まずは今年度の家庭クラブ役員の紹介から。

1年生のために、役員が「家庭クラブとは何か」をレクチャー。

決算報告、活動計画・・・総会はスムーズに進行。

最後は、研究発表です。

3年生が活動中のSDGs資源循環型農業(コンポスト利用で生ゴミを減らそう)を発表しました。

家庭科で解決すべき(探求すべき)課題の対象には3つの段階があります。

1つ 「身近な家庭内の食生活や住環境問題など」 2つ 「地域コミュニティーとしての課題」 3つ 「国や地球レベルの環境問題や戦争を含む社会問題など」

私たち人間が生きていくための基本単位は「家庭」です。ミクロの視点、マクロの視点で人間生活の諸課題について探求するのが家庭クラブです。

ちなみに、研究発表はグループ単位で活動し、会員個人は「プロジェクト学習」として個人単位でも課題を設定して探求します。こちらの発表も生徒の視点(課題の設定)が新鮮で発表会が今からとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

東北地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会2日目

昨日、意見体験発表を終えた生徒たちは夕食時に交流会を開き、今日は朝から「GAO(水族館)」と「なまはげ館」の見学に出かけました。東北6県の各水産系高校から集まった生徒たちははじめこそ緊張感がありましたがすぐに打ち解けて見学を楽しみました。帰ってきたときに感想を聞くと「チョー楽しかったです!」

水産を学ぶ仲間としてこれからもこの出会いを大切に友情を深めて欲しいです。

会場である大潟村は八郎潟の干拓地に位置します。わたくし、会議終了後「八郎潟干拓資料館」に立ち寄って干拓の歴史を学びました。水産屋の視点で見た干拓は、有明海の諫早湾干拓と被るところがありました。食料増産(コメ作り)という国策があったにせよ日本で第3番目の広さを誇った水産資源豊富な湖を埋め立ててしまったことを残念に思いました。

先生たちは昨日今日と水産教育研究会が続きました。「カリキュラムマネジメントの推進」「Society5.0に向けた水産教育」などを話し合いました。

見学会から帰ってきた生徒たちは、昨日の発表会の表彰式。最優秀賞は気仙沼向洋高校の「水産高校で学んだことを生かしてパティシエになる夢を実現する」という発表でした。原稿を見ることもなく堂々とした気持ちのこもった発表で素晴らしかったです。

水産系高校はほとんどの県で1県1校です。数が少ない分、県を超えた交流は生徒も先生も密接に行っています。水産物の安定供給は不易の理念。各県の水産、日本の水産を支えます。

 

 

東北地区水産・海洋系高等学校産業教育意見体験発表会

秋田県大潟村のホテルサンルーラル大潟を会場として東北地区の水産高校生の意見体験発表会が開催されました。

東北地区の水産高校生がが水産を勉強してこんな気づきがあった、自分にとってこんなに満足な体験をした。ということを発表する場です。

本校からは、I君が「好きを追い求めて」と題して発表しました。

八郎潟の中にある会場ホテル

東北地区各水産高校の代表生徒たち。先生方を前にして発表しました。

自分が感じた水産の面白みを報告し、将来の夢を語ります。

ちなみに、各校は 

男鹿海洋高校「ハタハタ定置網実習の体験を元に大学進学し、水産教員を目指す」

加茂水産高校「東京出身、父は漁師に、自分は航海士に」

宮古水産高校「水産が好き、水族館でこの気持ちをみんなに広げる」

高田高校「水産実習を通して将来は内航船の船長に」 

久慈東高校「魚の魅力を多くの人に、水族館員を目指して」

小名浜海星「長期航海を通して得たもの」

八戸水産高校「町を盛り上げる。深浦町の組合長になる!」

気仙沼向洋「水産の学びでパティシエに」

宮城水産高校「遠洋航海での体験を元に船乗りを目指す」

という内容です。

みなさん、特色ある水産各校で本当に頑張っていることが伝わりました。

緊張しながらも、自分の思いを皆さんにアピールしました!!


 

キャリアアップガイダンス

3年生、今日の5,6校時はキャリアアップガイダンスでした。ワイワイがやがやと集会室に集まってきた皆さんもガイダンスが始まるとシーン。真剣に先生の説明に食い入ります。

今日のテーマは「自己PR」、進学する人も就職する人も、いよいよ進路活動本番です。

「自身を知る」自分が身に着けてきたキャリア(積み重ね)を確認し、「相手にアピールする」練習です。

卒業までも、卒業してからも、キャリアを重ね続けて自分の未来を切り拓く力が求められます。

指示されたことだけを出来るようになるのではなく、自分の力で未来に向かって突き進む。その考え方を学びました。

 

 

部活動再開!

1期末考査も終わって、放課後部活動が再開しています。

校地内を歩いてみると、太鼓の元気な音や、格技場からは「バシッ」「バンッ」と受け身の音が。

各部とも新型コロナ感染症対策をとりながらもだんだんと通常の練習に近づいてきました。みんな生き生きと活動しています。

昨年度と違い、今年度は多くの大会が開催される予定です。

次の大会に向けてガンバレみなさん。