2022年11月の記事一覧
りあす丸入港
本日0900、りあす丸は宮古港藤原ふ頭に着岸しました。9月に宮古を出港してハワイ沖でのマグロはえ縄実習を行い約2か月ぶりの宮古です。 専攻科1年生、たくましくなって帰ってきました。 船首作業も船尾作業もブリッジ作業もしっかり様になっていました。
次の航海は今月下旬の小笠原諸島父島への潜水体験航海です。本科3年生と専攻科1年生の混乗です。
ひと時の涼しい宮古を満喫してください。
三崎出港
本日1445りあす丸は三崎港を出航しました。
いよいよあさって月曜日の朝には宮古入港予定です。
マグロ水揚げ
今朝からりあす丸はハワイ沖で漁獲してきたマグロやカジキなどを水揚げしました。場所はマグロの町、神奈川県三崎港です。
さあ、このマグロは何キロでしょう。 3年ぶりのハワイ沖漁場はやっぱり大きいメバチマグロがたくさん獲れました。
マグロ流通業界では40キログラム以上のメバチマグロを「大バチ」、20キロ以上を「中バチ」と呼んでいます。写真では正確な重さはわかりませんが、「大バチ」であることは確かです!!
マイナス55℃で凍らせて持ち帰ったまぐろたちは石のようにカチンカチン。移動させるときに自分の足のすねに当てたりすると涙ものの堅さです。一匹一匹陸上で計量して売り渡します。
航海中に紹介できなかった「りあす丸便り」も紹介します。 出港後の風景。
漁場までの天文航法実習など。
操業中。メバチマグロ、キハダマグロ、エチオピア、サメ食い被害のマグロ・・・・・
コロナのため、ハワイに入港するも燃料油と食糧の補給のみ。 パイラー(水先案内人)とは港ごとに所属しているベテラン船長たちで入港してくる外国船に乗り込んで船を安全に岸壁に導きます。
帰り航海では漁具整理や船体のさび落としなどを行います。 ハワイで積み込む食糧の定番「アメリカンステーキ」もしっかり出たようですね。
明日の夕方、三崎港を出港。いよいよ宮古に帰ってきます。 宮古入港は14日(月)の予定です。 最後まで気をつけて帰ってきてください。
今日から3期末考査
今日から3期末考査が始まりました。 考査期間中の廊下は直前勉強の生徒たちで賑わいます。 開始数分前には全員着席。 そして問題用紙と解答用紙が配布されたあと緊張感のある静寂の50分間が展開します。
一心にノートとプリントを確認中!
オレはガッチリですぜ! と 僕はダメェ
試験前でもイェイです。
さあ、出来具合に皆さん納得できたでしょうか。 普段の楽しい賑やかさとは違う緊張感のある賑やかさが火曜日まで続きます。 がんばれ、みんな!!
フランスのこころ、日本のこころ
昨日はフランス料理講習会。ヨーロッパの歴史の中で培われてきたフランス料理の基本を静岡県のホテルの料理長から教わりました。シェフはもちろん本校の卒業生です。
今日は、日本を代表する料理「にぎり寿司」講習会。県内でも、全国的にも人気の市内寿司店のご主人に教わりました。もちろん本校の卒業生。
見た目も作り方も全然違いますが、素材を大切にし、食べる人の気持ちを考えておもてなしする点は全く共通しています。 その道のプロ、しかも先輩に教わった生徒たちは一段と自分がプロの料理人になることに現実味を感じたのでした。
サーモンのフィレンツェ風 の食材。 もちろん「みやこトラウトサーモン」です。
さあ、この日本の野菜たちは・・・・ フィレンツェとマセドワーヌサラダに変身します。
シェフの模範調理を見ながら、説明を聞き漏らさずにレシピにメモを加えます。 「ナツメグは今日は粉末を使いますが、手に入ればホールのものをミルして使うと一段とおいしいです」・・・・メモ、メモ
メモする姿は真剣そのもの。
湯がいたほうれん草をバターでソテー
マセドワーヌサラダにはマスタード、白ワインビネガー、そして手作りマヨネーズも使います。
さあ、オーブンにIN。
このメニューはフランス料理の基本的なものだそうです。
(生徒)「今までで、一番大変だった料理は何ですか?」(シェフ)「う~ん。 簡単と思ったことはありません。すべてが大変かもしれません。常に勉強だと思っています。」「5年、10年は本当につらいことの連続でした、10年たってやっと自分なりに出来るようになってきたかもしれませんが、いいかどうかはお客様が判断します。そのためには時々フランスに行って自分の料理が正しいのかどうか確認しています。」 さすが、料理長。
さあ、こちらは寿司講習会。 ご主人が目の前でテキパキと新鮮な魚を冊にしていきます。 「皮を引いたらまな板に臭みが着くので洗ってください」 「はいっ」アシスタントはマナ板洗い中。
今日のネタ、まぐろ、ぶり、ヒラメ、ホタテ、タコ、蒸しエビ、いくら・・・このほかに卵焼きも。 卵焼きには出汁をきかせていて、各店オリジナルのこだわりと技術があるのだとか。
手ほどきを受けて、軍艦巻きも作ります。
「自分は家でもやってますから慣れてます」って。余裕。
見ていたところ、わさびの量はみなさん控えめかな?
準備した寿司飯とネタを使い切るまで、どんどん握りました。
立派なにぎり寿司1人前!
もちろんごちそうになりました。 生徒もみんな喫食しました。 さあ、寿司屋の握りと、今日の握り、ご主人の模範握りと、自分の握り、違いはどうだったでしょうか。 プロ並みには出来ていないかもしてませんが高校3年生の握りとは思えないおいしい立派なにぎり寿司でした。 家で握ったら、家族全員絶対満足しますぞ。