カテゴリ:今日の出来事
東京岩水会
本校の同窓会は岩水会といいます。同窓生は宮古での活躍はもちろん、東京でも多くの皆様が活躍しています。今日は、3年ぶりに開催した東京岩水会の総会に参加させていただき、多くの同窓の皆様と交流させていただきました。
コロナ禍での開催で参加人数は少なくなりましたが、宮古水産高校同窓の熱い思いが伝わる集いでした。
台風14号の影響で土砂降りの東京。雨なんて何のその。「一本足の下駄で通ったんだ」とか「俺の時は100人近く東京に来たんだ」とか、先輩方は今もエネルギッシュ。力強い応援団。いつまでも話は尽きませんでした。
東京同窓会長のごあいさつ。そして会場にはたくさんの本校同窓生と共に盛岡農業高校東京同窓会、宮古商工高校東京同窓会、宮古高校東京同窓会、久慈地区東京同窓会、田野畑ふるさと会などなど 岩手をふるさとにして東京で活躍する皆様が勢揃いです。
岩手を愛し東京で頑張る皆様方が一堂に会する機会に参加できたことはとても貴重な時間になりました。 LOVEいわて LOVE宮水! 本校同窓の皆様にありがたく感謝します。
岩手を離れて活躍する皆様の思いを受けとめて、ますます頑張らねばと思いを強くした一日でした。
学校を盛り上げたい!
今日は、生徒会役員選挙が行われました。
「活気のある学校にしたい」「コロナでもいろんな行事をします」「掃除も楽しく出来るような学校」「学校を盛り上げたい」・・・
各立候補者の公約は力強いものばかり。 すばらしい面々が演説しました。
全校生徒の視線を一身に集め、堂々とした話しっぷり。心から力強く思いました。
私も思いは同じ。楽しく、活気のある学校をみんなで作りましょう。頑張るぞ!!
いわてやまなし収穫!食物科創作料理へ
宮沢賢治の童話のタイトルにもなっている「いわてやまなし」、なしの原種で昔は北東北にたくさん自生していたそうですが今では絶滅危惧種に指定されている貴重な木。大震災後、神戸大学の研究家が本校に寄贈してくださった「いわてやまなし」の苗木は大きく成長し、たくさんの実をつけました。
今日は待ちに待った収穫、初めての収穫です。そして早速、食物科で調理してくれました。
完熟すると自然と実が落ちてきます。正に今が食べ頃。
色具合を見ながら、木になっている実も収穫しました。
みんな、やまなしを収穫するのは初めて、もちろん食べたことはありません。
リンゴのようなフルーティーな香り。香りが強いのもやまなしの特徴です。
食べてみると、甘みと共に強い酸味も。濃い味です。園芸品目のなしというよりどちらかというと洋梨やリンゴに近いかも。でも、どちらとも違います。
食物科の手にかかると、まずは「やまなしのベーコン巻き」。なしの酸味がベーコンの強い味と混じり合ってどっしりとした食べ応えのある最高の一品でした。
たっぷりのやまなしをベーコンでくるんでいます。
やまなしパイと中央には焼きやまなし。 焼きやまなしは焼きリンゴのようでうまみが凝縮してデザートにぴったり。
パイの中にも、たっぷりのやまなしが。
やまなし in ブルーハワイゼリー やまなしは完熟の生です。 宮沢賢治にならって、カニのクラムボンを添えてくれました。
お昼休みに収穫した「いわてやまなし」が夕方には各種創作料理に変身。
そもそも、一般的になかなかない木なので、実も貴重です。 他では絶対に味わえない最高の味でした。
木がもっと成長して、収穫量が増えたら是非水高祭大食堂の名物料理にしたいです。 食物科の行動力に脱帽。ごちそうさまでした。 神戸大学にも感謝。
浜の皆さんの研究発表大会
今日は盛岡で開催された「漁村活動実績発表大会」を参観しました。県内各地で活躍する漁師と浜の活性化や環境保全に取り組む女性部の皆さんの実績発表会です。
高齢化する漁師にやさしい漁業種目の研究、小学生の漁業体験、磯焼け改善、藻場回復、女性部活動の活性化等々
洋野町漁協、宮古漁協、田野畑村漁協、釜石東部漁協、越喜来漁協、広田湾漁協の青壮年部と女性部の皆さんが各地での取り組みを発表しました。
水産高校の生徒研究発表と着目点は共通している部分が多いですが、さすがに現場で課題に直面しているだけあって、発言の一つひとつに説得力があります。
漁場環境の改善は海洋生産科の取り組みに、また、女性部の皆さんが行う「浜に根付いた食文化の伝承」は食物科の勉強に直結します。
困難に立ち向かう姿勢は現場も学校も一緒です。水産高校にできること、学校はもっともっと地域の皆さんと一緒に活動できることがたくさんあると多くの発見がありました。
弘前にて
家庭科の会議で青森県弘前市に来ています。東北6県から校長先生方が集まり、岩手県からは花北青雲・平舘・紫波総合・大船渡東と本校が代表して参加しました。成年年齢引き下げにともなう消費者・金融教育、家庭クラブ、新学習指導要領、ICT活用などの各県状況が話し合われました。
会場は弘前城も間近なパークホテル。周辺には古い街並みが残ります。
ファッション甲子園での入賞作品がずらりと展示されました。「わだば機械さなる」「わだば縄文人さなる」などという津軽弁タイトルの作品も斬新で本格的でした。
調理や服飾手芸はもちろんですが、改めて家庭の平和は地域の平和、そして世界の平和とつながっている。家庭科教育の広さと深さを実感しました。そして、県によって様々な異なる状況の中で各校が頑張っていることを勉強できました。
水産も大好きですが、家庭科も知れば知るほど面白い学問です。
自動車学校説明会
昨日、今日と2日に分けて自動車学校説明会を開きました。今の世の中、地下鉄やバスなどの公共交通網が発達している都市部を除くと自動車は必需品になっています。 卒業後車の運転を必要として希望する生徒たちは高校での学業を最優先しながら、放課後や夜の時間を利用して自動車学校に通います。 自動車学校の教習内容やお金のこと、学校での約束ごとなどを熱心に聞いた生徒と保護者さんでした。
学科試験は50問、○×式だから簡単なようですがこれが意外に難しい。90点以上が合格ラインです。よーく勉強しないと受かりませんよ。などという説明。
入学手続きは・・・・ 実技教習当日キャンセルはキャンセル料がかかります。前日までに言ってくださいね・・・ 普通免許なら教習料金30万円・・・ 聞いている私もフムフムお金がかかりますなあ。
さあ、手続きや内容は分かったと思います。 でも、通いだすのは就職や進学がしっかり決まってからですよ。
うみマチギャラリー2022開催中
うみマチひろば「宮古市地域創生センター(旧宮古警察署)」で市民の創作作品の展示イベントが開催されています。
お昼休みにちょっと覗いてきました。
水高祭でも展示する「大漁旗で作った服」華やかで活気があります。
鯛のポシェットも秀逸。 売っていたら私ならすぐ買う!
料理を引き立てる「葉蘭」も生徒たちがナイフを使って緻密に作り上げたものです。
平日なので、会場はすごーく空いていました。
本校生徒作品はもちろん、商工高校の書道や市民の皆さんの短歌・川柳、絵画、絵手紙、手芸品などなど素晴らしい作品がたくさんです。
ギャラリーは11日(日)まで、午前9時から午後9時までやっています。入場無料。ぜひ、見に行ってみてください。
作品を多くの皆さんにご覧いただくことは生徒にとっても励みになります。
PTA全国大会2日目
PTA全国大会2日目、今日も午前中リモート参加。記念講演ではファミリーマート澤田顧問のお話を拝聴しました。
若くして事故で父親を亡くし、喪主を務めた氏は田舎の1教員であった父親がものすごく多くの人から感謝されていたことを知り、人生の転機になりました。 「死んだときに人間の価値がわかる」「人のために尽くす」「現場を最重視して理解する」「強い者・賢い者が生き残るのではなく、変化する者が生き残る(ダーウィン)」等々、生徒に伝えたいこと、親にわかって欲しいこと、教師として見習いたいことがとてもたくさんありました。
コロナ禍でも参集とリモート併用で開催した石川県PTA連合会の皆様、ありがとうございました。来年は宮城県仙台市で開催です。
終わってみて、早速今日から、さらに頑張る気持ちになりました。自分の利益のためでなく、少しでも人に感謝される人になれますように。
宮古トラウトサーモンでした
昨日、おいしいおいしいと食べた「鮭のムニエル」 脂がすごくのっていて、もちろん昔の養殖魚のような独特の臭みなんか全く無く、皮はパリッと身はほくほくした食感。
はは~んと頭に浮かんだのは「ノルウェーサーモン」 昨日のブログでも「ノルウェーサーモン?(間違ってたらごめんなさい)」などと書いたものの、帰りの車を運転中「待てよ、もしかしたら高級な宮古トラウトサーモンかも!」と気になり始め、今日担当の先生に確認しました。 結果、何と宮古が全国に誇る「宮古トラウトサーモン」でした。宮古にいながら、宮古が力を入れているのを知っていながら、水産高校にいながら、間違えた自分にショック。
チリよりもノルウェーよりも、サーモンは宮古! 今度から間違えないように、もっとどんどん宮古トラウトサーモンを食べまくることを宣言します!!
PTA全国大会はリモートで
今年のPTA全国大会は今日と明日、石川県金沢市で開催。 コロナでなければPTA会長と一緒に会場参加して全国のお話を聞いて、金沢の街を見学するのですが、残念ながら今年はリモートでの参加になりました。
PC画面ではじまりはじまり。
会場の「いしかわ総合スポーツセンター」から中継です。
手話通訳もついて、開会行事。
見てのとおり、会場は2階席まで埋まっています。 相当数の人がリモート参加になっていてもこの人数が参集。
本来ならすごく大きなイベントです。
今日の基調講演は「新時代の進路選択(正解のない時代に、どう未来を選択していくか)」です。今の高校生がこれから生きていく社会は私たちが生きてきた社会とは明らかに違ってきています。
私たちは、自分の通ってきた道を「正解」とするのではなく、今の世界、これからの世界を理解して子どもと関わり合っていかなくてはなりません。
考えて決断するのは生徒です。私たち親と教員はアシストです。精一杯状況を理解して、子どもたちを信じて成長を応援しましょう。