2022年3月の記事一覧

太鼓部全国大会へ

いよいよ明日、太鼓部は全国大会出場のため富山県に向けて出発します。コロナ対応で無観客ですが開催できただけでもありがたいです。

昨夜の大地震のため東北新幹線復旧のめどが立たず、秋田・新潟経由に急遽変更して移動します。

朝から部員の皆さんが校長室に来て「人数は少ないですが、自分たちにできる最高の演奏をしてきます」と力強い決意を語ってくれました。

寒い日も暑い日も一生懸命練習してきた太鼓部の皆さんなら大丈夫、最高のパフォーマンスができます。

がんばれ宮水太鼓部!!

Y先生35年間ありがとうございました

Y先生 岩手の水産教員として35年間の勤務も今日が最終日。

初任の時の3年生はもはや53歳。久慈水産高校でスタートし、宮古水産、広田水産を歴任。りあす丸の乗船指導教官歴も長く、岩手の海洋系教育をけん引してこられました。

また、スクーバダイビングのパイオニアでもあり伊豆大島や小笠原父島へのダイビング航海は生徒とともに誰よりも多く参加しました。浄土ヶ浜で一緒に潜った卒業生もたくさんいますよね。

学校現場からいなくなるのはさみしくもありますが、これからも宮古水産を応援してください!

合格発表

今日は高校入試の合格発表日

海洋生産科15人、食物科26人、専攻科3人 の合格が発表されました。

コロナ対策で岩手県教育委員会ホームページでの発表が浸透しているせいか、学校に来る人はポツリポツリでした。コロナ前のような「きゃーっ」「ヨッシ!」というようなにぎやかな盛り上がりはありませんでしたが、見に来た人たちはやっぱり「やったぁー」と盛り上がっていました。

未来の水産人、料理人、3年間を充実させような!!

あの日を忘れない

2011年3月11日14:46  私たちは職員室で仕事をしていたり、生徒と一緒に部活動をしていました。

突然の地震は今までに経験したことのないほどの大きな揺れが長く続き、誰もが尋常ではない危機感を感じ、津波を予測しました。

すぐに、津波警報が発令され、それは大津波警報に変わりました。3mの予測が10mになり、10mを超える大津波と刻一刻と規模が大きくなり続けて街中にサイレンと緊急放送がけたたましく鳴り響き、何回も何回も繰り返されました。

校地内の生徒を全員集めて、高台にある河南中学校にみんなで避難しました。余震が続く中、電気もなく(3日目に復旧)、食べ物も水もなく寒く凍える体育館で不安な夜を過ごしました。

翌日には早速、何人かの先生で水産高校に戻り食物科から米と鍋とコンロを、海洋技術科からはりあす丸の毛布と食品コースの缶詰、栽培コースのポリタンクを持ってきて避難所に提供しました。

2日目の午後あたりから自衛隊や警察の緊急支援が始まり、その後世界中からのご支援を受けて今に至っています。

追悼の意味を込めた半旗の横には生徒の活躍をたたえる垂れ幕が。大震災を経験した生徒はもう29歳。

先日卒業した3年生は当時小学1年生。大津波という災害を乗り越え、今は新型コロナ感染症という災いを乗り越えようとして生徒たちは活動しています。

大震災翌日、校庭横の道路には船や車が流れ着き、グランドには大量のヘドロが残されました。

ヘドロを取り除き、新しい土を入れて現在のグランドは復旧しました。

どんなことが起ころうとも、その状況の中で最善を尽くす。

津波でお亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りし、今を生きる私たちは常に前を向いて進みたいと思っています。

 

明日はいよいよ高校入試

明日はいよいよ岩手県立高等学校入学者選抜 つまり高校入試です。中学校3年生の受検生の皆さんは今頃ドキドキの夜を迎えていることと思います。

コロナ禍での入試。がんばってくれることを期待しています。

明日の朝8時ころにはこの周辺にたくさんの中学生が集まります。

合格発表は3月16日(水)15:00に貼り出すと同時に、岩手県教育委員会のホームページで確認できます。

がんばれ、受検生!!