2022年7月の記事一覧
カッターレース大会
今日は待ちに待った宮古港カッターレース大会本番です。この日のために放課後も練習してきた1年生チーム。持てる力を存分に発揮しました。
出艇まえのアトラクションは本校太鼓部、盛大に盛り上がりました。洋上では消防艇からの放水も!
ガスのかかった宮古港に太鼓の音が響き渡ります。
さあ、いよいよ第4レース、1年生チーム出艇準備!!
あれっ、これどうすんだっけ。ライジャケ着用もやや緊張。
乗船終了。補助艇にひかれてスタートブイへ。
各艇、スタート地点につきました。一緒にレースするのはアームストロング(合同庁舎チーム)、おなごぶり(市民チーム)です。
よーい、バンッ!! 一斉にスタートします。 スタートダッシュ「いちっ、にっ、さんっ」「いちっ、にっ、さんっ」
320mの折り返し地点で回頭、トップは水高かおなごぶりか?接戦です。
ごお〜るっ。1年生4分50秒、おなごぶり4分53秒、アームストロング5分22秒
なんと、初出場の1年生 第4レースを1位でゴール!! 素晴らしい漕ぎっぷりでした。
今年は14チームの出場でした。各チーム予選で2レース漕いでタイムレース。決勝進出は3チームのみ。
本校一年生チームは第7レースで本日2回目の出艇。タイムは4分43秒。疲れを微塵も見せず1レース目よりもタイムを縮めたものの残念ながら決勝には残れませんでした。決勝に残ったのは「宮古消防署」「オール鍬ケ崎」「市役所」、どこもさすがの強豪チーム。
そして優勝は「宮古消防署」チーム、4分07秒。昨年に続き2連覇!! 1秒差で2位は「オール鍬ケ崎」 3位は「市役所」。
本校1年生チーム、2レースを終えた後本部席に来て「校長先生、僕たち絶対来年も出たいっす」「決勝タイムは何秒ですか?」・・・「うぇー、早いっ」「でも、負けないっす」
本気で優勝を目指して練習してきた1年生。初めての挑戦で5分の壁を悠々破ったあなたたちは本物だ!
来年の優勝を心から応援します!! 打倒、消防署チーム!! 来年は水高2年生チームが優勝だ。
みやこハーバーラジオから参りました
みやこハーバーラジオから参りました○○と申します。本日は取材のお願いに参りました。
校長室にやってきたのは本校2年生の2人。インターンシップで昨日と今日の2日間ハーバーラジオさんで番組制作の勉強をしていたのです。
番組内容や時間配分を自分たちで考えて番組を作りました。
作った番組は「宮古水産高校紹介(13分番組)」 今日は、本校生徒会担当の先生にインタビューに来ました。
担当の先生にインタビューする前に、校長に挨拶をする。業界人としてのマナーも学んでいます。
なんと、ハーバーラジオさんにインターンシップ生としての名刺まで作っていただき、名刺交換の作法まで教わっていました。
私とのお話はほどほどに、次は応接室でのインタビューが待っています。
「水高祭の特色を教えてください。」「コロナが収まったらどんな水高祭がしたいですか?」録音マイクを向けてインタビューが繰り広げられました。インタビューをしたのがお昼前、そして、17:15から放送本番。
本当のエフエム放送で話させていただきました。「ただいまから宮古水産高校を紹介します。私、宮古水産高校2年の・・・・」
始まりと終わりは「校歌」、学校紹介やインタビューの様子を流すときのBGMには静かに応援歌「捲いた錨よ(私、この曲大好きです)」。
きっと、たくさんの人がほっこりした気分で番組を聞いてくださったと思います。
インターンシップは2年生全員が体験しました。ハーバーラジオさん以外にも「宮古ひかりこども園」「浄土ヶ浜パークホテル」「丸友しまか」「市立図書館」「県立水産科学館」「ホーマック」「共和水産」「肉の横沢」「産直いちば」「丼の店おいかわ」、それぞれすべての事業所で素晴らしい体験をさせていただきました。
ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。
ボディー!ボディー!!ボディー!!!
今日も活気のあるボクシング部。
ボスッ ボスッ バシッ
腹筋に力を入れて、相手に打たせる練習です。
見ているこっちも腹に力が入ります。
試合でボディーブローを打たれても耐えられる強い腹筋を作っています。
「腕だけで打たずに、腰を入れて!こうっ!!」指導にも力が入ります。
1年生、10月のデビュー戦に向けて連日頑張っています。
1年生真空を実感
食物科1年生、今日の「生活産業基礎」の授業は加工技術の勉強で「真空パック」の作成を体験しました。
本校の海洋生産科の食品実習場には本格的な真空パック機があります。通常は水産加工品を製造するために使いますが今日はその機械を使って食物科の皆さんが真空パック作りを体験しました。
指導するのは普段習っている食物科の先生とは違います。食品製造を専門に教えている水産の先生です。
専用の袋に、各自が準備した内容物を入れました。
さあ、機械に入れましょう。
どんどん圧力が下がります。圧力ゲージを見る目も真剣。
「キャーッ 私のマスコット人形が・・・・」
先生から、事前に「やわらかいものを入れるとぺったんこになって面白いよ」と教えられていた生徒たち。あまりのぺったんこさにびっくり。
せっかくパックした袋から人形さんを救出するため思わず開封してしまいました。真空パワーを実感です。
食品資源コースではこの機械を使って水産加工品として「タラとポム(真鱈とリンゴのイタリアン)」を作っています。冷凍真空パックで湯煎したらすぐに食べられるおいしいイタリアンです。
今日、体験した食物科1年生、今度は海洋生産科食品資源コースで作った製品を使って美味しい料理作りにもチャレンジしてくださいね。
人気の小型船舶教習
先ほど宮古湾ヨットハーバーに行ってみると海洋生産科3年生が小型船舶教習をしていました。今日は2艇ある教習艇のうち1艇は防波堤の向こう側の広いところで「蛇行練習」、もう1艇はハーバーの桟橋を使って離着岸練習でした。
本校では、大型船を操船するための「海技士免許」の取得とともに、小型船を操縦するための「小型船舶操縦士免許」を取得できます。将来、国際航海に出たい生徒や大型貨物船に乗りたい生徒は「海技士」を、沿岸でのサッパ船や定置網船で働きたい生徒は「小型船舶操縦士」が必要になります。
やっていて楽しい操船練習は生徒に大人気の実習です。
1度に教習できる生徒は3人まで。生徒は交代しながらハンドルを握ります。
「離岸します」「前よし、後ろよし、右よし、左よし」 「後ろよし、前よし」
自動車の教習所と同じで動作とともに声出しが必須です。
ここまで来れば一安心。予定の位置まで後進を続けます。
離岸が完了したら、すぐに着岸の練習です。「着岸点良し」「発進します。前良し、後ろ良し、右良し、左良し!」
「着岸準備願います」
フック(カギ付き棒)で船体を引き寄せるのはアシスタントの生徒。
教官から「では、クリート留めしてください」と指示が出ると テキパキと岸壁のクリート(係留金具)に舫いロープを結びつけました。手早い作業に感心、感心。
「自分は、子どもの頃から親の船の手伝いをしていたのでだいたい慣れてます」
いやいや、だいたいと言うより、たいしたもんです。自信を持ってください!
梅雨空の下での離着岸実習でした。