2022年5月の記事一覧
3海生マダラはえ縄実習
昨日出航した海翔、宮古沖でのマダラ延縄漁業実習を終えて本日09:30宮古港に帰ってきました。
実習をしたのは海洋生産科3年生。
たくさんのマダラとスケソウダラをゲットして満足げ。
現在、宮古を代表する魚種となったマダラに直接関わる貴重な実習となりました。
ただいまぁ~
乗船教官が「今とったロープがとものスプリング・・・・」「次は・・・」
入出港は貴重な教科書の復習です。
魚は宮古の魚市場に水揚げします。
買い付けていただいた魚たちは、近日中に魚菜市場や市内の鮮魚店で販売されるでしょう。
生徒の獲ったマダラでーす。って売り場に掲示したいですね。
(以前、実際に掲示してくれた小売店さんもいます。ありがとうございます。)
海翔、りあす丸の実習はまだまだ続きます。今後にご期待を!!
高校魅力化フォーラム
高校魅力化フォーラムが盛岡で開催されました。
島根県隠岐の島の高校の取り組みや、SNSを使っての情報発信など、講演や事例発表がありました。学校の魅力化に向けて本校にもできること、見習うことがたくさんあります。すごく勉強になりました。
産学連携分科会で本校は「宮古トラウトサーモン 知る・作る・食べる」と題してN先生が発表しました。コーディネーターさんから「いい視点の取り組み」と評価していただくとともにN先生はじめ本校の今後の活躍にエールが送られました。
地域とともに、本校も盛り上がります。
目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!!」
みんなで力を合わせてがんばりましょう。ファイト!!
しおかぜ図書室開館中
昨年度からの図書の整理も終了し、今年度のしおかぜ図書室が開館しました。
昼休みは毎日、放課後は火曜日木曜日に開館しています。
当番の図書委員に「初日の利用者はどんなもんですか?」と聞いてみたら・・・
「・・・まだ、一人です」の答え。
みなさ~ん 面白い本がいっぱいありますよぉ~
さあ、図書委員の腕の見せ所、読書の楽しさをみんなに広げてください!!ね。
ワタシノショウライ
1年生と2年生、今日のロングホームルームは「職業適性検査」でした。
本校に入学してきた時点で、海洋生産科と食物科という専門を学習する学科に所属するわけですがまだまだ15歳と16歳、自分がどんな職業に向いているのかは不安もあります。今なりたい自分とまだまだ気づいていない自分。
職業適性検査では自分では考えたこともない職業ジャンルも含めて自分の能力を発揮できる職業分野を発見できます。
これをきっかけに、自分ごととして将来の自分像を作り上げ、それに向かって自分に磨きをかけます。
さあ、検査の結果が楽しみです。
「将来、どんな仕事をしたいと思ってるの?」と数人に聞いてみると。
「調理師です」「家の電気屋を継ぎます」「日本一の漁師です」「声優です」「美容師です」「プロのeスポーツプレイヤーです」・・・
まあまあ、いろんな答えが出ること出ること。
水産と家庭科の専門学習を通してその分野を目指すも良し。専門を自分の糧としながら異なるジャンルで活躍するもよし。
大切なのは自分を信じて、自分を鍛えて、自分の未来を切り拓いていく力を身に着けること。
これからの成長が楽しみです。
シイラの切り身作り そして機関実習室とグランドでは
海洋生産科3年生、今日はシイラをさばきました。
近年、鮭の大不漁で新巻鮭実習が実施できていないため、大きな魚に触れる機会が少なくなっています。
シイラであれば鮭に勝るとも劣らない大きさ、しかも南の海の代表選手で味も良し。
大きな魚体に悪戦苦闘しながら切り身をつくりレトルトパックにしました。
全長1m近くのシイラたち。ハワイ語では「マヒマヒ」といってバター焼きやムニエルで最高のおいしさです。
ハワイ沖でのりあす丸遠洋航海実習ではメバチマグロの外道としてたくさん漁獲されます。
おいしいのですが、雑魚扱いで市場価格は今ひとつ。本校で魅力付けしてマヒマヒの良さを世の中にアピールします。
レトルトに入れて凍結します。このあと、味付け加工をどうするか? ヒット商品開発に向けてスタートです。
食品製造実習場から出てみると、となりの機関実習室から金属の削れる音が・・・
機関長がドラム缶から潤滑油を船に移し替えるための金属パイプを手作りしていました。
溶接も研磨もお手の物、何でも自分で作れます。
陸にいる間に、洋上での実習をスムーズに進めるための工夫と準備が着々と進められています。
そして、最高のお天気のグランドでは、体育の授業。食物科2年生たちが50m走をしています。私を見つけてピースサインも。全力疾走がとてもとても気持ちよさそうでした。
爽やかな月曜日、元気いっぱいの活動が繰り広げられていました。