2022年7月の記事一覧
今日から3者面談
今日から3者面談がスタートしました。生徒・保護者・担任で話し合いをします。1期末テストの出来具合、学校での生活の様子、将来のこと、などについて各学年ごとの重みづけで話が進みます。
3年生はもちろん進路の話が中心です。就職希望者にとってはまさに決断の時。昨年度(R3年度)の求人票はこれまでにチェックを済ませました。それを参考にして自分の志望先を概ね絞ったうえで7月1日に解禁された今年度の求人票を待ち構えています。今年度の求人が出たらすかさず職場見学にGo!です。そして、9月16日が就職試験解禁。
進学希望者は、まさに、受験日に向けて努力あるのみ。志望校の試験日に向けて学科試験や小論文、面接試験の対策が進みます。
今回の面談で本人・保護者の意思確認ができたらあとは本番に向けて早め早めの準備あるのみです。
自分の順番が来るまではいつも通りの部活動。面談時間が近づいたら教室にGo!
面談で抜けるのでフルメンバーはそろいません。でも、元気な音はいつもどおりの太鼓部です。
熱中症対策も万全でした。
卒業後すぐに社会人になる人、専門学校や大学を経由して社会人になる人、歩む道順は異なりますが「自分の人生を切り拓くのは自分」という点は同じです。昭和や平成とは明らかに違う、SNSを当たり前に使い、AI(ロボット)が仕事の中にふんだんに入り込んでくるであろう令和の時代を今の生徒たちは生きていきます。
形どおりのことを覚えるだけでなく、それをどう使いこなして自分の道を切り拓いていくのかが求められます。
むつかしく考えすぎる必要はないけれど、新しいことに挑戦する気持ちだけはぜひとも身に着けてほしいと願っています。
盛岡にて
今日は盛岡に全県の高等学校長が集まりました。高校生が自ら命を絶つという出来事を二度と起こさないこと、また、教員による暴言や体罰を絶対に起こさないための厳重な注意喚起のためです。
人生100年といわれる時代においても高校生活はたったの3年間だけです。たったの3年間ですが、成年の一歩手前の多感な3年間は人生の中ではとてもとても大切な3年間です。
私たちは、生徒一人ひとりと真摯に向き合い、保護者の一人ひとりとわかりあいながらともに子供の成長を支援するという責任の重大さを再認識し、明日からの学校生活を過ごさなくてはと気持ちをひきしめた一日でした。近日中に学校では全職員参加の研修会を行います。
今日は、学校では専門のカウンセラーが来校する日でした。カウンセラー以外にも常日頃から生徒と寄り添い悩みを聞くのは担任であったり、部活動顧問であったり、教科や実習の先生だったりです。生徒とかかわるすべての先生が生徒の表情や話しぶりやしぐさを見守りながら接しています。
それは、ご家庭のお父さんやお母さんがお子さんを見守るのと同じものだと考えています。生徒の笑顔が私たちの一番のエネルギーです。
盛岡バスセンターが大分出来上がっていました。昭和から平成の盛岡の経済発展を支えてきたバスターミナルが生まれ変わろうとしている姿を見て、本校生徒たちが宮古での高校生活を心の糧にしてこれから日本中へ飛び立ち、自分の未来を切り拓いていく姿を想像しました。生徒の皆さんの無限の可能性を力一杯応援します。
赤飯、お煮しめに1年生が挑戦
今日は、宮古市内と田野畑から「食の匠」をお招きして食物科1年生が郷土料理作りに挑戦しました。
岩手県では、岩手の食文化の発信活動を促進し、地域活性化を促すために、永年培われてきた郷土料理等の優れた技術を有する方を「食の匠」として認定しています。今日はその匠から直接ご指導いただいて生徒たちは岩手の郷土料理を初めて自分の手で作りました。
これが今日のメニューです。お赤飯(おこわ)、お煮しめ、ヨーグルト寒天。
(赤飯の豆が少なく写ってしまいました、豆はたくさん入っています!)
「にんじんはこうむくんだよ。」こうやって基本から匠の技が生徒に伝わります。
「えっ、ゴボウの皮は包丁の背中で剥くんですか!」こう驚く1年生がとても新鮮!
伝統的な焼き豆腐は、串に刺して炭火で焼くので必ず穴が空いています。
実は、今日の豆腐は串焼きでないのを準備したので調理前にあえて穴を開けました。この穴から豆腐の中にまでつゆのおいしさが染みるのだそうです。
昆布を丁寧に結びます。
「お煮染めをどんぶりによそうときは、具材をバランス良くいれるんだよ。」って指導中。
蒸し上がったお赤飯、沿岸宮古のお赤飯は甘い豆を使います。小豆ではありません。
たくさん炊いたお赤飯はバットや大きなボウルに移し替えて手早く空気を入れて冷まします。むかしのご家庭で祝い事をするときは1升炊きは当たり前で、手早く冷まさないと、蒸した餅米の底の方や中の方がベタベタになるのだそうです。
手早く空気を通して熱を取った今日のお赤飯は一粒一粒がとてもしっかりしていました。
食の匠のご指導をいただき、1年生が作った今日の料理。とてもとてもおいしかったです。
日頃、ハンバーガーやフライドチキンなどファストフードが大好きな生徒たちも自分で作った今日の郷土料理を「おいしい」「おいしい」と食していました。さすがの匠の技でありました。
海翔 函館から帰港
中型実習船「海翔」171トン 本日09:00宮古港藤原ふ頭に入港着岸しました。
生徒会執行部の生徒を乗せて28日(火)に宮古港を出港。29日(水)30日(木)を函館で過ごし、7月1日(金)本日ここ宮古港に帰港しました。
出発前のイェ~ッ
曇天模様の宮古港を出港! アッパーブリッジデッキで意気揚々。
乗ったらまずは救命胴衣の着方、そして避難訓練。何かあったとき、命を守るのは自分です。
海翔の食事のおいしさはお墨付き。生徒も食事当番で入ります。
日頃の調理実習室と違って狭いし揺れるし、でもそれもいい経験。
じゃーん。船のご飯にみんな大満足。
到着した日の函館は梅雨前線の影響で雨風強く船内活動のみ。生徒会の活動についてみんなで話し合いました。
翌30日には天気も回復、函館の歴史的な建物等を自主研修しました。
梅雨前線の北上が予想外に早く、陸サイドでは船の揺れ等を心配していたのですが帰ってきた生徒たちはみな「楽しかったです」と大満足。多少酔ったようですが、それよりも乗船体験と函館への旅の喜びが断然勝った生徒会研修乗船でした。