学校ブログ
考査終了そしてイカ釣り実習
本日が考査最終日、そして、海洋生産科1年生にとっては楽しみにしていた初の海翔(171トン)乗船。
先日、大型実習船りあす丸(499トン)で沿岸体験航海を経験しましたが、今回は初の漁ろう実習(イカ釣り)です。
出航前から生徒たちはやる気満々です。
イカ大漁目指して、エイエイッオォ~ッ!やらピースやらガッチリやらニヒルなのも。とにかくやる気満々です。
と言いながらも、岸壁を離れるときには少し不安も?
今回目指す漁場は、田老沖、水深100m付近。蓄積データと水温から今回はここ。民間漁船の姿は分散してちらほらなので、まだ、どこがいいのか難しい判断です。
右舷側にりあす丸を見て宮古港を出て行きます。海況は最高の凪模様。船長曰く「今回は揺れないから1年生も大丈夫ですよ」 さあ、明日の笑顔が楽しみです。
りあす丸出港予定の変更
りあす丸は専攻科1年生を乗せて明日9月13日(火)にハワイ沖に向けて宮古を出港予定でしたが、電気系統に不具合が発見されたため出港を延期することにしました。
部品交換後の出港日時については決定次第お知らせいたします。 専攻科生徒は既に乗船し、船内で元気に勉強しています。
元気に3日目考査
土日を挟んで、今日は考査3日目。開始前の生徒の様子を覗きに行ってみると、元気元気。
カメラを向けると自然とピース。土日の勉強は相当はかどりましたな。
さあ、考査は今日と明日のみ。 その調子で頑張るのだぞ!
弘前にて
家庭科の会議で青森県弘前市に来ています。東北6県から校長先生方が集まり、岩手県からは花北青雲・平舘・紫波総合・大船渡東と本校が代表して参加しました。成年年齢引き下げにともなう消費者・金融教育、家庭クラブ、新学習指導要領、ICT活用などの各県状況が話し合われました。
会場は弘前城も間近なパークホテル。周辺には古い街並みが残ります。
ファッション甲子園での入賞作品がずらりと展示されました。「わだば機械さなる」「わだば縄文人さなる」などという津軽弁タイトルの作品も斬新で本格的でした。
調理や服飾手芸はもちろんですが、改めて家庭の平和は地域の平和、そして世界の平和とつながっている。家庭科教育の広さと深さを実感しました。そして、県によって様々な異なる状況の中で各校が頑張っていることを勉強できました。
水産も大好きですが、家庭科も知れば知るほど面白い学問です。
今日から考査です
今日は考査の初日です。生徒と先生がかけあういつもの元気な声はなく、どの教室も鉛筆が走る音だけのシーンとした1日でした。
廊下から静かにパチリ。
努力の結果を出せるよう全力で頑張るのだぞ。
自動車学校説明会
昨日、今日と2日に分けて自動車学校説明会を開きました。今の世の中、地下鉄やバスなどの公共交通網が発達している都市部を除くと自動車は必需品になっています。 卒業後車の運転を必要として希望する生徒たちは高校での学業を最優先しながら、放課後や夜の時間を利用して自動車学校に通います。 自動車学校の教習内容やお金のこと、学校での約束ごとなどを熱心に聞いた生徒と保護者さんでした。
学科試験は50問、○×式だから簡単なようですがこれが意外に難しい。90点以上が合格ラインです。よーく勉強しないと受かりませんよ。などという説明。
入学手続きは・・・・ 実技教習当日キャンセルはキャンセル料がかかります。前日までに言ってくださいね・・・ 普通免許なら教習料金30万円・・・ 聞いている私もフムフムお金がかかりますなあ。
さあ、手続きや内容は分かったと思います。 でも、通いだすのは就職や進学がしっかり決まってからですよ。
スクーバダイビング
海洋生産科3年生、今日はスクーバダイビングの実習でした。このところ曇りや雨ばかりが続きましたが以前からダイビング実習を計画していた今日はなんと気持ちのいい晴れ間がのぞきました。
日ごろの行いがいいんですね。
器材のセッティングももう慣れたもんです。
さあ。今日の練習は。
水面での器材装着から入って中性浮力での水中移動練習。 海洋実習に入ってボートからのダイビングをするときにはときに波打つ海面で器材を装着することもあります。きょうはプールでその練習。 しょっぱくないし、冷たくないし、足はつくし、安心尽くしの状況で基本の練習です。 焦らないで様々なことが出来るように、プール練習もだいたい終盤に入ってきました。
海洋実習ではまずはビーチからの練習、慣れてきたらボートからの実習に入ります。プールと違ってカレイやクロソイやメバルなどさまざまな海洋生物を手の届く距離で観察できる最高の実習です。生徒たちも今から楽しみにしています。
うみマチギャラリー2022開催中
うみマチひろば「宮古市地域創生センター(旧宮古警察署)」で市民の創作作品の展示イベントが開催されています。
お昼休みにちょっと覗いてきました。
水高祭でも展示する「大漁旗で作った服」華やかで活気があります。
鯛のポシェットも秀逸。 売っていたら私ならすぐ買う!
料理を引き立てる「葉蘭」も生徒たちがナイフを使って緻密に作り上げたものです。
平日なので、会場はすごーく空いていました。
本校生徒作品はもちろん、商工高校の書道や市民の皆さんの短歌・川柳、絵画、絵手紙、手芸品などなど素晴らしい作品がたくさんです。
ギャラリーは11日(日)まで、午前9時から午後9時までやっています。入場無料。ぜひ、見に行ってみてください。
作品を多くの皆さんにご覧いただくことは生徒にとっても励みになります。
今日の授業訪問
3校時、2年生の授業にお邪魔しました。
食物科は「数学:データの分析」箱ひげ図を読み取り、データを考察する内容です。
「宮古市の1993年と2022年の7月における平均気温を箱ひげ図にしました。ここから、データを読み取りましょう」
教室に入ってみたら、みなさん何やらスマホを一生懸命見ています。何?
教室のwifiを使って各自の端末で調べ学習中でした。 数値計算の練習をすぐにするのではなく、グラフからわかる平均気温の違いについて、1993年に何が起こっていたかを調べていたのです。
自分事として捉え、身近に起こった現象をグラフを基にして深く読み解く。読み解くために、計算する。そんな学習が展開していました。(ちなみに1993年はピナツボ火山噴火と記録的冷夏の年だそうです)
隣の教室では海洋生産科が「英語会話」の授業中。 様々なシチュエーションをネイティブスピーカーの先生とやりとりし、各自の考えを回答中。
いつもながら、英語のペーパーテストが得意ではない生徒も含め、日本語がほとんど入らない英語会話の授業で先生とのやりとりがタイムロス無く進んでいく様子に感心します。
先生に「英語で何か指示されて」生徒たちがジャンケンし、自分の回答する問題を決めて黒板に進みます。
(私)「ジャンケンしなさい」って英語でどう指示されたのかな?
(先生)「Do Rock Paper Scissors ですよ、でも、Do Jankenも通用しますよ。」
(私)・・・頭で文章の和文英訳を考えて、どう言えばいいんだろう、あ~かな、こ~かな・・・恥ずかしながら、さらっと英語の言葉が出てきませんでした。ジャンケンが出ないなんて、知ってみると恥ずかしい・・
生徒たちは、さらっとしたもんです。当たり前に聞いてさっと動きます。英語と日本語の変換なんかなくて、英語で聞いて行動する。
考えるより、慣れる。なにより私が見習わなければ! 生徒たちは、どんどん英語で直接考えています。勉強させていただきました。
食物科課題研究発表会
今日は食物科の3年生が課題研究の発表をしました。今年度の食物科は6つの研究班に分かれて課題研究を進めています。①乳幼児の食事や食育について ②食品ロスとコンポストについて ③食物アレルギーと代替食品について ④高齢者や病気のある人の食事について ⑤製菓の研究 ⑥食文化について が各班のテーマです。
課題を発見し、課題解決のための研究をし、研究結果を発信する。 思い通りの結果が出なくても、研究の過程と失敗の体験も大切な成果です。 同じクラス内での発表でもマイクを持つ発表者の緊張が伝わりました。
今回は大スクリーンではなく、各自のPCで画像を見ます。
コンポストを活用した野菜での調理、高齢者用食事、製菓・・・・ 考えてみると今年の4月から、見学に行くたび相当味見をさせていただきました。なつかしい。
他の班の研究成果、発表の仕方も勉強です。今回は視聴する方も「発表態度」「声の大きさ」「スライドの見やすさ」「発表内容」「役割分担」の5項目について評価しました。
先生から教えてもらうだけの受け身の姿勢では未来を切り拓くことはできません。自分で考え、仲間と相談し、解決に向けて臨機応変に研究を進めていく。
文字にすると難しそうですが、各班しっかりとその内容に取り組んできました。 切り拓け、自分の未来!! ほんとうによく頑張っています。