カテゴリ:海洋生産科実習
ちょっとだけ教えちゃいます
午前中、食品製造実習室に行ってみると3年生の生徒たちが缶詰を作っているようですが、いつもと様子が違います。
缶詰コンテストに出す試作品を研究しているところでした。生徒の発表前にブログで全部出すわけにはいかないので、今日はちょっとだけ教えちゃいます。
「まだ薄い、もっとだ」 「エッ、もっと?」 みんなで調味しています。封入してから高温殺菌調理するので、缶詰を開けたときに殺菌前の味がそのまま出るとは限りません。食物科の調理と大きく違うところです。
主原料は白身魚のフレークです。 宮古でたくさん水揚げされるおなかのでっぷりとした白身魚とだけ教えましょう。
各種調味料で今までに無い味を目指しています。今回は高級缶詰を意識して作っています。
秘密の手作り調味オイル。これが今回の味の決め手! 味付けの後、オリーブオイルをフタの1センチ下まで満たします。
白身魚フレークのオリーブオイル漬け。単純な味ではありません。相当うんまいのです。
真空巻き締め機に投入。
今日の試作品は3缶
レトルト殺菌釜で仕上げ、この先、ラベルデザインも重要です。
さあ、どんな缶詰に仕上がっていくのか。研究班に乞うご期待!!!