カテゴリ:今日の出来事

りあす丸はドックへ

本日、りあす丸は塩釜のドック(造船所)に入渠しました。洋上を走り続けて痛んだところや調子の悪くなったところの修理を行います。沖では限られたことしか修理ができないので、このドック修理は船にとってとても大切な作業です。

タグボートに押されながらドライドックに入渠。

右舷、左舷にもやいロープを取って船体を定位置にとどめながら、だんだんと船渠内の海水が排出されていきます。

すっかり海水が抜けた状態です。船底を確認しソナーや魚群探知機の発信機も点検。船体外回りから機関室内まで。不具合はすべてチェック。

このようにして、船の性能を確保しながら安全な実習航海を実現しています。

次の航海は、本科2年生を乗せてのハワイ沖遠洋航海です。お色直しもして、ピッカピカになって年明け宮古に帰ってくるのを待っています。

 

高校生が宮古の未来を盛り上げる発表会!

今日は市役所2階の市民交流センターに宮古下閉伊地区5校の高校が集まって第14回宮古地区学生研究・意見発表会が開催されました。

本校からは海洋生産科船舶運航コースから「宮古の海でダイビング」、食品資源コースから「宮古のマダラでにぎわい創出」の2本を発表しました。

宮古には素晴らしい海がある。釣りやキャンプは人気になっているけれど、観光資源としてのダイビングが浸透していない。入門用冊子を作成し、ダイビングをとおして宮古を活気づけようという発表です。

「もっと、地元の海のきれいな写真などを入れて案内冊子を完成させてダイビングをみんなに紹介してください。」とご講評をいただきました。

マダラは宮古を代表する魚だけれど、いまだ缶詰はない! 缶詰にしたら、「臭い」「身がばらける」という弱点を逆転の発想で「ばらけるならばらしてしまえ」とスモークフレーバーフレーク缶詰の開発に。岩手うまいもんグランプリ優秀賞!もゲット。

「食べてみたい。マダラ祭りでのお客様の反応を見て、パッケージなども充実させて手に取ってもらえる、売れる缶詰に発展させてほしい」とのご講評をいただきました。

発表は5校12本。

1 宮古の海でダイビング(宮古水産高校) 2 植物の発芽と周波数の関係について(宮古高校) 3 日本の伝統文化の魅力を伝える(宮古北高校) 4 山口川と閉伊川の水質調査(宮古高校) 5 Do it your self  電気システム科 先生からの要望(宮古商工工業校舎) 6 「碑の記憶」震災の歴史を後世につなぐ(山田高校) 7 炭素を用いたマグネシウム電池の作成(宮古高校) 8 林業を次の世代へ伝える(宮古北高校) 9 災害に強い住みやすい都市をつくるために(宮古高校) 10 「宮古のマダラ」でにぎわいの創出(宮古水産高校) 11 3Dプリンタ 3D作品の製作(宮古商工工業校舎) 12 宮古市創生 宮古市長が高校生の提案に未来を託したお話(宮古商工商業校舎) ※毎年参加する岩泉高校は発表者が修学旅行と重なって参加できませんでした。

 みなさん、身近な課題を見つけ出し、いろんな人とかかわりあって研究し、自分の言葉で素晴らしい発表をしました。

「高校生の想いにブレーキをかけてはいけない。やりたいことをやらしてあげることが自分の役目と考えている。まず、やってみて、失敗してもいい、そこから次を考えていくことが大切なんだ。みんなが住みたい街に、大学で出て行っても帰ってきたくなる街にしていきましょう」と山本市長が締めくくりました。

 まさにその通り、高校生は尻込みせずにやりたいことを考えて行動し、発信するのだ!そうすれば仲間が集まり、応援者が集まる。 高校生も大人もつながりあって魅力ある未来を切り拓きましょう!!!

 

 

 

1年生進路ガイダンス

6校時、1年生は集会室で今年2回めの進路ガイダンス。入学して学校生活にも慣れた6月に最初のガイダンスを受け、卒業後の自分を意識し始めました。そして半年たった12月、専門の学習を通してだったり、先輩の進路を見たりして、だんだんと自分の将来を具体的にイメージできるようになってきたようです。

進路担当の先生から、今の3年生の進路状況や求人動向が説明されます。

進路の手引きに半年前に記入した自分の進路イメージを確認して「う~ん。迷うなあ」進学するべきか、就職するべきか、地元か関東・関西か・・・・。

先生から「希望は変わっていいんです。いろんな情報を集めて、真剣に考えて、これから納得のいく進路を見つけ出してください」とのアドバイス。

さあ、これからの学校生活で自分に磨きをかけ、自分らしさを発揮できる生きがいを感じられる進路を考えていきましょう。

外は暗くなってきましたが

最近、すっかり日が短くなって来ました。本州最東端の町、ここ宮古市は朝の日の出が早い分夕方の日の入りも早いです。ほとんどの教室が暗くなっている中、3年食物科の教室は明るく電灯がともっています。

のぞきに行ってみると、声をかけるのもはばかられるほど真剣に資料を作成している人たちが。

(私、静かに)「何をやっているんですか?」 (生徒)「1級検定の献立作りです」「今日、提出締め切りなんです」  1級食物調理技術検定受検のための献立作りをしているのでした。 

スマホで調べて、友人と相談して。 ちょっと前までは専門書や教科書で調べていたことが、今は各教室にwifiが整っているのでインターネットでも調べられます。

「私は自動車学校の勉強です!」 献立づくりが終わったら実技練習もあるのですが、自動車学校の勉強もしなくては。本校では10月以降進路が決定した人から希望者は自動車学校に通い始めます。就職したら自動車通勤が当たり前の時代、年度末になるほど自動車学校も激混みになるので生徒たちも今から大変です。

学校の勉強も、検定も、自動車免許も・・・大忙しです。

こちらは、調理実習準備室。献立を決めた人たちがお皿を選んでいるところでした。(ちょっとゆとり)

1級調理検定では彩りや栄養バランス、カロリーまで考えてメニューを決定し、本番では制限時間内に調理と片付けまで行います。そしてお皿も含めて盛り付けのきれいさまでが審査されます。

本番は今月23日。がんばれ、調理師の卵たち。

 

海遊館 戎橋 宮古

あっという間に修学旅行も最終日。今日は朝から日本を代表する大型水族館「海遊館」を見学し、そのあとはTHE大阪「道頓堀」界隈を散策、お昼の飛行機に乗って夜には宮古に帰ってきました。

海遊館の大型水槽は日本最大級、アクリルパネルの厚さは40センチもあるのだとか。まるで水中世界です。

あれも欲しい、これも欲しい、お土産選びも真剣です。

道頓堀にかかる戎橋でのショット。コロナ前にはこんなにすいていることはありません。グリコっ!!

宮古着は夜。まだ、旅行の余韻はまだなくなりません。

お土産をどっさり手にしてピース。おかえりなさい。

関西の文化はどうでしたか?関西に生まれた人はそれが当たり前、岩手・宮古に生まれた人はそれが当たり前。同じ日本の中、それぞれの土地でみんな当たり前に生きています。宮古の良さを認識し、日本の良さを受け入れて、明日からの毎日を広い視野で生きていきましょう!