2022年5月の記事一覧

海洋生産科1年生りあす丸乗船

先日操船シミュレーター実習を体験した海洋生産科1年生、いよいよ本物の大型実習船「りあす丸」への乗船です。

あいにくの霧雨とガスの中、元気いっぱいに宮古港藤原ふ頭を離れていきました。

いってきまぁ〜す。わくわくの1年生です。

出港時には、りりしく敬礼!

「おもてのスプリングライン・ヘッドライン・ブレストラインを離して・・・・今回は風向きを考慮して最後に残したのがとものスプリングですね・・・」アッパーブリッジデッキで指導教官の説明を受けながらいよいよ離岸。

今回目指すのは大船渡港。さあ、外洋は荒れているようですがそれも試練、「海を恐れず・海を侮らず・海に逆らわず」

がんばれ1年生!

 

最高の写りにしてくださいね!!

今日は3年生の進路用写真撮影が行われました。撮影してくださる写真屋さんはもう何十年も本校の生徒たちを写し続けてくださっている超ベテランです。「私を採用してくださいって最高の気持ちを込めた表情をするんですよ」という写真屋さんのアドバイスに生徒たちも俄然気合いが入りました。

うん、いいですね。バッチリ。撮影前の点検も念入りです。

前の人の撮影を見て、自分の番に備えます。

廊下では少しリラックス。でもドキドキしています。気持ちの中では「写真屋さん、最高の写りにしてくださいね」って。

さあ、あしたから6月。しっかりと将来の自分の姿を思い描いて、進路実現にむけてがんばりましょう。

 

 

昆布の佃煮どうぞ

海洋生産科2年生の生徒たちがニコニコと校長室に来ました。「校長先生っ、重茂コンブで佃煮作りました。食べてください。」「白飯と食べたら絶対最高ですよ。」

表情からも言葉からも納得のできあがりだということが伝わります。ありがたく頂戴します!

よくよく聞くと、卒業生の重茂の漁師さんが養殖の間引きコンブを「実習で使ってください」と持ってきてくれたそうです。そして早速今日の実習では缶詰実習で使う秘伝の調味液でくつくつと煮込んで佃煮にしたわけでした。地域の皆さんのご協力、ほんとうにありがとうございます。

佃煮というには煮込みが浅いかもしれませんが蓋を開けただけで昆布と甘い醤油の香りが広がります。今日の晩ご飯が楽しみです。

昆布はしっかり結んだそうなのですが、ワイルドな結び方が海洋生産科らしくてGoodだぜい。

 

 

 

1年生大型船の操船実習

操船実習といっても、今日は操船シミュレーター実習です。この機械は、岩手沿岸やアメリカ海域など様々な海域や海の荒れ具合などを自由に設定し、その状況の中で本物の船を操船しているのと同じ舵の効き方やスピードの増減をコントロールできます。誰もが体験できるゲームセンターの「電車でGO(古い?)」に近い感覚でしょうか。まさに、洋上で大型船を操船している感覚で操船がすごく難しいのです。

1年生は交代交代初めての操船を体験しました。

電子海図 レーダーも本物同様

操舵手はジャイロコンパスで船首方位を常に確認して舵を切ります。コンパスを見るとともに、船首方向の海面と針路先の安全も確認しなくてはいけません。

船首のふれ方に注意しながら、針路を維持するためには十分な練習が必要です。海が荒れれば荒れるほど針路の維持は大変です。

本物同様の「リモートコントローラー」で操船します。私などはハンドルがないと心配ですが、生徒はすぐに受け入れます。たいしたもんです。

さあ、未来の航海士に向けてがんばろう。実際の海に出たらもっともっと感激は大きいですからね。

知ってる人は得をする

今日の1学年のLHR(ロングホームルーム)は宮古市産業教育アドバイザーのクロイワ様をお招きして進路講話を行いました。

「情報の大切さ」「自分を知ること」「学びの大切さ」「自分の興味確認」「興味に沿った学びの勧め」を学びました。

「あ~知らなかったぁ、損しちゃった」という経験は誰もが持っていると思います。この逆が「知っていると得をする」ということです。

進路を考えるにあたっても、「自分をよく知り」「様々な情報を知る(学ぶ)」ことが自分の最適進路をできるだけ間違いなく選択するためにとても大切です。

身振り手振りや楽しい表現で1年生の皆さんは講話に引き込まれていました。そして、人とは違う自分を発見し、目標に向かって人生を切り拓いていくことにスイッチが入ったに違いありません。

写真が暗くてすみません・・・

気持ちはみんな未来にむけて明るかったんですよ。ほんと。