2022年5月の記事一覧

循環型食材調理はじまります

今日は「課題研究」の日です。食物科では昨年度から取り組んでいる「循環型食材調理」の今年度の活動を本格スタートしました。

調理実習の時に出る「食品残渣(食材の切れ端や残り物)」をコンポストで堆肥化させて作りためた堆肥を使って畑を耕しました。

岩手県農林水産部の方から指導をいただきながらのスタートです。

生徒たちが去年から作ってきたふかふかの堆肥です。ホームセンターで売ってるのよりよく見えるのは手前味噌??じゃないと思う。

1m四方につき堆肥3キロが標準です。

でも、ここは元々農場ではないのでこれまでの地力がないから、6キロ入れましょう。

ここは校舎の中庭です。それはやせていますよね。

授業の合間も作物の成長が気になったりして・・・

すき込みます。まず、準備した苗は「トマト」と「バジル」

イメージしているのは「スパゲティー」かな?

調理技術を磨くだけでなく、食材を知り、大切に使う。本校食物科が目指しているところです。

成長が楽しみです。 作物も生徒も!!

関門海峡を航行して門司港着岸

りあす丸は今朝から関門海峡を航行し、昼前に北九州の門司港に着岸しました。

新居浜港を出て関門海峡へ

前方には本州と九州を結ぶ関門大橋が迫ってきました

潮流はなんと6ノット もはや川の流れのようです

専攻科生が握る舵輪にも力が入ります

狭い航路内 行き交う船にも要注意

通航練習した後は、エキゾチックな門司港へ着岸

船首の舫い綱が陸とつながり、間もまく本船も岸壁に横付け。

緊張が解けるのももう少し。

どうぞしばらく安心して休んでください。

 

海の難所 来島海峡通過

本日、潮流の弱まる時間帯を見計らって無事来島海峡を通過しました。

強い潮流に対する操船はもちろん、潮流信号所の表示をしっかり確認して緊張の通航でした。

小さな島々が入り組み潮流が強く激しい来島海峡。国内の航路では最大級の難所です。

あいにく、今日の潮周りは「大潮」 最も流速が早くなる潮周り。緊張が続きます。

電光式潮流信号所は「S」表示  南向きに潮が流れています

「3」 現在の流速は3ノット  

 太平洋を流れる黒潮なら最大級の早さですが、ここ来島では潮が緩んだ状態です。

「↑」はこれから流束が上がってくることを表します。もたもたしてはいられません。速やかに通過します。

海図記入はもちろん、航海日誌の記入も大わらわ

無事通過 明日は関門海峡を通過して北九州の門司港に入港します。

「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」 学校で勉強したことばかりですが、今回はその知識を現場でフルに生かさなくてはなりません。事故なく安全に船を運行するためには海上法規をしっかり覚えておかなくてはならないことを専攻科生は身に染みて感じる瀬戸内海航行です。

明日からも、順調に航海が進みますように祈念しています。

 

新居浜港外錨泊中

瀬戸内海最大の難所、来島海峡航路を間近にして時間調整。来島海峡は最大で10ノットもの潮流があり船舶航行の難所です。潮の弱くなる時間を見計らって通過しなければなりません。緊張の時間待ちです。

黒球1つは錨泊中の印。安全航海が続きます。

りあす丸瀬戸内海航行中

今朝、友ケ島水道を通過し、明石海峡から備讃瀬戸東航路に入りました。明石海峡大橋をくぐるときには曇っていた空も瀬戸大橋をくぐる頃には青空に。専攻科生元気です!

右が和歌山県 左は兵庫県淡路島  太平洋から瀬戸内海(大阪湾)に入ります。

ブリッジではオフィサー、2年生、1年生 所狭しと作業中

明石海峡大橋 

橋の裏側を見られるのも船ならでは。貴重な体験です。

オリーブの産地 24の瞳  これが小豆島

海図記入も大忙し

瀬戸大橋 倉敷から四国高松につながります

クロスベアリングも慣れてきて位置出しはばっちり!!

あしたはいよいよ来島海峡通過です。