カテゴリ:授業風景
キャッチボール
このところ寒い日が続きましたが、寒さが緩んでぽかぽか日差しの2校時、グラウンドに目をやると女子たちがキャッチボールとソフトボールをしています。今日の3年生の体育は外での活動だったようです。
私の世代と比較すると、今の世代はあんまり野球やソフトボールの経験がありません。ぎこちないキャッチボールについ注目。応援したくなります。
キャ~ッ。 投げた本人の思惑とは大分違う方向にボールが飛んでいき、それを一生懸命追っかけます!
なんだか見ているこっちも楽しくなるひとときでした。
生きる数学、活かす数学
2次方程式や棒ひげ図の読み取り・・・ 先生、こんなの勉強しても何にも使わないから必要ないんじゃないですか!!
昔から、生徒がよく発する言葉です。
今日の2年生の数学は、私たちが生きている生活の中で「自分に興味のある分野のことをとにかく様々調べて、グラフや数値を活用してみんなに説明しよう」というものでした。
テーマは自分の興味のある分野なら何でもあり。「サメの漁獲量」「クロスバイクのメーカー別売り上げ」「A社とB社のリールの売り上げ」「バナナの消費量」「そばの消費量」「NBA選手の身長と体重」「ビルボードランキング2022」「漢字の偏の画数」「コンビニスイーツの値段とカロリー」「アジア圏の平均寿命」・・・・・・ 全員分が書き切れませんが、まあとにかく「そうくるか」と感心させられる調査がずらり。
「え~ バナナの生産地は・・・」 タブレットと、作成資料を使いながら班員に説明します。
「サメの漁獲は宮城県が第一位です。その理由としては・・・」
「お笑い芸人って、イケメンがいない様なイメージがありますが、調べてみると意外と・・・」
「A社のシュークリームは値段が安い割においしくて大きくてカロリーが高くてお得です。」「え~、だからつい買っちゃって太るんだ」
「当用漢字の中で木偏の漢字が最も多く、相関係数を調べてみると・・・」
事前にタブレットを使用して膨大なデータの中から必要な情報を整理して、自分のテーマに沿った数字を表に並べて折れ線グラフや棒ひげ図など適切なグラフを作成して説明する。
どんなグラフを使うのかはその人次第。どうすれば自分の興味分野をみんなにわかってもらえるのかを考えながら資料を作ります。
担当の先生からの一声、「皆さんの持ち時間は5分間です。短かすぎず、長すぎず、しっかりと5分間を使い切ってください」 「予定していた説明をもし早く終わってしまったら、その後は、アドリブで何でもいいから説明を補足するとか、自分をPRしてもいいです!」
大人でも、5分きっかり使うというのは難しいのですが、生徒たち「えっ、まだ2分もある・・・ じゃ、バナナの豆知識を・・」と始めたり。 「じゃ、皆さんの質問を受け付けます」と始めたり。
授業の知識を、これからの生活にしっかりと活かしていける楽しい授業がくり広げられました。
進路先での防災対策
3年生、今日のロングホームルームは「防災学習」。来年の4月から住むであろう進路先地域について、「過去にどんな災害が起こったのか」「生きるために何が必要か」「周りの人とどんなかかわりが必要か」「備えるべきことは何か」を調べ、そして考えました。
今、学校ではWi-Fiが完備していて、教室でタブレットを使用して簡単にインターネット検索ができます。
本校では卒業生の約半数が宮古を離れて初めての地で生活します。調べては書き留めながら親に頼らないで生きていく意識を強くしました。
(私)どこについて調べているの?「宮古です」「盛岡です」「仙台です」「大阪です」「埼玉です」・・・・
内定が決まった人も、これからの人も、皆さん真剣に調べて、真剣にこの先のことを考える時間になりました。
住む土地が違っても、基本的な対応は一緒です。「生きる」「かかわる」「備える」です。今のうちからしっかりとした対応を知っていればいざというとき自分と自分の大切な人を守れます。大震災の教訓を生かして、世界中のどこにいても命を大切にしてください。
元気に3日目考査
土日を挟んで、今日は考査3日目。開始前の生徒の様子を覗きに行ってみると、元気元気。
カメラを向けると自然とピース。土日の勉強は相当はかどりましたな。
さあ、考査は今日と明日のみ。 その調子で頑張るのだぞ!
今日から考査です
今日は考査の初日です。生徒と先生がかけあういつもの元気な声はなく、どの教室も鉛筆が走る音だけのシーンとした1日でした。
廊下から静かにパチリ。
努力の結果を出せるよう全力で頑張るのだぞ。