2021年11月の記事一覧
西和賀高校生徒会来校 復興学習交流会
今日、明日と生徒会執行部交流研修が行われています。復興学習として大震災津波の教訓を確認しました。
本校と西和賀高校との交流は平成12年にスタートしました。当時は「スノーバスターズ」と銘打って、本校生徒会チームが雪深い西和賀で西和賀高校生徒会とともに雪かきボランティアを行うというものでした。
それから、21年目の今日、大震災で中断した年もありましたが、これまでずっと続けている行事です。
大震災津波を経験してからは、本校が行くだけではなく、年に2回交流し、西和賀高校を本校に迎える際は震災復興学習を行っています。
今日は、「私たちが当たり前に勉強している学校がいかに海から近いのか、海面からの高さがどのくらいあるのか」を自分たちで測量して確かめる体験をしました。
お互い、はじめての体験ながら、真剣に事前学習し、協力し合って海岸から本校までを測量して確かめました。
見ている私も、大震災当時を思い出しながら、震災の教訓を伝え続けなければいけないとの思いを強くしました。
久しぶりに、大震災当時の学校付近の写真を見直したのでUPしました。
ここからは、大震災当時の学校付近の様子です。
そして、今日の学校付近
平成23年3月11日、 生徒と一緒に学校前道路を高台に駆け上り、河南中学校の体育館に避難しました。
寒い寒い夜を数日過ごし、それからのエピソードはまさに経験した人すべてが様々だと思います。
この教訓は是非ともこれからの若者に伝え続けなくてはならないと思っています。
いいにおいに誘われて
11時を過ぎたあたりから、ろうかに漂ういい香り。
誘われて調理実習室に行ってみると・・・においの正体はベーコンとニンニクを炒めた香りでした。
今日の調理実習は イタリア料理/日常食/パスタ がテーマ。
スパゲティーカルボナーラ、キャベツとにんじんミニトマトのサラダ、デザートのかき でした。
いつもながらおいしそう!な仕上がりでした。
水産高校農場
久しぶりに、校地内の温室をのぞいてみました。
すると、こんなに寒くなってきたのに真っ赤なパプリカとつやつやしたピーマンが。
食物科の生徒たちが来年度本格的に開始する予定の「SDGs循環型食材利用農場」のために、試験的に夏過ぎから温室で野菜を育てているのです。
9月2日(木)の当BLGで紹介させていただいたとおり、調理実習で出た残渣(野菜くずなど)は日々着々と「コンポスト」に入れて微生物の働きで「堆肥」ができあがっています。
来春には、自作の自然肥料(堆肥)で育てた野菜を使った調理実習を目指す水高農場(仮称)オープンか。 今からとても楽しみです。
職員AED講習会
今日は職員AED講習会が行われました。
本校では、年に2回宮古消防署員を講師に招いて職員のAED講習会を実施しています。(生徒も別途実施)
今年度は、コロナ感染症の影響で一回のみになってしまいましたが本日開催することが出来ました。
昨年度までに習っていた内容に加え、コロナ感染防止のために、救助の際には心停止した事故者の顔にハンカチをかけるなどして飛沫感染を防止することが現在の手法だそうです。
心臓マッサージの強さ、深さ、リズム等、全員が人形を使って練習しました。
使う場面がないのが一番ですが、もしもの場合にためらわず命を救う行動が出来るように全職員が気持ちを引き締めてがんばりました。
寿司講習会
今日は食物科3年生の寿司講習会でした。
県内でも人気の宮古の寿司店Uの大将が17年前から本校の食物科生徒に年に一回ご指導してくださっています。
日頃から調理に慣れ親しんでいる生徒でも、にぎり寿司は初めての体験。それでも、器用に握っては大将に褒められ、ご満悦でした。
タマゴ焼き、エビ、マグロ、ヒラマサ、イクラ、タコ、ホタテ、そして今宮古市が力を入れているホシガレイとみやこトラウトサーモンも!
最高のネタを使用し、そしていつものことながら、シャリのサイズや握り寿司の配置そしてわさびの量も・・・生徒の個性が出た最高の一品でした。
(ちなみに最初の写真の立派なにぎりは大将のお手本です)
市内はもちろん、関東方面のお寿司屋さんには本校食物科の卒業生がたくさん活躍しています。
もちろん、今日の講師をしてくださった大将も本校の大先輩です。
「今日のこの生徒たちの中から、寿司をやってくれる生徒が出てくれたらうれしい」とのお言葉でした!!