2022年11月の記事一覧

授業中に緊急地震速報が鳴ったら

今日は「全国瞬時警報システム(Jアラート)」の訓練放送が「防災行政無線」と「みやこハーバーラジオ」で行われました。 本校でも自主参加型防災訓練として1時間目の途中に「訓練・訓練」と前ふりのあと警告音に続いて「緊急地震速報、大地震です、大地震です、」と全校放送を行いました。

 

事前に知らせなかった突然の放送にもかかわらず、生徒の皆さんはしっかりと身を守り、机の下に潜り込んでいます。

放送を聞いてほんの数秒。 廊下でひっそりと見ていた私も驚くほどの迅速な対応でした。

もう少し、ざわついたり、行動に戸惑う人が出るのかと想定していましたが安心しました。 このあと、もしも「通学途中でアラートが鳴ったらどうするか。」「津波警報が出て、到達までに時間があったらどうするか。」など、状況に応じて自分で判断するという行動確認を行いました。

誰かの指示を待つのではなく、その場で自分で判断してすぐに行動する。 先の大震災の時にはこども園や小学校低学年だった生徒たちですが、しっかりと避難の基本は身についています。 自分と自分の大切な人を守る。 この気持ちをぜひ持ち続けてほしいと思います。 

 

 

はじめての小籠包づくり

放課後校舎内を歩いてみると第2調理室に電気がついています。お邪魔してみるとそこにはニコニコと調理する生徒の姿が。 料理手芸部が初めての小籠包(焼き)に挑戦しているところでした。

「えっ、なんでそんなにうまく包めるの?」「大丈夫だよ、そっちも」

(私)「小籠包って、テレビとかで時々見る熱い汁がジュビ〜ッて出てくるあれ、どうやってジュビ〜ッてやるんですか?」 (生徒)「鶏がらスープを寒天で固めて、あんに練りこんでいます。熱を加えるとそれが溶けて、ジュビ〜ッてなるはず・・・・です」

楽しくて楽しくて。2人とも初めての小籠包つくり。包むほどに見た目もばっちりの小籠包が。

校長室に戻って仕事をしていると、なんと、できたての小籠包を持ってきてくれました。

手軽にできる「焼き小籠包」、餃子の皮で包んでたこ焼きプレートで焼いています。宇宙船型かわいい小籠包。 早速、いただくと口の中で汁がジュワ〜ッ。 大変おいしくいただきました。

授業内の調理実習も楽しそうですが、自主活動の料理手芸部での放課後調理はお料理本には出てこなそうなかわいい美味しい小籠包づくりで一段と料理の楽しさを味わえるひと時が繰り広げられていました。

ごちそうさまでした。

 

1級検定練習のちマーボーラーメン

調理実習室の方に向かってみると、何やら刺激的な匂いが廊下を漂っています。

たどり着いたらそこには、ぐつぐつ煮えたぎる真っ赤なスープが。 そして、食欲をそそる刺激臭。

話を聞くと、「今日は、1級検定の練習(大根のかつらむき)をした後、大根を使った料理と麻婆みそラーメンを作っています」の返事が。

トッピングの肉そぼろにも豆板醤と甜麺醤で甘くてそれでいてあとから辛みが来る仕掛けが。

辛さは、班ごとに決めて作っているそうです。

「辛みそぼろ、もっと入れちゃえ!」「全部入れちゃおうよ!!」「えぇ~っ」

む~ん 素晴らしい仕上がり。 水高祭での水高潮騒ラーメン(海鮮ラーメン)とはまるで違うワイルドな仕上がりです。

仕上がりに満足「いえ~いっ」 麺がのびる前に今日はすぐ喫食だ。

ちなみに、かつらむきで使用した大根の薄い部分は千切りにして大根サラダに、芯の部分は牛肉と煮込んで副菜になっています。

検定のシビアな練習から、超ウマそうなラーメン作りへ。 今日の実習も満足げな生徒たちでありました。