カテゴリ:今日の出来事
生徒食堂
水高祭をまじかに控えて食物科は大食堂「幸富堂(しいふうどう)」前のリハーサル。1年生から3年生まで役割分担しながら大量給食の実践練習です。 今日のお客様は全校生徒と職員。 限られた時間の中で同じ品質のお料理を大人数に提供する。 戸惑いながらも一生懸命頑張りました。
「いらっしゃいませぇ〜」「こちらで食券をお求めくださいませぇ〜」
食堂に入る前に食券購入。 食券係も張り切っています。
入ってみるとほぼ満席。海洋生産科の皆さんから「うんめぇ〜」の声が続々。
ウェイター、ウェイトレスは以前から1年生の仕事。 先輩たちの動きをしっかりと見て覚えます。
「いらっしゃいませぇ〜。」「お水はセルフになっています。あちらでどうぞ。」・・・・・・「あっ、食券をいただくんでしたぁ。」「あれっ、(半分にちぎって)どっちをもっていくんだったっけ?」 これも1年生のご愛嬌。
じゃ〜ん。「水高ラーメン・ミニカレーセット」 美味しくいただきました。
明後日の水高祭はコロナ対応で生徒の保護者のみご招待。それでも普段の集団給食の5倍くらいの人数のお客様が来校する予定です。 食物科の皆さん。 美味しい料理と心のこもったおもてなしで食堂に笑顔を広めてくださいね!
全国産業教育フェアー青森大会
今、青森市で全国産業教育フェアーが開催されています。農業・工業・商業・水産・家庭・看護・福祉・情報・総合 の専門を学習する学校の代表が日本中から青森市の会場に集まって「学校活動の紹介」「実習製品の販売」「実習体験」を行いました。 去年、おととしとコロナで中止となり3年ぶりの開催です。 各校の代表生徒達は各企画で生き生きと活躍していました。
青森県総合運動公園マエダアリーナメイン会場は各ブースで賑わいました。
本校は、「水産」の展示部門に参加。今年の水産は北海道から宮崎まで10校が参加。各校の準備した缶詰や加工品はほとんど昨日で完売。今日はパネル紹介や体験がメインになっていました。
ステージでは、生徒スタッフによる青森県の紹介、そしてご当地アイドルりんご娘もかけつけて生徒達は大盛り上がり。
本校生徒会海洋生産科メンバー、来場者さんに岩手県3水産系高校の説明をしています。そしてりあす丸や海翔のことも。 農業高校も工業、看護、商業などの生徒さん達もそれぞれ自分たちのやっていることを本当に熱心に紹介してくれました。 校内で実習製品を売る売店があったり、酒米を育てて高校ブランドの日本酒を企業連携で造っていたり。
賑わうメインアリーナの横、サブアリーナでは生徒研究発表・意見体験発表の各地区代表校が発表します。こっちは、緊張が伝わる張り詰めた空気が。
水産の今年の東北地区代表は八戸水産高校「アブラメを使った食べるラー油の研究開発」、福祉部門の東北代表は久慈東高校「子育て迷子をなくそう」です。 兵庫県や千葉県からの生徒達と一緒に発表です。
岸壁では青森県実習船「青森丸」の公開がありました。
漁業科専攻科の生徒さんが案内・説明してくれました。
ブリッジからエンジンルームまで見学。メインエンジンのきれいさに驚きです。平成15年に竣工した青森丸(りあす丸は平成13年)とは思えない。エンジンルームを見たら乗組員の技術の高さがわかるといいますが、まさに大切に乗ってきたことが一目でわかる手の入れようでした。
付録です。初めての土地に来たらまずは市場に。 朝6時半に出かけました。
青森周辺で水揚げされる近海の魚たちが様々、刺身用イワシはキラキラ透き通ったおめめの30センチ近いサイズ。
生のホッケも北国ならではですね。 深海性の縞ボッケと区別して、地物は赤ボッケとして販売されていました。
ホッキ貝も巨大サイズ。
本校生徒の頑張りと共に、水産や食物とはまた違う各県各校の生徒達の話を聞けた良い体験でした。
もちろん、参加生徒も他校ブースをしっかり見て回りました。 他校を見て参考になったことがたくさんあったと思います。 宮古に帰ってきてから学校活動の魅力化に遠慮することなく活かしてください。 自分たちがやりたいことはきっとみんながやりたいことだ。絶対に応援します。
富山湾 岩瀬漁港
全国実習船会議では各県の水産系高校の実習船による魅力的な活動について熱心な話し合いがもたれました。今日は会議が終わった後、せっかくなので近くの漁港(魚市場)に見学に行ってきました。
富山駅から路面電車に乗って20分、着いたのは岩瀬漁港。北前船の時代から続く歴史ある港です。漁協の職員さんにお話を聞いてみると今は富山名物「白エビ」の時期だとか。 午後だったので残念ながら水揚げ風景は見られませんでしたがエビ漁船を見学してきました。
会議風景です。大きな実習船も小さな実習船も、日本中の水産系高校で「海好き・船好き・魚好き」の元気な若者を乗せて活躍しています。
富山県の名物「白エビ」は小型底引き船の「かけ回し漁」で漁獲します。岩瀬漁港の岸壁には早朝に出漁したエビ船が6隻、のんびり休んでいます。 このエビは日本国内でもここ富山湾のみでしか獲れない貴重なエビです。 「あいがめ」と呼ばれている水深150-300mの海底の谷すれすれに網を引く熟練の漁法だそうです。 水揚げされるのもここ「岩瀬漁港」ともうひとつ「新湊漁港」の2カ所のみ。厳格に漁獲制限して資源を守りながらおいしいエビを持続的に市場に揚げてくださっています。
神通川河口に栄えた天然の港。北前船の時には何百隻もの500石船で賑わったとか。(港の展望台で勉強しました)
港の横には日本海に面したなが~い砂浜。 対馬暖流の影響もあってやっぱり太平洋側より暖かい気がしました。魚介の宝庫富山湾。 もっとじっくり味わいたいと思いながら今日は富山を後にして岩手に向かいました。
富山にて
実習船の全国会議で富山市に来ました。太平洋の宮古港の地元まち宮古に住んでいると、日本海の富山港は正に異文化です。会議の合間に北前船の資料館に足を運びました。
京、大坂と北海道を結び、巨万の富を得た北前船。太平洋側の菱垣回船、樽廻船と併せて江戸、明治の海運業の花形です。 岩手では広田港や宮古港も重要な寄港地でした。
船の強みは、大量の荷物を運べること。当時の船乗りは本当に命がけ、天文航法も使わず、沿岸を走りながら丘の目印を記憶にとどめて船頭以下、乗組員の技術と信念で積荷を運んだ歴史です。
資料館は、富山の豪商「森家」の邸宅。世界の状況を見渡し、地域の人材がフルに活躍し、地方が最大限に栄える。
知恵こそが最大の財産。都市集中の現代で伸びゆく可能性を秘めているのは地方であると私は思います。そして、地方を盛り上げるのは地方を愛する若者です。
水産研究発表会
県内の3水産系高校の研究発表会が本校を会場として今日開催されました。昭和34年に始まった当時は久慈農林水産高校・宮古水産高校・広田水産高校による研究発表会でしたが63年たった今、その流れをくむ久慈東高校・宮古水産高校・高田高校の生徒による発表大会です。
近年温暖化が進み、岩手県沿海で獲れる魚にも変化が見られていますが、変化していく環境の中でも岩手の海は宝の海です。変化を受け入れながらも大切な資源を有効に、持続的に活用することが求められています。各校代表が水産を取り巻く課題を選定し、大変興味ある研究結果を発表しました。
3年ぶりの参集型の開催。歴史的には63年続く大会でも、生徒にとっては全員が初めての大会です。
今年度の出場は 久慈東「廃野菜でウニをでっかく」 高田「釣り人を救うYJK開発」「STOP魚離れ かまぼこ3兄弟」 宮古水産「宮古の海でダイビング」「宮古の真鱈でにぎわいの創出」 という5つの研究班です。
高田高校「YJK(やすくて、じゃまにならない、救命具)」ペットボトルを活用した救命具の開発。
本校、宮古の真鱈で街の活性化 先輩から引き継ぐ大きなテーマです。今年の研究は例の「マダラフレークスモークフレーバーオリーブオイル漬け」です。
久慈東高校 「廃野菜でウニをでっかく」総合学科高校ならでは。環境緑化系列から野菜くずをもらってウニをでっかくしました。さらに、食物系列や福祉系列とコラボして調理や介護職にまで夢は広がります。
最優秀賞「久慈東高校 廃野菜でウニをでっかく」 優秀賞「宮古水産高校 宮古の真鱈でにぎわい創出」「高田高校 STOP魚離れ かまぼこ3兄弟」
それぞれ、着目点が鋭く、水産や街の活性化につながる大変素晴らしい発表でした。
英語スピーチコンテスト
昨日、岩手県民会館を会場として岩手県高等学校英語スピーチコンテストが開催されました。
本校代表の1年生。緊張の中、立派にスピーチやり切りました。
本校体育館でリハーサルをしたものの、県民会館はやっぱり緊張MAXです。
終わってすっきり、記念写真。
グローカルな視点で食糧問題を考える。思いを英語で聴衆に伝える。1年生ながら本当によく頑張りました。
健康長生きは歯の健康から
今日は歯科指導の日。学校歯科医のK先生はもう20年以上も本校で歯科指導をしてくださっています。
「食べるは生きる」は食物科にとっても海洋生産科にとっても基本理念。 しっかり「食べる」ためには健康な歯と歯茎が必要です。 歯の健康はすべての健康につながっています。そして長生きにつながります。 歯と歯茎を健康に保つため、今日は正しいブラッシングとフロスの使い方の講習を行いました。
まずはスクリーンを見ながら「歯周病」について勉強です。
気軽に臨んだ生徒たちも、歯周病の進んだ写真を見るほどに怖さを実感しています。歯周病を防ぐためには日ごろからの歯の手入れが大切。みなさん熱心に先生の話に聞き入りました。
場所を移動して、染色による磨き残しチェック。 そしてブラッシングとフロス。
「1本ずつ磨くんですよ」「そこは歯ブラシを盾に使ってください」 先生から次々とご指導をいただきます。
(私)「どう、磨き残しはあった?」 (生徒)「えっ、ダメです」・・・マスクをあげちゃいました。
デリカシーのないタイミングでした。ごめんなさい。
しっかり磨いているつもりでも、磨き残しのまったくない生徒はほとんどいません。(きっと私も)
健康維持のための貴重な講習でした。 K先生毎年ありがとうございます。
英語スピーチリハーサル
いよいよ明日は「岩手県高等学校英語スピーチコンテスト」本番です。昨日の放課後、広い会場に慣れるために体育館でリハーサルをしました。
今年の本校代表は1年生の女子。今回のテーマは「持続可能な社会の実現のための郷土料理」。世界各地に郷土料理はあり、グローバルな視点とローカルな視点を併せ持って地域食材を大切に活かしましょう、という内容です。泣きそうになるくらい緊張しながら笑顔を絶やさず聴衆に向けてしっかり英語でスピーチしました。
スピーチの前には昨年度出場の先輩3年生からアドバイス。
さあ、明日の本番は結果なんて気にせず、最高の笑顔で思いっきり自分らしく聴衆にアピールしてください!!
先生たちの厚生福利事業
先生たちには年に一度「厚生福利事業」というものがあります。 学校を離れて心身共にリフレッシュし、これからの教育活動をさらに充実させようという事業です。本校では班に分かれて活動しました。
わたくしは、初めて「うみねこ丸」に乗船し、その後「県立水産科学館」と「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」の見学を行いました。
乗船前のパチリ
ウミネコの餌付けは以前の「観光船陸中丸」の時代から変わりません。ウミネコパンも売っていました。
団体客のみなさんも入って船内は賑わっていました。陸中丸時代からのベテランガイドのKさんの軽やかで楽しい解説も健在です。
船内のトイレに入ってみると「立ちトイレ禁止」 その上には「船が揺れますのでご注意ください」という貼り紙が。
台風うねりが残って大きく揺れる今日のコンディション。 立ちトイレしようなんて考える人はきっといない! 陸中丸の頃より船が小さくなった分揺れは大きくなった気がします。 小型船らしく、自然をダイレクトに感じられます。波のまにまにぃ~
有名な「ローソク岩」もこんな機会にしか見られません。
県立水産科学館では「トド」や「アザラシ」も待ち構えています(剥製)
昔は、重茂半島にまでトドやアザラシが来たそうです。 だからトドヶ崎って地名なんですね。
最後は「崎山貝塚縄文の森ミュージアム」
宮古界隈は、縄文時代の昔からいくつもの集落がありました。 豊富な獣や木の実、豊かな海、昔も今も宮古の魅力と思います。
マスコミではとかく都会のおしゃれな話題が多いですが、宮古には都会にはないすごい魅力があります。宮古の魅力を私たち住んでいる者がもっともっと自信を持って全国に発信したいです。
さあ リフレッシュ完了。来週もがんばるぞ。
台風14号 休校の学校
今日は台風14号の影響でJRも三陸鉄道もストップ。列車通学生が少なくない本校も休校としました。生徒のいない学校は・・・。
授業のない教室は、昨日掃除をした状態のまんま。きれいな黒板が明日みんなが来るのを待っています。
どの教室も暗かったのですが、被服室には灯りが。行ってみると担当の先生が1年生の家庭基礎の準備をしていました。
ミシン掛け実習をするための模範サンプル作りです。こんな下準備があって生徒の皆さんの実習がスムーズに進んでいます。
あるクラスの教室の後ろの掲示物をよくよく見ると。年度当初にみんなで作った「成長の木」が。葉っぱの一枚一枚に一人ひとりの今年の目標が書かれています。「調理検定合格する」「部活頑張る」なかには「寝ない」なんてのも。成功と失敗を繰り返してみんな成長しています。クラスの団結でたくましい木が育っていきます。生徒も頑張り、先生も頑張っています。
教室をあとにして空を見上げると真っ赤な夕焼けが。台風一過、自然のエネルギーを感じる夕焼けで締めくくりました。
さて、明日からはまた元気な学校が戻ります。
そして、りあす丸は出港に向けて外国往来船に資格変更したあと燃料油や食料などの積み込み。あさって22日(木)14:00に宮古を出港します。
あわただしい毎日の中で、台風に備えながら時間が少し停まった1日でした。
東京岩水会
本校の同窓会は岩水会といいます。同窓生は宮古での活躍はもちろん、東京でも多くの皆様が活躍しています。今日は、3年ぶりに開催した東京岩水会の総会に参加させていただき、多くの同窓の皆様と交流させていただきました。
コロナ禍での開催で参加人数は少なくなりましたが、宮古水産高校同窓の熱い思いが伝わる集いでした。
台風14号の影響で土砂降りの東京。雨なんて何のその。「一本足の下駄で通ったんだ」とか「俺の時は100人近く東京に来たんだ」とか、先輩方は今もエネルギッシュ。力強い応援団。いつまでも話は尽きませんでした。
東京同窓会長のごあいさつ。そして会場にはたくさんの本校同窓生と共に盛岡農業高校東京同窓会、宮古商工高校東京同窓会、宮古高校東京同窓会、久慈地区東京同窓会、田野畑ふるさと会などなど 岩手をふるさとにして東京で活躍する皆様が勢揃いです。
岩手を愛し東京で頑張る皆様方が一堂に会する機会に参加できたことはとても貴重な時間になりました。 LOVEいわて LOVE宮水! 本校同窓の皆様にありがたく感謝します。
岩手を離れて活躍する皆様の思いを受けとめて、ますます頑張らねばと思いを強くした一日でした。
学校を盛り上げたい!
今日は、生徒会役員選挙が行われました。
「活気のある学校にしたい」「コロナでもいろんな行事をします」「掃除も楽しく出来るような学校」「学校を盛り上げたい」・・・
各立候補者の公約は力強いものばかり。 すばらしい面々が演説しました。
全校生徒の視線を一身に集め、堂々とした話しっぷり。心から力強く思いました。
私も思いは同じ。楽しく、活気のある学校をみんなで作りましょう。頑張るぞ!!
いわてやまなし収穫!食物科創作料理へ
宮沢賢治の童話のタイトルにもなっている「いわてやまなし」、なしの原種で昔は北東北にたくさん自生していたそうですが今では絶滅危惧種に指定されている貴重な木。大震災後、神戸大学の研究家が本校に寄贈してくださった「いわてやまなし」の苗木は大きく成長し、たくさんの実をつけました。
今日は待ちに待った収穫、初めての収穫です。そして早速、食物科で調理してくれました。
完熟すると自然と実が落ちてきます。正に今が食べ頃。
色具合を見ながら、木になっている実も収穫しました。
みんな、やまなしを収穫するのは初めて、もちろん食べたことはありません。
リンゴのようなフルーティーな香り。香りが強いのもやまなしの特徴です。
食べてみると、甘みと共に強い酸味も。濃い味です。園芸品目のなしというよりどちらかというと洋梨やリンゴに近いかも。でも、どちらとも違います。
食物科の手にかかると、まずは「やまなしのベーコン巻き」。なしの酸味がベーコンの強い味と混じり合ってどっしりとした食べ応えのある最高の一品でした。
たっぷりのやまなしをベーコンでくるんでいます。
やまなしパイと中央には焼きやまなし。 焼きやまなしは焼きリンゴのようでうまみが凝縮してデザートにぴったり。
パイの中にも、たっぷりのやまなしが。
やまなし in ブルーハワイゼリー やまなしは完熟の生です。 宮沢賢治にならって、カニのクラムボンを添えてくれました。
お昼休みに収穫した「いわてやまなし」が夕方には各種創作料理に変身。
そもそも、一般的になかなかない木なので、実も貴重です。 他では絶対に味わえない最高の味でした。
木がもっと成長して、収穫量が増えたら是非水高祭大食堂の名物料理にしたいです。 食物科の行動力に脱帽。ごちそうさまでした。 神戸大学にも感謝。
浜の皆さんの研究発表大会
今日は盛岡で開催された「漁村活動実績発表大会」を参観しました。県内各地で活躍する漁師と浜の活性化や環境保全に取り組む女性部の皆さんの実績発表会です。
高齢化する漁師にやさしい漁業種目の研究、小学生の漁業体験、磯焼け改善、藻場回復、女性部活動の活性化等々
洋野町漁協、宮古漁協、田野畑村漁協、釜石東部漁協、越喜来漁協、広田湾漁協の青壮年部と女性部の皆さんが各地での取り組みを発表しました。
水産高校の生徒研究発表と着目点は共通している部分が多いですが、さすがに現場で課題に直面しているだけあって、発言の一つひとつに説得力があります。
漁場環境の改善は海洋生産科の取り組みに、また、女性部の皆さんが行う「浜に根付いた食文化の伝承」は食物科の勉強に直結します。
困難に立ち向かう姿勢は現場も学校も一緒です。水産高校にできること、学校はもっともっと地域の皆さんと一緒に活動できることがたくさんあると多くの発見がありました。
弘前にて
家庭科の会議で青森県弘前市に来ています。東北6県から校長先生方が集まり、岩手県からは花北青雲・平舘・紫波総合・大船渡東と本校が代表して参加しました。成年年齢引き下げにともなう消費者・金融教育、家庭クラブ、新学習指導要領、ICT活用などの各県状況が話し合われました。
会場は弘前城も間近なパークホテル。周辺には古い街並みが残ります。
ファッション甲子園での入賞作品がずらりと展示されました。「わだば機械さなる」「わだば縄文人さなる」などという津軽弁タイトルの作品も斬新で本格的でした。
調理や服飾手芸はもちろんですが、改めて家庭の平和は地域の平和、そして世界の平和とつながっている。家庭科教育の広さと深さを実感しました。そして、県によって様々な異なる状況の中で各校が頑張っていることを勉強できました。
水産も大好きですが、家庭科も知れば知るほど面白い学問です。
自動車学校説明会
昨日、今日と2日に分けて自動車学校説明会を開きました。今の世の中、地下鉄やバスなどの公共交通網が発達している都市部を除くと自動車は必需品になっています。 卒業後車の運転を必要として希望する生徒たちは高校での学業を最優先しながら、放課後や夜の時間を利用して自動車学校に通います。 自動車学校の教習内容やお金のこと、学校での約束ごとなどを熱心に聞いた生徒と保護者さんでした。
学科試験は50問、○×式だから簡単なようですがこれが意外に難しい。90点以上が合格ラインです。よーく勉強しないと受かりませんよ。などという説明。
入学手続きは・・・・ 実技教習当日キャンセルはキャンセル料がかかります。前日までに言ってくださいね・・・ 普通免許なら教習料金30万円・・・ 聞いている私もフムフムお金がかかりますなあ。
さあ、手続きや内容は分かったと思います。 でも、通いだすのは就職や進学がしっかり決まってからですよ。
うみマチギャラリー2022開催中
うみマチひろば「宮古市地域創生センター(旧宮古警察署)」で市民の創作作品の展示イベントが開催されています。
お昼休みにちょっと覗いてきました。
水高祭でも展示する「大漁旗で作った服」華やかで活気があります。
鯛のポシェットも秀逸。 売っていたら私ならすぐ買う!
料理を引き立てる「葉蘭」も生徒たちがナイフを使って緻密に作り上げたものです。
平日なので、会場はすごーく空いていました。
本校生徒作品はもちろん、商工高校の書道や市民の皆さんの短歌・川柳、絵画、絵手紙、手芸品などなど素晴らしい作品がたくさんです。
ギャラリーは11日(日)まで、午前9時から午後9時までやっています。入場無料。ぜひ、見に行ってみてください。
作品を多くの皆さんにご覧いただくことは生徒にとっても励みになります。
PTA全国大会2日目
PTA全国大会2日目、今日も午前中リモート参加。記念講演ではファミリーマート澤田顧問のお話を拝聴しました。
若くして事故で父親を亡くし、喪主を務めた氏は田舎の1教員であった父親がものすごく多くの人から感謝されていたことを知り、人生の転機になりました。 「死んだときに人間の価値がわかる」「人のために尽くす」「現場を最重視して理解する」「強い者・賢い者が生き残るのではなく、変化する者が生き残る(ダーウィン)」等々、生徒に伝えたいこと、親にわかって欲しいこと、教師として見習いたいことがとてもたくさんありました。
コロナ禍でも参集とリモート併用で開催した石川県PTA連合会の皆様、ありがとうございました。来年は宮城県仙台市で開催です。
終わってみて、早速今日から、さらに頑張る気持ちになりました。自分の利益のためでなく、少しでも人に感謝される人になれますように。
宮古トラウトサーモンでした
昨日、おいしいおいしいと食べた「鮭のムニエル」 脂がすごくのっていて、もちろん昔の養殖魚のような独特の臭みなんか全く無く、皮はパリッと身はほくほくした食感。
はは~んと頭に浮かんだのは「ノルウェーサーモン」 昨日のブログでも「ノルウェーサーモン?(間違ってたらごめんなさい)」などと書いたものの、帰りの車を運転中「待てよ、もしかしたら高級な宮古トラウトサーモンかも!」と気になり始め、今日担当の先生に確認しました。 結果、何と宮古が全国に誇る「宮古トラウトサーモン」でした。宮古にいながら、宮古が力を入れているのを知っていながら、水産高校にいながら、間違えた自分にショック。
チリよりもノルウェーよりも、サーモンは宮古! 今度から間違えないように、もっとどんどん宮古トラウトサーモンを食べまくることを宣言します!!
PTA全国大会はリモートで
今年のPTA全国大会は今日と明日、石川県金沢市で開催。 コロナでなければPTA会長と一緒に会場参加して全国のお話を聞いて、金沢の街を見学するのですが、残念ながら今年はリモートでの参加になりました。
PC画面ではじまりはじまり。
会場の「いしかわ総合スポーツセンター」から中継です。
手話通訳もついて、開会行事。
見てのとおり、会場は2階席まで埋まっています。 相当数の人がリモート参加になっていてもこの人数が参集。
本来ならすごく大きなイベントです。
今日の基調講演は「新時代の進路選択(正解のない時代に、どう未来を選択していくか)」です。今の高校生がこれから生きていく社会は私たちが生きてきた社会とは明らかに違ってきています。
私たちは、自分の通ってきた道を「正解」とするのではなく、今の世界、これからの世界を理解して子どもと関わり合っていかなくてはなりません。
考えて決断するのは生徒です。私たち親と教員はアシストです。精一杯状況を理解して、子どもたちを信じて成長を応援しましょう。
今日からまた頑張ってます
今日は始業式。久しぶりに全校生徒がそろいました。朝から賑やかな声が飛び交い、いつもの活気が戻った学校はやっぱりいいなとうれしくなりました。職員室も課題の提出や進路書類を持ってくる生徒で賑わっていました。
始業式「夏休み中も、中学生体験入学でのお世話、ウクライナの平和を祈るコンサート、みやこ未来議会、各部活動、社会体験アルバイト、そして進路活動、みんなよく頑張りました。今日からまた気持ちを切り替えて頑張りましょう!」
そして放課後は、部活動。
昨年度の始業式はコロナ対策で「放送による始業式」、そして部活動の大会もほぼ中止という状況でした。
今年の夏休みは、7月に始まったコロナ第7波で感染急拡大という厳しい状況でしたが「しっかりと対策をとって、できる限りの活動をする」という方針で部活動も各種大会も実施されました。
そして、今日からの学校生活も万全の対策をとりながらできる限り通常の形に戻して行っていきます。
高校生活は3年間のみ。「WITHコロナ」の時代をしっかりと生き抜くために頑張りましょう。
いわてやまなし
東日本大震災の後、神戸大学イワテヤマナシ研究会からいただいた「いわてやまなし」はすくすく元気に育っています。
普段は校地内の当たり前の景色になってしまっているのですがよくよく見ると小さな実がたくさんぶら下がっていました。
いかにも野生の木の実です。
たくさんの実が成りました。
神戸大学からいただいたときは胸くらいの高さのひょろっとした2本の苗。校舎の横ですくすく元気に育っています。10年でこの高さ、まだまだ大きくなるようです。
春の様子。毎年、満開の花を咲かせます。
津波被害を受けたときには、本校校庭は一面ヘドロだらけ。ヘドロを除去したあとに2本のヤマナシを植えました。
小さくて堅い実は消しゴムくらいの大きさです。
この梨は古くから北上山系に自生し、飢饉の際には食糧として命をつなぐ貴重な果物だったそうです。ところが今では品種改良でおいしい梨が出回るため、多くは伐採されてしまい2007年には環境省絶滅危惧種ⅠAに指定されるほどに貴重なものになっています。宮沢賢治の作品「やまなし」にも出ているように昔はどこにでもある一般的だったこのヤマナシを絶滅しないように守ろうと立ち上がったのが神戸大学。本校に貴重な苗をくださいました。
味見してみると、ジューシーで酸味とやや渋みがある野性的な味。なるほど、宮沢賢治の「やまなし」でも子どものカニが川に落ちてきたいい香りのするヤマナシの実をすぐに食べようとしたときにお父さんカニが引き留めて「あと2日もすると川底に沈んでお酒になる」って言ってます。 待たない私が悪かった? 今度はもっと熟したのを食べてみます。
大切にしています。いわてやまなし。神戸大学さんありがとう。
ウクライナの平和を祈って
今日は宮古市民文化会館で「ピースコンサートinみやこ〜ウクライナの平和を祈って〜」が開催されました。
大震災の復興支援で始まった青山学院大学の皆さんとの交流。コロナによる2年間の中止を乗り越えて今年は3年ぶりに開催されました。今回は、ウクライナの平和を祈ってのチャリティージャズコンサートです。
山本市長のごあいさつに続いて最初の演奏は本校太鼓部! 開幕を見事に演じました。
文化会館大ホールでの演奏を終えてニッコリの太鼓部メンバー。
1曲目は「翔洋」
そして「潮騒」迫力の音色が会場中に響きます。
「みんなでドラムサークル」
舞台には本校太鼓部と青山学院大学の皆さん。会場の観客にも様々な打楽器が手渡されて、みんなが一体になって打楽器を楽しみました。
飯田さつき&保坂修平オンステージ プロの ジャズシンガーとジャズピアニスト
のびやかで迫力のあるボーカルと引き込まれるピアノ演奏。 文字に表せない、こころから感動したコンサートでした。
入場料は無料。チャリティーバザー収益金と募金はYMCAをとおしてウクライナ避難者を支援します。
平和な日本にいながら私たちにできること。会場の皆さんの思いはみんな一緒だったと思います。
コンサートを企画運営されたチーム青山、宮古市・宮古市教育委員会のみなさま、本当にありがとうございました。
ようこそ水産高校へ!
今日は中学生1日体験入学。この日のために準備してきた本校生徒と先生方、朝からたくさんの初々しい中学生をお迎えしました。
受付を済ませたら第1体育館で生徒会執行部による学校案内、スクリーンには海洋生産科・食物科の実習風景などが映し出されました。
生徒会の学校紹介の後は希望の科に分かれて実習体験です。
海洋生産科資源増殖実習の体験ではホタテ貝の解剖をしました。「ホタテ貝のここら辺には必ず隙間があります、ここにへらを突き刺して・・・・」まずは貝を開くところから悪戦苦闘です。生きている貝を開くのは簡単なようで難しいのです。
食品製造実習体験は人気の「サバ缶詰」作りです。ヘッドカットの後は内臓を取り出し、血合いを洗って・・・・・
まさに、本校生徒が行うのと同じ内容を体験です。
内臓除去、洗浄、輪切り、缶入れ、調味液、真空巻き締め機、洗缶機、殺菌釜準備 ここまでの流れをすべて体験しました。
資源増殖、食品製造の体験が終わったら学校バスで藤原ふ頭に移動して実習船「海翔」に乗船です。
食物科でのバラン切り体験。今日は基本的な「せきしょ」つくりに挑戦しました。
バランはお弁当やお寿司の食材を仕切ったり、食材の上の乗せて飾りに使うものです。仕切り用のバランを「せきしょ」と呼びます。
調理体験はキュウリの半月切りです。食物科の先輩が優しく指導しました。
卵焼きのデモンストレーション。先輩もいつになく緊張でした。このほかに果物の飾り切りもデモしました。
さあ、参加した中学生の皆さん。水産高校はいかがでしたか?
この楽しさをしっかり感じてもらって、来春、水高で一緒に勉強することを心から待ってます!!
豪華客船飛鳥Ⅱ宮古入港
今朝は6時過ぎから普段は聞き慣れない迫力のある霧笛が宮古の街中に響いていました。 豪華客船飛鳥Ⅱが宮古湾付近を航行している証拠です。
出勤前のひととき、藤原ふ頭に見学に行きました。
タグボート2隻に付き添われて藤原ふ頭防波堤をかわしました。
超スローで岸壁に接近します。岸壁では舫いロープをとる港湾作業の方が待っています。
かっこいい正面顔
歓迎の音楽が鳴り響き、大漁旗が振られています。
いよいよ近づいてきました。
が、時は07:30 ここでわたくしタイムアップ。岸壁を離れて学校に向かいました。
日本郵船所有の豪華客船飛鳥Ⅱ 全長241m 総トン数50441トン カッコイイです。
子どもの頃に飛行機を見てカッコイイと思うとパイロットに憧れます。同じように、子どもの頃にこんな豪華客船を見ると船長に憧れます。
この船を見た宮古の子どもたちが海の世界、船の世界に興味を持って水産の町宮古を盛り上げる力になることを夢見ます。
見るだけじゃなく、乗客としてクルーズに参加できたらもっと最高なんですよね!
明日から夏休み
今日は夏季休業前終業式でした。
「3年生は高校3年間、2年生は中3から、1年生は中2から、ずっとコロナ禍での夏休みです。第7波が猛威を振るう中ではありますが、万全の対策をして中身の濃い充実した夏休みを過ごしてください。
世界に目を向けるとウクライナでは戦争が続き毎日何百人もの人が、また、コロナ感染症や持病の悪化で命を落とす人、生きたくても生きられなかった人がたくさんいます。
私たちは今生きていることに感謝し、自分の周りにいる人を大切にして明日からの休みを充実したものにしてください。」などと話しました。
真剣な面持ちで、しっかりと私を見て皆さん聞いてくれました。一人ひとりが自分を大切に、家族や友人のことを大切に考えてくれていると感じ、気持ちが熱くなりました。
事故無く、怪我無く、コロナ無く、大切な夏休みをしっかり元気に過ごすのだぞ。
みやこの高校生 議員になる
今日は「みやこ未来議会2022第1回オリエンテーション」におじゃましました。
宮古管内各高校の有志が集まって高校生議員として宮古の課題を洗い出し、未来について考えます。宮古青年会議所の皆さんのアシストを受けながら4回のオリエンテーションをとおして皆で話しあいを進め、11月には市議会議場で市長はじめ宮古市各部課の皆さんに提言し、質問をぶつけます。単なる体験ではなく、宮古市が高校生を議員として本当の市議会をひらいてくださるという企画です。さあ、今日が第1回オリエンテーション、これからどんな未来を高校生たちは主張するのか!
陸中宮古青年会議所、宮古市長、宮古市議会議長からの委嘱をうけ、議員バッジを受け取りました。本校からは4名の新人議員が誕生! 宮古高校、宮古商工、の皆さんも一緒です。
「言葉を使わずに、ここにいるみんなが誕生日順に並んでみましょう」・・・緊張する高校生議員たち、このゲームで少し打ちとけました。
まずは、班に分かれてチーム名決めから。
青年会議所のお兄さんが中に入って最初は進めてくれました。チーム名が決まったらだんだんと、宮古の課題や夢について話を進めていきます。
宮古市長の講話「宮古創生~持続可能なまちの実現へ、共に~」高校生による取組、宮古市の紹介、エネルギー対策、震災復興の現状、子育て支援等々1時間以上にわたりすごく近い距離感で市長から高校生たちに熱く語られました。
集合写真! 今日からこのメンバーでがんばります。
この議会は今年で3回目(3年目)、先輩水産高校議員は、第1回で「内陸から水産を勉強に来る下宿生に支援を」第2回では「駅前駐輪場が暗くて見通しが悪いので改善を」と提言、 宮古市はすぐに対応してくださり「下宿生に月1万5千円の補助金を給付」、「街路樹を剪定して明るさを確保」が実現しました。
今年の水高議員さん、そして各校議員さん、どんな提言が飛び出すか。高校生の若くて柔軟な発想に期待です。いまから11月の本議会がとても楽しみです。
高校生に負けないように私たち大人もがんばらねば。
学校・地域魅力化推進委員会開催
「学校を元気にして地域を魅力化!」「地域を魅力化して学校を元気に!」水産高校は地域とともに発展することを目指しています。 これからの時代にどんな生徒を育てていくべきなのか? これからの時代を切り拓いていく子どもたちにはどんな力が必要なのか。 立場も年齢も異なる15名の魅力化推進委員の皆様と本校職員で昨日熱い話しあいがもたれました。
「これまでは学校が計画を作成し、地域にお願いしてたくさんの連携事業を進めてきました」「これからは、計画の段階から皆様の意見を聞いて一緒になって生徒を育てていきたいんです!」By私
「公開授業とかで大人と関わるってことが大切だと思います」「1年生のうちから探求活動をぜひ」By委員
「現在の連携事業としては・・・・」By海洋生産科長
「原点に返ることを大切に」「宮古市からももっと発信を」「水産・食物にこだわらない専門外の連携も大切」「水高は持ちネタが多い。受験英語じゃないフランクな英語力で友人を広げる能力をつけるべきだ。」「大学進学も大切だ」「調理士だけじゃない製菓衛生士の免許なども魅力になる」「インターンシップに来た生徒たちが素晴らしかった。あんな子をたくさん育てよう」・・・・・
発言はとどまることなく、終了予定の時間を簡単に迎えてしまいました。本当に皆さんの熱い思いが伝わり、力づけられました。
今回の集まりは第1回。引き続き皆様のご意見をいただきながら地域と共に「生徒良し」「保護者先生良し」「地域良し」の「おもろい(=魅力的な)学校」づくりに全力を尽くします!!
カッターレース大会
今日は待ちに待った宮古港カッターレース大会本番です。この日のために放課後も練習してきた1年生チーム。持てる力を存分に発揮しました。
出艇まえのアトラクションは本校太鼓部、盛大に盛り上がりました。洋上では消防艇からの放水も!
ガスのかかった宮古港に太鼓の音が響き渡ります。
さあ、いよいよ第4レース、1年生チーム出艇準備!!
あれっ、これどうすんだっけ。ライジャケ着用もやや緊張。
乗船終了。補助艇にひかれてスタートブイへ。
各艇、スタート地点につきました。一緒にレースするのはアームストロング(合同庁舎チーム)、おなごぶり(市民チーム)です。
よーい、バンッ!! 一斉にスタートします。 スタートダッシュ「いちっ、にっ、さんっ」「いちっ、にっ、さんっ」
320mの折り返し地点で回頭、トップは水高かおなごぶりか?接戦です。
ごお〜るっ。1年生4分50秒、おなごぶり4分53秒、アームストロング5分22秒
なんと、初出場の1年生 第4レースを1位でゴール!! 素晴らしい漕ぎっぷりでした。
今年は14チームの出場でした。各チーム予選で2レース漕いでタイムレース。決勝進出は3チームのみ。
本校一年生チームは第7レースで本日2回目の出艇。タイムは4分43秒。疲れを微塵も見せず1レース目よりもタイムを縮めたものの残念ながら決勝には残れませんでした。決勝に残ったのは「宮古消防署」「オール鍬ケ崎」「市役所」、どこもさすがの強豪チーム。
そして優勝は「宮古消防署」チーム、4分07秒。昨年に続き2連覇!! 1秒差で2位は「オール鍬ケ崎」 3位は「市役所」。
本校1年生チーム、2レースを終えた後本部席に来て「校長先生、僕たち絶対来年も出たいっす」「決勝タイムは何秒ですか?」・・・「うぇー、早いっ」「でも、負けないっす」
本気で優勝を目指して練習してきた1年生。初めての挑戦で5分の壁を悠々破ったあなたたちは本物だ!
来年の優勝を心から応援します!! 打倒、消防署チーム!! 来年は水高2年生チームが優勝だ。
みやこハーバーラジオから参りました
みやこハーバーラジオから参りました○○と申します。本日は取材のお願いに参りました。
校長室にやってきたのは本校2年生の2人。インターンシップで昨日と今日の2日間ハーバーラジオさんで番組制作の勉強をしていたのです。
番組内容や時間配分を自分たちで考えて番組を作りました。
作った番組は「宮古水産高校紹介(13分番組)」 今日は、本校生徒会担当の先生にインタビューに来ました。
担当の先生にインタビューする前に、校長に挨拶をする。業界人としてのマナーも学んでいます。
なんと、ハーバーラジオさんにインターンシップ生としての名刺まで作っていただき、名刺交換の作法まで教わっていました。
私とのお話はほどほどに、次は応接室でのインタビューが待っています。
「水高祭の特色を教えてください。」「コロナが収まったらどんな水高祭がしたいですか?」録音マイクを向けてインタビューが繰り広げられました。インタビューをしたのがお昼前、そして、17:15から放送本番。
本当のエフエム放送で話させていただきました。「ただいまから宮古水産高校を紹介します。私、宮古水産高校2年の・・・・」
始まりと終わりは「校歌」、学校紹介やインタビューの様子を流すときのBGMには静かに応援歌「捲いた錨よ(私、この曲大好きです)」。
きっと、たくさんの人がほっこりした気分で番組を聞いてくださったと思います。
インターンシップは2年生全員が体験しました。ハーバーラジオさん以外にも「宮古ひかりこども園」「浄土ヶ浜パークホテル」「丸友しまか」「市立図書館」「県立水産科学館」「ホーマック」「共和水産」「肉の横沢」「産直いちば」「丼の店おいかわ」、それぞれすべての事業所で素晴らしい体験をさせていただきました。
ご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。
今日から3者面談
今日から3者面談がスタートしました。生徒・保護者・担任で話し合いをします。1期末テストの出来具合、学校での生活の様子、将来のこと、などについて各学年ごとの重みづけで話が進みます。
3年生はもちろん進路の話が中心です。就職希望者にとってはまさに決断の時。昨年度(R3年度)の求人票はこれまでにチェックを済ませました。それを参考にして自分の志望先を概ね絞ったうえで7月1日に解禁された今年度の求人票を待ち構えています。今年度の求人が出たらすかさず職場見学にGo!です。そして、9月16日が就職試験解禁。
進学希望者は、まさに、受験日に向けて努力あるのみ。志望校の試験日に向けて学科試験や小論文、面接試験の対策が進みます。
今回の面談で本人・保護者の意思確認ができたらあとは本番に向けて早め早めの準備あるのみです。
自分の順番が来るまではいつも通りの部活動。面談時間が近づいたら教室にGo!
面談で抜けるのでフルメンバーはそろいません。でも、元気な音はいつもどおりの太鼓部です。
熱中症対策も万全でした。
卒業後すぐに社会人になる人、専門学校や大学を経由して社会人になる人、歩む道順は異なりますが「自分の人生を切り拓くのは自分」という点は同じです。昭和や平成とは明らかに違う、SNSを当たり前に使い、AI(ロボット)が仕事の中にふんだんに入り込んでくるであろう令和の時代を今の生徒たちは生きていきます。
形どおりのことを覚えるだけでなく、それをどう使いこなして自分の道を切り拓いていくのかが求められます。
むつかしく考えすぎる必要はないけれど、新しいことに挑戦する気持ちだけはぜひとも身に着けてほしいと願っています。
盛岡にて
今日は盛岡に全県の高等学校長が集まりました。高校生が自ら命を絶つという出来事を二度と起こさないこと、また、教員による暴言や体罰を絶対に起こさないための厳重な注意喚起のためです。
人生100年といわれる時代においても高校生活はたったの3年間だけです。たったの3年間ですが、成年の一歩手前の多感な3年間は人生の中ではとてもとても大切な3年間です。
私たちは、生徒一人ひとりと真摯に向き合い、保護者の一人ひとりとわかりあいながらともに子供の成長を支援するという責任の重大さを再認識し、明日からの学校生活を過ごさなくてはと気持ちをひきしめた一日でした。近日中に学校では全職員参加の研修会を行います。
今日は、学校では専門のカウンセラーが来校する日でした。カウンセラー以外にも常日頃から生徒と寄り添い悩みを聞くのは担任であったり、部活動顧問であったり、教科や実習の先生だったりです。生徒とかかわるすべての先生が生徒の表情や話しぶりやしぐさを見守りながら接しています。
それは、ご家庭のお父さんやお母さんがお子さんを見守るのと同じものだと考えています。生徒の笑顔が私たちの一番のエネルギーです。
盛岡バスセンターが大分出来上がっていました。昭和から平成の盛岡の経済発展を支えてきたバスターミナルが生まれ変わろうとしている姿を見て、本校生徒たちが宮古での高校生活を心の糧にしてこれから日本中へ飛び立ち、自分の未来を切り拓いていく姿を想像しました。生徒の皆さんの無限の可能性を力一杯応援します。
海翔 函館から帰港
中型実習船「海翔」171トン 本日09:00宮古港藤原ふ頭に入港着岸しました。
生徒会執行部の生徒を乗せて28日(火)に宮古港を出港。29日(水)30日(木)を函館で過ごし、7月1日(金)本日ここ宮古港に帰港しました。
出発前のイェ~ッ
曇天模様の宮古港を出港! アッパーブリッジデッキで意気揚々。
乗ったらまずは救命胴衣の着方、そして避難訓練。何かあったとき、命を守るのは自分です。
海翔の食事のおいしさはお墨付き。生徒も食事当番で入ります。
日頃の調理実習室と違って狭いし揺れるし、でもそれもいい経験。
じゃーん。船のご飯にみんな大満足。
到着した日の函館は梅雨前線の影響で雨風強く船内活動のみ。生徒会の活動についてみんなで話し合いました。
翌30日には天気も回復、函館の歴史的な建物等を自主研修しました。
梅雨前線の北上が予想外に早く、陸サイドでは船の揺れ等を心配していたのですが帰ってきた生徒たちはみな「楽しかったです」と大満足。多少酔ったようですが、それよりも乗船体験と函館への旅の喜びが断然勝った生徒会研修乗船でした。
わぁーい冷房!イェ~ッ
熱中症対策として、本校では昨年度にエアコンを整備し、今年度から使用できるようになりました。
土曜日、日曜日にはここ沿岸宮古でも34℃を記録。今日も気温がぐんぐん上がり、お昼休みには31℃に。
本校初のエアコンスイッチが事務室で操作されました。
すかさず、教室に行ってみると。
「最高で~す」「もう死にそうでした」の声が。
既に、中学校ではエアコンが整備されていて、中学時代からエアコンのある環境で育ってきた生徒たち。
水産高校126年の歴史の中、エアコンの効いた教室で授業を受けるのはあなたたちが初めてなのですぞ!!(パソコン室除く)
扇風機を併用し、コロナ対策で換気も行い、涼しい環境で勉学に励む生徒たちでありました。
家庭クラブ総会
本校家庭クラブは ①明るく民主的な家庭生活の実現 ②家庭での自己存在を認識し、家庭や社会に奉仕する ③他校と親睦を図り、国際的視野を広める という3つの目標の下、食物科の生徒全員が加入して活動しています。
今日の総会では、昨年度の活動を振り返り、今年度の計画を確認しました。
まずは今年度の家庭クラブ役員の紹介から。
1年生のために、役員が「家庭クラブとは何か」をレクチャー。
決算報告、活動計画・・・総会はスムーズに進行。
最後は、研究発表です。
3年生が活動中のSDGs資源循環型農業(コンポスト利用で生ゴミを減らそう)を発表しました。
家庭科で解決すべき(探求すべき)課題の対象には3つの段階があります。
1つ 「身近な家庭内の食生活や住環境問題など」 2つ 「地域コミュニティーとしての課題」 3つ 「国や地球レベルの環境問題や戦争を含む社会問題など」
私たち人間が生きていくための基本単位は「家庭」です。ミクロの視点、マクロの視点で人間生活の諸課題について探求するのが家庭クラブです。
ちなみに、研究発表はグループ単位で活動し、会員個人は「プロジェクト学習」として個人単位でも課題を設定して探求します。こちらの発表も生徒の視点(課題の設定)が新鮮で発表会が今からとても楽しみです。
東北地区水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会2日目
昨日、意見体験発表を終えた生徒たちは夕食時に交流会を開き、今日は朝から「GAO(水族館)」と「なまはげ館」の見学に出かけました。東北6県の各水産系高校から集まった生徒たちははじめこそ緊張感がありましたがすぐに打ち解けて見学を楽しみました。帰ってきたときに感想を聞くと「チョー楽しかったです!」
水産を学ぶ仲間としてこれからもこの出会いを大切に友情を深めて欲しいです。
会場である大潟村は八郎潟の干拓地に位置します。わたくし、会議終了後「八郎潟干拓資料館」に立ち寄って干拓の歴史を学びました。水産屋の視点で見た干拓は、有明海の諫早湾干拓と被るところがありました。食料増産(コメ作り)という国策があったにせよ日本で第3番目の広さを誇った水産資源豊富な湖を埋め立ててしまったことを残念に思いました。
先生たちは昨日今日と水産教育研究会が続きました。「カリキュラムマネジメントの推進」「Society5.0に向けた水産教育」などを話し合いました。
見学会から帰ってきた生徒たちは、昨日の発表会の表彰式。最優秀賞は気仙沼向洋高校の「水産高校で学んだことを生かしてパティシエになる夢を実現する」という発表でした。原稿を見ることもなく堂々とした気持ちのこもった発表で素晴らしかったです。
水産系高校はほとんどの県で1県1校です。数が少ない分、県を超えた交流は生徒も先生も密接に行っています。水産物の安定供給は不易の理念。各県の水産、日本の水産を支えます。
東北地区水産・海洋系高等学校産業教育意見体験発表会
秋田県大潟村のホテルサンルーラル大潟を会場として東北地区の水産高校生の意見体験発表会が開催されました。
東北地区の水産高校生がが水産を勉強してこんな気づきがあった、自分にとってこんなに満足な体験をした。ということを発表する場です。
本校からは、I君が「好きを追い求めて」と題して発表しました。
八郎潟の中にある会場ホテル
東北地区各水産高校の代表生徒たち。先生方を前にして発表しました。
自分が感じた水産の面白みを報告し、将来の夢を語ります。
ちなみに、各校は
男鹿海洋高校「ハタハタ定置網実習の体験を元に大学進学し、水産教員を目指す」
加茂水産高校「東京出身、父は漁師に、自分は航海士に」
宮古水産高校「水産が好き、水族館でこの気持ちをみんなに広げる」
高田高校「水産実習を通して将来は内航船の船長に」
久慈東高校「魚の魅力を多くの人に、水族館員を目指して」
小名浜海星「長期航海を通して得たもの」
八戸水産高校「町を盛り上げる。深浦町の組合長になる!」
気仙沼向洋「水産の学びでパティシエに」
宮城水産高校「遠洋航海での体験を元に船乗りを目指す」
という内容です。
みなさん、特色ある水産各校で本当に頑張っていることが伝わりました。
緊張しながらも、自分の思いを皆さんにアピールしました!!
キャリアアップガイダンス
3年生、今日の5,6校時はキャリアアップガイダンスでした。ワイワイがやがやと集会室に集まってきた皆さんもガイダンスが始まるとシーン。真剣に先生の説明に食い入ります。
今日のテーマは「自己PR」、進学する人も就職する人も、いよいよ進路活動本番です。
「自身を知る」自分が身に着けてきたキャリア(積み重ね)を確認し、「相手にアピールする」練習です。
卒業までも、卒業してからも、キャリアを重ね続けて自分の未来を切り拓く力が求められます。
指示されたことだけを出来るようになるのではなく、自分の力で未来に向かって突き進む。その考え方を学びました。
家庭・福祉部会総会研究大会
先日の水産部会総会に続いて、今日は岩手県高等学校教育研究会家庭・福祉部会総会研究大会がリモートで開催されました。
岩手県内の70数名の家庭科の先生方がパソコンでつながって話し合いをしました。
総会では昨年度の活動報告と今年度の計画の協議。そして、研究大会では「新学習指導要領をふまえた新しい家庭科教育」という演題で講演が行われました。
激しく変化するこれからの時代に合わせて家庭科教育も変化していきます。
環境問題や消費者問題、男女共同参画社会など社会の中の生活問題解決に向けて主体的に考えて解決していく力がこれからの時代にはますます必要になっていきます。
本校食物科が課題研究で実践している「SDGs循環型農業(食品廃棄物削減)」や「食育」「アレルギー対応食」などが正にこれからの時代に必要とされる力を育成します。生徒一人ひとりが卒業後にそれぞれの生活の場で力を発揮していけるように先生たちは精一杯応援しています。
水産先生の集まり
今日は本校で岩手県高等学校教育研究会水産部会総会・研究大会が開かれました。
日本全国で水産の高校は46校だけです。そのうちの3校が岩手県にあります。久慈東高校、高田高校、そして本校、宮古水産高校です。
「新しい時代をリードする、創造的な水産・海洋教育はどのようにあればよいか」というテーマで研究発表と話し合いを持ちました。
「ICT機器を用いた授業改善」久慈東T先生
「カリキュラムマネジメント」宮古水産S先生
「Society5.0 脱炭素社会の水産」久慈東U先生
「Cromebookの活用」宮古水産K先生
「コミュニティー型、デバイス型授業展開」高田高校K先生
「さあ、みんなでがんばろー」のわたくし
世の中の変化は激しいです。更に、インターネットやロボット、水中ドローン、バーチャルリアリティーの活用など電子機器の進化も目覚ましいものがあります。
スマート農業、スマート水産業などと、かつての1次産業もこれからは電子機器を活用した近代的な産業に変化していきます。
魅力ある水産業に向けて、生徒に夢と希望を与える教育が展開できるように先生たちの研修は続きます。
InBodyをやってみた
InBody測定とは「体を構成する基本成分である体水分、たんぱく質、ミネラル、体脂肪を定量的に分析し、栄養評価に問題がないか、身体はバランスよく発達しているか、体脂肪が多い部位はどこかなど、人体成分の過不足を評価する検査」です。
食物科の授業でしばらく前から全生徒を対象にこの機械で自分の体成分を測定しています。自分の数値を確認して、食事バランスや運動不足でないかなどを振り返ります。食物科では「料理をつくるということはおいしさを追求するだけでなく、栄養バランスを考え、健全な体を作ることまで考える」ということまで実践していることがよくわかりました。すばらしい。
1分程度で骨格筋量や体脂肪量、体水分、ミネラルなどさまざまな数値が測定出来る驚きの機械。私の結果は秘密。今日は、先生たちが体験しました。
考査1週間前の静けさ
用事があって午前中に学校に行きました。普段の土曜日と違って1期末考査1週間前なので部活動もしていない学校はまるで静かです。
週明け月曜日に宮古管内のすべての高校と中学校の校長先生さらに関係の皆様が一堂に会する会議室を覗いてみるとすっかり会場準備が整っていました。
当日は来校した先生方に本校生徒たちのすべての授業を参観していただきます。そして、中学校と高校との情報交換をして連携を図ります。
どの先生も、本校に入ってがんばっている生徒の姿に期待しています。
久しぶりに中学校の先生と会う生徒の様子が今から楽しみです。
PTA
今日は盛岡で開催されたPTA総会に参加しました。岩手県内のすべての高校からParent代表-Teacher代表が集まって昨年度の活動報告と今年度の計画を確認しました。そして、研修が2本。「成年年齢引き下げに伴う消費生活上の危険について」と「昭和世代のためのSDGs教室」です。
わたくしが生きてきた昭和の時代の常識の多くは令和の時代にはそのままでは通じない。激しく変化し続ける世の中で、それを受け入れながら生徒たちは毎日を生きて成長しています。わたくしたちが困難に向かっていったのとは違う困難と今の生徒たちは戦っています。
当然、それを応援する私たちも昭和の常識に固執せず、この変化を受け入れながら変化していかなければいけないということを再認識しました。
そんな中でも、語り合う、わかりあうというという基本は昔も今も変わらないということも認識を強くしました。
明確な答えのない予測困難な時代を自分らしく生き抜くために、一緒に頑張ろう。明日からも。
最高の写りにしてくださいね!!
今日は3年生の進路用写真撮影が行われました。撮影してくださる写真屋さんはもう何十年も本校の生徒たちを写し続けてくださっている超ベテランです。「私を採用してくださいって最高の気持ちを込めた表情をするんですよ」という写真屋さんのアドバイスに生徒たちも俄然気合いが入りました。
うん、いいですね。バッチリ。撮影前の点検も念入りです。
前の人の撮影を見て、自分の番に備えます。
廊下では少しリラックス。でもドキドキしています。気持ちの中では「写真屋さん、最高の写りにしてくださいね」って。
さあ、あしたから6月。しっかりと将来の自分の姿を思い描いて、進路実現にむけてがんばりましょう。
知ってる人は得をする
今日の1学年のLHR(ロングホームルーム)は宮古市産業教育アドバイザーのクロイワ様をお招きして進路講話を行いました。
「情報の大切さ」「自分を知ること」「学びの大切さ」「自分の興味確認」「興味に沿った学びの勧め」を学びました。
「あ~知らなかったぁ、損しちゃった」という経験は誰もが持っていると思います。この逆が「知っていると得をする」ということです。
進路を考えるにあたっても、「自分をよく知り」「様々な情報を知る(学ぶ)」ことが自分の最適進路をできるだけ間違いなく選択するためにとても大切です。
身振り手振りや楽しい表現で1年生の皆さんは講話に引き込まれていました。そして、人とは違う自分を発見し、目標に向かって人生を切り拓いていくことにスイッチが入ったに違いありません。
写真が暗くてすみません・・・
気持ちはみんな未来にむけて明るかったんですよ。ほんと。
地域とともに
今日は学校評議員会が開催されました。学校は、先生だけで作っているものではありません。本校を応援してくださる地域の皆様のご意見をいただきながら常に変化していかなくてはなりません。地域応援団代表として本校では5名の方々に評議員をお願いしています。評議員の皆様と本校の先生方でよりよい学校作りにむけて熱心な話しあいが繰り広げられました。
大きな魚をきれいにさばく技術はこれからも教えて欲しい。宮古市の下宿代補助に対する中学校の反応は?
今の部活動は?外部コーチは? 中学生が高校の実習体験をもっとできるといいですね。 幼児クッキングいいね。・・・・・ 話は尽きません。
目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!」
生徒の満足は、地域の満足につながると信じています。
スポーツ医科学講座~運動機能チェック
今日の6校時 1学年は外部講師をお招きして「スポーツ医科学講座」を実施しました。
一流のスポーツ選手だけではなく、発達段階の高校生は皆、自分の体を知り、正しく体を成長させることが必要です。
運動機能チェックをしながら、ゲーム感覚の運動神経チェックなどが展開し、盛り上がった1時間でした。
神妙に説明を聞いて始まりです。
腰痛チェック。前屈み、上体そらし。 一緒にやってる私は、この時点でイタタタタッ。
片足立ち、膝を持ち上げ静止30秒。ふらつく私を横目に、生徒たちはビタッ。
前屈、柔らかくするストレッチも体験。
正しい姿勢のチェック。かかと、お尻、両肘、後頭部を壁につけて、「ハイ、一歩前に。それがあなたの正しい姿勢です。」
ボール取りゲーム、いえいえ、反射神経チェックです。素晴らしい反応でした。
今の時代、若くても生活習慣病や腰痛に悩む若者が増えています。今日の講座では、常日頃から体を正しく鍛えて一生涯健康を維持することが大切と学びました。貴重な体験でした。わたくしにとっても。
高校魅力化フォーラム
高校魅力化フォーラムが盛岡で開催されました。
島根県隠岐の島の高校の取り組みや、SNSを使っての情報発信など、講演や事例発表がありました。学校の魅力化に向けて本校にもできること、見習うことがたくさんあります。すごく勉強になりました。
産学連携分科会で本校は「宮古トラウトサーモン 知る・作る・食べる」と題してN先生が発表しました。コーディネーターさんから「いい視点の取り組み」と評価していただくとともにN先生はじめ本校の今後の活躍にエールが送られました。
地域とともに、本校も盛り上がります。
目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!!」
みんなで力を合わせてがんばりましょう。ファイト!!
しおかぜ図書室開館中
昨年度からの図書の整理も終了し、今年度のしおかぜ図書室が開館しました。
昼休みは毎日、放課後は火曜日木曜日に開館しています。
当番の図書委員に「初日の利用者はどんなもんですか?」と聞いてみたら・・・
「・・・まだ、一人です」の答え。
みなさ~ん 面白い本がいっぱいありますよぉ~
さあ、図書委員の腕の見せ所、読書の楽しさをみんなに広げてください!!ね。
ワタシノショウライ
1年生と2年生、今日のロングホームルームは「職業適性検査」でした。
本校に入学してきた時点で、海洋生産科と食物科という専門を学習する学科に所属するわけですがまだまだ15歳と16歳、自分がどんな職業に向いているのかは不安もあります。今なりたい自分とまだまだ気づいていない自分。
職業適性検査では自分では考えたこともない職業ジャンルも含めて自分の能力を発揮できる職業分野を発見できます。
これをきっかけに、自分ごととして将来の自分像を作り上げ、それに向かって自分に磨きをかけます。
さあ、検査の結果が楽しみです。
「将来、どんな仕事をしたいと思ってるの?」と数人に聞いてみると。
「調理師です」「家の電気屋を継ぎます」「日本一の漁師です」「声優です」「美容師です」「プロのeスポーツプレイヤーです」・・・
まあまあ、いろんな答えが出ること出ること。
水産と家庭科の専門学習を通してその分野を目指すも良し。専門を自分の糧としながら異なるジャンルで活躍するもよし。
大切なのは自分を信じて、自分を鍛えて、自分の未来を切り拓いていく力を身に着けること。
これからの成長が楽しみです。