学校ブログ

各県から水産校長集合

今週は月曜日から水曜日まで水産高校の校長会に参加してきました。

文部科学省からは「コロナ対応の変化をふまえて、令和5年度の遠洋航海実習」について国の見解説明がありました。着々と制限のない実習にむけて進んでいます。

また、「研究発表会」や「各種検定」「コンテスト」などについて日程や場所の確認を行いました。めざせ検定合格、コンテスト全国大会出場!です。

初日は横浜、2日目からは東京海洋大学が会場。海洋大学も昨年度までは外部の人は入れず会議もリモートでしたが、今年は顔を合わせての会議です。各県の水産教育活動の状況や新しい時代を切り拓く生徒育成に向けた情報交換をしました。

県は違っても、生徒が活躍する舞台の海は1つです。全国の学校同士のつながりが強いのが水産高校の強みです。

(もちろん、コロナ対策を万全にし、健康確認してから宮古水産高校に復帰です!)

始業式そして りあす丸遠洋航海壮行式

冬休みが明け、元気に生徒たちが登校してきました。そして、先ほど「始業式」に引き続き「りあす丸遠洋航海壮行式」を行いました。

新型コロナ感染症対策で常にマスクをして、大きな声も出せない日が続きますが、「笑いは活力の源」です。家でのひとときマスクを取って時々大きな声で笑いましょう! 「笑う門には福来たる」生徒の皆さんと先生方、ご家族に笑いが絶えない1年になりますことを願っています。 と新年のごあいさつ。

引き続き壮行式。「2ヶ月間家を離れての洋上生活です。陸の基準で言えば不便なことが多いかもしれません。でも皆さんが目指す船乗りは沖での生活を基準に楽しさを感じます。陸では絶対に見られないほどあふれんばかりの星空や透明度30mの透きとおった海から現れる巨大な魚たちとの遭遇など、船ならではの楽しみを満喫し、大自然の偉大さと人間のちっぽけさを認識して、一回りも二回りも大きくなって帰ってきてください!」

生徒会長あいさつ。「2ヶ月間もの長期にわたる実習でつらいこともあるかと思いますががんばってください。行ってらっしゃい!」

船長は、本船Dock工事の関係で壮行式はビデオ参加。「みなさんにとって初めての長期航海ですが乗組員一同、安全航海を心がけます。安心して乗船し、がんばってください!」

実習生代表挨拶「不安もたくさんありますが、がんばります。本日は有り難うございます」

花束贈呈。「先輩、がんばってください!」

1月16日(月)乗船。1月21日(土)出航。そして、宮古に帰ってくるのは3月17日(金)。

写真に見える国際信号旗(2枚の旗)「U」「W」は「貴船の安航を祈る」という意味があります。

りあす丸の安全航海と生徒・乗組員の健康、更にまぐろが一杯獲れますように大漁を祈念しています!!

 

 

 

情報セキュリティー研修会

今日は情報システム会社の方を講師として学校にお迎えし、職員対象の情報セキュリティー研修会が開催されました。

ランサムウェアー攻撃、パスワード乗っ取り・・・・・近年、世の中では様々なトラブルが続発しています。 私たち学校では、生徒や保護者の皆さんの個人情報をたくさん取り扱っています。 岩手県の情報セキュリティー方針に則り、データの取り扱いには細心の注意を図っているところですが、研修を重ねて最新の情報を知ると共に危機感を継続しなくてはなりません。 研修をとおして一同身を引き締めました。

生徒たちにとっても、パスワード乗っ取りやゲームの課金やアカウント売買トラブルなどの危険が身の回りにたくさん潜んでいます。

まずは、教員が意識を高め、生徒たちが自分ごととして情報管理を徹底できるように努めます!!

「知る」「備える」「行動する」は防災対策と同じ というお話で研修会が締めくくられました。

 

海技士養成講習会

年が明けて、講習会は今日から再開。海技士資格・専攻科合格を目指して初日から熱が入りました。

がんばれ、3年生!

今年もよろしくお願いします

新年、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

校舎側から東を見るとグラウンドの向こうに太陽が燦々と昇るところ。おもわず「今年も良い年でありますように」と願いました。

机上のPCを開いてみると「しおかぜ図書室リニューアル」のお知らせが。 早速のぞきに行きました。

新規購入本が平積みされて、興味をそそられる表紙が一目で見られるようになっています。壁側の本は立てかけて表紙が見えるように。 タイトルがわかればPCで検索も出来ますが、「何か面白そうな本はないかな?」って探すときには表紙が見えた方がいいですもんね。

さらに、室内スペースをうまく利用して別室で使わなくなったソファが移設されてくつろぎ空間が出来ています。

読書は心を豊かにします。まずは気軽に手に取ってみて、ゆったり本を読むも良し、友人同士で語り合うも良し。登校してきた生徒の皆さんが大いに使ってくれるのを楽しみにしています。

まもなく仕事納めの校舎にて

2022年、学校でのお仕事はまもなく終了。校舎をぐるっと歩いてみると、灯りが付いている教室が1つ。

先日、大掃除を終えた教室ですが、更に最新の掃除グッズを使って担任が磨きをかけていました。

「1月から生徒たちがりあす丸に乗船しますから、教室は完璧にきれいにしていきます。」

すばらしい!のひとこと。 乗船する生徒の皆さん。担任の思いを受け取ってがんばるのだぞ!

今年も一年、本ブログをご覧くださいました皆様、有り難うございました。新年も生徒たちの様子をできる限り発信していきたいと思います。 それでは、良いお年を。

 

遮光カーテン

先日、大掃除も終え、終業式も済んで、学校は静かです。授業がない間に校舎内の様々な補修や整備も行います。

今回各教室に「遮光カーテン」を取り付けました。パソコンとプロジェクターをつないで授業をするとき各教室が南に面しているので普通のカーテンでは天気の良い日には画像が見にくかったのですが、きっと、これでバッチリ見られるはず。 タブレットも同様。 

タブレットやパソコンを使用しての授業はこれからどんどん増えていきます。古い校舎の本校ですが、できる限りの努力をしながら環境を整備していきます。

あとは、生徒の皆さん、がんばって勉強するのだぞ!!

90分間の料理全力集中を終了!

昨日、1級食物調理技術検定が終了しました。朝7時から食材準備。8時半からいよいよスタート。大根のかつらむき3分、そして調理90分。遠目にも緊張感ビリビリの調理室。終わってからの安心感も半端なく、幸せそうな皆さんでした。

自分の料理に使う食材を必要な分だけ準備します。

かつらむき用大根。プリッと立派な大根たちが勢揃い。

「では、かつらむきの試験を行います」「制限時間は3分間です」「はじめっ」

「あと1分です」・・・・・・「あと30秒です」・・・・ シーンとした会場で黙々と大根に全集中。

かつらむきの後は各自が考えた献立を90分間の制限時間内で調理しました。

今日は、全員分をご覧ください!!

和食・洋食・中華 様々で お皿も盛り付けも様々で それぞれみんな最高においしそうです。

主菜・副菜・デザートの置く位置やスプーンや箸の位置や間隔まで、すべて理想の位置があるそうです。

私には、全部理想に見えてしまうんですですけどね。

審査結果は年明けです。食物科3年生も今日からは心置きなく冬休み。自動車学校やら進学先・就職先からの課題や準備もありますが、まずは一息、リラックスしておやすみください。

 

 

 

表彰式そして終業式

年内の授業は今日の午前中で終了しました。午後からは大掃除、表彰式そして終業式を行いました。

太鼓部で活躍!

ボクシング部で活躍。

写真部も読書感想文最優秀賞も、みんな本当によく頑張りました。

今年もたくさんの授業や実習、部活動などを見学させていただきました。それぞれの場面で生徒たちがいつもがんばっている姿を見てきました。 表彰状はもらわなかったけれど表彰したい生徒がたくさんいます。

今年1年を振り返り、2023年をさらにパワーアップして学校生活を満喫しましょう!

 

 

 

食物科3年生の今日

食物科3年生は1級食物調理技術検定が間近に迫ってきました。今日の実習では本番同様の内容で時間を計りながら各自が考案したメニューを調理しました。生徒たちの目つきが違います。シビアにすすんでいく実習に、私も今日は静かに見学です。

かつらむき始め!

紙のように薄く剥いた大根。終わったタイミングを見計らって(私)「ほんとにすごい。たいしたもんだ」(生徒)「でも私のは、ここらへんが厚くなっているので、もっと均等の暑さにしなきゃダメです」 すごい。

3分間で50cm以上が合格ライン。先生のシビアなチェックとアドバイスを受けます。

90分間で作り上げた料理の数々。食材の組み合わせ、栄養バランス、彩り、器と全体の調和、様々な要素を考慮して生徒たちはこの料理を作り上げています。

本当にすごいです。そして、心から全部食べたいと思います!!(作った生徒がいただきます。)

本番もがんばれ! そして、卒業後もがんばれ! さらに 家でも作れ!

 

放課後学習会

すっかり暗くなった第3校舎の中で、煌々と灯りが付いている部屋が一つ。「船尾からぁ大波を受けるとぉ」・・・廊下まで学習内容が聞こえてきます。

本校専攻科進学志望の3名が放課後学習をしているところでした。就職や推薦入試での進学のクラスメイトが次々と進路を内定していく中、専攻科入試はまだ先の年明け1月20日(金)。本科3年間で学んだ海技知識を専攻科の2年間で更に高めて「3級海技士」「2級海技士」を取得して船長を目指します。そのためにもまずは合格しなくては。

目標を共にする3人の気合いの入った学習会でした。これから、1月の入試本番まで続きます。

海の施設の見学会

海洋生産科1年生、今日は海に関する施設の見学会に出かけました。

まずは、陸前高田「津波伝承館」。あのとき海辺の水産に関連する施設はことごとく大きな被害を受けました。水産に関わる私たちは津波をしっかりと理解し、受け止めながら未来を生きていかなくてはなりません。

東日本大震災は1年生にとっては小学校入学前の出来事です。リアルに展示されている被災物を目の前にして、改めて津波の恐ろしさを認識しました。

陸前高田市では同じ水産系高校の高田高校があります。陸前高田の被害も甚大で広田湾での水産実習設備はすべて失いましたが、今は復興して高田高校の仲間たちも元気にがんばっています。

次は、気仙沼の造船所へ  敷地に入った時点で広さに驚きです。 

巨大な船がブロックごとに作られています。遠くに見えるのは球状船首(バルバスヘッド)、鉄の匂いと、溶接の匂い、油の匂い、そして騒々しい音、働く人の姿と声。 教科書だけではわからない、いろんなことを体感しました。

雪のちらつくなか、見る物すべてが新鮮でした。この鉄の塊がピカピカの新船に変化していきます。

ちなみに、私たちの共同実習船「りあす丸」も新船建造に向けて着々と計画進行中です!

1年生、水産人としてちょっと厚みを増しました。

 

 

服飾の授業では

今日は食物科3年生の選択科目「服飾」を見学に行きました。服飾の時間には様々な被服や手芸作品の製作に取り組んでいます。今日は自由テーマで各自これまでやってきた課題の中で特に気に入っている作品を製作中でした。

羊毛フェルト作品作り。羊毛を針でひたすらツンツンしてフェルト化させて形作ります。かわいいふわふわ小物ができあがり。サンタとかにぎり寿司とかリンゴにミカンなどなど。

こちらはミシンを使って縫製中。プチバッグ作り。(私)3年生だともうミシンの扱いはお手のものですね?(生徒)いえいえ、まだまだです。    う~む スイスイやってるようでも奥が深いのですね。

こちらはフェルト生地を使ってのクリスマスツリーの飾り作り。優しい感じの小物がたくさん。来週末までに何個完成させられるか。真剣です。

大作。ワンピース作成も。

完成した「ふくさ」 売ってる物にまるで見劣りしない完成度。裏地まで見せたいです。卒業してからお祝い場面で出番が増えそうですね。

「和のバッグ」 艶やかな模様は着物の古着を再利用。 市販品では絶対手に入らないオリジナルバッグです。

服飾手芸、いつ見に来ても面白そうなことをやっています。 一生役に立つ手作り技術。私もすごく習いたい科目「服飾」でした。いつものことなのですが私の専門「水産」も面白いけれど「家庭科」も面白いんですよねえ。

 

 

今日の授業見学会

今日の授業見学は2年生を紹介します。

食物科の「数学」。因数分解などの復習に続いて今日は「メビウスの輪」を作ってみました。

えっ、なんでつながるの?数学的に証明するのは今は置いといて、「理屈の前に実体験」。不思議と感動を体験してこそ、深みを知りたい興味がわいてくる。

難しいのもいっぱいあるけど、今日も面白いこと体験しました!

海洋生産科の「コミュニケーション英語」

「良いプレゼンテーションと、悪いプレゼンテーション」がテーマ。スクリーンに映るアメリカン高校生のプレゼンを見て聞いて、何が良くて何が悪かったのか、みんなで考えました。

「目線(原稿じゃなくて聴衆を見る)」「笑顔」「自分ごととして話す」アメリカでも、日本でもプレゼンテーションの際の大切なポイントは一緒です。

英語で聞いて、英語で考える。そして英語でも日本語でも役に立つ知識をゲットしました!

食物科と海洋生産科、専門科目はまるで分野が違いますが、英語や数学はすべての基本。両方の学科で勉強しています。今日も一日頑張りました。

はたらく現場の見学会

2年生は本日事業所見学会を行いました。1年生で様々な産業を知り、2年生で自分の適性を再確認し、事業所の細部を調べ、3年生で進路を確定する。高校3年間はあわただしく過ぎていきます。その時その時の出来事が自分の糧になっていきます。

岩泉の木材会社。広葉樹の丸太が山積みです。

広々とした貯木場に大量の丸太が。

広葉樹はチップに加工されていました。こんなに身近でチップのにおいをかぎ、手に取ってみるのも初めてです。

このチップは、紙に加工され、みんなもよく知っている「ティッシュペーパー」になっていくそうです。

さらに、SDGsの時代、昔は捨てていた剥いた樹皮も「バイオ燃料」や「キノコの菌床」として加工されているそうです。

2社目は鉄道会社。豪華お座敷列車で会社説明を聞きました。

運転席で説明を聞き。

なんと、実際にドアの開閉を体験させていただきました。

様々な事業所で様々な人たちが様々な業務をしています。ビデオでも見ることはできますが「匂い」や「触感」「人とのふれあい」があってこそ深くその仕事を感じることができます。

「働く」ことを「自分ごと」としてとらえ始めた2年生でした。

 

 

今週は互見授業週間!

今週は、先生たちがお互いの授業を自由に見学し合う週間です。授業によって、先生によって生徒の皆さんの反応や盛り上がりは様々です。他の先生のいいところを見習い、自分の弱点を見直す。生徒が楽しくわかりやすければ、先生も楽しくうれしくなる。そして、お父さんもお母さんもうれしくなる。そんな授業を目指しています。

私は、今日は1年生にお邪魔しました。

1年海洋生産科「小型船舶」は灯浮標の勉強です。(先生)「この前、教習艇で港に入るとき、左側の防波堤の先に見えた標識は何色ですか?」 (生徒)「う~ん」「赤!」 (先生)「残念。緑です」「赤は右側に見えていました」 「左側の緑の標識を左舷標識」「右側の赤の標識を右舷標識と言います」(生徒)「え~、そうでしたっけぇ。」

自分が船長になったとき、標識を覚えていないと大変です。1年生はまだまだ覚えることだらけ。がんばってます。   

お隣の食物科の教室では「保健」の授業が。様々な事故と要因についての学習でした。(先生)「一口に事故と言っても様々な事故があります。」「すべての事故には要因があります。今日はそれを考えてみましょう」

食後の睡魔が襲い来る5校時、海洋生産科も食物科もみんなしっかり元気に盛り上がっていました。

 

りあす丸はドックへ

本日、りあす丸は塩釜のドック(造船所)に入渠しました。洋上を走り続けて痛んだところや調子の悪くなったところの修理を行います。沖では限られたことしか修理ができないので、このドック修理は船にとってとても大切な作業です。

タグボートに押されながらドライドックに入渠。

右舷、左舷にもやいロープを取って船体を定位置にとどめながら、だんだんと船渠内の海水が排出されていきます。

すっかり海水が抜けた状態です。船底を確認しソナーや魚群探知機の発信機も点検。船体外回りから機関室内まで。不具合はすべてチェック。

このようにして、船の性能を確保しながら安全な実習航海を実現しています。

次の航海は、本科2年生を乗せてのハワイ沖遠洋航海です。お色直しもして、ピッカピカになって年明け宮古に帰ってくるのを待っています。

 

今日の調理室

今日の調理実習は3年生だからきっと「1級食物調理検定」の練習でピリピリしてるんだろ~なあ。と思いながらものぞきに行きました。

予想通り、緊張感を漂わせながら各自が考えたメニューをレシピに沿って黙々と調理しています。声をかける雰囲気ではありません。

タイマー係は「ハイッ できました」の声を待っています。 その横の揚げ物係は、油温を一定に保って揚げ物をメニューに入れている人が来たらすぐに使えるようにスタンバイしています。

各自の作業はひとりずつみんな異なりますが、手際よく、次々と進めています。

必ずメニューに入れるのは「かつらむき大根を使った料理」と「茶碗蒸し」だとか。

緊張感漂う、検定練習会場を後にして廊下に出ると、すぐ隣の集団給食室から「あんまり辛くしないでねっ!」と気になる声が。のぞいてみると、こちらは和気藹々と調理が進んでいます。

中華スープとビビンバを調理中。中華スープは「鶏ガラだしだけどイカも入れました」って。

オレンジ寒天も作っていました。

今日はしっかり楽しみながら調理を進めるこのチーム。次回は「1級検定練習」です。 調理台を広く使うため、班に分かれて練習していたそうです。

レシピ通りでも、創作鶏ガライカスープでも、状況に合わせた調理に対応できる3年生の紹介でした。

 

 

高校生が宮古の未来を盛り上げる発表会!

今日は市役所2階の市民交流センターに宮古下閉伊地区5校の高校が集まって第14回宮古地区学生研究・意見発表会が開催されました。

本校からは海洋生産科船舶運航コースから「宮古の海でダイビング」、食品資源コースから「宮古のマダラでにぎわい創出」の2本を発表しました。

宮古には素晴らしい海がある。釣りやキャンプは人気になっているけれど、観光資源としてのダイビングが浸透していない。入門用冊子を作成し、ダイビングをとおして宮古を活気づけようという発表です。

「もっと、地元の海のきれいな写真などを入れて案内冊子を完成させてダイビングをみんなに紹介してください。」とご講評をいただきました。

マダラは宮古を代表する魚だけれど、いまだ缶詰はない! 缶詰にしたら、「臭い」「身がばらける」という弱点を逆転の発想で「ばらけるならばらしてしまえ」とスモークフレーバーフレーク缶詰の開発に。岩手うまいもんグランプリ優秀賞!もゲット。

「食べてみたい。マダラ祭りでのお客様の反応を見て、パッケージなども充実させて手に取ってもらえる、売れる缶詰に発展させてほしい」とのご講評をいただきました。

発表は5校12本。

1 宮古の海でダイビング(宮古水産高校) 2 植物の発芽と周波数の関係について(宮古高校) 3 日本の伝統文化の魅力を伝える(宮古北高校) 4 山口川と閉伊川の水質調査(宮古高校) 5 Do it your self  電気システム科 先生からの要望(宮古商工工業校舎) 6 「碑の記憶」震災の歴史を後世につなぐ(山田高校) 7 炭素を用いたマグネシウム電池の作成(宮古高校) 8 林業を次の世代へ伝える(宮古北高校) 9 災害に強い住みやすい都市をつくるために(宮古高校) 10 「宮古のマダラ」でにぎわいの創出(宮古水産高校) 11 3Dプリンタ 3D作品の製作(宮古商工工業校舎) 12 宮古市創生 宮古市長が高校生の提案に未来を託したお話(宮古商工商業校舎) ※毎年参加する岩泉高校は発表者が修学旅行と重なって参加できませんでした。

 みなさん、身近な課題を見つけ出し、いろんな人とかかわりあって研究し、自分の言葉で素晴らしい発表をしました。

「高校生の想いにブレーキをかけてはいけない。やりたいことをやらしてあげることが自分の役目と考えている。まず、やってみて、失敗してもいい、そこから次を考えていくことが大切なんだ。みんなが住みたい街に、大学で出て行っても帰ってきたくなる街にしていきましょう」と山本市長が締めくくりました。

 まさにその通り、高校生は尻込みせずにやりたいことを考えて行動し、発信するのだ!そうすれば仲間が集まり、応援者が集まる。 高校生も大人もつながりあって魅力ある未来を切り拓きましょう!!!

 

 

 

1年生進路ガイダンス

6校時、1年生は集会室で今年2回めの進路ガイダンス。入学して学校生活にも慣れた6月に最初のガイダンスを受け、卒業後の自分を意識し始めました。そして半年たった12月、専門の学習を通してだったり、先輩の進路を見たりして、だんだんと自分の将来を具体的にイメージできるようになってきたようです。

進路担当の先生から、今の3年生の進路状況や求人動向が説明されます。

進路の手引きに半年前に記入した自分の進路イメージを確認して「う~ん。迷うなあ」進学するべきか、就職するべきか、地元か関東・関西か・・・・。

先生から「希望は変わっていいんです。いろんな情報を集めて、真剣に考えて、これから納得のいく進路を見つけ出してください」とのアドバイス。

さあ、これからの学校生活で自分に磨きをかけ、自分らしさを発揮できる生きがいを感じられる進路を考えていきましょう。

乗船説明会

2年海洋生産科船舶運航コースの皆さんは年明け1月に、いよいよ実習船りあす丸でのハワイ沖遠洋航海が始まります。

これまで体験した短期航海とは違って55日間にわたる洋上での生活。規律を守って、協力し合いながら共同生活を行います。

今日は、生徒と保護者の皆さんがりあす丸に集まって乗船前の様々な準備について説明会が行われました。

説明会場は実習船りあす丸の食堂兼学習室。保護者の皆さんにとっては初めての乗船です。

船長とわたくしのごあいさつの後、指導教官から詳しい説明が続きました。

そして、船内の見学。客船でもなく、貨物船でもない、動く教室りあす丸。

本船で説明を聞いて、ハワイ沖への航海がいよいよ近づいてきたことを生徒も保護者の皆さんも実感しました。

 

外は暗くなってきましたが

最近、すっかり日が短くなって来ました。本州最東端の町、ここ宮古市は朝の日の出が早い分夕方の日の入りも早いです。ほとんどの教室が暗くなっている中、3年食物科の教室は明るく電灯がともっています。

のぞきに行ってみると、声をかけるのもはばかられるほど真剣に資料を作成している人たちが。

(私、静かに)「何をやっているんですか?」 (生徒)「1級検定の献立作りです」「今日、提出締め切りなんです」  1級食物調理技術検定受検のための献立作りをしているのでした。 

スマホで調べて、友人と相談して。 ちょっと前までは専門書や教科書で調べていたことが、今は各教室にwifiが整っているのでインターネットでも調べられます。

「私は自動車学校の勉強です!」 献立づくりが終わったら実技練習もあるのですが、自動車学校の勉強もしなくては。本校では10月以降進路が決定した人から希望者は自動車学校に通い始めます。就職したら自動車通勤が当たり前の時代、年度末になるほど自動車学校も激混みになるので生徒たちも今から大変です。

学校の勉強も、検定も、自動車免許も・・・大忙しです。

こちらは、調理実習準備室。献立を決めた人たちがお皿を選んでいるところでした。(ちょっとゆとり)

1級調理検定では彩りや栄養バランス、カロリーまで考えてメニューを決定し、本番では制限時間内に調理と片付けまで行います。そしてお皿も含めて盛り付けのきれいさまでが審査されます。

本番は今月23日。がんばれ、調理師の卵たち。

 

海遊館 戎橋 宮古

あっという間に修学旅行も最終日。今日は朝から日本を代表する大型水族館「海遊館」を見学し、そのあとはTHE大阪「道頓堀」界隈を散策、お昼の飛行機に乗って夜には宮古に帰ってきました。

海遊館の大型水槽は日本最大級、アクリルパネルの厚さは40センチもあるのだとか。まるで水中世界です。

あれも欲しい、これも欲しい、お土産選びも真剣です。

道頓堀にかかる戎橋でのショット。コロナ前にはこんなにすいていることはありません。グリコっ!!

宮古着は夜。まだ、旅行の余韻はまだなくなりません。

お土産をどっさり手にしてピース。おかえりなさい。

関西の文化はどうでしたか?関西に生まれた人はそれが当たり前、岩手・宮古に生まれた人はそれが当たり前。同じ日本の中、それぞれの土地でみんな当たり前に生きています。宮古の良さを認識し、日本の良さを受け入れて、明日からの毎日を広い視野で生きていきましょう!

 

清水寺そしてUSJ

修学旅行3日目。午前中に清水寺を参拝。そして午後からはユニバーサルスタジオジャパンUSJへ。今日も一日元気に過ごしました。

晴天に恵まれた清水の舞台。

参道のお土産屋さんは昔も今も変わりません。

京都のお面はキツネ。妙にマスクがマッチ!!

出発前に「清水に行ったら是非 岩手の英雄 アテルイとモレ の石碑を探してください」と言って送り出しました。 平安時代に大和朝廷が送り込んだ坂上田村麻呂と戦い、ふるさと岩手の先住民族である蝦夷(えみし)の仲間と平和を守るために命を懸けた2人です。 決して山賊なんかではない、岩手プライドを見つけて歴史を実感し、誇りを高めてほしいです。

明日はいよいよ最終日。よい一日でありますように。

 

 

 

 

座禅体験

修学旅行2日目。今日は朝から京都高台寺での座禅体験でスタートです。お坊様の説明を聞いたあと緊張の体験が始まりました。

座禅は自分と向き合うことを目的としているそうです。姿勢を整え(調身)、呼吸を整え(調息)、心を整える(調心)の3つを目指します。 

学校だと柔道や剣道・弓道で正座しているときと少し似ているのかな。 生徒の皆さん、どうだったでしょうか。

このあと、今日は1日京都の町を自主研修しました。各班それぞれ下調べした見学コースを満喫し、夕食もお風呂も済ませて今日も全員元気に過ごしているそうです。 明日もいい一日が過ごせますように。

奈良めぐり

修学旅行団は大阪伊丹空港から奈良公園、薬師寺、そして京都のホテルへ。みんな元気に楽しんだそうです。

若草山のふもとの食事処でランチを済ませたら、鹿にもランチを。やっぱり奈良公園に行ったら鹿せんべいですよね。

大仏殿をバックに記念撮影。柱の穴は誰かくぐったでしょうか?

奈良公園を出た後は薬師寺名物、お坊様のご説法。楽しく聞ける仏の心。お坊様たちは「仏の心、人の心、ご縁の大切さ」をわかりやすく聞いてもらえるように日ごろからお坊様同士で研修を重ねています。日々修行。居眠りする生徒が多いと「修業がまだまだ足りない」と深く反省してまた修行に励むそうです。う~ん、私も「修行」が足りません。日々努力いたします。

明日は、朝の座禅を組んだ後は京都の自主研修。ちゃんと今夜は眠るのだぞ。

関西に出発!

本日0600、2学年生徒は関西方面への修学旅行に出発しました。

まだ暗い中、参加者全員元気に集合。バスに乗って花巻空港へ。

ほとんどの人は初めての飛行機。ワクワクの搭乗です。

さあ、降りたら関西(大阪伊丹空港)。どんな旅が待っているのか。

本BLGで修学旅行団からのお便りを随時お知らせいたします。

 

しおかぜ図書室POP審査会

ポップPOP。販売促進パネルとでも言いましょうか、商品の魅力を多くの人に伝えて興味を引き販売促進につなげるパネルとかカードのことです。今日は、生徒たちが読んで「他の人にもお勧めしたい本」について作成したPOPをみんなで見て審査するというのでのぞきに行ってみました。

う~ん どれどれ 面白そうなPOPが並んでいます

レトロ好き必読の純喫茶コレクションって、私は読んでみたいなあ。

そうそう、ときどきほっこりしたくなるのですよ。

「この冬君は死ぬ」って言われた後、未来を変える勇気に涙するって?

10年後の自分から来た手紙。大切な人を救えるのか? 気になる。

楽しい学校生活から、恐怖の生活へって、怖い。

いつの時代もスポーツカーはティーンエイジャー永遠の憧れ。トヨタ86、かっこいい。

高校生のうちから、命の大切さ、毎日平和に過ごせるありがたさを考えて欲しい。

新海監督、話題の映画。 お返し申すって?

ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが、生徒たちの感性と表現力に感心しました。

どれから借りて読もうかな。

 

 

 

交流学習で新巻作り

今日は、宮古恵風支援学校の皆さんが交流学習に来校しました。 実習の内容は「新巻作り」です。昨年度はコロナのため中止しましたが、今年はがんばって実施できました。 指導するのは海洋生産科の2年生。

「校長先生、皆さんうますぎて自分たち手伝うことないです」などと言いながら、しっかり先生役をして満足げな2年生でした。

本校生徒から教えられる支援学校の皆さんも満足げ、教える本校生徒も満足げ。共にわかり合い、学び合える貴重な時間が繰り広げられました。

 

 

校長先生、出身はどちらですか?

今日の昼休み、トントントンとノックに続き「失礼します、食文化のインタビューをお願いします」と入ってきたのは食物科1年生。最初の質問は「校長先生のご出身はどちらですか?」

(私)「小さい頃は大阪で、中高は奈良です。」(生徒)「じゃ、大阪の郷土料理は何ですか?」・・・

大人になって、いろんな料理を食べたことはすぐに言えるのですが、子どもの頃の大阪らしい料理となると・・・

「う~ん」・・・「きつねうどん」「たこやき」「お好み焼き」あとは「バッテラ」かな、母に「今日の晩ご飯はたこ焼きにしよか」などと言われた日には、大喜びしたのを思い出しました。

 後から考えると「うどんすき」とか「てっちり」とか有名料理がたくさんあるのですが、庶民の郷土料理は「たこ焼き」でした。

 いろんな先生たちにインタビューしているようです。どんな風に考えをまとめてどんな授業が展開されるのか興味津々です。 

 インタビューしてくれたこの二人も私くらいの年になったとき「岩手県宮古市の郷土料理はね」ってどこの町で話すのかなあ。 今のうちから、しっかりと故郷宮古を味わってくださいね。

冬到来 小型艇陸揚げ

今日で11月も終わり。海上の北西風が強くなり、小型艇での実習が困難になる季節を迎えました。今日は春からお世話になったカッター(12人乗り手漕ぎボート)、小型船舶教習艇、和船、すべての小型舟艇を陸揚げしました。

神林港旧木材港岸壁にすべての小型艇が並びました。小型船舶教習もカッターもおしまい。来春までここで越冬です。

3年生は卒業、1,2年生はそれぞれ学年を1つ上にして来年度の実習に臨みます。今年も一年大きな事故やケガもなく過ごせたことに感謝です。冬の間、しっかりと座学に力を入れて、また来春がんばりましょう。

りあす丸帰港

11月20日(日)から小笠原諸島父島でのダイビング実習航海に出ていたりあす丸が本日宮古に帰ってきました。

出港時は雨模様。そして今日の帰港は曇り空。 出て行くときは時化模様を心配しましたが、みんな元気に船内生活を過ごしたそうです。

小笠原では天気に恵まれて、父島ではボートからのダイビングを体験しました。気温は約25度。

潜水用に作られたデッキから入水。宮古での練習とちょっと勝手が違いますが、南の海への期待が高まります。

ひとりずつ、注意しながら「ジャイアントストライドエントリー」

ゆっくり潜降。まずは浮かず、沈まずの中性浮力の調整です。日頃の練習成果が試されます。

そして、いよいよ水中散歩。 現地ガイドが案内してくれます。

足下はすべて珊瑚。 壊さないように注意しながら移動します。

色とりどりの魚たちがうようよいます。

普段潜っている北の海とはまるで違う景色を満喫した生徒たち。

あっという間の父島滞在を終えて、本日、宮古に帰港。

ともにスクーバダイビングを楽しんだ久慈東高校、高田高校の皆さんともここでお別れ。各校お迎えの学校バスで帰っていきました。

職業としての潜水士を選ぶ道、スポーツレジャーとして潜水を楽しむ道。生徒それぞれの選択です。でも、学校で潜水を勉強できるのは岩手県内では3つの水産系高校と種市高校だけです。

海を(水圧や塩味や流れを)身体で感じ、魚たちと水中で戯れる。人生の中での1つの体験としてすごく魅力的だと思います。水産高校人気の実習です。

 

食物科 船舶調理実習

11月24日(木)25日(金)の2日間、食物科2年生3人と3年生5人が実習船海翔に乗船して船舶調理実習を行いました。一緒に乗船した食物科の先生が撮ったスナップ写真から今回は紹介します。

いよいよ、乗船。1泊分の荷物を抱えてワクワクしながら船内へ。

まずは、食堂兼学習室に集合して海洋生産科の先生から「船内生活の基本」を教わりました。

船に乗ったら、まずは自分の寝床を作ります。 シーツを手にベッドメイキングの説明です。 いつもの調理実習で事前説明を聞くのと同じ真剣さを感じます。

狭い船室もみんな一緒だと楽しい我が家!

操舵室を初体験。

最高の船舶調理技術を持つ司厨長から直々の説明。真剣なまなざしです。

学校の調理室とは勝手が違いますが、テキパキと調理が進みます。

船内の調理場。司厨長の指示を受けながら緊張の実習です。

「ウムウム、いいぞぉ。」

夕食は3年生の担当。 

鶏の南蛮揚げ。ナスの煮びたしやポテトも添えてボリューム満点。

「最高!」の船内ディナータイムでした。

そして、翌朝、朝食担当は2年生。 あんまりにもおいしくて、朝からおかわりする人が続出。

名残を惜しんで下船した生徒たち。 司厨長から「本船の司厨員として働いてくれ!」とスカウトされた生徒も。

本当は、乗船後すぐに沖だししてイカ釣り体験&釣ったイカ調理も計画していたのですが、荒天高波のため今回は港内に停泊したままの実習でした。 

沖には出られなかったけれど、2年生にとっても3年生にとっても最高の船舶調理実習でした。

 

産業教育の発表会

岩手県には様々な産業に関係する専門を学習する高校があります。「工業」「商業」「農業」「家庭」「看護・福祉」そして「水産」です。

岩手県の産業発展のためにこれらの高校を応援・支援(研究費の補助や備品資材の購入資金援助など)する組織として「岩手県産業教育振興会」という会があり、たくさんの企業や事業所の皆さんが会員になっています。

今日は、年に一度の「産業教育フォーラム」が盛岡で開かれました。応援・支援してくださっている皆さんを前にして、各部会の代表生徒が研究発表や実習製品の販売・展示などを行いました。

今回、本校は実習製品の販売で参加。開発した各種缶詰を関係の皆さんにアピールし、そして販売しました。

農業高校がリンゴや鉢植えのシクラメンを販売したり、工業高校がエコラン電気自動車を展示したり、看護の学科は血圧測定や手洗い体験をしていたり。会場は大いににぎわいました。

振興会会員企業の皆さんに各分野で頑張る生徒たちの熱意が十分伝わったと思います。

生徒たちにとっても、「こんなに自分たちを応援してくれている企業や事業所の人たちがいるんだ」ということが伝わったと思います。

振興会会員の皆様に感謝。そして、明日からも頑張ろう。生徒のみんな。

 

しおかぜ図書室開館中

誰でも気軽に入れるしおかぜ図書室。お昼休みにふらりと入ってみると生徒たちで静かに賑わっていました。

この本おもしろそうだね。

どれ読もうかな。話題の新刊本も次々と入っています。

私も1冊借りました。今晩と、明日の休日で読もうかな、と。 借りたのは「蒼太の包丁」。知ってる人は知っている、主人公蒼太が板前修行で繰り広げる料理の世界を題材にした人気の「マ」「ン」「ガ」です。

 本校図書室には、漫画であっても「いい物はいい」と置いています。 漫画にも感動だ!

 

 

キャッチボール

このところ寒い日が続きましたが、寒さが緩んでぽかぽか日差しの2校時、グラウンドに目をやると女子たちがキャッチボールとソフトボールをしています。今日の3年生の体育は外での活動だったようです。

私の世代と比較すると、今の世代はあんまり野球やソフトボールの経験がありません。ぎこちないキャッチボールについ注目。応援したくなります。

キャ~ッ。 投げた本人の思惑とは大分違う方向にボールが飛んでいき、それを一生懸命追っかけます!

なんだか見ているこっちも楽しくなるひとときでした。

 

柔道部がんばる

全国高等学校柔道選手権岩手県大会が18日19日と花巻市で開催されました。

昨年度、部員数不足から3人制で出場し、新人戦「優勝」を果たした本校柔道部。 今年度は部員数も増えて5人制で出場しています。 そして、今回は体格差を跳ね返して堂々のベスト8。 

メンバー勢揃い。今日は、ひとり用事があって欠席、5人そろって大会に出場しています。

大会が終わったところですが、悔しさをエネルギーにして早速今日から練習です。 日頃からがんばる柔道部、しっかり結果がついてきました。

頂点を目指せ! 柔道部。 応援しています。

 

 

父島に向けて出航!

りあす丸、本日13:00小笠原諸島父島に向けて出航しました。

今回の航海は「潜水体験航海」。久慈東高校5人・高田高校5人・そして本校5人、県内各校でスクーバダイビングを選択履修している皆さん15名での合同航海です。

久慈、宮古、高田と練習海域が違っても普段の潜水練習ではどこもクロソイやホタテ貝など寒流の親潮水域に生息する生き物たちを見ています。父島まで行くと水温は高いし、ツノダシやコバルトスズメなどカラフルな魚たちが勢ぞろい。まさに、カルチャーショックの楽しさです。

雨の中、南の海での潜水に期待しながら岸壁を離れていきました!

出港スタンバイ。乗組員の皆さんと専攻科1年生での作業です。

本科の皆さんはデッキサイドに勢ぞろい。

本校3年生、雨とうねりの入り込みでちょっと微妙な表情。心の中は燃えてます!

さよ〜ならぁ〜  小笠原まで片道3日間。 南の海を満喫してください!!

 

2年生進路ガイダンス

つい先日、3期末考査が終わったところの2年生。もうすぐ修学旅行の2年生。 脱力してのんびりしたい時期かもしれませんが今日は進路ガイダンス。

みんなが知っているイソップ物語の「うさぎとカメ」、コツコツとゴールを目指したカメが油断して居眠りしているウサギより早くゴールしたというあのお話です。

(先生)「さあ、みなさん。ウサギとカメの最大の違いは何だったのでしょう?」「答えはいく通りもあります。話し合ってみてください」

(生徒)「コツコツ努力することが大切で、油断をしたらダメってこと」先生「それも正解」

「それぞれの目線・意識はどう違うでしょう」「カメは常にゴール(目標)をまっすぐ見ていました。」「でも、ウサギはゴールよりもカメに意識がとられていたんじゃないでしょうか」「進路を考えるとき、何が大切なんでしょうか?」

 さあ、2年生、目ざすところはどこなんでしょうか? 考えなければ始まりません。 今ははっきりしない人もいるかもしれません。 でも、考え始めた時があなたの進路活動がスタートするときです。 焦らずとも動き出せ!2年生。応援します!

 

 

サケはえ縄作り

今日は1年生が実習船海翔の乗組員の皆さんから「サケはえ縄づくり」を教えていただくと聞いたので藤原ふ頭に見に行きました。

快晴の下、海翔のデッキは大賑わい。漁業のプロフェッショナルから教わる1年生は緊張の面持ちで頑張りました。

海翔 おもてのデッキは大賑わい。

「おーそうそう うまいじゃん」ほめられちゃいました。

針が8本に浮き1つ(だったかな?) 丁寧にコイルして針はスポンジに突き刺します。

マグロ縄とは全然違う、繊細な仕掛けです。

ボースン(甲板長)から教わる2人。幹縄に枝針を結んでいます。

近年、不漁のサケですが、とれ始めたら出番です。いつでも使える準備は万端。

 Come Back Salmon!!! 1年生の思いよとどけ!

 

 

りあす丸入港

本日0900、りあす丸は宮古港藤原ふ頭に着岸しました。9月に宮古を出港してハワイ沖でのマグロはえ縄実習を行い約2か月ぶりの宮古です。 専攻科1年生、たくましくなって帰ってきました。 船首作業も船尾作業もブリッジ作業もしっかり様になっていました。

次の航海は今月下旬の小笠原諸島父島への潜水体験航海です。本科3年生と専攻科1年生の混乗です。

ひと時の涼しい宮古を満喫してください。

三崎出港

本日1445りあす丸は三崎港を出航しました。

いよいよあさって月曜日の朝には宮古入港予定です。

 

マグロ水揚げ

今朝からりあす丸はハワイ沖で漁獲してきたマグロやカジキなどを水揚げしました。場所はマグロの町、神奈川県三崎港です。

さあ、このマグロは何キロでしょう。 3年ぶりのハワイ沖漁場はやっぱり大きいメバチマグロがたくさん獲れました。

マグロ流通業界では40キログラム以上のメバチマグロを「大バチ」、20キロ以上を「中バチ」と呼んでいます。写真では正確な重さはわかりませんが、「大バチ」であることは確かです!!

マイナス55℃で凍らせて持ち帰ったまぐろたちは石のようにカチンカチン。移動させるときに自分の足のすねに当てたりすると涙ものの堅さです。一匹一匹陸上で計量して売り渡します。

航海中に紹介できなかった「りあす丸便り」も紹介します。 出港後の風景。

漁場までの天文航法実習など。

操業中。メバチマグロ、キハダマグロ、エチオピア、サメ食い被害のマグロ・・・・・

 

コロナのため、ハワイに入港するも燃料油と食糧の補給のみ。 パイラー(水先案内人)とは港ごとに所属しているベテラン船長たちで入港してくる外国船に乗り込んで船を安全に岸壁に導きます。

帰り航海では漁具整理や船体のさび落としなどを行います。 ハワイで積み込む食糧の定番「アメリカンステーキ」もしっかり出たようですね。

明日の夕方、三崎港を出港。いよいよ宮古に帰ってきます。 宮古入港は14日(月)の予定です。 最後まで気をつけて帰ってきてください。

 

 

 

今日から3期末考査

今日から3期末考査が始まりました。 考査期間中の廊下は直前勉強の生徒たちで賑わいます。 開始数分前には全員着席。 そして問題用紙と解答用紙が配布されたあと緊張感のある静寂の50分間が展開します。

一心にノートとプリントを確認中!

オレはガッチリですぜ! と 僕はダメェ

試験前でもイェイです。

さあ、出来具合に皆さん納得できたでしょうか。 普段の楽しい賑やかさとは違う緊張感のある賑やかさが火曜日まで続きます。 がんばれ、みんな!! 

 

 

 

フランスのこころ、日本のこころ

昨日はフランス料理講習会。ヨーロッパの歴史の中で培われてきたフランス料理の基本を静岡県のホテルの料理長から教わりました。シェフはもちろん本校の卒業生です。

今日は、日本を代表する料理「にぎり寿司」講習会。県内でも、全国的にも人気の市内寿司店のご主人に教わりました。もちろん本校の卒業生。

見た目も作り方も全然違いますが、素材を大切にし、食べる人の気持ちを考えておもてなしする点は全く共通しています。 その道のプロ、しかも先輩に教わった生徒たちは一段と自分がプロの料理人になることに現実味を感じたのでした。

サーモンのフィレンツェ風 の食材。 もちろん「みやこトラウトサーモン」です。

さあ、この日本の野菜たちは・・・・  フィレンツェとマセドワーヌサラダに変身します。

シェフの模範調理を見ながら、説明を聞き漏らさずにレシピにメモを加えます。 「ナツメグは今日は粉末を使いますが、手に入ればホールのものをミルして使うと一段とおいしいです」・・・・メモ、メモ

メモする姿は真剣そのもの。

湯がいたほうれん草をバターでソテー

マセドワーヌサラダにはマスタード、白ワインビネガー、そして手作りマヨネーズも使います。

さあ、オーブンにIN。

このメニューはフランス料理の基本的なものだそうです。

(生徒)「今までで、一番大変だった料理は何ですか?」(シェフ)「う~ん。 簡単と思ったことはありません。すべてが大変かもしれません。常に勉強だと思っています。」「5年、10年は本当につらいことの連続でした、10年たってやっと自分なりに出来るようになってきたかもしれませんが、いいかどうかはお客様が判断します。そのためには時々フランスに行って自分の料理が正しいのかどうか確認しています。」 さすが、料理長。

さあ、こちらは寿司講習会。 ご主人が目の前でテキパキと新鮮な魚を冊にしていきます。 「皮を引いたらまな板に臭みが着くので洗ってください」 「はいっ」アシスタントはマナ板洗い中。

今日のネタ、まぐろ、ぶり、ヒラメ、ホタテ、タコ、蒸しエビ、いくら・・・このほかに卵焼きも。 卵焼きには出汁をきかせていて、各店オリジナルのこだわりと技術があるのだとか。

手ほどきを受けて、軍艦巻きも作ります。

「自分は家でもやってますから慣れてます」って。余裕。

見ていたところ、わさびの量はみなさん控えめかな?

準備した寿司飯とネタを使い切るまで、どんどん握りました。

立派なにぎり寿司1人前!

もちろんごちそうになりました。 生徒もみんな喫食しました。 さあ、寿司屋の握りと、今日の握り、ご主人の模範握りと、自分の握り、違いはどうだったでしょうか。 プロ並みには出来ていないかもしてませんが高校3年生の握りとは思えないおいしい立派なにぎり寿司でした。 家で握ったら、家族全員絶対満足しますぞ。

 

新人外国語先生の研修会

今年、岩手県では6人の外国語の先生が採用されて県内各校で頑張っておられます。 昨日から2日間、6人の先生方が本校を訪れて「水産高校(専門高校)での英語の勉強」について研修しました。

まずは私、「水産の目から見て新人外国語先生に期待すること!」を話しました。本校では海洋生産科の生徒も食物科の生徒も、卒業後に専門性を活かした職場で英語を使う機会はたくさんあります。 本校では「生きた英語、活かせる英語」を身につけています。受験指導は手段であってその先のことを考えて教えてねって。

参加した6名は皆さん現在は内陸の高校にお勤めです。英語の専門家が5人、1人はフランス語。 水産高校に来るのは全員が初めて。 食物科の3年生がテキパキと調理を進める姿にまずは驚きました。

航海計器実習室では舵機やコンパスを見てびっくり。

食品製造実習場で缶詰をテキパキと作っている姿にも驚き。

海洋生産科の英語の授業を見学。

そして食物科の英語の授業を見学。

実習でも、授業でも、頑張っている本校生徒の姿をみて、皆さんとても感動していました。

本校で目にしたこと、体験したことを自分の勤める学校で是非活かしていきたいと目を輝かせていました。

何年か後には、転勤で本校に帰って来てくれることを待っています!!

 

今日のりあす丸

9月22日(木)に宮古を出港したりあす丸。ハワイ沖でのまぐろはえ縄実習を終えて着々と日本に向かっています。

11月7日(月)正午現在 コース285° スピード11.4ノット  明日の夜には神奈川県三崎港外に到着予定です。

マグロで有名な三崎漁港で水揚げをした後はいよいよ宮古向け。 専攻科生の土産話が楽しみです。

料理の楽しさを中学生にも

今日は河南中学校の3年生18名が本校食物科主催の「クッキング教室」に参加しました。 夏休みに行う中学生一日体験入学とはまた違う体験です。

本校食物科1年生が指導係です。 いつもは女子が多いクラスでの実習ですが、今日は男子生徒がたくさん参加しています。 「わぁ~ 大きいひとたちがいっぱいだ~」 からのスタートでした。

まずは中学生を前にしてお手本作り。 手早く、作業を進めます。

スノーボールクッキーです。 「クッキーの生地が出来たら1つ10g位の大きさに整えてください」「10gってこのくらいの大きさですよぉ」 

準備している最中にも中学生が「クッキングペーパーってどれですか?」などと来てそっちにも対応。

「キャ~ッ 5分やり過ぎちゃった」 バタバタしてプリンの湯煎は10分の予定だったのに15分しちゃいました。

(泡が出ちゃいましたが、大丈夫そのくらい。 ちょっとだけ失敗のお手本だ。)

中学生の皆さんは終始楽しそうにお料理に取り組みました。

高校生のお姉さんに教えてもらいながら作った「スノーボールクッキー」と「プリン」はどうだったでしょうか。 これをきっかけに、これからもどんどん料理づくりを楽しんでくださいね。

 

 

みやこ未来議会

今日はみやこ未来議会が開催されました。宮古市役所5階 宮古市議会議場 傍聴席で高校生議員による代表質問そして市長をはじめとする担当部署からの答弁を聞いてきました。

この議会は7月から準備を始めてきた高校生議員による宮古市の未来を考えるための会です。きょうはその本番。 議論を戦わせる前の記念撮影で市長や教育長と一緒にパチリです。

本校質問団の番です(超キンチョー)。質問団は商工高校・水産高校・宮古高校(2チーム)の4チーム、それぞれ未来のために調べ上げてきたこと、疑問を市の幹部にぶつけます。

本校質問団は「若者流出対策」と「高校生が市の政策に対して意見を言える場の創出について」の2本。

学校でアンケートした結果などを基に若者が住みたくなる街づくりについて意見しました。

「イオンやラウンドワンなど若者が楽しめる施設の誘致」「駅前の再開発」など思いのたけをぶつけます。

代表質問に対して市長の答弁、それに対して再質問、再質問に対して担当部署の部課長からの答弁。

高校生も質問で食い下がります。

高校生からは「市の方は、やってみもしないでできないといっている気がします」などと辛らつな意見も飛び出しました。

市長がそれを受けて「市に対しての叱咤激励と受け止める。昨年、一昨年と高校生の意見を真摯に受け止めてきたという自負がある。これからも意見をどんどんぶつけてほしい、そして、チーム宮古としてこれからの宮古をどうしていくか一緒に考えてもらいたい」と締めくくりました。

実際のところ、本校質問団による意見で一昨年は「下宿生への補助金制度」昨年は「駅前駐輪場の整備」が実現しました。

自分たちも、宮古の未来を切り拓く一員であることを認識し、変えていくことができる、と自信をつける貴重な経験となりました。

 

 

りあす丸は安全に航行中

今朝から、北朝鮮の弾道ミサイル発射について報道が続いています。 すでに太平洋上に着水したということですが関係の皆様には大変ご心配をおかけしているところでございます。 8時30分現在、りあす丸に電話確認(衛星電話)したところ異常なく順調に航行中ということを確認いたしましたのでご安心ください。

取り急ぎ、安心情報のお知らせです。