学校ブログ

知ってる人は得をする

今日の1学年のLHR(ロングホームルーム)は宮古市産業教育アドバイザーのクロイワ様をお招きして進路講話を行いました。

「情報の大切さ」「自分を知ること」「学びの大切さ」「自分の興味確認」「興味に沿った学びの勧め」を学びました。

「あ~知らなかったぁ、損しちゃった」という経験は誰もが持っていると思います。この逆が「知っていると得をする」ということです。

進路を考えるにあたっても、「自分をよく知り」「様々な情報を知る(学ぶ)」ことが自分の最適進路をできるだけ間違いなく選択するためにとても大切です。

身振り手振りや楽しい表現で1年生の皆さんは講話に引き込まれていました。そして、人とは違う自分を発見し、目標に向かって人生を切り拓いていくことにスイッチが入ったに違いありません。

写真が暗くてすみません・・・

気持ちはみんな未来にむけて明るかったんですよ。ほんと。

ポテサラに感激

わたくし、ポテサラ(ポテトサラダ)には目がありません。今日は感激のポテサラに出合いました。

お昼の外出を済ませて自分の席に戻ると机上にお弁当のパッケージが。

そう、きょうは期待の集給(集団給食)の日でした。

メインは「カリカリガーリックチキンステーキ」。絶妙なパリパリ加減に焦がした鳥皮の上にこれまたカリカリに焼いたニンニクが。レモンを絞っていただくと、もうレストランの気分に。

でも、今日、メインの横でどしっと入っていたポテサラはごろごろジャガイモにあまーい玉ねぎ、まろやかでなおかつジューシーで、いつも食べているポテサラとは全く違う口当たりと美味しさで、飲み込むのが惜しいくらいの感激でした。

あとで担当の先生に聞いてみると「じゃがいものリヨン風」って料理だそうで、一見ポテサラなのですがバターがたっぷり入っていて胡椒とパセリでアクセントをつけた洋風料理でした。うーむ、バターの実力すごいですね。

マカロニサラダにはしっかり薄切りされたきゅうりと人参、さらにツナも入っていてこれもばっちり。きゅうりのムラのない薄さに2年生の包丁さばきの上達を感じました。

白飯の上にシソふりかけがかかっているのも心配りですね。あまーい煮豆もわたしは大好き。

今後のために強いて指摘をさせていただくとしたら・・・ カットしたオレンジを皮に沿って半分くらいまで包丁を入れてくれると食べやすかったかな。(でも、これは限られた時間内で手が回らなかったのかも)

「限られた時間内で同じ高品質の料理を大量に」 今日の食物科2年生の集団給食実習、着々と生徒の腕が上がっていることを確認しながら、うれしくおいしくいただきました。ごちそうさま。

 

 

放課後ぶらり

生徒の元気をいただきに、放課後ぶらりをしてきました。

高総体(インターハイ県予選)で抜けているクラブもありましたが、校地内のいろんなところで元気な生徒を見つけました。

家庭クラブ SDGs持続型食材作り試験農場。 先日の堆肥がなじんだところで今日は肥料のすき込みをしていました。

それにしても周辺の雑草の伸び方がすごいです(まるで自然農法・・)。いえいえ、写真が悪いのです。畑の周りはきれいでした。これからの変化が楽しみです。

廊下で、真剣な面持ちで一眼レフを持った生徒が。そのカメラの先には先生が。

(私)「お~っ 先生をモデルに写真を撮ってるんですね」

(生徒)「いえ、ピント合わせの練習です」 

先生をモデルにした写真も面白いと思うんですけどね。ちなみに顧問はベテランの男性先生です。 

昼休み以外に、月曜と木曜はしおかぜ図書室は放課後も開館。数名の生徒が静かにお話中。カメラを向けると奥から図書委員もイエェ~イ。

弓道部の一年生。弓道に憧れて入部。4月からの練習で的に向かって弾けるようになりました。「ピシュッ」・・・的が小さすぎるんですよね。でも、ギリギリ横にはずれただけ、大会目指してがんばっていました。

ボクシング場に近づいただけで、「バスッ」「バンッ」と気持ちのいい音が聞こえてきます。太鼓部の音にもかき消されないくらいの勢いです。生徒も先生も一緒になって汗だくでした。

汗だくのボクシングの次は、気持ちよさそうなマリンスポーツ部。「フィンキック練習(フィン、マスクをつけて400mくりかえし)」の合間に集まってもらいました。「気持ちよさそうですね」と声をかけると「先生、しんどいんですよ!」 そりゃそうだ、泳ぎ続けていたんですもんね。失礼。

今日の紹介はここまで。がんばれ、水高生!!

 

 

専攻科2年生りあす丸下船

りあす丸、瀬戸内海航海を終えて本日朝宮古港藤原ふ頭に着岸しました。

専攻科の2年生はこの航海が学生生活最後の航海となります。

昨年度の4月に乗船し、ドック中などの下船を除いて1年少しの間りあす丸が生活の場であり、学習の場でもありました。洋上での生活で皆、たくましく船乗りらしくなりました。

明日からは陸上生活で海技士試験に向けての勉強に専念し、就職活動もがんばります。

おかえりなさい。りあす丸。専攻科、乗組員の皆さん。

黄色いヘルメットが専攻科生。乗組員の皆さんの指導を受けながら、入港作業も板につきました。

まずは船首の係船ロープを固定して、続いて船尾の係船ロープをつなぎ留めれば岸壁への横付け完了。

13か月にわたる乗船実習お疲れさま。海運業界、水産業界からの皆さんへの期待はとても大きなものがあります。様々な船、会社をしっかり研究して進路を決定してください。(By校長)

専攻科2年生は作業着からスーツに着替えて下船式に臨みました。

下船したら、海技士試験合格に向けて頑張ってください、でも、合格は通過点です、卒業後会社に就職したらりあす丸で経験しなかったことに次々と遭遇します。りあす丸での経験を大切にし、学び続ける姿勢を大切にしてください。(By船長)

乗船中のご指導に感謝します。また、見守ってくれた家族にも感謝しています。りあす丸で身に着けたことを忘れず、これからも努力します。ありがとうございました。(By実習生代表)

この先、世界を舞台に魚を獲る漁船に乗るのか、フェリーかタンカーか、それとも港湾作業船か?

「スマートで、目先が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り」 どんな船に乗ろうと、海を舞台に一人前のたくましい船乗りになってください。りあす丸で寝食を共にした仲間は一生の付き合いになります。

さあ、卒業まであと10か月、みんなで切磋琢磨して全力で自分を磨くのだ。

 

 

りあす丸東京出航

今日も、りあす丸からの連絡が入りました。

本日1600りあす丸は東京港有明埠頭を出航。

浦賀水道を経由して太平洋に出たら後は一路宮古向け。

専攻科2年生にとっては学生生活最後の航海です。

宮古着は25日0930予定。

ポートレイディオ ポートレイディオ りあす丸 1600出航します

有明埠頭 離岸

東京湾の船混みを切り抜けるまではブリッジも大変です。

さようなら 東京の街並み

ベイブリッジをくぐれば太平洋はすぐそこ

コンテナ船 ばら積み船 自衛隊駆逐艦 時に潜水艦・・・

船種が違っても船籍(国籍)が違っても国際ルールは一緒。海上衝突予防法と海上交通安全法、港則法。

国際航海に従事するためには海技士試験でも英語が必須です。

無線電話でのやりとりは聞き取りづらいし、お国なまりも様々です。

学校でのコミュニケーション英語の授業はとてもとてもとても重要です。

さらにその上で、慣れと度胸が必要です。うかうかしてると衝突します。

「本船コース120度、速力12ノット、貴船コースと速力は?」「じゃ うちがコース変えるよ」なんて英語でやりとりしています。

がんばれ専攻科生 目指せ「海技士3級、2級!」

 

 

三角比なんて

三角比なんてどうして勉強しなきゃなんないの!が今日はすっきり。校舎間の「距離」を測って、向かいの校舎の天井に向かっての「角度」を測れば、向かいの校舎の「高さ」がわかる。校舎にはしごで登ることもなく。

生きてる数学、使える数学を2年生が勉強しました。

さあ、きょうは三角比の原理を使って向かいの校舎の高さを計算してみましょう。

角度・・・ プリントには分度器が印刷されています

目で直接見るより、伸ばした腕の角度を測ろうよ! 班ごとに工夫して角度を測りました。

三角比を使っての計算です。

う〜ん これでいいのかなあ   どれどれ

班員で確認しあいます。

誤差はあるものの、三角比を使って向かいの校舎の高さを算出できた2年生でした。

生活に役立つ数学。サイン コサイン タンジェント に親しみを持った1時間でした。

 

 

 

 

 

1年生たくましくなった1日

海洋生産科1年生、カッター練習デビュー。12人で力を合わせて艇を漕ぎます。

息が合わなければオールが絡みこげません。

船乗りにとっては必須の練習。オールの重さに驚きながらも頑張った一日でした。

ローロックにオールをセット。もちろん足ははだしです。

ブレードの角度は  上体を倒して、腕じゃなく背中と足で漕げぇー・・・ 桟橋に着けたままで基本姿勢の練習

今日は救助艇に引っ張ってもらっての離岸  ドキドキの一年生

前へ いちっ にっ さんっ

いちっ にっ さんっ

気持ちいいっ!

櫂たて そして着岸  よくがんばりました

へとへと でも満足の顔

これからどんどんたくましくなる一年生。 成長が楽しみです。

 

 

 

有明に着岸

本日りあす丸は東京湾浦賀水道を通過して有明ふ頭に着岸。日ごろ目にしない巨大船や様々な種類の船舶と入り混じりながらの京浜港入港です。

セメント船、オイルタンカー、ばら積み貨物船・・・ありとあらゆる種類の船舶を目のあたりにします。

貨物船に入り混じりながらたくさんの漁船も操業する東京湾。

専攻科の皆さんが就職するのはどんな船? 今日、航行していた船にも先輩が乗っているかも・・・。

どこの港の入ろうと、日本は日本。岩手人でありながら日本人であることを感じてホッとするひと時です。

そして、外国の港に入るときには地球人・世界人であることにホッとするのです。

地域とともに

今日は学校評議員会が開催されました。学校は、先生だけで作っているものではありません。本校を応援してくださる地域の皆様のご意見をいただきながら常に変化していかなくてはなりません。地域応援団代表として本校では5名の方々に評議員をお願いしています。評議員の皆様と本校の先生方でよりよい学校作りにむけて熱心な話しあいが繰り広げられました。

大きな魚をきれいにさばく技術はこれからも教えて欲しい。宮古市の下宿代補助に対する中学校の反応は?

今の部活動は?外部コーチは? 中学生が高校の実習体験をもっとできるといいですね。 幼児クッキングいいね。・・・・・ 話は尽きません。 

目指すのは「生徒も先生も行くのが楽しみな学校!」

生徒の満足は、地域の満足につながると信じています。