学校ブログ
今日の集給(集団給食実習)
今日は楽しみな、集団給食実習。「限られた時間内に」「同一品質のおいしい料理を」「大量に」提供するための実習です。 「楽しみな」というのは食べる側の感想で、作る生徒はなかなか大変です。
今日のメニューは ~鮭のムニエル~
調理実習にはお邪魔できなかったので、配膳されたお弁当のみ紹介します。
ムニエルと肉じゃがもつきました。ムニエルが焦げているのはご愛敬。味はしっかりおいしかったです。
フライパンで焦がしたときの生徒の慌てようが目に浮かぶようです。
そう、今日の実習は、まだ慣れていない2年生が担当でした。
スポーツ医科学講座~運動機能チェック
今日の6校時 1学年は外部講師をお招きして「スポーツ医科学講座」を実施しました。
一流のスポーツ選手だけではなく、発達段階の高校生は皆、自分の体を知り、正しく体を成長させることが必要です。
運動機能チェックをしながら、ゲーム感覚の運動神経チェックなどが展開し、盛り上がった1時間でした。
神妙に説明を聞いて始まりです。
腰痛チェック。前屈み、上体そらし。 一緒にやってる私は、この時点でイタタタタッ。
片足立ち、膝を持ち上げ静止30秒。ふらつく私を横目に、生徒たちはビタッ。
前屈、柔らかくするストレッチも体験。
正しい姿勢のチェック。かかと、お尻、両肘、後頭部を壁につけて、「ハイ、一歩前に。それがあなたの正しい姿勢です。」
ボール取りゲーム、いえいえ、反射神経チェックです。素晴らしい反応でした。
今の時代、若くても生活習慣病や腰痛に悩む若者が増えています。今日の講座では、常日頃から体を正しく鍛えて一生涯健康を維持することが大切と学びました。貴重な体験でした。わたくしにとっても。
りあす丸門司出港
本日11:00 りあす丸は門司港を離れました。
太平洋を航行して東京湾を目指します。瀬戸内海では強い潮流とこみ入った島々という難所を経験しましたが、今度は浦賀水道航路、中ノ瀬航路という日本一船舶交通量の多い航路を経験します。
引き続き安全航海を願います。
さようなら、門司の街
外洋に出るまでは緊張のブリッジです。
生徒皆元気。写真紹介ができませんが、ブリッジや甲板作業の他に、海技試験(筆記試験)の勉強も船内で日々進んでいます。
目指せ、航海士。応援しています。
3時間目の様子
今日は3時間目に授業を参観しました。
一部ご紹介します!
3年生のスクーバダイビング練習。今年度の1回目。マスククリアの練習中。
体育館では2年生の体育。夢中でバレーボール。
調理実習は3年生。今日は集団給食でした。慣れたものです。
2年生のコミュニケーション英語。 生きてる英語、使える英語が進みます。
寝ているように見える男子生徒は、考えごとですよね? この後しっかり会話練習に入りました。
1年生の言語文化。 文章を深く読み解く。 英語も大切ですが、日本語もしっかり大切にしなくては。
窓を開け放っても気持ちのいい季候になりました。高校生活3年間。今を大切にして、様々なことを吸収してくれることを切に願っています。
門司港の夜
りあす丸は北九州の門司港に停泊中。
船の生活を長く続けて、ベテランになってきても港の夜景は格別です。初めて経験する生徒にとっては感じ方もより一層。
宮古で待つ家族や大切な人に思いを寄せて、本船は明日門司を出港して宮古港を目指します。
暖かな明かりの一つ一つにこの土地の家族の生活があります。
ここ北九州の門司でも、ハワイホノルルでも、横浜でも小樽でも。
飛行機で行ってホテルに泊まってみる景色と、船を停めた岸壁から見る景色は見え方が違うんだなあ。
お弁当練習
今日の食物科2年生の調理実習は「お弁当」つくり。食物調理検定の課題です。
限られた時間内に、課題の品目を、味良く形よく、盛り付けの配置や彩りも指定されたとおりに。
去年まで1年生だった生徒たちも2年生になって1か月半。徐々に高度な内容が求められています。
かつての料理対決テレビ番組のように、制限時間間際には生徒たちもびりびりで話しかけるのも気が引けるほど真剣でした。
具だくさんの卵焼きとアスパラと人参の肉巻きフライがメインです。下準備も真剣。
今日の実習で一番むつかしいところは何ですか? と聞いてみたら「卵焼きをうまく巻くことです」の答え。
具だくさんにしているので特にむつかしいとのことでした。
肉巻きにコショーを振るのも「ビンの底をとんとんたたく」「もっと上から」と指導が入ります。
生徒によって個性が出るのはいつものこと。「これじゃあ、ふたが閉まらないよね」「肉巻きもう一つ入れて4つにしなきゃね」など、先生から指摘が入ります。
お弁当箱の中が検定種目。お皿の分は入らなかったお料理で今日の昼食としていただきます。
白米も電気炊飯器じゃなくガスコンロで直火炊き。焦げずに、べたつかずに、うまく炊けました。
検定本番では、先生のアシストはありません。
どんどん進化する食物科2年生でした。 ゆとりができて、笑顔で私の質問の相手をしてくれる日ももうすぐだ。
循環型食材調理はじまります
今日は「課題研究」の日です。食物科では昨年度から取り組んでいる「循環型食材調理」の今年度の活動を本格スタートしました。
調理実習の時に出る「食品残渣(食材の切れ端や残り物)」をコンポストで堆肥化させて作りためた堆肥を使って畑を耕しました。
岩手県農林水産部の方から指導をいただきながらのスタートです。
生徒たちが去年から作ってきたふかふかの堆肥です。ホームセンターで売ってるのよりよく見えるのは手前味噌??じゃないと思う。
1m四方につき堆肥3キロが標準です。
でも、ここは元々農場ではないのでこれまでの地力がないから、6キロ入れましょう。
ここは校舎の中庭です。それはやせていますよね。
授業の合間も作物の成長が気になったりして・・・
すき込みます。まず、準備した苗は「トマト」と「バジル」
イメージしているのは「スパゲティー」かな?
調理技術を磨くだけでなく、食材を知り、大切に使う。本校食物科が目指しているところです。
成長が楽しみです。 作物も生徒も!!
関門海峡を航行して門司港着岸
りあす丸は今朝から関門海峡を航行し、昼前に北九州の門司港に着岸しました。
新居浜港を出て関門海峡へ
前方には本州と九州を結ぶ関門大橋が迫ってきました
潮流はなんと6ノット もはや川の流れのようです
専攻科生が握る舵輪にも力が入ります
狭い航路内 行き交う船にも要注意
通航練習した後は、エキゾチックな門司港へ着岸
船首の舫い綱が陸とつながり、間もまく本船も岸壁に横付け。
緊張が解けるのももう少し。
どうぞしばらく安心して休んでください。
海の難所 来島海峡通過
本日、潮流の弱まる時間帯を見計らって無事来島海峡を通過しました。
強い潮流に対する操船はもちろん、潮流信号所の表示をしっかり確認して緊張の通航でした。
小さな島々が入り組み潮流が強く激しい来島海峡。国内の航路では最大級の難所です。
あいにく、今日の潮周りは「大潮」 最も流速が早くなる潮周り。緊張が続きます。
電光式潮流信号所は「S」表示 南向きに潮が流れています
「3」 現在の流速は3ノット
太平洋を流れる黒潮なら最大級の早さですが、ここ来島では潮が緩んだ状態です。
「↑」はこれから流束が上がってくることを表します。もたもたしてはいられません。速やかに通過します。
海図記入はもちろん、航海日誌の記入も大わらわ
無事通過 明日は関門海峡を通過して北九州の門司港に入港します。
「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」 学校で勉強したことばかりですが、今回はその知識を現場でフルに生かさなくてはなりません。事故なく安全に船を運行するためには海上法規をしっかり覚えておかなくてはならないことを専攻科生は身に染みて感じる瀬戸内海航行です。
明日からも、順調に航海が進みますように祈念しています。
新居浜港外錨泊中
瀬戸内海最大の難所、来島海峡航路を間近にして時間調整。来島海峡は最大で10ノットもの潮流があり船舶航行の難所です。潮の弱くなる時間を見計らって通過しなければなりません。緊張の時間待ちです。
黒球1つは錨泊中の印。安全航海が続きます。