カテゴリ:海洋生産科実習
専攻科2年生りあす丸下船
りあす丸、瀬戸内海航海を終えて本日朝宮古港藤原ふ頭に着岸しました。
専攻科の2年生はこの航海が学生生活最後の航海となります。
昨年度の4月に乗船し、ドック中などの下船を除いて1年少しの間りあす丸が生活の場であり、学習の場でもありました。洋上での生活で皆、たくましく船乗りらしくなりました。
明日からは陸上生活で海技士試験に向けての勉強に専念し、就職活動もがんばります。
おかえりなさい。りあす丸。専攻科、乗組員の皆さん。
黄色いヘルメットが専攻科生。乗組員の皆さんの指導を受けながら、入港作業も板につきました。
まずは船首の係船ロープを固定して、続いて船尾の係船ロープをつなぎ留めれば岸壁への横付け完了。
13か月にわたる乗船実習お疲れさま。海運業界、水産業界からの皆さんへの期待はとても大きなものがあります。様々な船、会社をしっかり研究して進路を決定してください。(By校長)
専攻科2年生は作業着からスーツに着替えて下船式に臨みました。
下船したら、海技士試験合格に向けて頑張ってください、でも、合格は通過点です、卒業後会社に就職したらりあす丸で経験しなかったことに次々と遭遇します。りあす丸での経験を大切にし、学び続ける姿勢を大切にしてください。(By船長)
乗船中のご指導に感謝します。また、見守ってくれた家族にも感謝しています。りあす丸で身に着けたことを忘れず、これからも努力します。ありがとうございました。(By実習生代表)
この先、世界を舞台に魚を獲る漁船に乗るのか、フェリーかタンカーか、それとも港湾作業船か?
「スマートで、目先が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り」 どんな船に乗ろうと、海を舞台に一人前のたくましい船乗りになってください。りあす丸で寝食を共にした仲間は一生の付き合いになります。
さあ、卒業まであと10か月、みんなで切磋琢磨して全力で自分を磨くのだ。
りあす丸東京出航
今日も、りあす丸からの連絡が入りました。
本日1600りあす丸は東京港有明埠頭を出航。
浦賀水道を経由して太平洋に出たら後は一路宮古向け。
専攻科2年生にとっては学生生活最後の航海です。
宮古着は25日0930予定。
ポートレイディオ ポートレイディオ りあす丸 1600出航します
有明埠頭 離岸
東京湾の船混みを切り抜けるまではブリッジも大変です。
さようなら 東京の街並み
ベイブリッジをくぐれば太平洋はすぐそこ
コンテナ船 ばら積み船 自衛隊駆逐艦 時に潜水艦・・・
船種が違っても船籍(国籍)が違っても国際ルールは一緒。海上衝突予防法と海上交通安全法、港則法。
国際航海に従事するためには海技士試験でも英語が必須です。
無線電話でのやりとりは聞き取りづらいし、お国なまりも様々です。
学校でのコミュニケーション英語の授業はとてもとてもとても重要です。
さらにその上で、慣れと度胸が必要です。うかうかしてると衝突します。
「本船コース120度、速力12ノット、貴船コースと速力は?」「じゃ うちがコース変えるよ」なんて英語でやりとりしています。
がんばれ専攻科生 目指せ「海技士3級、2級!」
有明停泊中
有明埠頭
東京の空気も今日まで。宮古が待ち遠しい!!
1年生たくましくなった1日
海洋生産科1年生、カッター練習デビュー。12人で力を合わせて艇を漕ぎます。
息が合わなければオールが絡みこげません。
船乗りにとっては必須の練習。オールの重さに驚きながらも頑張った一日でした。
ローロックにオールをセット。もちろん足ははだしです。
ブレードの角度は 上体を倒して、腕じゃなく背中と足で漕げぇー・・・ 桟橋に着けたままで基本姿勢の練習
今日は救助艇に引っ張ってもらっての離岸 ドキドキの一年生
前へ いちっ にっ さんっ
いちっ にっ さんっ
気持ちいいっ!
櫂たて そして着岸 よくがんばりました
へとへと でも満足の顔
これからどんどんたくましくなる一年生。 成長が楽しみです。
有明に着岸
本日りあす丸は東京湾浦賀水道を通過して有明ふ頭に着岸。日ごろ目にしない巨大船や様々な種類の船舶と入り混じりながらの京浜港入港です。
セメント船、オイルタンカー、ばら積み貨物船・・・ありとあらゆる種類の船舶を目のあたりにします。
貨物船に入り混じりながらたくさんの漁船も操業する東京湾。
専攻科の皆さんが就職するのはどんな船? 今日、航行していた船にも先輩が乗っているかも・・・。
どこの港の入ろうと、日本は日本。岩手人でありながら日本人であることを感じてホッとするひと時です。
そして、外国の港に入るときには地球人・世界人であることにホッとするのです。