学校ブログ
学年末考査初日
今日は、1・2年生の学年末考査1日目です。直前まで「あ~っ」「もうっ」などと小さな叫びを発していた生徒たちも考査が始まるとシーンとして鉛筆の音だけが聞こえます。
今日は、静かに廊下から見学。
これを乗り切ったら、みんな、次の学年が見えますからね。
全4日間、ひたすらがんばれ!!
O先生 最後の出勤日
O先生 今日の専攻科の考査をもって最後の勤務となりました。
昭和45年に宮古水産高校の教員になり、今日まで52年間、途中6年間だけ広田水産高校で教鞭をとりましたがあとはずぅ~っと宮古水産高校一筋。定年退職後も10年間にわたり講師としてご指導くださいました。
漁業系・船舶運航系の教科を受け持たれ、数多くの海技士(船舶職員)を育ててきました。先生の教えは残った教員でしっかりと引き継ぎます。学校を離れても学校の外から見守っていただけたら幸いです。
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
今日のりあす丸
8回目の揚げ縄。操業海域は大きく変わっていませんが、船長いわく「今日は空振りでした」とか。
縄(はえ縄仕掛け)をどこに入れるかは船長にとって最高に気を遣うところです。魚が獲れるのも獲れないのも船長の判断にかかっているのですから。獲れない日が続くと胃が痛くなるのです。
漁獲0.1トン 17-29N、157-35E 天候 晴れ
9回目の縄を入れています。 きっと獲れるさ船長! 頑張れ船長!!
実技検定(調理)の後は
食物科2年生は今日、調理技術の実技検定を行いました。「大根のかつらむき」と「アジの3枚おろし」です。
検定の後は、その食材で調理実習です。今日のメニューはアジのカピタン漬け(3枚おろし検定のアジ使用)、にんじんと大根の味噌汁(かつらむき検定の大根使用)、大根とホタテのマヨネーズサラダ(もちろん大根は・・)です。
カピタンとは「オランダ出島の商館長のお名前」だとか、古くからのオランダ料理なのですね。
細かい骨までしっかり取り除くので、食べるとき安心してもぐもぐゴクンです。
酢、酒、砂糖・・・ 同一品質の料理を大量に短時間に作るために、計量は手早くしかも正確に。
盛り付けにも気を遣い・・・でもこのあと「ご飯は大盛り」にしてました。
少々身の残った中骨は
カリカリに揚げて、塩を振って、骨までおいしくいただきます。
今日の料理は、長崎出島のオランダ商館をイメージしながら、中骨まで大切にいただくという日本人のものを大切にする心まで学びました。
実はこのあと、「校長先生、一人分余りました、どうぞ」と持ってきてくれたのです。骨までおいしくいただきました。ありがとう。ごちそうさま。
書道の授業に行ってみたら
書道の授業に行ってみました。1年生が取り組んでいました。
今日は、「様々な筆を試す(すごく毛の長いのや、普通の筆)」「墨の特徴(1本300円のと5000円?の違いは?滲み方は?)を感じる」そして、「自分で文章を考えて、筆を選んで書いてみる。」という展開をしていました。
筆のタイプによって字の味わいを様々表現できるのですね。墨の選び方もまたしかり。
むつかしいことは抜きにして、筆で文章を書くことに慣れる。いろんな道具を使ってみて違いを感じる。
毛筆で文章を書くことを特別なことと考えず、身近な生活に取り入れるのに最適な学習が展開されていました。
文章考え中!
この文章なら、こんな筆でどうかな などとアドバイス
生徒が使っている、この硯も実は価値のあるものだそうです(先生のお宝の一つです)
何気なく、当たり前にスラスラッっと毛筆書きする。 あこがれるなあ。
きたぁ~ りあす丸だよりVol.2
洋上だより「りあす丸だよりVol.2」が来ました。
真っ青な海と晴れ渡る青空。生徒たち、元気そうで何よりです。連日、26℃を超える気温ですが洋上の風はきっと心地良い・・・に違いない!!
あわせて、本日のりあす丸、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロその他、順調に釣れています。
17-59N、157-17E 気温26.1度 水温27.0度 天候 晴れ 8回目の縄を入れています。
マグロとのご対面の姿は、次回のお楽しみでした。
今日のりあす丸
りあす丸 マグロはえ縄漁業実習5回目調査の報告が来ました。
キハダマグロ30匹をはじめ0.4トン。 順調に実習が進んでいます。
北緯17度56分、東経157度51分 気温28.3度 水温27.5度 天候 晴れ
写真入りのりあす丸だよりが待ち遠しいです。
進化したホワイトボード!
電子黒板(進化したホワイトボード)3台導入しました。
画像を流す、音声が出る、画像の上に文字を書き込める、生徒のタブレットと画面共有もできる・・・・
すごい機能がたくさんあります。
導入したとたんに、若い先生はすぐに使い始めました。使いながら慣れる。素晴らしい意気込みです。
Society5.0の時代を迎えて学校現場は進化しています。
食物科1年生の授業です。「世界で活躍する和食料理人」の映像を見て、料理人の言葉一つ一つを熱心にメモしていました。
将来に向けて自分に何が必要なのか、これから、本校食物科で何を学んでいくのか、自分で気づき・他の人の考え方を知り・共に学ぶ。
地域の調理人として活躍していく人もいれば、世界を目指す人もいる。夢をもって頑張るのだぞ。
食物科 幸富堂
幸富堂(しぃーふうどう)は幸せいっぱい食堂のことです。
水高祭の大食堂の名称なのですが、今年は水高祭が学内開催のみだったため、今日、食物科生徒の保護者を対象として感謝のお弁当を作りました。
メニューは サケの南蛮漬け、鶏肉と野菜の炊き合わせ、エビチリ、野菜の胡麻和え、カブの漬物、厚焼き玉子、紅白かまぼこ、パイン入り牛乳寒天、みかん、味噌汁
3年生はさすがに手際がすばらしい。
先生の指示がなくても、最初の説明だけで、あとは自分たちで進めます。
鮭の南蛮漬け
エビチリ
ご飯の炊き加減もばっちり
クッキーもつくりました
「〇〇さぁ~ん、お母さん来たよ~」
奥のほうから、生徒がお弁当を持って出てきて「お母さん、高校3年間通わせてくれてありがとう」などなどと感謝の言葉とともにお渡ししました。
私の分もありました。生徒に感謝されるより、生徒に感謝感謝の毎日です。この子達、みんな、もうすぐ本物の調理師です。
社会での活躍を期待しています。
りあす丸は今日も快調
「りあす丸」まぐろはえ縄実習4回目の漁獲報告が来ました。
今回はキハダマグロ中心に0.3トン 順調に実習が進んでいます。
徐々に、調査海域を南東に進めています。 気温29.0℃ 表面水温27.2℃
ハワイよりも南の海域で実習中!!
1海生の教室に
授業中の1海生の教室に静かにお邪魔してみると、NS(ネイティブスピーカー)のベア先生によるコミュニケーション英語が展開していました。
いつもながら、今の時代の生徒たちは中学校から学ぶコミュニケーション英語に慣れていて、当たり前に英語で授業が展開していくことに感心します。
教室の後ろを見て少しびっくり。いつの間にか「金魚(ワキン)」と「グッピー」の水槽が設置されていました。
この金魚たちは生徒の成長を3年間しっかり見守れるのか? 飼うからには絶対に死なすなよ、1年生たちよ。掃除もちゃんとするのだぞ(水槽も教室も)。
追加のお知らせ!
本日のりあす丸、2日目の漁獲は メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ、あわせて0.3トン、まだまだいけるぞ、がんばれ2年生。
気温27.5度、水温27.1度 みんな元気にやってます。
りあす丸の初縄は?
りあす丸は23日に漁場着。初縄を入れました。今日の報告ではビンチョウマグロを中心に0.2トンの漁獲とのこと。2回目の縄を引き続き入れています。がんばれ、生徒たち!
漁場は日本のはるか南、フィリピンの東というか、ハワイの西というか。
(160w(西経160度)の上のほうの島がハワイ諸島です。)
気温26.5度 水温27.1度 洋上は心地よい暑さです。
今日は「はまぎく亭」
今日は「はまぎく亭」 食物科3年生が感謝の気持ちを込めて先生方に昼食をふるまいます。例年なら、給食室で頂くのですが今年は弁当で個食です。
メニューは 鮭の南蛮漬け、鶏肉と根菜の炊き合わせ、エビチリ、野菜の胡麻和え、紅白かまぼこ、カブの漬物、厚焼き玉子、みかん、牛乳寒天、みそ汁
丁寧にサケの骨を抜き
厚焼き玉子は飾り切り
パイン入り牛乳かん おいしくなあれ
野菜カットはお手のもの
大量調理は回転釜を使います エビチリの出来具合はどうかな
味噌を丁寧にといて
今日はクッキーまでつくりました
最後の盛り付けも見栄え良く。
ここまで、説明を入れましたが、実はわたくし、今日は盛岡出張でこの豪華弁当を食べられなかったのです。ぐすん。
写真だけいただきました。おなかを鳴らしてごちそうさま。食べた先生方から「すんごくおいしかった」との感想を頂きました。
宮古真鱈まつりやってます!
朝から、宮古真鱈まつりに行ってきました。宮古の冬の味覚五大祭り第4弾です。
コロナ禍で心配な方もいらっしゃるとは思いますが魚市場会場はとても広く入場時の消毒や販売ブースのスクリーン設置などコロナ対策は万全です。
もちろん本校は今年も参加、缶詰とレトルトを販売しています。缶詰は大人買い48缶1ケース6000円だと1200円もお得です。3人娘で待ってます!!
お祭りは14:00まで、どうぞいらしてくださいね。
会場は広々としています。
今日だと、1缶150円の缶詰が48缶で6000円!いらっしゃいませぇ〜
タラとポム 宮古産のマダラとリンゴの融合商品。ガーリックバジル風味の仕上げです。白ワインでどうぞ。
すぐに繁盛して忙しく、生徒たちに話しかけるのもほどほどにブースから離れました。
本校ブースではありません、お魚屋さんブースでは迫力の巨大マダラが1本売り。
ほかにも農産品やチョコバナナなどのブースも、お祭りらしく盛り上がっていました。
宮古の真鱈は鮮度が売り。「水産の町みやこ」 水産高校も頑張ってます!!
りあす丸便り№1
15日(土)に宮古を出港したりあす丸から今航海初めての「りあす丸便り」が届きました。
本船は1月20日(木)12:00現在 船位 北緯22度27分、東経152度55分 速力 11.4ノット 針路 142° で 昨日の荒天もなんのその、順調に航海を続けています。
毎日の正午位置などは釜石漁業無線局の配信サイト「波ラジ27」でご覧になれます。(波ラジ27 で検索してください)
生徒たちが元気で何より。第2号以下 受信したら随時紹介いたします。
みんな大好きエビフライ (^^♪
食物科2年生 今日の実習テーマは「魚介の処理」 エビの処理方法を学びました。
出来上がりは、みんな大好きな「エビフライ」 さらに今日の実習では「キャベツの千切り」も猛練習です。
たくさん出来上がった千切りは コンソメスープの具材(キャベツ煮込み??にも見える?)やロールサンドにも使用しました。ボリュームたっぷりの出来上がりです。
ちなみに今日のメニューは エビフライ(キャベツ付け合わせ)、バターロールサンド(キャベツ入り)、コンソメスープ(キャベツたっぷり)、マカロニグラタン(キャベツなし?) でした。
いつものとおり、班によって仕上がりは様々。これから期待の2年生。
班ごとに進度も違いますが、みんな真剣、時間内に洗い物まで仕上げます。
下処理したエビにパン粉を付けて
揚げ作業 「取り出すタイミングは、どうやって決めてるの?」の質問に
「音」「色」そして「箸でつまんだ時のジジジジジッっていう感触です」と教えてくれました。
色だけじゃないところがさすがですね。
グラタン皿にホワイトソースを盛り付けてオーブンへ
グラタン大盛り作成中。
材料は余しません。
「校長先生、たくさん作ったので1ついかがですか」とグラタンを持ってきてくれた生徒も。
もちろん喜んでいただきました。ごちそうさま、おいしかったです。
研究の総まとめ
今日は課題研究発表会が行われました。
3年生の研究班が1年間取り組んできた研究活動を全校生徒の前で発表します。
「身近なことから疑問を持ち課題を決める」→「課題解決に向けて研究活動をする」→「研究成果を発表する」これが、課題研究の流れです。
今日は、研究活動の総まとめ。コロナコロナで外部の方と関わる活動が制限された1年でしたがそんな中でもやれることを考えて一生懸命活動した内容を各班が発表しました。
ダイビング班は資格取得に向けた活動と宮古の海の様子を発表しました。
宮古のレジャーマップ班は宮古湾の釣りポイントマップづくりによる街の活性化。
食品資源班は「行政・大学・高校の共同開発」代々続く新商品開発。今回は”クロサバ”缶詰開発による街の活性化。(マサバと黒平豆 地域の特産品融合商品!)
食物科班はSDGsを意識した様々な取り組み。今年度はコンポストにより調理実習での廃棄物を大幅削減しました。
海洋生産科(船舶運航コース・食品資源コース)と食物科、それぞれの研究成果を全校生徒で視聴します。
普段はなかなか他の学科・コースの活動が見えにくいのですが、年に一度のこの発表会では自分たちと違う目線の研究発表に新鮮な驚きと発見の連続です。
これからの地域発展を担う高校生。若い目線で考えて頑張っています。
コロナが収まれば、ぜひ、地域の方や中学生のみなさんにも見ていただきたいです。
リモートの後の元気回復
昨日の午前中から今日の昼まで、リモート会議でずっとパソコンに向かっての会議参加でした。コロナの影響で横浜出張をとりやめてリモートでの参加です。
会議を終えて、校内を歩いてみると体育館では3年生が体育で元気いっぱいにフットサルをしていました。
教室での勉強では見られないような(失礼)、はつらつとして楽しそうなプレーを見て、私もエネルギー充填・元気をもらいました。
来週28日(金)から3年生はいよいよ学年末考査。コロナで制約は多かったけど、残り少ない高校生活を満喫するのだぞ。
安全に航行中
今日は、岩手県沿岸地域では未明から防災放送がけたたましく鳴り響き、津波への警戒態勢がとられています。
昼過ぎに警報から注意報に切り替わりましたがまだ安心はできません。
そんな中ではありますが「りあす丸は順調に航行中」です。
津波は陸近くになって一気に高まるので、沖を航行する船にはまず影響はありません。この後も、十分注意しながら航海を続けます。
ご安心ください。
つい今、14:02 津波注意報解除の放送がかかりました。
これで、陸も一安心、船外機船や養殖施設などの被害がなければいいのですが。
水門が開いてからの確認です。
捲いた錨よ
宮古水産高校応援歌「捲いた錨よ(漁撈科の歌)」
☆捲いた錨よ揚げた帆よ さらば港よ 学び舎よ ホイル握ればマドロスの 若き血潮がたぎり立つ
鴎歌えよ青春を 踏めば高なる甲板に カッタリタッタリ靴の音 鴎お前も波の音 〜 〜
りあす丸 本日12:00 海洋生産科船舶運航コース生徒5名 専攻科6名を乗せて 「捲いた錨よ」の音楽とともに宮古港を出港しました。
国際信号旗「P」本船は出港しようとしている。全員帰船されたし。という意味があります。
2年生にとっては初めての遠洋航海。生徒たちもいささか緊張気味でした。
遠洋航海を体験すると、明らかに生徒たちはたくましさを増します。
安航を祈念し、2月28日の帰港を楽しみにしています。
お見送りに来てくださった皆様 ありがとうございました。