カテゴリ:今日の出来事

りあす丸は今日も快調

「りあす丸」まぐろはえ縄実習4回目の漁獲報告が来ました。

今回はキハダマグロ中心に0.3トン 順調に実習が進んでいます。

徐々に、調査海域を南東に進めています。 気温29.0℃ 表面水温27.2℃ 

ハワイよりも南の海域で実習中!!

 

1海生の教室に

 授業中の1海生の教室に静かにお邪魔してみると、NS(ネイティブスピーカー)のベア先生によるコミュニケーション英語が展開していました。

 いつもながら、今の時代の生徒たちは中学校から学ぶコミュニケーション英語に慣れていて、当たり前に英語で授業が展開していくことに感心します。

 教室の後ろを見て少しびっくり。いつの間にか「金魚(ワキン)」と「グッピー」の水槽が設置されていました。

 この金魚たちは生徒の成長を3年間しっかり見守れるのか? 飼うからには絶対に死なすなよ、1年生たちよ。掃除もちゃんとするのだぞ(水槽も教室も)。

 

追加のお知らせ!

本日のりあす丸、2日目の漁獲は メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ、あわせて0.3トン、まだまだいけるぞ、がんばれ2年生。

 気温27.5度、水温27.1度  みんな元気にやってます。

 

 

今日は「はまぎく亭」

 今日は「はまぎく亭」 食物科3年生が感謝の気持ちを込めて先生方に昼食をふるまいます。例年なら、給食室で頂くのですが今年は弁当で個食です。

 

 メニューは 鮭の南蛮漬け、鶏肉と根菜の炊き合わせ、エビチリ、野菜の胡麻和え、紅白かまぼこ、カブの漬物、厚焼き玉子、みかん、牛乳寒天、みそ汁  

 丁寧にサケの骨を抜き

 厚焼き玉子は飾り切り

 パイン入り牛乳かん おいしくなあれ

 野菜カットはお手のもの

 大量調理は回転釜を使います エビチリの出来具合はどうかな

 味噌を丁寧にといて

 今日はクッキーまでつくりました

 最後の盛り付けも見栄え良く。

  ここまで、説明を入れましたが、実はわたくし、今日は盛岡出張でこの豪華弁当を食べられなかったのです。ぐすん。

 写真だけいただきました。おなかを鳴らしてごちそうさま。食べた先生方から「すんごくおいしかった」との感想を頂きました。

 

 

宮古真鱈まつりやってます!

 朝から、宮古真鱈まつりに行ってきました。宮古の冬の味覚五大祭り第4弾です。

 コロナ禍で心配な方もいらっしゃるとは思いますが魚市場会場はとても広く入場時の消毒や販売ブースのスクリーン設置などコロナ対策は万全です。

 もちろん本校は今年も参加、缶詰とレトルトを販売しています。缶詰は大人買い48缶1ケース6000円だと1200円もお得です。3人娘で待ってます!!

 お祭りは14:00まで、どうぞいらしてくださいね。

 会場は広々としています。

今日だと、1缶150円の缶詰が48缶で6000円!いらっしゃいませぇ〜

タラとポム  宮古産のマダラとリンゴの融合商品。ガーリックバジル風味の仕上げです。白ワインでどうぞ。

すぐに繁盛して忙しく、生徒たちに話しかけるのもほどほどにブースから離れました。

本校ブースではありません、お魚屋さんブースでは迫力の巨大マダラが1本売り。

ほかにも農産品やチョコバナナなどのブースも、お祭りらしく盛り上がっていました。

 宮古の真鱈は鮮度が売り。「水産の町みやこ」 水産高校も頑張ってます!!

 

 

 

 

りあす丸便り№1

 15日(土)に宮古を出港したりあす丸から今航海初めての「りあす丸便り」が届きました。

本船は1月20日(木)12:00現在  船位 北緯22度27分、東経152度55分   速力 11.4ノット  針路 142° で 昨日の荒天もなんのその、順調に航海を続けています。 

 毎日の正午位置などは釜石漁業無線局の配信サイト「波ラジ27」でご覧になれます。(波ラジ27 で検索してください)

 

生徒たちが元気で何より。第2号以下 受信したら随時紹介いたします。

みんな大好きエビフライ (^^♪

 食物科2年生 今日の実習テーマは「魚介の処理」 エビの処理方法を学びました。

出来上がりは、みんな大好きな「エビフライ」  さらに今日の実習では「キャベツの千切り」も猛練習です。

 たくさん出来上がった千切りは コンソメスープの具材(キャベツ煮込み??にも見える?)やロールサンドにも使用しました。ボリュームたっぷりの出来上がりです。

 ちなみに今日のメニューは エビフライ(キャベツ付け合わせ)、バターロールサンド(キャベツ入り)、コンソメスープ(キャベツたっぷり)、マカロニグラタン(キャベツなし?) でした。

いつものとおり、班によって仕上がりは様々。これから期待の2年生。

班ごとに進度も違いますが、みんな真剣、時間内に洗い物まで仕上げます。

下処理したエビにパン粉を付けて

揚げ作業  「取り出すタイミングは、どうやって決めてるの?」の質問に

「音」「色」そして「箸でつまんだ時のジジジジジッっていう感触です」と教えてくれました。

色だけじゃないところがさすがですね。

グラタン皿にホワイトソースを盛り付けてオーブンへ

 グラタン大盛り作成中。

 材料は余しません。

 「校長先生、たくさん作ったので1ついかがですか」とグラタンを持ってきてくれた生徒も。

もちろん喜んでいただきました。ごちそうさま、おいしかったです。

 

 

研究の総まとめ

 今日は課題研究発表会が行われました。

 3年生の研究班が1年間取り組んできた研究活動を全校生徒の前で発表します。

 「身近なことから疑問を持ち課題を決める」→「課題解決に向けて研究活動をする」→「研究成果を発表する」これが、課題研究の流れです。

 今日は、研究活動の総まとめ。コロナコロナで外部の方と関わる活動が制限された1年でしたがそんな中でもやれることを考えて一生懸命活動した内容を各班が発表しました。

ダイビング班は資格取得に向けた活動と宮古の海の様子を発表しました。

宮古のレジャーマップ班は宮古湾の釣りポイントマップづくりによる街の活性化。 

食品資源班は「行政・大学・高校の共同開発」代々続く新商品開発。今回は”クロサバ”缶詰開発による街の活性化。(マサバと黒平豆 地域の特産品融合商品!)

 食物科班はSDGsを意識した様々な取り組み。今年度はコンポストにより調理実習での廃棄物を大幅削減しました。

 海洋生産科(船舶運航コース・食品資源コース)と食物科、それぞれの研究成果を全校生徒で視聴します。

 普段はなかなか他の学科・コースの活動が見えにくいのですが、年に一度のこの発表会では自分たちと違う目線の研究発表に新鮮な驚きと発見の連続です。

 これからの地域発展を担う高校生。若い目線で考えて頑張っています。

 コロナが収まれば、ぜひ、地域の方や中学生のみなさんにも見ていただきたいです。

 

 

 

リモートの後の元気回復

 昨日の午前中から今日の昼まで、リモート会議でずっとパソコンに向かっての会議参加でした。コロナの影響で横浜出張をとりやめてリモートでの参加です。

 会議を終えて、校内を歩いてみると体育館では3年生が体育で元気いっぱいにフットサルをしていました。

 教室での勉強では見られないような(失礼)、はつらつとして楽しそうなプレーを見て、私もエネルギー充填・元気をもらいました。 

 来週28日(金)から3年生はいよいよ学年末考査。コロナで制約は多かったけど、残り少ない高校生活を満喫するのだぞ。

安全に航行中

 今日は、岩手県沿岸地域では未明から防災放送がけたたましく鳴り響き、津波への警戒態勢がとられています。

昼過ぎに警報から注意報に切り替わりましたがまだ安心はできません。

 そんな中ではありますが「りあす丸は順調に航行中」です。

 津波は陸近くになって一気に高まるので、沖を航行する船にはまず影響はありません。この後も、十分注意しながら航海を続けます。

 ご安心ください。

 

 つい今、14:02 津波注意報解除の放送がかかりました。

 これで、陸も一安心、船外機船や養殖施設などの被害がなければいいのですが。

 水門が開いてからの確認です。

捲いた錨よ

 宮古水産高校応援歌「捲いた錨よ(漁撈科の歌)」

 ☆捲いた錨よ揚げた帆よ さらば港よ 学び舎よ  ホイル握ればマドロスの 若き血潮がたぎり立つ

   鴎歌えよ青春を 踏めば高なる甲板に カッタリタッタリ靴の音 鴎お前も波の音 〜 〜

  りあす丸 本日12:00 海洋生産科船舶運航コース生徒5名 専攻科6名を乗せて 「捲いた錨よ」の音楽とともに宮古港を出港しました。

国際信号旗「P」本船は出港しようとしている。全員帰船されたし。という意味があります。

2年生にとっては初めての遠洋航海。生徒たちもいささか緊張気味でした。

遠洋航海を体験すると、明らかに生徒たちはたくましさを増します。

安航を祈念し、2月28日の帰港を楽しみにしています。

お見送りに来てくださった皆様 ありがとうございました。

 

 

 

少し快適に!

冬休み中に校舎内の工事を行いました(一部継続中)。

 洋式トイレを増やしました。校舎が古いので、和式が多いのですががだんだんと洋式を増やしています。

 エアコンつけました! 夏の熱中症対策です。30年前なら、沿岸の町宮古にエアコンなんて、と私たち大人は思うのですが、近年の夏の気温はここ宮古でさえ35℃を超える日があります。これまでも扇風機を置いていましたが、大進化です。

 手洗い場に温水器を付けました。コロナ対策で自動蛇口。手洗いはもちろん、昼休みの生徒の歯磨きでも好評です!

何もかも一気にはできませんが、学習環境の改善は常に少しずつ進んでいます。

 

 

 

始業式そして出港式

 今日は冬休み明け始業式、学校ににぎやかさが戻りました。

 今年は始業式に続いてりあす丸遠洋航海の出港式も。

 例年、岸壁で盛大に見送るのですが、今年はコロナ対策もあり、体育館で静粛に行いました。海洋生産科2年生船舶運航コースと専攻科1年生緊張の面持ちです。出港は明後日15日(土)帰港は2月28日(月)。

りあす丸入港

 塩釜のドックに入っていたりあす丸が今朝宮古港に入港しました。微風、快晴、気持ちの良い宮古湾です。

 この後、食料その他を積み込んで、いよいよ海洋生産科2年生が初の2か月長期航海に臨みます。水高伝統のハワイ入港は残念ながらコロナの関係でできません。岸壁での盛大な出港式も自粛です。しかし、生徒たちは大マグロ獲るぞと燃えています。生徒が乗船したら15日(土)に出港します。大漁と安航、そして生徒たちの成長を祈念します!!

久々に盛岡

 昨日、今年初の盛岡に行ってきました。区界でマイナス10℃、盛岡でもマイナス8℃、寒い寒いと言っていた宮古よりさらに寒い盛岡でした。

 教育委員会との打ち合わせです。今年の水産教育活動、これからの活動、等々、生徒がどんどん来たくなる学校、保護者の皆さんが行かせたくなる学校、先生たちもどんどん来たくなる学校を目指して様々なお話しをしました。学校現場と教育委員会はタッグを組んでよりよい教育を進めています。

                     余談ですが紺屋町の番屋がすっかりきれいになっていました。

 

寒くても元気

 今日も宮古は寒いです。栽培漁業実習室の室温はなんと1℃。でも食品資源コースの生徒と先生たちが日ごろかわいがっている水槽内の魚たちは元気いっぱい。金魚たちは、私が近づいただけでも「エサちょうだ~い」とうようよ集まってきました。

 今、飼育しているのは金魚、イワナ、メバル、メジナ。春が来て「地引網実習」をしたらもっと仲間が増えます。

 サケやサンマ、スルメイカの不漁が続く中、岩手県では「トラウトサーモン」や「ホシガレイ」など魚類養殖への期待が高まっています。魚類養殖の基本は「金魚」です。栽培漁業実習室では「金魚」の産卵・種苗生産から親魚育成まで行います。さらに、地元で捕まえた魚たちを飼育・観察しています(かわいがっています)。

 魚を愛し、健康に育てる。実習室の魚たちも生徒が早く来るのを待っています。

 メジナはすばしっこく逃げて、今回は私に写真を撮らせてくれませんでした。

 夏にはクロダイやフグ、カワハギ、アジ、イトマキヒトデ、ウミウシたちも、めずらしところでは山田湾で採取する「オジサン」や「カシパン」も仲間入り。

みんな、じっくり観察して餌付けするとすごくかわいいんですよ。時期が来たらまた紹介します。お楽しみに。

 

 

 

2022年の始まり

 今日は仕事始めの日です。先生方や船舶職員の皆さんは今日から今年の仕事スタートです。

 生徒はまだ冬季休業中でひっそりとした校舎内はすっかり冷え込んでいますが、年末大掃除の後に床ワックスをかけてピッカピカに光っています。

 13日(木)元気に登校してくるのを先生たちみんなで待っています。

今年も仕事納めです

12月28日 今年の学校活動は今日で終了です。

 午前中に補習授業も終わり、太鼓部の活動も終わり、柔道部は道場の大掃除と神棚のお手入れ終了。

 年明けの生徒たちの元気な姿を楽しみにしてお休みに入ります。

 新年は1月4日から活動再開します。

本ブログを見てくださった皆様、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

大漁旗を市役所に展示

 今、本校生徒がデザインした大漁旗を市役所1階ホール壁に展示しています。期間は1月17日(月)までです。是非ご覧ください。年内は、大漁旗に合わせて解説パネルと実習製品も1階に展示しています。

 豊かな宮古の自然と観光資源を表現した大漁旗、これを応援旗として生徒みんなが水産高校でますます元気に勉強に運動に励んでくれることを期待しています。

食物調理検定1級にむけて

 いよいよ今週末は「食物調理検定1級」試験です。与えられた90分間の中で課題に沿って各自が考案したメニューを調理します。

 今日は、その練習でした。補助員の生徒は時間計測し、進行をアシストします。調理に取りかかっている生徒は全員ぴりぴり、今日は、話しかけるのも難しい雰囲気の中黙々と調理を進めました。

 当日は、県内各校から検定員の先生が来校して厳しい目で審査します。この検定に受かった上で、更に目指すは「調理師」です。

 がんばれ3年生。

以前(11月24日BLG)、返しに失敗して穴の空いてしまったアユの塩焼きも今回はばっちり。〇君、技術向上!

学生研究・意見発表会

 本日、宮古商工高校(商業校舎・工業校舎)、宮古北高校、宮古高校、宮古水産高校、岩泉高校、山田高校 宮古管内すべての高校の代表者が宮古市地域創生センターに集まり、研究・意見発表大会が開かれました。

 各校で「課題研究」や「探求」の時間を中心に取り組んだ研究成果をたくさんの地域の皆さんを前にして発表しました。

 学科の専門性を生かした研究や、震災復興、福祉、科学探求と幅広い内容が発表されました。疑問を感じ、研究に取り組み、成果を発信する。思った結果が出ても出なくても、探求の姿勢と行動が重要です。高校生の頑張りが地域の皆さんに伝わったと思います。

 本校からは、「行政・大学・高校の共同開発3」と銘打ち、宮古地域の特産品「マサバ」と「黒平豆」を組み合わせた缶詰を開発し、連携活動によって地域を活性化するという報告をしました。

 副市長をはじめ企業などの専門家から、各校の発表とも素晴らしい内容であると講評をいただきました。

 

海運・水産会社関係者との情報交換会

 東北地区の水産高校や漁業会社関係者が仙台に集まる情報交換会に参加してきました。

 今、漁船乗組員の高齢化・後継者不足が深刻です。どうすれば、若者が漁船漁業に魅力を感じるのか?

 漁業会社が変わらなくてはならないのはどのようなことか。水産高校が努力すべきところはどのようなことか。

 イカ釣り漁業協議会・遠洋漁業協同組合・船主協会・底引き網漁業協同組合・漁業会社各社・全国漁業就業者確保育成センター と青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島各県の水産高校 約50名が話し合い、日本の漁船漁業の維持発展について情報を交換しました。

 会社は操業形態や居住空間の環境向上など漁業現場を魅力的にし、若者が行きたくなる環境づくり。学校は活力があり漁業現場をこれから変えていく意欲ある人間作り。お互いが信頼感を持って協力することが求められています。

 学校では、生徒たちに「努力している漁業会社の姿」を映像で、または講演会などで情報提供します。夢と希望をもって「自分たちが日本の漁業を切り開く」という生徒がどんどん出てきてくれることを期待し、努力します。

 

ふらり「しおかぜ図書室」へ

 昼休みに、しおかぜ図書室を訪ねました。

 本校では、今年度4月から従来の大きな図書室の分室として、生徒昇降口を入ってすぐの教室を「しおかぜ図書室」にしました。

 まさに、夏場は昇降口のドアを開けはなつと潮の香りが入ってくる好位置です。誰もが気軽に入りやすい図書室でお昼休みや放課後にふらりと入って気に入った本を借りていきます。

 今日は、3年生が「うちで読んでた本ですが、図書室に寄贈します」と図鑑や小説を持ってきてくれました。本好き家族で、丁寧に扱っている証拠にぴかぴかの新品同様でした。ありがとうございます。

 随時蔵書は増やしています。

 

 今時の若者は、スマホばっかりなどと思われがちですが、読んでる人は読んでいる。

 いい文章を読むことで、感情豊かな魅力的な人間に成長します。

 しおかぜ図書室、なかなかいいですよ。

 

鶏肉のトマト煮いただきました

 今月3回目の職員給食。

 今日のメニューは 鶏肉のトマト煮、卵とツナのポテトサラダ、コンソメスープ、大根の漬け物、リンゴ でした。

 コロナ感染症対策で一室に集まってわいわいと食べることができません。弁当形式でいただくので一人ほくそ笑んでいただいています。鶏肉のトマトソースの甘みと酸味とコクが絶妙で、残ったソースにご飯を入れてすっかり残さずいただきました。おいしかったです。

 今年の職員給食はこれで終了(実習は続きます)。食物科生徒がつくってくれた給食をわたしが食べられるのもおしまい。3年生のみんな、プロとして頑張るのだぞ。

 年が明けたら、総仕上げで感謝を込めて保護者を招待する「幸富堂(しいふうどう)」を開催予定です。コロナの第6波が来ないことを願っています。

 

違法薬物から身を守れ

 今日は1年生を対象に「薬物乱用防止講座」が開催されました。

 お話しくださったのは宮古警察署の巡査さんです。

 「麻薬(違法薬物)なんて人ごと」とは言えない世の中になっています。東京六本木で遊んでいる人たちだけの問題ではありません。何でもインターネットで手に入る世の中、地方都市でも購入できて、うまい口車に乗せられて違法薬物とは知らないまま手にする危険があります。

 害を知り、手口を知り、自分の身は自分で守り、大切な人が道を踏み外さないように、しっかりと正しい情報を知っておくことが大切です。

 生徒たちは皆真剣に巡査さんの講義に集中していました。

 ちなみに、薬物以外にも今の時代の心配事として「特殊詐欺の受け子にならないこと」があるそうです。「割のいいバイトをしてみないか」とか「急にいけなくなってすごく困っている。助けて欲しい」など、人のいいやさしい高校生をだます手口もあるそうです。人助けのつもりが犯罪に荷担してしまう。恐ろしいです。

 しっかり知って、高校生が誰一人だまされないないことを強く願っています。

 

食物科 一足早い「メリークリスマス!」

 クリスマスが近づくと、食物科は恒例クリスマスケーキ作り。

 スポンジを焼くところからデコレーションまで、すべて手作り。スポンジの膨らみで苦戦する生徒が居れば、デコレーションになかなか納得がいかない生徒も。

 個性豊かなデコレーションケーキ。今日はみんな家に持って帰りました。家族で一足早く「メリークリスマス!」

 放課後、いつもの柔道部に行ってみたら一人遅れて入ってきました。

「ケーキ切ってて、少し遅れました。」

 そう、彼は下宿生。

 手作りケーキは練習後、柔道部員と顧問の先生で食べるのだとか。

 汗にまみれて練習の後はあまーいケーキが待っている!

 こんな、クリスマスもいいですね。熱いぞ青春 柔道部。 

 

 

 

 

りあす丸遠洋航海説明会

 海洋生産科2年生のりあす丸長期航海がいよいよ近づいてきました。今年度は1月13日(木)乗船で3月7日(月)下船の54日間航海です。

 コロナ感染症の影響でハワイ上陸が困難なため今回は日本の遙か南方(北緯25°以南、東経170°以西)を実習海域とし、沖縄県那覇港に入港予定。航海中は、船舶の運航実習とともにマグロ延縄実習をします。自分の体重より重いマグロやカジキを相手に実習に取り組みます。乗船は年が明けてからですが、親子そろって指導教官の説明を熱心に聞いていました。

 

造船所見学

 海洋生産科2年生が山田町の造船所に見学に行きました。ここは、アルミ船を作る専門の造船所で現在、浄土ヶ浜遊覧船として活躍する予定の双胴船をつくっています。

「漁業」「運用」「船用機関」で身につけた知識、教科書に載っていた内容が目の前にでっかく存在します。教科書より、ビデオより、やっぱり実物を見るのが一番勉強になります。

 造船所の皆さん、ありがとうございます。

 ちなみに、本校からの就職先として造船所は人気の事業所の一つです。日本各地で卒業生が船を作っています。

 

みなさんは学校のブレインやで

 今日は、放課後に生徒会執行部の皆さんを校長室に招き入れて、「みなさんは学校のブレインやで、ぶっちゃけ本音でどんなことしたい?」って話をしばらくしました。

 入ってきたときは緊張していた面々が、話すうちに打ち解けて、

「ジャニーズ呼んで、盛り上がりたいです」「プロバスケ選手呼んで練習したいです」「福田パンとコラボして新商品作って売りたいです」「鮭の不漁調査して県などに提案したいです」「単純に修学旅行行きたいです」・・・

 盛り上がりたい、技術向上したい、地域協働、研究、コロナの被害・・・ 理解できる気持ちがたくさん聞けました。

 出来ることから、可能性を切り拓き、生徒とともに活力ある魅力ある学校作りを頑張ります。

 ちなみに「教室の扉の立て付けが悪いです」「女子トイレの故障を早く直して欲しいです」・・・なども

 古い校舎なので仕方が無いとは言わず、こっちは早急に対応しなくては。

 

 

 

 

久しぶりの職員給食

 今日は久しぶりの職員給食。

 コロナ感染症対策で集給室に集まらず、今回もお弁当で各自喫食。今日のメニューは「さばフライ弁当です」

 このところ、撮影のみの紹介でしたが。今日は味まで紹介できます。

 「あじフライ」ならぬ「さばフライ」アブラののった大きなさばの塩焼きもいいですが、今回のさばは中型半身、深みのあるさばのうまみとボリュームが最高でした。付け合わせは甘塩っぱいインゲン豆のごまあえとあまーいカボチャ。

 味噌汁はほんのり煮干しも感じるあわせだし、見えませんが、にんじんとゴボウが入っています。

 今日も、ほんとうにおいしくいただきました。ごちそうさま。

 

授業見学会

 今日は1年生の授業見学会でした。

 海洋生産科は「水産海洋基礎」で漁業の変遷について。食物科は「科学と人間生活」でエネルギーの有効活用について学習しました。

 ものすごくシーンッとしていたのは、参観の先生があまりに多かったせい??

 終業のチャイムが鳴ったとたんに、いつもの賑やかさが戻りました。

国・数・英・理・社・体・芸術と水産・食物の様々な専門科目。様々な科目で得た知識を総合的に自分の中で融合させて実習に活かし、そして、社会に出て力を発揮し、宮古の日本の未来を切り拓いていくのだ。

実習も、座学も頑張るのだぞ!!

1年生缶詰づくりに挑戦

 海洋生産科1年生、缶詰づくりに初挑戦。本校では2年生から「船舶運用コース」と「食品資源コース」に分かれます。1年生の時には船の実習も、食品実習も、養殖実習も様々行います。

 今日の水産海洋基礎の授業は「缶詰実習」でした。2,3年生の様に大量には作りません。魚もフィッシュカッターを使わず手切りです。そして、味付けも今回は・・・・ピーマンを入れたりにんにくやダイコン、ゴボウを入れたり、オリジナリティーを追求。

完成後、3か月程度過ぎたあたりが味が染みて食べごろです。ワクワクの1年生です。

頭落としはともかくとして、内臓抜きには四苦八苦!

 ヌルヌルイカも缶詰に              調味液は水煮用にしました

 何をやっても楽しい盛りの1年生

 各自、自信のオリジナル具材缶詰 どんな味に仕上がるのか??

 殺菌釜にいれたらあとは待つだけ 

 さあ、自慢のオリジナル缶詰を作った1年生たち、試食するのは3か月後?(もっと早くにやっちゃうかも)

 水産海洋基礎の授業で行います。

 ちなみに、缶詰は通常3年間の賞味期限をつけます。

 錆びてピンホールがあかない限り10年たっても食べられるわけではありますが、これも食品保存の勉強です。

 

 

実習船「海翔」イカ釣り実習

 今日は3年生のイカ釣り実習で先ほど実習船「海翔」が出港していきました。

 集魚灯をつけてイカを集め、擬餌針(イカ角)を使って手釣りと竿釣りでイカを狙います。

 釣り好きが多く、マイロッドを持参する生徒も多数です。

 イカも大不漁の状況ですが、なんとか技術と気合いでゲットするのだ!頑張れ最上級生3年生。

 あと、今回は海洋生産科の生徒とともに食物科の〇君も同乗しています。彼は卒業後、民間船の司厨員として働く予定なので、就職前の船内調理練習です。彼にとっては初めての乗船です。

                         イカ釣りグッズ 

 やる気満々3年生、今日の漁場は宮古湾口を出て水深75mあたり。

 ベテラン司厨長とスタッフ、そして、初乗船で緊張の〇君。心配するな、みんな初めは緊張なのだ。

「船内調理では、にんじんが転がらないように、全部まずは半分にするのだぞ」「フムフム」

 さて、明日の釣果報告と食事の感想が楽しみです。

 

 

宮古下閉伊地区高校芸術展

 今日12月4日(土)13:00-17:00と明日09:00-16:00、宮古市民文化会館で高校芸術展が開催されています。今日は午後から顔を出してきました。

 山田高校、宮古高校、宮古北高校、宮古商工高校、宮古恵風支援学校そして本校の6校の芸術作品が勢ぞろい。

 絵画、習字、写真、フラワーアレンジメント・・・すごい、うまい、さすが、おもしろい。満ち足りた気分で帰ってきました。

 会場は混んでいません、というより、すいています、入場料無料。密じゃないです。予約も不要。

 ぜひ、多くの皆さんに高校生の力作を鑑賞していただきたいと思います。

 

宮古高校文芸部の小説集「インクが出るまで螺旋を描いて」が持ち帰り自由で準備されていました。

 少々立ち読みしたらとまらなくて、遠慮なくいただきました。ありがとうございます。

 高校生 ほんとにすごいですね。

 

LHR(ロングホームルーム)にて

 今日は6校時がLHRでした。

 1年生は「グループディスカッション」で①宮水・宮古活性化について②復興教育について グループに分かれて話し合い、まとめをみんなの前で発表しました。

 地域の人たちともっと交流し、震災の情報などをどんどん発信する。とか、宮古水産高校オリジナル商品の販売やボランティア活動などで宮古水産高校をもっと理解してもらう。 など、本当に頼もしいアイデアが次々と出てきました。

 期待どおり(期待以上に!)生徒たちは地域や学校のことをよく考えてくれていてすごくうれしかったです。

 アイデアを出した後は実行するのみ!最大限バックアップしなくては。私も頑張ります。

 

 2年生は進路活動の一環として来週「管内事業所見学」に行くのですが、今日はその下調べ。クロームブックやパソコンでインターネットを利用して各事業所の仕事内容などを調べました。

 実際に、当日事業所に行けば働いている人たちと直接接し、目で耳でにおいで職場を体験し、気になることを直接質問し、それぞれの仕事を深く理解します。

 自分の近未来を設計して、目標に向かって資格取得などに励みます。

 1年生も2年生もまさに地域の担い手。5年後10年後30年後、宮古がますます魅力的な町になっていて、生徒たちが立派な大人になっていることを今から夢見てしまいます。

 

 

 

太鼓部 今年も全国大会出場決定

 先日宮城県登米市で行われた第10回東北太鼓ジュニアコンクールで本校太鼓部が東北地区の推薦枠をいただき、今年も全国大会に行けることになりました。3月20日に富山県で開催されます。

 寒い中、大きな音が出せるように今日も外で腹に響く音を出し続けています。

 いいぞ、がんばれ、太鼓部!!

 

寒い日は南の島を想って

 12月に入り、本格的に寒くなってきました。

 水産高校では、11月下旬に東京都の遙か離島 小笠原父島にスクーバダイビング実習に行きます。

 年が明けたらハワイに遠洋航海実習に行きます。

 こんなに寒い日は、父島の写真を見てほっと一息。

島に着いたらまずは岸からエントリー。体を海に慣らします。

とげに毒があるガンガゼがごろごろ

                            やる気まんまん

                         ガイドについて安全ダイビング

 実はこの写真、令和元年の11月の実習です。

 コロナの影響で昨年・今年と中止になったのです。

 でも、今年の生徒たちも宮古の海で十分練習を重ねてきて、Cカードを取得しています。

 卒業してから、小笠原でもハワイでも、インドネシアでも、世界の海で潜るのだ!! 社会人を楽しむのだぞ、3年生たちよ。

 

 

 

水産海洋基礎実習

 1年生は科目「水産海洋基礎実習」が週に一回あります。

 この日は「海辺の生物調査」でした。

 まずは歩いて磯辺の生物調査 ムラサキイガイ・ムラサキインコガイ・イシダタミ・クボガイ・キタムラサキウニ・・・・

 食べられるものも、食べられないものも、身近な生物を実際に手にして確認します。

 釣り班は リュウグウハゼ・クジメ・ベラ・メジナ・アサヒアナハゼ・・・・・

 ほとんど食卓に上がらない生物ばかり。

 近年、温暖化の影響か、昔は死滅回遊魚とか無効分散と言われたベラやイシダイの幼魚などが冬になっても釣れたりします。これらすべてが勉強です。

1年生、大好きな実習の一つです。

海から遠いと海にあこがれるのだ

 本校には、紫波・水沢・奥州など内陸から来ている生徒が何人も居ます。海好き船好き魚好き人間は当たり前ですが海辺の人たちだけではないのです。

 かくいう、わたくしも子供の頃は海まで遠い大阪・奈良(奈良には海がないですね)で育ち、海にあこがれあこがれて今の岩手での生活につながっています。

 今日はそんな内陸の中学生たちに、水産高校の面白さをPRするために矢巾北中学校を海洋生産科の先生と卒業生がお邪魔しました。

 山形県から本校に来て専攻科を卒業した大先輩が講師です。

 さあ、中学生の皆さんはどう感じてくれたのかな。

 県内内陸、県外からも、海好き・船好き・魚好き(海洋生産科へ) そして 料理好き(食物科へ) の皆さんを大歓迎します。

 

1海生の出港はいつも快晴☀

海洋生産科1年生の乗船実習はなぜかいつも快晴。

今日は実習船「海翔」での鮭延縄実習です。以前は、大きな鮭が何十匹も釣れて豪快な実習でしたがここ数年鮭は大不漁。乗船を楽しみにしてきた1海生の生徒たちの神通力が通じるか?

乗船したら出港前のオリエンテーション

係船索(もやいロープ)の回収作業も一生懸命

先週、自分たちで作った延縄仕掛け

餌のサンマを針に付けて(240本) 次々と海に投入

投縄終了 の報告も マイクを握る1年生

投縄は船尾から、揚げ縄は船首から、さあ、期待の1年生

あげたあげたあげた・・・・・・・・・・・

神通力は通じず、鮭は釣れませんでした。 残念。

でも、沖に出て、鮭釣りにチャレンジした面々は晴れ晴れとした顔で帰ってきました。

Come Back Salmon !!  

 

 

宮古の真鱈グルメフェア

 12/1〜1/31まで「宮古の真鱈グルメフェア」が開催され、宮古・山田・岩泉の26の飲食店で工夫を凝らしたマダラ料理メニューが提供されます。今日は、そのオープニングセレモニーが浄土ヶ浜パークホテルで開催されました。

 宮古の真鱈は底引き網やはえ縄漁法で漁獲されて最高の鮮度で市場に水揚げされるために高値で取引される優良魚種となっています。私たちにとって「マダラの刺身」は身近なものなのですが、他県ではめったに口にすることができない鮮度が良いからこそできる貴重なものなのです。

 美味しい料理でマダラの価値をPRし、宮古の真鱈の良さを全国に知らしめることで消費が活性化し市場での流通価格も品質に見合ったものになり漁師も潤う。そして、宮古の街も盛り上がる!!

 もちろん、漁船でもホテルやレストランでも多くの卒業生が活躍しています。

 本校では、海洋生産科の生徒も獲った魚がどのように流通し、どんな料理に生まれ変わって消費されるのかを勉強しています。食物科では、自分たちが調理している魚がどこでどのようにして獲られてどう流通しているのかを勉強しています。 

 (本校生徒開発の「まだらせんべい」今は、企業で生産販売しています。)

 料理を知っている漁師、漁師を知っている調理師、生産から消費までを総合的に理解して経済活動を推し進める。

 そんな人材に育ってくれることを期待しています。ますますがんばれ、水産高校生。

 

専門学科高校の集まり

    

 盛岡で開催された「岩手県産業教育フォーラム」に参加してきました。

 岩手県内の専門学科高校は「農業」「工業」「商業」「水産」「家庭(福祉含む)」の5つの部会に分かれてそれぞれ特色ある学習に取り組んでいます。

 今日は、その学習成果を各部会の代表が産業教育振興会会員企業の皆さんや各校の先生、生徒を前にして発表し、看護・介護実習のデモンストレーションや実習製品の販売をしました。

発表内容は

 花巻農業(農業部会)「米麹と二子里芋を使ったソーセージの開発と普及」

 盛岡工業(工業部会)「ロボット競技大会全国大会報告」

 水沢商業(商業部会)「eスポーツの可能性」

 久慈東高校(水産部会)「久慈のギンポを宝に出来るか5年目」

 久慈東高校(家庭部会:福祉)「現場実習・介護実習で学んだこと」

販売等では

 盛岡農業「ジャム、リンゴ、米、シクラメン等販売」

 盛岡工業「エコラン競技用自動車展示・ロボット競技参加ロボット実演」

 盛岡商業・水沢商業「盛商どらやき・ぎゅうぎゅうバーガーほか全国から取り寄せた商品の販売」

 宮古水産「サバ水煮・サバ椎茸味付け・ガストロ味付け缶詰販売」

 花北青雲・平舘「くもくまりんごドーナッツ・溶岩パン販売」

 久慈東「移動用電動リフト実演」

 岩手女子「バイタルサイン測定」

ついついこんなに買っちゃいました。

 

  くもくまりんごドーナッツ            盛商どらやき

   水商おとりよせ                盛農りんご

    宮水缶詰                    溶岩パン

 発表も実演も販売も、高校生がんばりました。

 

 

 

食物科の3校時そして

 今日の3校時、食物科2年生の授業を見学しました。科目は「コミュニケーション英語Ⅰ」。三重県にある高校の食物調理科生徒が運営するMago-no-Mise を題材に様々なことを英語でコミュニケーションする授業です。グループ内で、先生と、英語での意思疎通は私なんかよりずっと上手です。

 そして、英語の見学を終えて廊下に出ると今日もいいにおいが。

 調理室に向かってみると、3年生が「食物調理検定1級」の練習をしていました。

 検定では、生徒が栄養バランスや全体カロリー、盛り付けの工夫など、テーマに沿って各自でメニューを作成して時間内に調理を完了させなくてはいけません。今日の時間内も、全員が別々の料理をつくっています。

 調理の進み具合はまだ人それぞれで、みんな真剣、これから検定本番に向けてさらに練習が続きます。

まずはコミュニケーション英語Ⅰから

そして調理室

 「アユ、おいしそうに焼けたね」と声をかけると、「でも、穴空いちゃいました。失敗です。」と残念そう、次回はもっとうまく焼くぞとの思いを話してくれました。

誰もが夢を語れるまちみやこの実現

 今日は「陸中宮古青年会議所創立50周年式典」に参加してきました。

 青年会議所は「個人の修練(トレーニング)、社会への奉仕(サービス)、世界との友情(フレンドシップ)」を三信条 とする様々な職種の40歳未満の青年が集まった社会人集団です。

 先日の高校生「みやこ未来議会」では地域の担い手となる高校生たちをていねいにご指導くださいました。

 日本全国で700弱ある青年会議所の中でも陸中宮古青年会議所は1972年創立で今年が50周年。

 市長や初代理事長はじめ本日集まった式典参加者の皆さんはこれまで宮古を盛り上げ、これからも宮古を動かしていく力強い方々でした。もちろん、本校OBもたくさんいらっしゃいます。

 未来ビジョン2021-2030発表では「私たち、一般社団法人陸中宮古青年会議所は、地域の発展やまちづくり、ひとづくりをけん引するリーダーとなり、信頼できる仲間とともに、ものごとの本質を見極め、影響力の大きい事業を展開し、持続可能な運動によって、誰もが明るく夢を語れる豊かな地域社会の実現を目指します」と力強く宣言されました。

 宮古の街には、宮古を盛り上げようとするたくさんの人々がいます。

 力強い青年集団、それをバックアップする先輩社会人集団に力づけられ、私は水産高校の生徒たちが「明るい未来を自分たちで切り開いていこうとする強い気持ちづくり」にますます力を尽くさなくては、と気持ちを引き締めました。

松本理事長式辞                     そして山本市長祝辞

下宿訪問

 本校生徒たちが代々お世話になっている中坂下宿さんを訪問しました。

 宮古水産高校は明治40年から昭和57年まで戦時中(S20)空襲で寮を焼かれた期間以外はずっと寮があり、全国から優秀な人材が集まっていました。

 寮がなくなってからも、県外からも来る専攻科生を中心に県内内陸からの本科生徒たちは下宿屋さんにお世話になりながら勉学にいそしんでいます。中坂下宿さんは昭和50年頃から生徒たちの面倒を見てくれているベテラン下宿です。

 優しい下宿の大家さんとともに、生徒たちは15歳の高校1年生から20歳の専攻科2年生まで、家族のように暮らしています。

 手入れの行き届いた昭和の建物はとってもとってもいい雰囲気です。私は大好きだ。

 

 親切な大家さん夫妻と専攻科生 大家さんは先生以上に生徒のことを知ってくれています。

机の上には、「海上交通安全法」の参考書とノートが!

突然の来室も歓迎してくれました。

  

 

 

 

今日の香りの正体は?

 朝から冷たい雨が降り続きます。 

 でも、11時を過ぎた頃から、今日も校舎内には元気の出るニンニクのいい香りが・・・・・バターも??

 見ずにはいられず調理室へ。

 香りの正体は「ボルシチ」でした。

 今日の実習は 西洋料理のなかでもロシア料理 でした。

 ボルシチ(ロシア風ビーツ入りスープ)、ピロシキ、サラダ がメニューです。

 ボルシチの具材には 牛もも肉、タマネギ、にんじん、セロリ、キャベツ、ジャガイモ、ニンニク、ビーツ、トマトピューレ、バター、サワークリーム、パセリ と体に良い食材がたっぷり。

 できあがった班の生徒に「今日の料理で一番気をつかったところは?」と聞いてみると「ボルシチの味の調整です」。

 うーん、さすが、微調整するんだなと感心。

 そして、指導教員が味見に来ました。 冷静に一言「うーん しょっぱいね」 万人に受ける味を求めるのは厳しいものなのですな。私は、しょっぱいのも好きだぞ。こうしてプロに近づくんだ、〇君がんばれ。

 

豪華客船にっぽん丸

 日本を代表する豪華客船のひとつ「にっぽん丸」(2万2千トン)で調理に携わっている卒業生が昨夕来校してくれました。(たまたま休暇中)

 そして、今日は宮古港ににっぽん丸が入港。

 先ほど、山本市長のあいさつに始まり、さんさ踊りなどで歓迎。このあと花火大会も。

 見れば見るほど大きい船です。

 本校で、調理を学び、こんなにでっかい豪華客船で一流の調理に携わっている卒業生を誇りに思います。

 今回のクルーズは「みちのく宮古クルーズ」、コロナの影響で国内クルーズのみとなっていますが、コロナが治まればまた世界一周クルーズなどの海外航路も復活します。

 航海士として就職する卒業生、調理師として就職する卒業生。ほんとにすごい活躍です。

 「いつかは客として、世界一周クルーズに乗船したい」と夢見るわたくしです。

食物科を卒業後、東京の有名レストランで6年間経験を積み、現在にっぽん丸で奮闘中!

 下の写真の中央遠方の白い船は「りあす丸499トン」距離もありますが2万トンはでっかいです。

 

 

生徒会交流会2日目

 西和賀高校生徒会との交流会2日目

 昨日は測量体験で本校と海との距離と高低差を確認。その後、市内赤前の食堂でご主人から震災時のこと、震災後の食堂再開とこれまでのことをご講話いただき、みんなでおいしく晩ご飯をいただきました。

 今日は、朝から本校で「宮古の被災状況と いきる・かかわる・そなえる」講演会を聞き、その後、お楽しみの見学会。浄土ヶ浜でウミネコのえづけ、そして、浄土ヶ浜カレーをみんなで食べて、閉会式。

 たったの2日間ですが、昨日の緊張が嘘のようにお互いに親睦を深めました。

 年が明けたら、今度は、本校が西和賀をたずねます。再開を約束して別れを惜しみながら見送りました。

西和賀高校生徒会来校 復興学習交流会

 今日、明日と生徒会執行部交流研修が行われています。復興学習として大震災津波の教訓を確認しました。

 本校と西和賀高校との交流は平成12年にスタートしました。当時は「スノーバスターズ」と銘打って、本校生徒会チームが雪深い西和賀で西和賀高校生徒会とともに雪かきボランティアを行うというものでした。

 それから、21年目の今日、大震災で中断した年もありましたが、これまでずっと続けている行事です。

 大震災津波を経験してからは、本校が行くだけではなく、年に2回交流し、西和賀高校を本校に迎える際は震災復興学習を行っています。

 今日は、「私たちが当たり前に勉強している学校がいかに海から近いのか、海面からの高さがどのくらいあるのか」を自分たちで測量して確かめる体験をしました。

 お互い、はじめての体験ながら、真剣に事前学習し、協力し合って海岸から本校までを測量して確かめました。

 見ている私も、大震災当時を思い出しながら、震災の教訓を伝え続けなければいけないとの思いを強くしました。

 久しぶりに、大震災当時の学校付近の写真を見直したのでUPしました。

ここからは、大震災当時の学校付近の様子です。

そして、今日の学校付近

 平成23年3月11日、 生徒と一緒に学校前道路を高台に駆け上り、河南中学校の体育館に避難しました。

 寒い寒い夜を数日過ごし、それからのエピソードはまさに経験した人すべてが様々だと思います。

 この教訓は是非ともこれからの若者に伝え続けなくてはならないと思っています。

 

 

いいにおいに誘われて

11時を過ぎたあたりから、ろうかに漂ういい香り。

誘われて調理実習室に行ってみると・・・においの正体はベーコンとニンニクを炒めた香りでした。

今日の調理実習は イタリア料理/日常食/パスタ がテーマ。

スパゲティーカルボナーラ、キャベツとにんじんミニトマトのサラダ、デザートのかき でした。

いつもながらおいしそう!な仕上がりでした。

水産高校農場

 久しぶりに、校地内の温室をのぞいてみました。

 すると、こんなに寒くなってきたのに真っ赤なパプリカとつやつやしたピーマンが。

 食物科の生徒たちが来年度本格的に開始する予定の「SDGs循環型食材利用農場」のために、試験的に夏過ぎから温室で野菜を育てているのです。

 9月2日(木)の当BLGで紹介させていただいたとおり、調理実習で出た残渣(野菜くずなど)は日々着々と「コンポスト」に入れて微生物の働きで「堆肥」ができあがっています。

 来春には、自作の自然肥料(堆肥)で育てた野菜を使った調理実習を目指す水高農場(仮称)オープンか。 今からとても楽しみです。